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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2024.11.23 (Sat) Category : 

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ほんのりと怖い話スレ

2017.03.29 (Wed) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

1:名無しさん:2014/03/26(水)17:55:54ID:OoE2gQ8k1(主)
ほんのりと怖いあなたのお話を聞かせてくださいませ…



2:名無しさん:2014/04/02(水)04:35:56ID:0eZv4qBXz
おれが住んでるマンションの隣人が六十代くらいのババア(Hさん)で一人暮らしなんだけど家賃二ヶ月滞納してるらしくて昨日大家が取り立てにきてたんだよね
払えないなら出てけとか働けとか生保もらえとか散々言われてたんだ

おれもそのババアとは前にちょっと色々トラブルあったから気になってドア越しに声聞いてたらさ大家が
「私の娘は統合失調症で働けなくてよくHさんは未来のあなたねって言い聞かせてるのよ」
って携帯で娘をその場で呼び出したんだけどさエレベーターから登場したかと思うといきなりわけわかんないこと言い出して怖かったわ

大家は娘に
「MちゃんMちゃ〜ん」
ってベタベタしだすし娘は
「私31さーい!ー!」
とかわけわかんない事叫びだしててカオスだったわ
そのババアとのトラブルも需要があれば書くわ



4:名無しさん:2014/04/02(水)08:25:11ID:qLUMGobiI
隣人も普通ではないです
古いマンションで反対隣の部屋の音は結構聞こえるのですがHさんの部屋からは全く物音が聞こえないです
テレビどころか水道とかガスも使えば多少音聞こえるのですが全くの無音です
明かりが点いてるのも見た事ないですしおそらく水道電気ガスずっと止まってます
連絡が取れないから心配だと大家に生存確認頼まれてベランダ覗いた時も何も置いてないしカーテンも無く真っ暗でした
家から出てるとこも4年住んでて3回しか見たことないです
あくまで予測ですが変な宗教か呪術みたいなのやってます
白装束着てるの見たことあるので・・・



5:名無しさん:2014/04/02(水)10:30:09ID:XoDdwxv0c
だんだんほんのりでなくなってきた

だがそれが良い



6:名無しさん:2014/04/04(金)10:15:54ID:s81h9UkuC
怖い話まとめブログより

幽霊が出てこない地味な話ですが投稿してみます。
私が小学生の頃に住んでいた社宅での話です。

その社宅は一棟が四階建てで、一つの階に二部屋(二世帯)という構造でした。
当時の私の家は二階の一室で、居間に振り子付きの壁掛け時計を設置していました。
振り子付きといっても、ボーンボーンと鳴って定刻を告げるような立派なものではありません。
振り子はプラスチック製の単なる飾りで、人が触らないと揺れもせず、揺れてもすぐに止まってしまうという、本当にちゃっちいものでした。



7:名無しさん:2014/04/04(金)10:16:54ID:s81h9UkuC
続きです。

しかし、ある日母と外出して家に帰ってきたところでふとその時計を見ると、振り子が勢いよく揺れていたのです。
不思議に思った私が
「あの振り子何で勝手に動いてるの?」
と言うと、母は
「留守中におばあちゃんでも来て触ったのかもね」
と言っていました。

いくら祖母でも勝手に上がって時計なんか触るだろうか?と子供ながらに不自然に感じました。
ちなみに昼間だったので父は仕事中です。鍵をかけ忘れて外出していたわけでもありません。
なお、その動いた振り子は母が触って止めていました。



8:名無しさん:2014/04/04(金)10:17:27ID:s81h9UkuC
続きです。

その後、再び振り子がひとりでに動いたなんていうことはなく、その一件は忘れかけていたのですが、十年以上経って、丁度振り子の件と同じ時期に社宅の中で話題になっていた話を母から聞いて思い出したのです。

その話というのが、同じ棟の四階の一室で不可解なことが起きていたというものです。
元々そこには夫婦が二人で住んでいましたが、ご主人が癌か何かの病気で亡くなり、奥さんも社宅を出て実家に戻ったそうです。
その後、その部屋に他の世帯が入居したのですが、皿などの物がひとりでに落ちて壊れたり、誰もいない廊下や部屋から物音が聞こえたり、ということが頻繁にあったそうです。

ある時、畳替えでその部屋の畳を剥がしたら、畳の下にお経が書かれた大量の紙が敷き詰められていたというのです。
おそらく奥さんがご主人の平癒祈願として書いたものだろうということだったのですが、これが原因ではないかということでお祓いをしてもらい、その紙も神社か寺でちゃんと処分してもらったそうです。

それ以来、現象は起きなくなったということだったのですが、物が勝手に動くという点が、私の家の振り子の件に似ていると思いました。
揺れる振り子を見た時、母はその話を知っていたから、私を怖がらせまいと適当なことを言ったのかもしれません。



9:名無しさん:2014/04/04(金)10:18:05ID:s81h9UkuC
最後です。

亡くなったご主人の霊とか奥さんの念とか、そういうのが関係していたのかは分かりませんが、
今にして思えばその社宅自体、どことなく暗い雰囲気があったし、ちょっといわくつきだったのかなあとも思います。
現在その社宅は取り壊されて大きなスーパーが建っています。



14:名無しさん:2014/04/04(金)10:32:15ID:s81h9UkuC
母親から聞いた話です。怖い話まとめブログより

母親がデパートで買い物をしている時に、トイレに行きたくなった。
トイレを探していたら、女性用のトイレのマークのあるドアを見つけた。
でもそのドアの前には、女性一人と、小さな子供連れの女性の、二組が並んでいた。
ちょうど近くにベンチがあったので、そこに座って順番を待つことにした。

