都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
自転車通学解禁の理由
2017.08.16 (Wed) | Category : 人を信じすぎる人へ
525名前:名無しさん@お腹いっぱい。2006/08/14(月)01:45:55ID:r6mWozpF0
満月の夜といえば思い出すのが俺が中2の時。
当時俺が通っていた中学校は自転車通学が禁止(健全な精神を育成するためとかいう意味不明な理由)で学校から2キロくらい離れていた俺の家からも毎日歩いて通ってた。
夏休み2週間前くらいのある日、夜9時くらいまで部活の練習をさせられクタクタになって仲間達と家に帰っていった。まあこれはいつものことなんだが。
途中まではワイワイと話ながら帰っていくものの、距離が進むにつれ一人が家に着き、もう一人が家に着きと、結局最後に残るのは一番家が遠い俺一人になる。
これもいつものことだ。
俺一人になると、大通りから脇の小道へと入り、家に向かう。
当時俺が住んでいた場所は、都会ではないがド田舎ってほどでもなかったので、大通りはまだ明るく車も多かったが、そこから一本横道に入ると、田んぼと静寂が広がる世界が広がっていた。
526名前:名無しさん@お腹いっぱい。2006/08/14(月)01:46:50ID:r6mWozpF0
空に雲一つない、澄みきった夜空だった。
煌々と照らす満月の光と、吹き抜ける風。
かすかな蛙の声だけの静寂の中に、俺の歩く足音だけが染み入るように響くこの道を歩いて帰る時間が俺の部活終わりの密かな楽しみだった。
─しかし、しばらく歩いているうちに、妙な違和感におそわれた。
いつも歩きなれた道だが・・何か違う。
何かが違うが、一体それが何なのかが分からない。
しずかな田園風景、吹き抜ける風、明るく照らす満月・・
何がおかしいのか・・
と思った次の瞬間、その違和感の正体がわかった。
後ろから照らす月灯りでできた俺の影のすぐ後ろに、もう一人の影があったのだ。
527名前:名無しさん@お腹いっぱい。2006/08/14(月)01:48:02ID:r6mWozpF0
俺のすがすがしい気持ちも一気に吹っ飛んだ。
なんで俺の他にもう一つ影があるんだ?いつから?
ちょうど曲がり角にあったカーブミラーでさりげなく後ろを確認してみて俺は戦慄した。
そこにはマスクを付け、帽子をかぶり、手にハンマーらしき物を持った男が俺と全く同じ歩調で歩いていた。
それを見た瞬間俺はもう叫び出したかったが叫んだら殺されると思った俺はとっさにすぐ横のあかりがついている家に
「ただいまー」
といって入り、出てきた家の人に今あったことを説明した。
その家の人は事情を聞いたら俺を家まで送ってくれた。
その後、親と警察に行って、あの道で起こったことを説明した。
次の日から、俺の中学校は自転車通学が許可された。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?139
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155136786/525-527
.
満月の夜といえば思い出すのが俺が中2の時。
当時俺が通っていた中学校は自転車通学が禁止(健全な精神を育成するためとかいう意味不明な理由)で学校から2キロくらい離れていた俺の家からも毎日歩いて通ってた。
夏休み2週間前くらいのある日、夜9時くらいまで部活の練習をさせられクタクタになって仲間達と家に帰っていった。まあこれはいつものことなんだが。
途中まではワイワイと話ながら帰っていくものの、距離が進むにつれ一人が家に着き、もう一人が家に着きと、結局最後に残るのは一番家が遠い俺一人になる。
これもいつものことだ。
俺一人になると、大通りから脇の小道へと入り、家に向かう。
当時俺が住んでいた場所は、都会ではないがド田舎ってほどでもなかったので、大通りはまだ明るく車も多かったが、そこから一本横道に入ると、田んぼと静寂が広がる世界が広がっていた。
526名前:名無しさん@お腹いっぱい。2006/08/14(月)01:46:50ID:r6mWozpF0
空に雲一つない、澄みきった夜空だった。
煌々と照らす満月の光と、吹き抜ける風。
かすかな蛙の声だけの静寂の中に、俺の歩く足音だけが染み入るように響くこの道を歩いて帰る時間が俺の部活終わりの密かな楽しみだった。
─しかし、しばらく歩いているうちに、妙な違和感におそわれた。
いつも歩きなれた道だが・・何か違う。
何かが違うが、一体それが何なのかが分からない。
しずかな田園風景、吹き抜ける風、明るく照らす満月・・
何がおかしいのか・・
と思った次の瞬間、その違和感の正体がわかった。
後ろから照らす月灯りでできた俺の影のすぐ後ろに、もう一人の影があったのだ。
527名前:名無しさん@お腹いっぱい。2006/08/14(月)01:48:02ID:r6mWozpF0
俺のすがすがしい気持ちも一気に吹っ飛んだ。
なんで俺の他にもう一つ影があるんだ?いつから?
ちょうど曲がり角にあったカーブミラーでさりげなく後ろを確認してみて俺は戦慄した。
そこにはマスクを付け、帽子をかぶり、手にハンマーらしき物を持った男が俺と全く同じ歩調で歩いていた。
それを見た瞬間俺はもう叫び出したかったが叫んだら殺されると思った俺はとっさにすぐ横のあかりがついている家に
「ただいまー」
といって入り、出てきた家の人に今あったことを説明した。
その家の人は事情を聞いたら俺を家まで送ってくれた。
その後、親と警察に行って、あの道で起こったことを説明した。
次の日から、俺の中学校は自転車通学が許可された。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?139
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155136786/525-527
.
PR
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター
この記事にコメントする
Title : 無題
よしぞーさん「ひらめいた!この手で女性の家に堂々と侵入できる!」
NONAME 2017.08.16 (Wed) 21:40 編集
Re:無題
犯罪はちょっと…
2017.08.18 20:51