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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2007.11.28 (Wed) Category : 誰も信じない人へ

幼い頃に両親を亡くした父は、姉がずうっと彼にとっての母親のようなものでした。
戦争中に二人して結核を患い、供に病魔に苦しみ、克服してきたようです。
弟を育てる事で手一杯だった姉は、婚期を逃し、ずうっと独身でした。
弟のほうは結婚して、子供、つまりは私ができました。
病魔も完全には完治していなかったようで、姉・弟供に後遺症にいつも悩まされる日々でした。
こんな状況の中、ずうっと一人でいた姉の方はだんだん精神のほうがすさんでいって、その腹いせに弟の妻をいびるようになっていきました。
それでも弟の妻は、病みながら一人暮らしを続けるのは何かと問題があるから、同居して幸せに暮らそうと進言しましたが、姉のほうは意固地にも拒否し続けました。
弟が突然体調を壊し、入院することになり、それで手一杯だった弟の妻は1週間ほど姉と連絡がとれないままでした。
そして、彼女の家を訪れると炬燵の中でこときれている姉を発見しました。
死んでちょうど1週間が過ぎていて、炬燵の中にあった足はすでに腐乱が始まっていました。

入院中の弟に、妻が姉の死を伝えると無言で肩を震わせながら、何時間にもわたって泣いていたそうです。
とはいえ、なんとか気力をとりもどした弟は、それでも病魔を克服して生きていこうとしていました。

弟は日記をいつもつけていましたが、病気が進むにつれペンもまともにもてないようになりました。
満足に字がかけない状況でも、弟は日記を書きつづけました。
そしてとある夜のこと......。
震える手で刻まれた日記には、

”姉の気配”

そして翌日弟は亡くなりました。

姉がなにがなんでも、弟を呼び寄せたかったんだろうな、と思っています。







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