べろん

高校受験、真っ最中の時の話。

いつものように、ラジオを聞きながら(オールナイトニッポン)、勉強してました。
その日、確か閣下の日で『ぬらりひょん』とかいうコーナーをやってた。
笑いながら聞いてたら(←勉強しろ)、突然音が消えた。
『あれ～?』って思ったら、男性が何か訳がわからない話をしてる。
よく韓国の電波とかが入って来ることがあるから、『それかな?』って思って、ラジオを切って、電気を消した。

その最近、夜中に部屋の脇の階段を上り降りする音が聞こえてたから、いつも常夜灯を付けて寝てた。
若干明るいはずが、いきなり暗くなり、『あれ?』って思った瞬間、金縛りにかかってた。

『げっ!』って思ったら、お腹の辺りに重いものがあるんだけど、姿は見えない。
夏場で、タオルケットしかかけてないから、何か居たら見えるはず。
でも見えない。

段々上に上がってきて、何か息遣いが聞こえる、っていうか息が生臭い(泣)
その生臭いものが顔に近づいて『ベロン』と顔を舐められ、そこで記憶がなくなった(T_T)

翌朝起きると、水を被ったように汗だくでした。


あれはなんだったんだろ?

（あきらさん提供）