忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.11.23 (Sat) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

うちの母方の叔母はニートの長男を飼っていた。

2018.06.29 (Fri) Category : 人を信じすぎる人へ

102:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)19:22:50ID:Z6x
うちの母方の叔母はニートの長男を飼っていた。
35年飼育したうち20年は学校も行かず働かず、自分の部屋でゲームしてAV見てPC買ってもらってからはネットしてネトゲして、なんかいろいろ課金して生きてた。
叔母はそんな長男を口では愚痴るものの、いっさい叱らなかった。

叩きだせと言われても「でもかわいそう」
働かせろと言われても「無理したら長続きしないし」
寮つきの工場にぶち込めと言われても「あの子は温室育ちだから。病気になっちゃう」
とグダグダ。

叔父がけっこう稼ぎがあったのが災いして、ずっと家で飼育し続けてきた。



103:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)19:23:22ID:Z6x
しかし叔父がある日、動脈瘤破裂で急死。
保険金は入ったが生活は一気に苦しくなった。しかしむろん長男は働かない。
しかたなく叔母が掃除婦のバイトに出た。

長男は叔母が疲れて帰ってきても家事なんかするわけない。
「メシまだ」
「使えねえな」
といつもどおり。
叔母は体を壊して入院。悪いとこが見つかって手術することになった。
当然長男は何もしない。

叔母の送迎もないし、付き添いもしないし、見舞いもしないし、下着やタオルの差し入れも
もちろんしないし、病院に一度も行かなかった。
叔母は親戚にも入院したことを言わなかった。
「ほら見たことか」とまた子育て失敗を説教されるのがいやだったみたいだ。
叔母が入院、手術したと母や俺が知ったのは、退院して半月も経ってからのことだった。

叔母は入院中
「大部屋だから他の人はみんな、家族が来るでしょう。私だけ最後まで一人でねえ。天涯孤独だって嘘ついといたけどほんとは息子がいるのにって何度も思ったわ。みじめだったわ」
と泣いてた。
でも結局、長男に対し何も手を打つことはなかった。



104:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)19:23:41ID:Z6x
そして叔母は死んだ。
病死じゃなく衰弱死?みたいな死因だった。
体が弱って胃が食べ物を受け付けなくなって、半分餓死みたいなもんだったらしい。
近所に住んでる別の叔母2がたまに様子を見に行ってたらしいんだがその叔母2が旅行中に死んじゃったので、叔母2が自分を責めて、これはこれで大変だった。

で、ニートが残された。
こいつが喪主のはずなんだが、
「いやだ。誰かやって」
の一点張りで動かないため伯父の長男が葬儀の挨拶とか、お寺さんへのお礼とか全部やった。
バタバタとなんとか葬儀を済ませ、焼き場でお骨にし、親戚一同は帰った。
ニートは何か言いたげだったが、みんな目をあわさず早足で帰った。



105:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)19:24:00ID:Z6x
家は持ち家だし、貯金はけっこうあるはずだから5,6年は食い繋げるはず。
叔父叔母には悪いが、誰も引き取りたがるやつなんていない。
以下ちょっとオカルトっぽいんだが、その長男に唯一教えてる俺のPCのアドにメールが来た。
叔母がまだ家の中にいるんだってさ。

でも何するわけじゃなく、寝室の布団で寝てるだけらしい(実際は布団はもう敷かれてない)。
長男は母親が死ぬ間際、もうすぐ死ぬなってわかってたんだって。
でもめんどいし、何したらいいかわからないし、今誰か呼んだらきっと自分が叱られるんだろうなって思って、まあいいや明日誰かに電話しよう、明日やろう明日やろう、と思ってるうちに

叔母が死んじゃったんだって。
で叔母が死んでから、伯父に電話して来てもらったら、みんな誰も自分を叱らなかったからポカーンだったそうだ。
で、今家にいる幽霊?の叔母も、やっぱり恨み言を言ったり叱ったりしないらしい。
ただ寝てるんだって。死ぬ直前のガリガリに痩せた叔母が、えんえんと寝てるだけ。

メールの最後に
「そっちに行っていいか」
って書いてあった。
俺の実家じゃなくてアパートに転がり込みたいって話だった。
もちろん丁重にお断り致しました。

叔母があいつを叱らないのは甘やかしだったけど、その他の親戚があいつを叱らないのはあいつに叱る価値もないからなんだよな。
説教したり、諭したり、そういうのやる手間すらもうあいつにかけたくないからなんよ。

だんだんあいつもそれがわかってきたみたいだ。

誰かがあいつに何かしたとか、するわけじゃないけど今後の長男の人生は、たぶん何かに復讐されてるようなもんなんだと思う。



106:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)19:28:17ID:Z6x
補足
貯金があるのに叔母が働いたのは
「長男ちゃんのために貯金をそっくり残しておきたい」
だそうだった。
そこまで尽くしても何も報われなかった叔母は化けて出(るかどうかわかんないけど)ながら何考えてんだろうか。



107:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)21:41:50ID:jk2
>>106
まーだ息子ちゃんのこと考えてるよ。
息子ちゃんには私がいなきゃダメだって。



108:名無しさん@おーぷん:2015/02/06(金)21:58:00ID:Gan
>>106
自分が死んだことに気づいてないんじゃないのその母親
時間間隔もないんだし『いつもの通り』で過ごしてんのかもね
叱られるうちが花とはよく言ったもんだ
学生の時はウゼーと思ってたけど、社会に出てからしみじみそう思う



引用元:復讐とまではいかないちょっとしたいたずらや仕返しを語れ 2
http://kohada.open2ch.net/test/read.cgi/kankon/1421112725/102-108




.







拍手[0回]

PR

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[10/25 ukvartiraFum]
[10/04 NONAME]
[09/30 NONAME]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