都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ドッペルゲンガー?(16)
2017.06.21 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
534:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:16:25.22ID:0ga5wYag0.net
昔、服屋でアルバイトをしていた時の話です
いつも同じシフトになる加藤君が無断でバイトを休みました
しかも三日間もです
派手な見た目に反して、真面目な奴で遅刻や無断欠席は今まで一度も無く、バックれるようなタイプでは無かったので、皆んなで
「どうしたんだろうね?」
と心配していました
携帯に連絡をしても留守電になるばかりで、早番だった僕が様子を見に行く事になりました
加藤君と僕は特別な仲が良いというわけではありませんでしたが、一度飲み会の帰りに泊めてもらった事があるので家は知っていました
適当にコンビニで食料や栄養ドリンクを買ってアパートに向かいました
アパートに着いてチャイムを押しても、何にも反応がありません
ドアノブを回すとガチャリとドアが開きました
僕は恐る恐る
「加藤君!俺、中村だけど大丈夫?」
と玄関先から声を掛けました
すると奥から
「ああ…いいよ…」
と加藤君の声が聞こえました
僕は部屋に上がり、声の聞こえた部屋の襖を開けました
535:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:18:27.07ID:0ga5wYag0.net
ベットで布団にうつ伏せで布団にギュッとくるまっている姿が見えたので
「何?具合悪いの?大丈夫?」
と声を掛けました
すると無言で頭を縦に一回大きく振りました
「熱あるの?病院連れてく?」
と聞くと、今度は横に大きく頭を振りました
僕は買ってきた食料や栄養ドリンクをテーブルに並べながら
「本当に?皆んな急に休むから心配してたよ。ご飯食べたの?適当に買ってきたから何か食べ…」
と言い掛けたところで突然
「幽霊を見たからだ!」
と加藤君が叫びました
僕は驚いて加藤君の方を見ると、さっきと同じ体勢のまま
「幽霊を見たからだ!」
とまた叫びました
僕はその声に心臓をバクバクさせながら
「え、なに?どういうこと?」
とベットに近付こうとした時、ガタッと襖が開きました
振り向くと、そこには加藤君が立っていました
536:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:20:58.95ID:0ga5wYag0.net
「え…」
加藤君の横には女の子もいて、2人で驚いた顔で突っ立ています
「中村君…何してんの?」
「いや!あれ!バイト休んで…あれ?」
と困っていると、隣にいた女の子が
「勝手に休むから心配して来てくれたんじゃないの?」
と加藤君に言ってくれたので僕は
「そうなんだよ!でも、あれ?!」
とベットを見ると、さっきまで布団に包まっていた加藤君の姿がありません
それどころか、シーツがピシッと敷かれ掛け布団も2つに折られて綺麗な状態です
その状態に唖然としていると、加藤君が
「中村君、ごめんね。俺バイトバックれて彼女と旅行行ってたんだよ。本当にごめん!」
と謝って来ました
僕は咄嗟に
「いや、そんな事どうでもいいんだけどさっきさあ…」
と言いながら気付きました
加藤君て昔からずっと金髪なんです
さっき布団に包まってた加藤君は真っ黒な髪の毛でした
何でもっと早く気付かなかったんだろうとゾッとしました
加藤君は僕の様子がおかしいのを怒っていると勘違いしているのか何度も
「本当にごめん!」
と謝って来ます
僕は
「いや、元気ならいいよ…今日は帰るね」
とそそくさと部屋を出ました
537:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:23:07.91ID:0ga5wYag0.net
翌日、店長から加藤君から連絡が来てバイトを辞めたと聞きました
あれ以来、会う事はもちろん連絡すら取っていないので何だったのかはわかりません
ただ不思議なのは
「幽霊を見たからだ!」
の声
あれは加藤君の声で間違いなかったような気がするんです
本当に何だったんだろう
538:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:23:02.68ID:/avJtWxh0.net
真面目なタイプのヤツがいきなり電話だけでバイト辞めるかね、非常識すぎだろ
単に世間知らずか
まあそれはさておき、ベッドで見た加藤くんは別次元の加藤くんだったとか?
