都市伝説・・・奇憚・・・blog
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私(♂)にそっくりな女子
2018.07.22 (Sun) | Category : 体験特集
よしぞー様
はじめまして。
いつも貴ブログを楽しく拝読している者です。
先日ふと思い出した私の体験談を投稿させていただきたく、メールいたしました。
私(♂)が中学二年の頃の話です。
私の通っていた中学校はすぐ近くに女子高があり、登下校時には大勢の女子高生とすれ違います。
中学女子にはない色気を湛えた彼女たちを見ては、我々中学男子は胸をときめかせていました。
そんなある日、当時所属していた弓道部の友人に、ふいに
「お前さぁ、お姉ちゃんとかいる?」
と訊かれました。
しかし私は一人っ子です。
「いないけど、何で?」
「〇〇高校(その女子高)の生徒の中に、お前にそっくりな女の人がいた」
自分で言うのも悲しいですが、私は不細工です。
肥溜めに墜落したアンパンマンみたいな顔をしています。ですからその時も、その友人の言葉を、
「まぁ、俺みたいな顔のブスなんかいくらでもいるだろうな」
と思い、適当に流してしまいました。
しかし、その一週間後、今度は弓道部の後輩から、
「先輩って、お姉さんいますか?」
と訊かれたのです。理由を尋ねると、友人と同じで、
「〇〇高校に、先輩にそっくりな女の人がいるんです」
とのこと。
この時点で何となく違和感を覚えたのですが、その後、同じクラスの友人、まったく喋ったことのないヤンキー女子、担任の先生、挙句の果てには教育実習に来ていた大学生のお姉さんにまで、ほとんど同じことを言われました。それも、短期間ではなく、ほぼ足掛け一年の間、思い出したように、違う人から、そのことを訊かれるのです。気づけば学年も変わっていました。
さすがに気味が悪くなり、ある日、最初にそのことを指摘してきた友人に
「今日は部活を休んで、下校してくる女子高生たちを一緒に見て、誰がその女の人なのか教えてくれ」
と頼みました。
友人も快諾してくれて、早速その日の放課後、女子高の正門の向かい側にあるコンビニの駐車場に座り込み、ぞろぞろ出てくる女子高生たちをじっと観察していたのですが、友人が一向に指摘しません。
「どれなんだよ」
「いや、まだ来てない」
「もうそろそろ出てきただろ」
「いや、見当たらない」
そんなやり取りをしているうちにすっかり暗くなってしまい、結局作戦は失敗に終わりました。
「もしかしたら、卒業しちゃったのかもね」
という友人の言葉に一応納得はしたのですが、何となくモヤモヤした気持ちは消えませんでした。
しかし、ある日曜日、弓道部の活動中、部室に置いてあった荷物を顧問の車に運ぶ作業をしていた友人が、慌てた様子で弓道場に飛び込んできて、
「いた!お前に似てる女!すぐ来い!」
と言うではありませんか。
急いで弓道場を飛び出し、塀に身を乗り出して、友人の指さす方向を見ると、そこには、ショートカットの女子高生が、自転車で走り去っていく後姿がありました。
「あー!いっちゃったー!」
友人はとても残念そうに頭を抱えていました。しかし、私はなぜかその時、
「見れなくてよかった」
と直感的に安堵したのを覚えています。
「見たら俺、どうにかなっちゃうかもしれない」
そんな恐怖に突然襲われたのです。
その後も、ちょこちょこ目撃証言は届いたのですが、もう私は聞き流すだけでした。
今思い出してみると、もしかしたら私は単に中学生の悪ノリでからかわれていただけなのかもしれないな、とも思うのですが、これが、霊感もない、平々凡々と歩んできた私の人生の中に、唯一奇妙な形のシミとして消えずに残っている不思議な体験です。
とりとめもない長文、失礼いたしました。
ただ確実に言えることは、私に似ている女子が本当にいたとしたら、そいつはドブスだということです。
(メールで投稿いただきました!ありがとうございました)
.
