都市伝説・・・奇憚・・・blog
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一時半のキャッチボール
2007.11.18 (Sun) | Category : 体験特集
二、三ヶ月ほど前の話です。
いつものように寝ていると、夜中にふと目が覚めたんです。こんなふうに夜中にいきなり目が覚めることが全くと言って良いほどなかった私は、なんだろうなぁと思いつつ、寝直そうと寝返りを打とうとしたんです。
しかし、何故か体が動かないんです。どんなに力を入れても、体を石膏で固められたみたいに指一本動かせません。私は「これが金縛りか!うわー本当に動かんなぁ!」と恐怖と言うよりは初めての金縛りに驚き、興奮してテンパってました。
その時私は部屋のドアの方を向き、幸か不幸か目を閉じたまま金縛りになっていました。
それから少し経っていくらか落ち着きを取り戻したとき、ふっ、とドアの方に何かの気配を感じたんです。
目を閉じていたのではっきりとは分かりませんが、何となく、違和感というか、何かが「いる」感じがしました。
私は何が何だか分からず、とにかく何とかその「何か」から顔を背けようと、必死で寝返りを打とうとしました。しかしどんなに力を入れても体は動きません。
暫くして、突然金縛りがとけ、体が動くようになり、私は急いで布団を頭からかぶりました。「何か」の気配はもうありませんでしたが、私はドアの方を見る勇気も余裕もなく、そのまま眠っていました。
それからも同じ部屋で生活していますが、金縛りも、「何か」の気配を感じることもありません。今のところは、ですが。
そしてその金縛りから一週間くらい経った夜のことです。なかなか寝付けなかった私はベッドの中で本を読んでいました。
すると外から規則的にボールを壁に向かってぶつけているような音が聞こえてきたんです。時計を見ると深夜一時半過ぎ。
こんな時間に何やってるんだろうと不思議に思い、窓を開けて音が聞こえてくる方を見てみました。しかしちょうど街灯の電気が切れていたらしく、辺りは一面真っ暗で何にも見えませんでした。
その日は気になりつつもそのまま寝たのですが、次の日、同じように本を読んでいると深夜一時半をすぎた頃にまたあの音が聞こえてきたんです。
またかよと思い窓から真っ暗な外を見たとき、おかしいことに気付きました。どうしてこれだけ真っ暗な中でボールを正確に壁にぶつけられるんだろう。
そう考えたとたんめちゃくちゃ怖くなって、例のごとく頭から布団をかぶって寝ました。
そして次の日の夜、今日は早く寝ようと思っていたのですがなかなか寝付けず、例の深夜一時半になってしまい、またあの音が聞こえてきました。この日は本当に眠れなくて、結局明け方まで起きていました。音はいつの間にかなくなっていました。
そしてまた次の日、遅くまでテレビを見ていて、気が付くと一時半を過ぎていました。しかし今日はあの音が聞こえてきません。恐る恐る外を見てみると、街灯の電気が直っていて、辺りは明るく照らされていました。もちろん、誰もいませんでした。
その日から、深夜一時半をすぎてもあの音は聞こえなくなりました。今だに何だったのかなぁと不思議でなりません。
金縛りとは無関係だと思うのですが、霊感とかに無縁な私に立て続けに起こった不思議な体験なので何か繋がりがあるのかなぁと思ったりしています。
ここまで読んで頂き有難う御座居ました。長々と済みませんでした。
(私書箱に投稿いただきました)
いつものように寝ていると、夜中にふと目が覚めたんです。こんなふうに夜中にいきなり目が覚めることが全くと言って良いほどなかった私は、なんだろうなぁと思いつつ、寝直そうと寝返りを打とうとしたんです。
しかし、何故か体が動かないんです。どんなに力を入れても、体を石膏で固められたみたいに指一本動かせません。私は「これが金縛りか!うわー本当に動かんなぁ!」と恐怖と言うよりは初めての金縛りに驚き、興奮してテンパってました。
その時私は部屋のドアの方を向き、幸か不幸か目を閉じたまま金縛りになっていました。
それから少し経っていくらか落ち着きを取り戻したとき、ふっ、とドアの方に何かの気配を感じたんです。
目を閉じていたのではっきりとは分かりませんが、何となく、違和感というか、何かが「いる」感じがしました。
私は何が何だか分からず、とにかく何とかその「何か」から顔を背けようと、必死で寝返りを打とうとしました。しかしどんなに力を入れても体は動きません。
暫くして、突然金縛りがとけ、体が動くようになり、私は急いで布団を頭からかぶりました。「何か」の気配はもうありませんでしたが、私はドアの方を見る勇気も余裕もなく、そのまま眠っていました。
それからも同じ部屋で生活していますが、金縛りも、「何か」の気配を感じることもありません。今のところは、ですが。
そしてその金縛りから一週間くらい経った夜のことです。なかなか寝付けなかった私はベッドの中で本を読んでいました。
すると外から規則的にボールを壁に向かってぶつけているような音が聞こえてきたんです。時計を見ると深夜一時半過ぎ。
こんな時間に何やってるんだろうと不思議に思い、窓を開けて音が聞こえてくる方を見てみました。しかしちょうど街灯の電気が切れていたらしく、辺りは一面真っ暗で何にも見えませんでした。
その日は気になりつつもそのまま寝たのですが、次の日、同じように本を読んでいると深夜一時半をすぎた頃にまたあの音が聞こえてきたんです。
またかよと思い窓から真っ暗な外を見たとき、おかしいことに気付きました。どうしてこれだけ真っ暗な中でボールを正確に壁にぶつけられるんだろう。
そう考えたとたんめちゃくちゃ怖くなって、例のごとく頭から布団をかぶって寝ました。
そして次の日の夜、今日は早く寝ようと思っていたのですがなかなか寝付けず、例の深夜一時半になってしまい、またあの音が聞こえてきました。この日は本当に眠れなくて、結局明け方まで起きていました。音はいつの間にかなくなっていました。
そしてまた次の日、遅くまでテレビを見ていて、気が付くと一時半を過ぎていました。しかし今日はあの音が聞こえてきません。恐る恐る外を見てみると、街灯の電気が直っていて、辺りは明るく照らされていました。もちろん、誰もいませんでした。
その日から、深夜一時半をすぎてもあの音は聞こえなくなりました。今だに何だったのかなぁと不思議でなりません。
金縛りとは無関係だと思うのですが、霊感とかに無縁な私に立て続けに起こった不思議な体験なので何か繋がりがあるのかなぁと思ったりしています。
ここまで読んで頂き有難う御座居ました。長々と済みませんでした。
(私書箱に投稿いただきました)
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