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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.22 (Fri) Category : 

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あつし と たっくん

2019.03.27 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

537:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)05:08:30ID:yKOU5zxYO
20代の頃に知人と会社をやっていたが、最終的に、ちょっとありえないような裏切りにあい、わずか3年で会社をたたんだことがある。

とりあえず貯金もほとんど底をつきそうだったので実家に避難し、体制を立て直そうとは思ったんだけど、あまりに傷心で、しばらく毎日酒ばっか飲んで荒れていた時期があった。

その頃、夢にたびたび小さな男の子が出てきた。小学1.2年くらいかな。
いつもだいたい
「たっくん。元気出して」
とか言われて、俺は目が覚める。
(俺が小さい頃に両親が俺を「たっくん」と呼んでいた)

何度目かに見た時に、夢ながらもさすがに慣れてきたんで、その子に
「君は誰なの?」
と聞いてみた。
すると、
「たっくんのお兄さんだよ」
と言われた。

夢の中なので特に不思議にも感じなかった(と思う)俺は名前を尋ねると、
「あつしっていうんだよ」
と。
そして子供は
「じゃあね」
みたいな感じでいなくなり、目が覚めた。

まあ俺も酒ばっか飲んでて頭がおかしくなってるのかと自分でちょっと怖くなり、いろいろと反省した。
仕事もせねば、と。
しかもせっかく実家にいるのに両親と飯も食わないのも何だし、その晩はめずらしく一緒に食べることにした。

テレビを見ながら両親と晩飯食べていた。
怖い系の番組でタレントが不思議な体験談を話していた。
食卓にはあまり会話らしい会話がなかったもので、落ち着かない俺は会話作りのためにテレビに便乗し、その子供の夢の話をしてみた。



538:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)05:10:46ID:yKOU5zxYO
すると父が
「その子、自分であつしって言ったのか」
と真顔で聞いてきた。
母はなんともいえない顔で俺を見て、箸を置いてしまった。
父はいぶかしい顔で
「とりあえずご飯食べなさい、後でちょっと話がある」
と。
俺は内心、
「なんだよおい…」
と思ったが、急いで飯を食べた。

食後、簡単に片付けをしてから両親が改まって話しを始めた。
俺には10歳上の姉がいるが、本当は最初に男の子がほしかったと。
まあそれで以後も子作りをして、また2年後くらいに妊娠したと。
妊娠がわかってから何ヶ月かした頃に、とある母の身体的事情で堕胎することに。
「無事生まれても奇形になる可能性が高い」
と医師に言われたそうで、
やむをえずという判断だったらしい。

堕胎の時点では男か女かはわからなかったそうなんだけど、両親はなぜか
「絶対に男の子だ」
という妙な確信をもっていて、名前をあらかじめ決めていた。
それが「あつし」とのこと。

この話は姉もまだ小さくて覚えてないようだったのでそれ以後は一切していなかったと。
しかし、俺が生まれるまではささやかながら仏壇に水やお菓子をあげたりしていたそうだ。
その後、だいぶたってから
「やっぱ男の子ほしいねえ」
という話が再燃して、結果、無事に俺が生まれたと。
その話をしながら母はぽろぽろ涙をこぼしていた。
父は
「魂は生きるのかねえ、う~ん」
などとしんみり。

その夜からとりあえず酒はやめて、仏壇にお菓子を供えた。
あつしが無事に生まれていたら俺はいなかったんだな、と思うと、気力が少しわいてきた。
なにはともあれ、そのような話がまさか自分にあるとは思ってもみなかったので、それがいちばん驚いた。



539:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)05:19:38ID:bi4lKlYc0
いやぁ、本当に不思議な良い話だなぁ・・

なんとなくだが、思わず居住まいを正した、ありがとう・・



540:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)09:05:52ID:dzNC2Kkg0
俺のカーチャンは俺の次の子を流産したって言ってたなあ。
その子が流産していなければ今の妹はいなかったわけだ。
なんか色々と感慨深い話だよな。
>>538
ありがちな話だけど色々考えさせられた。
ありがとう。乙でした。



541:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)11:07:26ID:LyEnudeS0
>>538
やっぱり生まれて来れなかった子供の魂って残ってるもんだよな。
自分兄、弟、妹がいて子供の頃なんでも分け合ってたのがすごく不服だったんだけど高校のころに変な夢を見て以来考えが変わった。

自分の部屋で兄弟4人でトランプをしてて、自分は誰がババを持ってるか知ってて。
どうやってババを回避しようかwktkしてたら、部屋のドアの前に知らない男の子がいるのに気づいた。
「入っておいでよ」
って言うんだけど、
「お母さんが入ったらいかんって言うから、行けん。」
って言う。
可哀想にな~・・・って思って目が覚める。

そんな夢をたびたび、時には一週間くらい続けて何度も見た。
自分も母も信心深いタイプだったし、オカルト好きだったからなんとなしに母に相談してみた。
そしたら母はしばらく言いづらそうに口ごもったあとに
「ウチの子らには誰にも言ってなかったけど、あんたらにはまだもう一人兄弟がいたのよ」
とのことでした。ちなみに、知らされているだけでも既に二人、死産した兄弟がいました。

三人目の死産は、兄弟みんなが幼稚園で物心もつきかけていたのでダメージが大きいし、両親も祖父母も悲しすぎて話題にさえできなかったそうです。

ほかの生まれて来れなかった兄弟のように、みんなから供養されなかったことが悲しくて自分の枕元に現れたのかと思うといじらしくて不憫で、涙が出ました。

それ以来、兄弟みんなの供養は毎年家族で行くようにしてる。
不思議な夢は見なくなって、兄弟姉妹お互い口にしないけど仲良くなったと思う。



545:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)17:51:26ID:/ThAKX0k0
私の上にも一人、生まれてこなかった兄弟がいる
お墓参りには昔から行っていたけど、何となく詳しいことは聞きづらくてその兄弟についてほとんど知らない。

お兄ちゃんか、お姉ちゃんか分からないけど夢の中でもいいから会ってみたいな。



546:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)18:16:33ID:1o1XxyDp0
>>545
母親に、妊娠中に食べたくなったものを聞いてみるといいかもよ。

自分にも1歳上の兄弟がいたはずなんだけどそのときのオカンはケーキや果物といった甘いものが無性に食べたかったらしい。
性別は確認していなかったものの、女の子だと確信していたって。

最初の子は流産してしまって、つぎに自分が生まれるというときには、甘いものはぜんぜんいらなくて、普通に魚や肉ばかり食べていたとか。
たしかに食べ物の好き嫌いはほとんどないんだけど、甘いものは苦手。




555:本当にあった怖い名無し:2008/07/07(月)00:26:46ID:K695gKxb0
>>546
へえ~、面白いね
確かに妊娠中って味覚が変わるっていうしね
そういう聞き方なら、気軽に聞けそうな気がするよ



542:本当にあった怖い名無し:2008/07/06(日)11:52:53ID:DW9IRUc00
あつし「たっくん。夢は夢スレって言われちゃうよ」



引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part45
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1213858874/537-555



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Title : 無題

私にも生まれて来れなかったお兄さんがいて
お兄さん生まれてたら、私はいなかったそうです

そう考えると、不思議ですね

で、私が中学生の時に
登校していると、橋の真ん中に
私を見ている男の人がいて

あ、お兄さんだって分かりました。
見守ってくれていたのかと思います。

たかにゃんこ 2019.04.07 (Sun) 18:30 編集

Re:無題

なんでその男の人がお兄さんだとわかったんだろうか

2019.04.08 12:38

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