AKIRAっぽいな
539:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:26:56.73ID:paUecUu40.net
俺はベッドをベットと書く奴を信用しない
540:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:45:21.14ID:+zO9BNMM0.net
ベッドにいたのは、髪を染めていない世界の加藤君か、あるいは髪を染めていなかった頃の加藤君か
彼が見た幽霊ってのは、もしかすると金髪に染めた自分自身のことだったのかもね
546:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)21:33:00.44ID:fGMopiJX0.net
後から入ってきた金髪の加藤くんは中村君が勝手にアパートの中に入ってた事に関して何も言ってなかったのかな
カギかけ忘れてた?とかどうやってカギ開けたの?とか
いくら無断で休んだ負い目があるからといって留守中にそんなに仲良くもないバイト仲間が部屋に入ってたらまず普通驚くよね
そもそも真面目な加藤君が無断欠勤したりいきなりバイト辞めるとか自体おかしいんだから
金髪の加藤君は絶対何か隠してる
547:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)23:12:36.13ID:HVnzjVjY0.net
まあ、無断欠勤をきっかけにやめることは自体はあり得るけどね
投稿者が変な態度をとる(とってるように見える)のがかなり怒っているように見えて気まずくて辞めたって感じで
548:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/19(月)03:36:12.79ID:0J7RmZiO0.net
基本的に真面目だけど女絡むとダメな人だったって事かな
550:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/19(月)08:49:44.49ID:DSdx43yu0.net
>>534
面白かった
加藤君のその後とか気になるね
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1494952815/534-550
昔、服屋でアルバイトをしていた時の話です
いつも同じシフトになる加藤君が無断でバイトを休みました
しかも三日間もです
派手な見た目に反して、真面目な奴で遅刻や無断欠席は今まで一度も無く、バックれるようなタイプでは無かったので、皆んなで
「どうしたんだろうね?」
と心配していました
携帯に連絡をしても留守電になるばかりで、早番だった僕が様子を見に行く事になりました
加藤君と僕は特別な仲が良いというわけではありませんでしたが、一度飲み会の帰りに泊めてもらった事があるので家は知っていました
適当にコンビニで食料や栄養ドリンクを買ってアパートに向かいました
アパートに着いてチャイムを押しても、何にも反応がありません
ドアノブを回すとガチャリとドアが開きました
僕は恐る恐る
「加藤君!俺、中村だけど大丈夫?」
と玄関先から声を掛けました
すると奥から
「ああ…いいよ…」
と加藤君の声が聞こえました
僕は部屋に上がり、声の聞こえた部屋の襖を開けました
535:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:18:27.07ID:0ga5wYag0.net
ベットで布団にうつ伏せで布団にギュッとくるまっている姿が見えたので
「何?具合悪いの?大丈夫?」
と声を掛けました
すると無言で頭を縦に一回大きく振りました
「熱あるの?病院連れてく?」
と聞くと、今度は横に大きく頭を振りました
僕は買ってきた食料や栄養ドリンクをテーブルに並べながら
「本当に?皆んな急に休むから心配してたよ。ご飯食べたの?適当に買ってきたから何か食べ…」
と言い掛けたところで突然
「幽霊を見たからだ!」
と加藤君が叫びました
僕は驚いて加藤君の方を見ると、さっきと同じ体勢のまま
「幽霊を見たからだ!」
とまた叫びました
僕はその声に心臓をバクバクさせながら
「え、なに?どういうこと?」
とベットに近付こうとした時、ガタッと襖が開きました
振り向くと、そこには加藤君が立っていました
536:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:20:58.95ID:0ga5wYag0.net
「え…」
加藤君の横には女の子もいて、2人で驚いた顔で突っ立ています
「中村君…何してんの?」
「いや!あれ!バイト休んで…あれ?」
と困っていると、隣にいた女の子が
「勝手に休むから心配して来てくれたんじゃないの?」
と加藤君に言ってくれたので僕は
「そうなんだよ!でも、あれ?!」
とベットを見ると、さっきまで布団に包まっていた加藤君の姿がありません
それどころか、シーツがピシッと敷かれ掛け布団も2つに折られて綺麗な状態です
その状態に唖然としていると、加藤君が
「中村君、ごめんね。俺バイトバックれて彼女と旅行行ってたんだよ。本当にごめん!」
と謝って来ました
僕は咄嗟に
「いや、そんな事どうでもいいんだけどさっきさあ…」
と言いながら気付きました
加藤君て昔からずっと金髪なんです
さっき布団に包まってた加藤君は真っ黒な髪の毛でした
何でもっと早く気付かなかったんだろうとゾッとしました
加藤君は僕の様子がおかしいのを怒っていると勘違いしているのか何度も
「本当にごめん!」
と謝って来ます
僕は
「いや、元気ならいいよ…今日は帰るね」
とそそくさと部屋を出ました
537:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)15:23:07.91ID:0ga5wYag0.net
翌日、店長から加藤君から連絡が来てバイトを辞めたと聞きました
あれ以来、会う事はもちろん連絡すら取っていないので何だったのかはわかりません
ただ不思議なのは
「幽霊を見たからだ!」
の声
あれは加藤君の声で間違いなかったような気がするんです
本当に何だったんだろう
538:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:23:02.68ID:/avJtWxh0.net
真面目なタイプのヤツがいきなり電話だけでバイト辞めるかね、非常識すぎだろ
単に世間知らずか
まあそれはさておき、ベッドで見た加藤くんは別次元の加藤くんだったとか?
AKIRAっぽいな
539:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:26:56.73ID:paUecUu40.net
俺はベッドをベットと書く奴を信用しない
540:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)18:45:21.14ID:+zO9BNMM0.net
ベッドにいたのは、髪を染めていない世界の加藤君か、あるいは髪を染めていなかった頃の加藤君か
彼が見た幽霊ってのは、もしかすると金髪に染めた自分自身のことだったのかもね
546:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)21:33:00.44ID:fGMopiJX0.net
後から入ってきた金髪の加藤くんは中村君が勝手にアパートの中に入ってた事に関して何も言ってなかったのかな
カギかけ忘れてた?とかどうやってカギ開けたの?とか
いくら無断で休んだ負い目があるからといって留守中にそんなに仲良くもないバイト仲間が部屋に入ってたらまず普通驚くよね
そもそも真面目な加藤君が無断欠勤したりいきなりバイト辞めるとか自体おかしいんだから
金髪の加藤君は絶対何か隠してる
547:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/18(日)23:12:36.13ID:HVnzjVjY0.net
まあ、無断欠勤をきっかけにやめることは自体はあり得るけどね
投稿者が変な態度をとる(とってるように見える)のがかなり怒っているように見えて気まずくて辞めたって感じで
548:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/19(月)03:36:12.79ID:0J7RmZiO0.net
基本的に真面目だけど女絡むとダメな人だったって事かな
550:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/19(月)08:49:44.49ID:DSdx43yu0.net
>>534
面白かった
加藤君のその後とか気になるね
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part102
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1494952815/534-550
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