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貴重なフラグを潰しやがって
2017.04.11 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
9012006/07/08(土)12:55:25ID:dQFE6EN70
この話は確か二年前の七月の下旬くらいのことだったと思う。
その日は酷い暑さで、東京近辺は軒並み四十度くらいになってた。
その日は深夜でも三十度を超える暑さ。僕はあまりの寝苦しさに寝付けず、仕方がないので扇風機を回しながら2ちゃんをしていた。
あれは午前二時過ぎごろだったか、ふと、あるスレッドがVIPに立てられた。
スレッドタイトルは「私のおっぱい」…
僕は急いでそのスレッドを開いた。
>>1にもやはり、「私のおっぱい」としか書いてなかった。
(まあいいや、今夜も生乳観れるかもしれないから煽っておくか)と思い、僕はお決まりの
「おっぱい!おっぱい!おっぱいうp!」
と書き込んだ。
どうやらまだ、そのスレッドには誰も書き込んでおらず、
調子に乗って殆どのレスを僕は
「おっぱい!おっぱい!うp!うp!」
で埋め尽くしていった。
十分以上が経過した。そろそろ「おっぱい」と書き込むことにも飽きてきたので、PCを閉じてコンビニにアイスでも買いに行くことにした。
しかしここで異変が起きた。
いくらCLOSEボタンを押してもウィンドウが閉じないのだ。
「ちくしょー!なんだよ、フリーズか」
そうおもいコントロール+オルト+デリートを押したのだが、一向にびくともしない。
イライラしながら
「何だよもう!」
とキーをバンと叩いたときのことだ。
9122006/07/08(土)12:56:36ID:dQFE6EN70
それまでフリーズしていた画面が勝手に動き出した。
というよりも画面に映っているスレッドに自動更新のごとく勝手にレスが増えている。
しかもよくよくみると、それはこのスレッドを立てた>>1であった。
「私のおっぱい」
>>1の書き込む全てのレスにはそうかかれていた。
しかも書き込んでから次に書き込むまで十秒の規制がかかっているのに、全てのレスが全て四秒間隔で書き込まれ続けていた。
急に恐怖を覚えた僕はPC放置でコンビニに逃避しようとマウスから手を放したそのときだった。
キーンという耳鳴りとともに金縛りにあってしまった。眼球すら動かすことが出来ない。
画面では依然として「私のおっぱい」が書き込まれ続けている。
それから何分たったのだろうか。。。レス数はすでに950を超えていた。
自由を奪われながら、目だけで進行を追う。
そしてついに1000到達。しかし1000には今までとは少し違うことが書かれていた。
「私のおっぱい見たい?」
と。
その瞬間PCの電源がブン…と勝手に落ちた。
真っ黒な画面に映るのは僕のブサイクな顔だけ。
画面越しでも自分の顔が蒼白し、冷や汗だらけなのがわかる。
と思いきや、僕の直ぐ後ろに何かがいる!
それは髪がボサボサですごい形相をした全裸の女だった。
真っ暗なPCの画面越しに僕を睨み付けていた。
そして、彼女は一言、
「私のおっぱいそんなに見たい?」
と、トンネルで声を発した時のようなくぐもったグワングワンした声が、部屋中にこだました。
僕はそこで気を失った。
9232006/07/08(土)12:57:23ID:dQFE6EN70
気がつくと朝の十時になっていた。
やはりPCの電源は消えており、扇風機だけが回っていた。
幸いその日は大学はなく、恐る恐る昨日のスレッドの真相を調べようと思った。
しかし、スレはおろか、履歴にすら残っていない。
「29ちゃんねる」までいって過去ログ検索もかけてみたがどうやらそのようなスレッドは存在しなかったかのように見当たらない。
今でもアレが一体なんだったのか?そしてアノ晩僕の部屋に現れた女は何者だったのか?