はじめまして。
いつも貴ブログを楽しく拝読している者です。
先日ふと思い出した私の体験談を投稿させていただきたく、メールいたしました。
私(♂)が中学二年の頃の話です。
私の通っていた中学校はすぐ近くに女子高があり、登下校時には大勢の女子高生とすれ違います。
中学女子にはない色気を湛えた彼女たちを見ては、我々中学男子は胸をときめかせていました。
そんなある日、当時所属していた弓道部の友人に、ふいに
「お前さぁ、お姉ちゃんとかいる?」
と訊かれました。
しかし私は一人っ子です。
「いないけど、何で?」
「〇〇高校(その女子高)の生徒の中に、お前にそっくりな女の人がいた」
自分で言うのも悲しいですが、私は不細工です。
肥溜めに墜落したアンパンマンみたいな顔をしています。ですからその時も、その友人の言葉を、
「まぁ、俺みたいな顔のブスなんかいくらでもいるだろうな」
と思い、適当に流してしまいました。
しかし、その一週間後、今度は弓道部の後輩から、
「先輩って、お姉さんいますか?」
と訊かれたのです。理由を尋ねると、友人と同じで、
「〇〇高校に、先輩にそっくりな女の人がいるんです」
とのこと。
この時点で何となく違和感を覚えたのですが、その後、同じクラスの友人、まったく喋ったことのないヤンキー女子、担任の先生、挙句の果てには教育実習に来ていた大学生のお姉さんにまで、ほとんど同じことを言われました。それも、短期間ではなく、ほぼ足掛け一年の間、思い出したように、違う人から、そのことを訊かれるのです。気づけば学年も変わっていました。
さすがに気味が悪くなり、ある日、最初にそのことを指摘してきた友人に
「今日は部活を休んで、下校してくる女子高生たちを一緒に見て、誰がその女の人なのか教えてくれ」
と頼みました。
友人も快諾してくれて、早速その日の放課後、女子高の正門の向かい側にあるコンビニの駐車場に座り込み、ぞろぞろ出てくる女子高生たちをじっと観察していたのですが、友人が一向に指摘しません。
「どれなんだよ」
「いや、まだ来てない」
「もうそろそろ出てきただろ」
「いや、見当たらない」
そんなやり取りをしているうちにすっかり暗くなってしまい、結局作戦は失敗に終わりました。
「もしかしたら、卒業しちゃったのかもね」
という友人の言葉に一応納得はしたのですが、何となくモヤモヤした気持ちは消えませんでした。
しかし、ある日曜日、弓道部の活動中、部室に置いてあった荷物を顧問の車に運ぶ作業をしていた友人が、慌てた様子で弓道場に飛び込んできて、
「いた!お前に似てる女!すぐ来い!」
と言うではありませんか。
急いで弓道場を飛び出し、塀に身を乗り出して、友人の指さす方向を見ると、そこには、ショートカットの女子高生が、自転車で走り去っていく後姿がありました。
「あー!いっちゃったー!」
友人はとても残念そうに頭を抱えていました。しかし、私はなぜかその時、
「見れなくてよかった」
と直感的に安堵したのを覚えています。
「見たら俺、どうにかなっちゃうかもしれない」
そんな恐怖に突然襲われたのです。
その後も、ちょこちょこ目撃証言は届いたのですが、もう私は聞き流すだけでした。
今思い出してみると、もしかしたら私は単に中学生の悪ノリでからかわれていただけなのかもしれないな、とも思うのですが、これが、霊感もない、平々凡々と歩んできた私の人生の中に、唯一奇妙な形のシミとして消えずに残っている不思議な体験です。
とりとめもない長文、失礼いたしました。
ただ確実に言えることは、私に似ている女子が本当にいたとしたら、そいつはドブスだということです。
(メールで投稿いただきました!ありがとうございました)
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