都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
くねくね異聞(15)
2018.07.22 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
950:本当にあった怖い名無し:2006/12/07(木)03:21:10ID:dCsg6z5pO
去年の今頃、先輩と二人で日本海にサーフィンに行った。
一応、フル装備で行ったが、水温が予想外に冷たく、『寒い』と言うより『痛い』だった。
俺と先輩はサーフィンを断念し、カニでも喰いに行こう!と、近くのカニ鍋を出してくれる民宿に泊まる事にした。
風呂で暖まった後、夜の海が見える部屋で酒を飲みながら喰うカニ鍋、最高だった。
二人ともほろ酔いになりかけの頃、先輩が
『おいおい!こんな時間に波乗りしてる奴おるぞ!』
と。
俺は
『んな阿保な!』
と言いながら海を見た。
すると、確かに、海にポツンと白いスエットスーツを着た奴がいる。
しかし時間はすでに夜の10時を回っている。
『あいつ、何してんすかね?』
と俺は言った。
先輩はその『白い奴』をジーっと見つめたまま黙っていた。
俺は
『あいつ寒くないんすかね?っつーか、暗くて波見えんっしょ?』
と言った。
その時、先輩が、その『白い奴』を見ながら
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアア!』
と気持ち悪い声を出しはじめた。
俺は何のギャグだ?と思い、先輩を見た。
先輩は一点(白い奴)を見つめながら、
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアア』
と不気味な声を出し続けた。
951:本当にあった怖い名無し:2006/12/07(木)03:38:02ID:dCsg6z5pO
俺は先輩に
『いやいや、何の真似っすか?』
と聞いても返事どころか、その奇声をずっと出し続ける。
俺は訳がわからず、とりあえず先輩の両肩を揺すり、
『ちょっ!先輩!』
と言うと、先輩は
『ギヒィィィィィィ!』
みたいな甲高い声を出し、泡を吹きながらその場に仰向けに倒れた。
俺は急性アルコール中毒かと思い、慌てて誰かを呼ぼうとした、その時、『キイィー-ーン』と、凄い高い音と共に頭痛がした。頭の中で鉄琴を叩かれたような。
俺は頭を抱え込み、うずくまった。
その音が段々と高くなってくる。
そして頭の中にその高音と共に、凄く低い男の声で
『おーーーい・・・おーーーい・・・』
と聞こえてくる。
俺は頭を抱えながら何気に窓の外を見た。
するとさっきの白い奴が海の上(海面)に立ちながら気持ち悪い動きをしながら、こちらに歩いている。
まるで全身の骨が折れたような、操り人形のような、
人間とは思えない動きで少しずつこちらに歩いていた。
俺は本能的に
『ヤバイ!』
と思い、とっさに卓上の食器やコップを壁に蹴りつけた。
『ガシャーン!!』
食器などが割れる音に気付いた民宿の従業員が駆け付けてくれ、それと同時に頭痛が消えた。
先輩は気を失っていた。
953:本当にあった怖い名無し:2006/12/07(木)03:46:28ID:dCsg6z5pO
民宿の従業員はすぐに救急車を手配し、駆け付けた救急隊員に
『食中毒の恐れがある』
と言われ、先輩と一緒に、俺も救急車に担架で搬送された。
救急車の中で隊員に
『何か生の物を食べたか?』
とか色々聞かれ、ありのままの事を答え、海に変な白い奴がいた事も報告した。
すると、三人いた救急隊員は何か気まずそうな雰囲気を出し、しばらく沈黙が続いた。
そして一人が
『・・・今年も出たかぁ・・・』
と小さな声で呟いた。
俺は何だか恐くなって、それ以上は聞けなかった。
p.s.
今では先輩も元気です。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?151
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1164863427/950-953
去年の今頃、先輩と二人で日本海にサーフィンに行った。
一応、フル装備で行ったが、水温が予想外に冷たく、『寒い』と言うより『痛い』だった。
俺と先輩はサーフィンを断念し、カニでも喰いに行こう!と、近くのカニ鍋を出してくれる民宿に泊まる事にした。
風呂で暖まった後、夜の海が見える部屋で酒を飲みながら喰うカニ鍋、最高だった。
二人ともほろ酔いになりかけの頃、先輩が
『おいおい!こんな時間に波乗りしてる奴おるぞ!』
と。
俺は
『んな阿保な!』
と言いながら海を見た。
すると、確かに、海にポツンと白いスエットスーツを着た奴がいる。
しかし時間はすでに夜の10時を回っている。
『あいつ、何してんすかね?』
と俺は言った。
先輩はその『白い奴』をジーっと見つめたまま黙っていた。
俺は
『あいつ寒くないんすかね?っつーか、暗くて波見えんっしょ?』
と言った。
その時、先輩が、その『白い奴』を見ながら
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアア!』
と気持ち悪い声を出しはじめた。
俺は何のギャグだ?と思い、先輩を見た。
先輩は一点(白い奴)を見つめながら、
『ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙アアア』
と不気味な声を出し続けた。
951:本当にあった怖い名無し:2006/12/07(木)03:38:02ID:dCsg6z5pO
俺は先輩に
『いやいや、何の真似っすか?』
と聞いても返事どころか、その奇声をずっと出し続ける。
俺は訳がわからず、とりあえず先輩の両肩を揺すり、
『ちょっ!先輩!』
と言うと、先輩は
『ギヒィィィィィィ!』
みたいな甲高い声を出し、泡を吹きながらその場に仰向けに倒れた。
俺は急性アルコール中毒かと思い、慌てて誰かを呼ぼうとした、その時、『キイィー-ーン』と、凄い高い音と共に頭痛がした。頭の中で鉄琴を叩かれたような。
俺は頭を抱え込み、うずくまった。
その音が段々と高くなってくる。
そして頭の中にその高音と共に、凄く低い男の声で
『おーーーい・・・おーーーい・・・』
と聞こえてくる。
俺は頭を抱えながら何気に窓の外を見た。
するとさっきの白い奴が海の上(海面)に立ちながら気持ち悪い動きをしながら、こちらに歩いている。
まるで全身の骨が折れたような、操り人形のような、
人間とは思えない動きで少しずつこちらに歩いていた。
俺は本能的に
『ヤバイ!』
と思い、とっさに卓上の食器やコップを壁に蹴りつけた。
『ガシャーン!!』
食器などが割れる音に気付いた民宿の従業員が駆け付けてくれ、それと同時に頭痛が消えた。
先輩は気を失っていた。
953:本当にあった怖い名無し:2006/12/07(木)03:46:28ID:dCsg6z5pO
民宿の従業員はすぐに救急車を手配し、駆け付けた救急隊員に
『食中毒の恐れがある』
と言われ、先輩と一緒に、俺も救急車に担架で搬送された。
救急車の中で隊員に
『何か生の物を食べたか?』
とか色々聞かれ、ありのままの事を答え、海に変な白い奴がいた事も報告した。
すると、三人いた救急隊員は何か気まずそうな雰囲気を出し、しばらく沈黙が続いた。
そして一人が
『・・・今年も出たかぁ・・・』
と小さな声で呟いた。
俺は何だか恐くなって、それ以上は聞けなかった。
p.s.
今では先輩も元気です。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?151
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1164863427/950-953
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター
この記事にコメントする