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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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たった一度の体験

2018.05.20 (Sun) Category : 体験特集

はじめまして。

今日初めて『きさらぎ駅』の話を知り、あちこち読み漁ってるうちに、こちらにたどり着きました。
検証とか凄く面白いですね。

鉄道絡みの怪談は、先輩などから色々と聞いたことがありましたが、正直話し半分に聞き流す程度でした。私自身、そのような体験もありませんし。
しかし、一度だけ間接的に怖いなって感じた事がありました。

それは、まだ車掌時代だった時に起きました。
ようやく特急にも乗務できるようになって慣れてきた頃、信号場に8分停車予定で停車しました。

本来の車掌業務として、駅は勿論、信号場でも停車中は、目視にて車輌から乗り降りする人を見ていないといけないのですが、信号場は基本的にお客様の乗降がありませんし、ドアも開けないので進入時と発進の際に目視するだけで、停車中は目視してないのが当たり前になっておりました。

ちなみに今回の信号場は、過去に無人駅でしたが現在は廃駅→信号場となった経緯もあり、見た目は田舎の無人駅といった感じです。
しかもそこは、海岸の崖上に位置しており、トンネルとトンネルの僅かな陸地にある信号場で、車で近寄れない場所という事もあり、陸地の孤島と呼ばれてる場所です。
鉄道マニアの間では、かなり有名なスポットです。

話しを戻しますが、そこに停車して数分もしないうちに、乗車中のお客様が車掌室のドアをノックしてきて、
『記念だから自分も降りて撮影したいんだけど』
と言ってきたんです。
お客様には、停車前の車内放送で案内した通り、ホームに降り立つ事はできませんと説明したのですが、
『さっき降りてホーム歩いてた奴等にだけ特別扱いしてずるいだろ』
と。この馬鹿、降りたいからって嘘言うなよと思いつつ、非常レバーで扉のエア抜いて勝手に降りてる客がいれば、車掌室で警告音とランプですぐに分かるのですが、そのような形跡も無し。

客には無理ですからとつっぱねて、一応先頭まで車内の扉が空いてないか確認して、運転室からホームに降り立ち、ホームを歩いて車掌室に戻りがてら人がいないか確認。当然異常無し。
あの半クラッチ(社内隠語でイカれた客)余計な仕事させやがって!とイラっとしたところで発車。

一応というか業務なので、めんどくせーと思いつつ、窓から顔出してホームを目視。
動きだして少し進んだところで、
『あ!』
と思わず声が出してしまいました。なんと本当に人がいたんです。
ホームの端は少しスロープ場になってるのですが、そこに比較的若い男性とかなりの婆ちゃんの二人が。

思いっきり目が合ったのでゾッとしたのも束の間。
やべー、、、マジで勝手に降りてたとして乗り残しとかだったら、俺の責任が問われるし、訓告レベルの始末書もんだ... てか、非常ブレーキかけて確認するか、いやまずウテシに放送かけるか。

瞬時にあれこれ考えて、下した決断が見て見ぬふり。
機械の故障でもない限り、降りた客は絶対いない。
あそこにいたのは、鉄道マニアの親子。
夜の22時過ぎだけど、たぶん国道に車停めて、険しい獣道を30分歩いて来たんだろ。(実際来れる)そう思いつつ、保身に走りました。

今思えば、いや、当時から思ってたけど、あの婆さんが歩いて来れるか普通?なぜあそこにいた?目が合った時、凄いヘルプオーラ出してたけど、なんだったんだ?幽霊とかは信じないので、いつまで経っても納得できる答えを導きだせないでいます。

俺しか知らない小幌(信号場の地名)の親子の話しでした。

長文すいません。


(※コメント欄に現役ウテシさんから投稿いただきました。ありがとうございました)




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