都市伝説・・・奇憚・・・blog
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2007.11.27 (Tue) | Category : 誰も信じない人へ
小さいときかぎっ子だった私は、小学校からまっすぐ祖母の家に行って、パート帰りの母に迎えに来てもらって母と一緒に祖母の家の隣の自分の家に帰る毎日だった。
その日は冬の寒い日で、いつものように祖母の家に行ったけど祖母はいなくて、田舎だからかぎも掛けてないしそのままあがりこんで茶の間のこたつに入っていた。
いつのまにかうとうとしていたらしい。男の人がどなる声を聞いた。
「おいっ!!」
…お客さんかな、でも何か聞いたことあるような…
ぼんやりと思ったけど眠い。居留守をつかおうとしたところ、もう一度、どなられてふらふらと玄関に出た。その後の記憶がない。
気が付いたときは心配そうな祖母と母がわたしの顔を覗き込んでた。
祖母は買い物先の店で友人に会い、ちょっとした用事があってその友人の家にそのまま出かけていたらしい。帰ってきたら私が玄関に倒れていたそうだ。私は小さくて気がつかなかったけど、こたつの部屋には
火鉢があってまだ火が残っていたそうで、もしそのまま部屋にいたら中毒になっていただろうという事だった。
そして、私は思い出した。どなり声が一年前に亡くなった祖父の声に似ていた事に。いつもにこにこ穏やかに笑っていた祖父だから怒鳴り声を聞いた事がなかった。祖父が助けてくれたんだと思う。
その日は冬の寒い日で、いつものように祖母の家に行ったけど祖母はいなくて、田舎だからかぎも掛けてないしそのままあがりこんで茶の間のこたつに入っていた。
いつのまにかうとうとしていたらしい。男の人がどなる声を聞いた。
「おいっ!!」
…お客さんかな、でも何か聞いたことあるような…
ぼんやりと思ったけど眠い。居留守をつかおうとしたところ、もう一度、どなられてふらふらと玄関に出た。その後の記憶がない。
気が付いたときは心配そうな祖母と母がわたしの顔を覗き込んでた。
祖母は買い物先の店で友人に会い、ちょっとした用事があってその友人の家にそのまま出かけていたらしい。帰ってきたら私が玄関に倒れていたそうだ。私は小さくて気がつかなかったけど、こたつの部屋には
火鉢があってまだ火が残っていたそうで、もしそのまま部屋にいたら中毒になっていただろうという事だった。
そして、私は思い出した。どなり声が一年前に亡くなった祖父の声に似ていた事に。いつもにこにこ穏やかに笑っていた祖父だから怒鳴り声を聞いた事がなかった。祖父が助けてくれたんだと思う。
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