そして何を訴えたかったのか?未だに謎のままである。
因みに友達に言ったら
「貴重なフラグを潰しやがって」
と言われますた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?135
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1152269321/90-92
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この話は確か二年前の七月の下旬くらいのことだったと思う。
その日は酷い暑さで、東京近辺は軒並み四十度くらいになってた。
その日は深夜でも三十度を超える暑さ。僕はあまりの寝苦しさに寝付けず、仕方がないので扇風機を回しながら2ちゃんをしていた。
あれは午前二時過ぎごろだったか、ふと、あるスレッドがVIPに立てられた。
スレッドタイトルは「私のおっぱい」…
僕は急いでそのスレッドを開いた。
>>1にもやはり、「私のおっぱい」としか書いてなかった。
(まあいいや、今夜も生乳観れるかもしれないから煽っておくか)と思い、僕はお決まりの
「おっぱい!おっぱい!おっぱいうp!」
と書き込んだ。
どうやらまだ、そのスレッドには誰も書き込んでおらず、
調子に乗って殆どのレスを僕は
「おっぱい!おっぱい!うp!うp!」
で埋め尽くしていった。
十分以上が経過した。そろそろ「おっぱい」と書き込むことにも飽きてきたので、PCを閉じてコンビニにアイスでも買いに行くことにした。
しかしここで異変が起きた。
いくらCLOSEボタンを押してもウィンドウが閉じないのだ。
「ちくしょー!なんだよ、フリーズか」
そうおもいコントロール+オルト+デリートを押したのだが、一向にびくともしない。
イライラしながら
「何だよもう!」
とキーをバンと叩いたときのことだ。
9122006/07/08(土)12:56:36ID:dQFE6EN70
それまでフリーズしていた画面が勝手に動き出した。
というよりも画面に映っているスレッドに自動更新のごとく勝手にレスが増えている。
しかもよくよくみると、それはこのスレッドを立てた>>1であった。
「私のおっぱい」
>>1の書き込む全てのレスにはそうかかれていた。
しかも書き込んでから次に書き込むまで十秒の規制がかかっているのに、全てのレスが全て四秒間隔で書き込まれ続けていた。
急に恐怖を覚えた僕はPC放置でコンビニに逃避しようとマウスから手を放したそのときだった。
キーンという耳鳴りとともに金縛りにあってしまった。眼球すら動かすことが出来ない。
画面では依然として「私のおっぱい」が書き込まれ続けている。
それから何分たったのだろうか。。。レス数はすでに950を超えていた。
自由を奪われながら、目だけで進行を追う。
そしてついに1000到達。しかし1000には今までとは少し違うことが書かれていた。
「私のおっぱい見たい?」
と。
その瞬間PCの電源がブン…と勝手に落ちた。
真っ黒な画面に映るのは僕のブサイクな顔だけ。
画面越しでも自分の顔が蒼白し、冷や汗だらけなのがわかる。
と思いきや、僕の直ぐ後ろに何かがいる!
それは髪がボサボサですごい形相をした全裸の女だった。
真っ暗なPCの画面越しに僕を睨み付けていた。
そして、彼女は一言、
「私のおっぱいそんなに見たい?」
と、トンネルで声を発した時のようなくぐもったグワングワンした声が、部屋中にこだました。
僕はそこで気を失った。
9232006/07/08(土)12:57:23ID:dQFE6EN70
気がつくと朝の十時になっていた。
やはりPCの電源は消えており、扇風機だけが回っていた。
幸いその日は大学はなく、恐る恐る昨日のスレッドの真相を調べようと思った。
しかし、スレはおろか、履歴にすら残っていない。
「29ちゃんねる」までいって過去ログ検索もかけてみたがどうやらそのようなスレッドは存在しなかったかのように見当たらない。
今でもアレが一体なんだったのか?そしてアノ晩僕の部屋に現れた女は何者だったのか?
そして何を訴えたかったのか?未だに謎のままである。
因みに友達に言ったら
「貴重なフラグを潰しやがって」
と言われますた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?135
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1152269321/90-92
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