都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ウサギさんがいるよ
2018.05.13 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
502:コピペ1/3[]:2006/12/01(金)14:18:42ID:3WDSwSrZ0
家族で伊豆の下田方面へ行った時の事です。
下田の町に入る直前に左に曲がる交差点がありそこを左折すると有名な岬が有ります。
季節は冬。確か水仙が沢山咲いていると言うことでそこに向かいました。
途中、天皇陛下のご用邸とかが有り、その広い敷地に沿って進むと駐車場に着きました。
海岸を歩きながら水仙を見ましたが、当日風が強く、物凄い寒さで早く帰りたいと思っていました。しかし、子供は元気です。
「あそこに灯台があるよ。」
と私の手を引いて小高い岬の上へと続く階段をを上って行きました。
妻と下の子は、寒さのため車に戻っています。
階段を登り終わると、そこは芝生に覆われていて左手は岬の先端となり灯台が有りました。
2人は灯台へと向かいました。もうすぐ灯台に着こうと言う時、
「ウサギさんがいるよ。」
子供が叫びます。
503:コピペ2/3[]:2006/12/01(金)14:19:46ID:3WDSwSrZ0
子供が言う方向を見ると確かにウサギの耳が見えます。
灯台の周りには欄干が有るのですが岬の最先端の所の欄干の下(踊り場の下)からウサギの耳が”ぴょこん”出ています。
きっと、岬の先端の欄干の下にちょっとしたあそびが有りそこにウサギがいて耳だけ出していると思っていました。
子供は、夢中で走り出します。
でも、何か嫌な気がして、
「ちょっと待って。」
子供は、聞いていません。
「○○、待ちなさい。」
大声を上げると”びくっ”とした様子で子供は立ち止まり恨めしそうな顔をしてこちらを見ます。私も怖くなるような物凄い恨めしそうな顔でした。
私は、子供の所へ駆け寄り手を握りました。
「おとうさん、どうしたの。」
「危ないから、怒鳴ったんだよ。」
「怒鳴ったの?」
「えっ」
取りあえず、手をつないで灯台へと向かいました。
既に、ウサギの耳は見えません。
「ウサギさん逃げちゃったね。」
504:コピペ3/3[]:2006/12/01(金)14:20:43ID:3WDSwSrZ0
残念がりながら灯台まで行き灯台の周りの踊り場に立って欄干の所に行こうとした時、”ゾッ”としました。
欄干の下は、直接断崖絶壁となっていて遊び場など有りません。
小動物がもとどまるところなど有りませんでした。
何メートル下には崖の凹凸が有りウサギが休める様な所は有りますが鳥でもない限り降りることは出来ません。
それよりも、何故、ウサギの耳が見えていたのかです。
欄干の近くに行くのも嫌なのでそのまま灯台を後にしました。
車に戻ってその話を妻にしましたが、気のせいだよと言われてしまいました。
「でも、良かったよ。○○がウサギの所へ行こうと灯台の方に走って行ったのを止めて。でも、大きな声を出したからびっくりしたろう。」
「ぼく、走らないよ。ずっと手をつないでいたじゃない。」
子供が言うことなのでと思いましたが、本人は走った記憶、怒鳴られた記憶は全然無い様でした。
その時、立ち止まった後の恨めしそうな顔が思い出されました。
今思うとあの顔は、子供の顔でなかった様な気がします。
あのまま、呼び止めなければ。
考えたくありません。
引用元:不可思議な体験、謎な話~enigma~Part36
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161355593/502
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家族で伊豆の下田方面へ行った時の事です。
下田の町に入る直前に左に曲がる交差点がありそこを左折すると有名な岬が有ります。
季節は冬。確か水仙が沢山咲いていると言うことでそこに向かいました。
途中、天皇陛下のご用邸とかが有り、その広い敷地に沿って進むと駐車場に着きました。
海岸を歩きながら水仙を見ましたが、当日風が強く、物凄い寒さで早く帰りたいと思っていました。しかし、子供は元気です。
「あそこに灯台があるよ。」
と私の手を引いて小高い岬の上へと続く階段をを上って行きました。
妻と下の子は、寒さのため車に戻っています。
階段を登り終わると、そこは芝生に覆われていて左手は岬の先端となり灯台が有りました。
2人は灯台へと向かいました。もうすぐ灯台に着こうと言う時、
「ウサギさんがいるよ。」
子供が叫びます。
503:コピペ2/3[]:2006/12/01(金)14:19:46ID:3WDSwSrZ0
子供が言う方向を見ると確かにウサギの耳が見えます。
灯台の周りには欄干が有るのですが岬の最先端の所の欄干の下(踊り場の下)からウサギの耳が”ぴょこん”出ています。
きっと、岬の先端の欄干の下にちょっとしたあそびが有りそこにウサギがいて耳だけ出していると思っていました。
子供は、夢中で走り出します。
でも、何か嫌な気がして、
「ちょっと待って。」
子供は、聞いていません。
「○○、待ちなさい。」
大声を上げると”びくっ”とした様子で子供は立ち止まり恨めしそうな顔をしてこちらを見ます。私も怖くなるような物凄い恨めしそうな顔でした。
私は、子供の所へ駆け寄り手を握りました。
「おとうさん、どうしたの。」
「危ないから、怒鳴ったんだよ。」
「怒鳴ったの?」
「えっ」
取りあえず、手をつないで灯台へと向かいました。
既に、ウサギの耳は見えません。
「ウサギさん逃げちゃったね。」
504:コピペ3/3[]:2006/12/01(金)14:20:43ID:3WDSwSrZ0
残念がりながら灯台まで行き灯台の周りの踊り場に立って欄干の所に行こうとした時、”ゾッ”としました。
欄干の下は、直接断崖絶壁となっていて遊び場など有りません。
小動物がもとどまるところなど有りませんでした。
何メートル下には崖の凹凸が有りウサギが休める様な所は有りますが鳥でもない限り降りることは出来ません。
それよりも、何故、ウサギの耳が見えていたのかです。
欄干の近くに行くのも嫌なのでそのまま灯台を後にしました。
車に戻ってその話を妻にしましたが、気のせいだよと言われてしまいました。
「でも、良かったよ。○○がウサギの所へ行こうと灯台の方に走って行ったのを止めて。でも、大きな声を出したからびっくりしたろう。」
「ぼく、走らないよ。ずっと手をつないでいたじゃない。」
子供が言うことなのでと思いましたが、本人は走った記憶、怒鳴られた記憶は全然無い様でした。
その時、立ち止まった後の恨めしそうな顔が思い出されました。
今思うとあの顔は、子供の顔でなかった様な気がします。
あのまま、呼び止めなければ。
考えたくありません。
引用元:不可思議な体験、謎な話~enigma~Part36
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161355593/502
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