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旅先での出会い
2007.11.29 (Thu) | Category : 誰も信じない人へ
心霊ものではなくてスマソ。
学生時代に青春18切符で旅をしたとき、秋田の象潟のユースに泊まった。たまたまシーズンオフで、オレ以外には宿泊客がいなく、話好きなオレには死ぬほどタイクツ。
そこの管理人のジイさんが確か73歳とか言ってたが、その人と夜更けまで女の話、戦時中の話、自分の人生でやり直したいことなどを語り合い結構盛り上がった。
次の朝、出発間際にジイさんがコンパクトカメラを出してきて「若いの、一緒に写らんか」と声を掛けてくれたので、喜んでハイ、チーズ!!
旅から戻ってしばらくして、すっかり忘れた頃にジイさんが二人で写った写真を丁寧に送ってくれた。ムサいオレとは対照的な穏やかで優しいお顔で写っている繁太郎さん。
ジイさんと一緒にいると何故か自分も優しく素直な人間になれる気がした。
半年後に再び旅に出たとき、ふとジイさんに会いたくなってふらりと寄ってみた。がジイさんはもうそこには居なかった。
聞くと既に他界されたとのこと。亡くなられた時期を尋ねるとちょうどオレに手紙付きで写真を送ってくれた頃だった。
ジイさんのいないユースを後にして、誰もいない田舎の駅のベンチであの優しい語り口調を思い出し、初めて身内以外の人のために泣いた。
学生時代に青春18切符で旅をしたとき、秋田の象潟のユースに泊まった。たまたまシーズンオフで、オレ以外には宿泊客がいなく、話好きなオレには死ぬほどタイクツ。
そこの管理人のジイさんが確か73歳とか言ってたが、その人と夜更けまで女の話、戦時中の話、自分の人生でやり直したいことなどを語り合い結構盛り上がった。
次の朝、出発間際にジイさんがコンパクトカメラを出してきて「若いの、一緒に写らんか」と声を掛けてくれたので、喜んでハイ、チーズ!!
旅から戻ってしばらくして、すっかり忘れた頃にジイさんが二人で写った写真を丁寧に送ってくれた。ムサいオレとは対照的な穏やかで優しいお顔で写っている繁太郎さん。
ジイさんと一緒にいると何故か自分も優しく素直な人間になれる気がした。
半年後に再び旅に出たとき、ふとジイさんに会いたくなってふらりと寄ってみた。がジイさんはもうそこには居なかった。
聞くと既に他界されたとのこと。亡くなられた時期を尋ねるとちょうどオレに手紙付きで写真を送ってくれた頃だった。
ジイさんのいないユースを後にして、誰もいない田舎の駅のベンチであの優しい語り口調を思い出し、初めて身内以外の人のために泣いた。
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