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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.29 (Fri) Category : 

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見知らぬ猫

2007.11.29 (Thu) Category : 誰も信じない人へ

失礼します。
私は学生時代、数度、実家で猫といっしょに暮らしていた事がありました。
ほんの数年の間でした。その子たちが居なくなったり、死んだりしてしまった
あと、私は就学のため上京することになりました。
当然下宿暮らしで、猫はもう飼えないと解っていました。そうして上京の前夜、私は不安や後悔で胸が詰まり、食事も摂れずに一人で庭に出ていました。よく晴れた、月のきれいな夜だったと覚えています。
私がどうすることもできない不安にうずくまっている時でした。ふと、庭に見たことのない猫が一人、来ているのに私は気づきました。
大きめの、白と黒の毛並みのいい美猫で、女の子だったと思います。その猫は私を怖れることもなく、近くに寄ってきてくれました。私が手を伸ばすとその子は、何の抵抗もなく私に抱かれ、膝の上で丸くなってくれたのです。 
私はその時涙が止まらなくなり、泣きながら、猫と一緒に月を見ていました。
本当に、猫もずっと、私と一緒に月を見上げていたのです。私を心配した母が
「猫なんか抱いてないで、早く寝なさい」
と声をかけてくれなかったら、私はその猫が不安の見せた幻だったと、今も思っていることでしょう。

今から思えば、幻覚のような一夜でした。たぶん、どこかの飼い猫の子がたまたま家の庭に遊びに来てくれてきただけなのでしょうが、あの時の私は、その子が猫の神さまで、私を慰めに来てくれたのだと信じていました。
…すいません。ちょっと電波入っっちゃってますね…
でもあの夜、もしあの子が来てくれなかったら、私は挫折してしまっていたと思います。守ってもらうとか、そういうのとも違って、その…いっしょにいてくれる、それが、どれだけ私を支えてくれたか…
それは、ほかの子たちの想い出もいっしょなんです。

…長々と変なことを書いてしまいました。すみませんでした。







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