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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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でも、幽霊なんているわけないよな

2017.10.23 (Mon) Category : ミステリー・不思議な話

353:本当にあった怖い名無し:2006/09/03(日)01:25:46ID:34X1LpDS0
全く霊感のない俺が体験した話。
俺、恐くてあまり人に話したくないんだけど、春に京都から伊勢へ車で行ったときの話をしようと思う。

会社帰りの友達を乗せて出発したから三重に着く頃には夜12時を回っていた。
俺が少し眠くなったので、友達に
「恐い話でもしよう」
って持ちかけた。
そうしたら、友達は乗り気で冗談交じりで知っている怪談話をし始めた。

それから怪談話は盛り上がったが、俺達は
「でも、幽霊なんているわけないよな」
って笑った。

丁度そのとき友人が
「頭痛い」
って言い出して、俺は少し気味が悪くなった。
「少し休むか?」
と言って、道の脇に車を停めた。

深夜で山道ということもあり、車はほとんど通らなかった。
少しして、友人が
「大分ましになった」
というので、車が来ていないことを確認して発車したら、けたたましい音でプーーーーーッとクラクションが鳴った。

俺は一体何が起きたのか理解できず、車のハンドルを切った。
すると、横すれすれでタクシーが走って行った。
怒ったタクシーの運転手が前にタクシーを停めて
「あぶねーでねえか(こんな感じ。訛があった)!」
と怒鳴って走ってきた。

俺は放心状態で
「す、すみません。」
と窓から顔を出した。
運転手は
「連絡先を教えてくれ。傷が付いてるかも知れん」
と言って来た。
夜中の山道で傷を確認するのは大変だから、警察を呼ぼうかとも思ったが、俺は咄嗟に
「すみません。ミラーでは車が見えなくて。死角だったんでしょうか」
と言い訳がましいことを言ったら、急に運転手の表情が変わって
「あ…そう。ま、もういいわ」
と言って走り去った。

そのときは、友人と
「まあ、良い人で良かったな」
って話をして伊勢へ向かったのだが、途中それから事故に2回遭いかけた。
俺と友人は命の危険を感じ、
「偶然にしてはおかしい」
という結論に至り、車の運転をやめて漫画喫茶で寝泊りした。

翌日、友人がどうしても神社でお祈りしようと言うので神社へ行った。
それから、事故に遭うこともなく無事に帰れた。
今思うと、タクシーの運転手の表情が変わったのはもしかして…。
そう思うだけで身震いする。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?141
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1156868933/353




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