忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.11.23 (Sat) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

なんとおっちゃん

2019.03.09 (Sat) Category : ミステリー・不思議な話

964:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:21:34ID:OfzF80YqO
兵隊さんとの思い出」に似た経験をしたことがある。

小学生の頃、2年生の時だ。
父の仕事の関係で、関西圏の田舎に引っ越した。
引っ越した先の借家は一戸建ての平屋で、ちょっと古かった。
当時、学校の子とは上手く馴染めず、寧ろいじめられていた。
だもんで、俺はずっと一人遊びをしていた。

そんな時、絶対後ろにおっちゃんがいた。
俺が一人で遊び始めるといつの間にか後ろに立っている、スーツ姿のおっちゃん。
俺はそのおっちゃんを「なんとおっちゃん」と呼んでいた。

なんで「なんとおっちゃん」って呼んでたかっていうと、いつも
「これは何だ」
って指を差して聞いてきて、
「これは○○で、こうするもんだよ」
って説明したら
「なんと!」
って驚くからだ。

で、驚くだけでその話は終了。
また
「あれは何だ」
って指を差して聞いてくる、それだけのおっちゃんだった。
いつの間にか消えていて、いつの間にか後ろに立ってる、そんななんとおっちゃんは俺の良き遊び相手だった。



965:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:22:29ID:OfzF80YqO
今も昔も変わらず、俺は人に物を教えることが好きなんだ。
しかもなんとおっちゃんは、教えたことに対してびっくりしてくれるから、教えがいがあった。
その上、びっくりの度合いも説明の仕方や物の違いで変わった。
一番驚いてたのはテレビだったかなぁ…
テレビ画面にくっつきそうなぐらい顔を近付けてた。
あ、あとは炊飯器。

今思えば、電化製品に対してはびっくりの度合いがでかかったな。
ちなみにおっちゃんが聞いてこないものを説明すると、
「うむ…」
って顔をする。
興味なかったんだなw

ある日、俺は学校で物凄くいじめられた。
プールの後の着替えで、パンツを隠されたんだ。
しょうがないからってノーパンでいてたら、クラスのボスに
「こいつパンツ履いてへんで!」
って言われて、教室でズボン下ろされたんだ。

俺はめちゃくちゃ恥ずかしくて、学校を飛び出して家に帰った。
丁度母はいなくて、一人部屋にこもって泣いた。
んで、1時間ぐらいそうやってたら気が済んで、ヤクルトの空き容器とか集めて一人で遊び始めた。



966:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:23:15ID:OfzF80YqO
そしたらなんとおっちゃんが現れた。
「今何で家にいるんだ」
とか言わずに、おっちゃんは俺が作るものをしげしげと見ていた。
で、
「これは何だ」
と聞いてきた。
「これは光線銃だよ。これで○○(クラスのボス)も殺せるんだ」
俺はその日あったことがすっげぇ嫌で、パンツ隠した奴とかスボン下ろした奴とか殺したいぐらい憎かった。
でもケンカも弱かったから、慰めに俺は光線銃を作っていた。

すると、なんとおっちゃんは
「なんと!」
って驚かなかった。
あれ?と後ろを振り返ると、部屋一杯にでっかい般若みたいなヤツがいた。
目をギロッとさせて、俺を睨んでるんだ。

うわぁ!とびびって後退りすると、その般若みたいのがパッと消えた。
それからなんとおっちゃんは現れなくなった。

俺はあれ以来、「殺す」とか「死ね」って言葉を使うのが怖くなった。
なんとおっちゃんは
「そんなことを言っては駄目だ」
って教えてくれたのかもしれないけど、正直トラウマだ…



967:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:23:32ID:wqcH+C+80
う~~~む。
戦前の幽霊だったのかな・・・?



968:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:46:57ID:OfzF80YqO
>>967
俺もそう思ったんだけど、鏡とか鉛筆にもびっくりしてたから、違うと思う。
子供に付き合ってびっくりしてたんじゃね?って思う。



969:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)14:58:47ID:wqcH+C+80
なるほど。
遊び相手をしてくれてたってわけか。
海外の幽霊みたいだな。



970:本当にあった怖い名無し:2008/06/18(水)15:03:26ID:QvFhbFZU0
小学生の頃、近所にそんなおっちゃんいたなー。
いわゆる知的障害という噂。
子供がいるとすり寄って来て話しかけてくる。

いつも特定のお菓子もってて(たしかウエハース)、普通に子供と楽しく話してた。
こちらが何か言うと、だいたいが
「ほんとかほんとか」
って言う。

たまにかんしゃく起こすけど子供に危害はくわえなかった。
どこから来ている人とかは誰も知らなかった。

一度、近所のお寺でそのおっちゃんと花火やった。
坊さん出て来てみんな逃げ隠れたんだけど、そのおっちゃんだけ捕獲された。
寺の影から隠れて見てたんだけど、いつもと違う感じで
「はい…はい…申し訳ありません」
とか謝ってた。普通の大人だった。
以後、そのおっちゃんとは二度と遊ばなかった。
というか見かけなくなった。



引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part44
https://hobby11.5ch.net/test/read.cgi/occult/1209827401/964-970




.







拍手[0回]

PR

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[10/25 ukvartiraFum]
[10/04 NONAME]
[09/30 NONAME]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