暫く待っていたら、突然、並んでいた女性がトイレに入って行った。
普通、順番待ちのトイレは、中から人が出てきてから入っていく。
それなのに女性は、人が出てきてないのに入って行った。
あれ?と思いつつ、更に待っていたら、今度は子供連れの女性がトイレに入って行った。
さっき同じく、トイレから人は出てきていない。

これは流石におかしいと思って、たまたま通りがかった掃除のおばさんに、
「トイレに人が入ったまま出てこないんですけど」
みたいな事を言って、トイレの中を確認してもらった。
そうしたら、
「中には誰もいませんよ」
と言われた。
それを聞いて驚いて、自分もトイレに入ってみたら、本当に誰もいなかった。

ちなみに、この体験をした母親は、
「トイレに入るのを邪魔された」
とか言って、ちょっと不機嫌になっていました。



15:名無しさん:2014/04/04(金)10:35:48ID:s81h9UkuC
怖い話まとめブログより

ちょっとした事ですが、体験談を。
田舎の叔母が病で亡くなり、私は通夜・葬式の手伝いで4日ほど叔母宅に泊まり込んだ。
余命宣告があったので、家族は皆覚悟は出来ていて、しんみりとしながらも冷静だった。

葬式の仕度もひと段落した3日目の昼、私は庭に面した小部屋に寝転がって休憩。
ウトウトする私の耳に、庭から叔父と従弟妹の声が聞こえてくる。家庭菜園の話をしているようだ…

叔父「コレがキュウリ、コレはトマト」
従妹「ゴーヤは?ここに植えようって言ったじゃない」
従弟「肥料どうする?また取り寄せる?」
叔父「いや今年は、○さんちで買うことにした」
従弟「○さんってあの、ナスいっぱい植えてる○さん?」
従妹「窓にゴーヤのカーテンするの流行ってるのよ、緑のカーテン」
叔父「そうそう。去年でっけえナスくれた○さん」
従妹「ここ西陽が強くて居られないって、お父さん言ってたでしょ」
従弟「あ〜、あれデカかったなw洋ナスかと思ったw」
従妹「ゴーヤ植えれば電気代の節約にもなるって、◻︎さんも言ってたよ」
叔父「さて…今何時だ?1時に△の叔母さんたちが来るんだ」
従妹「ゴーヤ植えようよ。○△センターにまだ苗あるよ」
従弟「え、聞いてないよ!もう1時になるよ!」

もっと色々長々話してたが、まあ記憶にある限りではこんな感じ。
私はウトウトしながらも、従妹の言葉が妙にハブられてるのが気になっていた。



16:名無しさん:2014/04/04(金)10:36:35ID:s81h9UkuC
最後です。

と、その時、玄関ドアの音がした。次いでドタドタと足音。ドスンと荷物を下ろす音。
「ただいま〜、居ないの?お父さーん?」
…従妹の声だ。あれ?
足音が近寄ってきて言った。
「あ、私ちゃん、寝てたの?お父さんたちは?」

私は完全に目が覚めて上体を起こしたが、何と言っていいか混乱していた。
叔父が窓から顔を出し、
「おう、ここだ。今トマト見てた」
従弟「昼飯買ってきた?もうすぐ叔母さんたち来るって」
従妹「え?お昼食べて来るかなあ?」

従妹は、叔母と声が良く似ている。
従妹が庭に居ると思い込んでいたが、あれは…

昼食の席で、ゴーヤは植えないのかと叔父に話を振ってみた。
叔父「あっ!そうだゴーヤ忘れてた!お母さんが植えたがってたな、しまったなあ!」
私「ナントカセンターってとこにまだ苗あるって」
叔父「○△センター?ああ、あそこならまだあるかもな。行ってみよう。…良く知ってるなあ私ちゃん、誰に聞いたの?」

○△センターは叔父宅からはちょっと離れた所にある大規模な苗専門園芸店だそうで、地元じゃない私がそんな情報を持ってるのが意外だったようだ。
従妹も不思議そうに私を見ていた。

その年の新盆、祭壇にはキュウリの馬と、太ったゴーヤの牛が居たw



17:名無しさん:2014/04/04(金)10:38:30ID:pzXK8CPdR
小学生の頃、お婆ちゃん家に従姉妹と泊まりに行ってた時の事なんだけど、晩御飯の時間になってもお爺ちゃんが来ないから従姉妹と3人でお爺ちゃんの部屋に呼びに言ったんだよ。部屋の扉を少し開いたら真っ暗なんだけど白い足が立ってたから「お爺ちゃん?」って聞いたら、後ろから「何してんですか」ってお爺ちゃんの声が聞こえて3人共飛び上がった。お爺ちゃんは家の下の畑にいたみたいで、お爺ちゃんの部屋には誰も居なかった。

二人はもう覚えて無いみたいだけど本当にあったお話



18:1/3:2014/04/04(金)10:43:25ID:s81h9UkuC
怖い話まとめブログより

きっかけは、私のバイト先でパートをしていた事務員さんからの相談でした。
その方の娘(Hちゃん、当時6歳)がとても私になついていた事から、Hちゃんから話を聞き出してほしいと言う話です。

その事務員さんは家族3人で、4階建てのアパートの4階に住んでいたのですが、Hちゃんが誰かがいるというのです。
事務員さんはふざけていると思って叱ってしまったのですが、時にはリビングを横切る何かを目で追うような仕草をしたり、リビングで昼寝をしてた旦那さんが金縛りにあったり、アパートが建つずっと昔は、戦国時代に大きな戦塲だったという噂を聞いて不安になってきた。
叱りつけてしまったのが原因で自分には話してくれないから、Tちゃん(私)なら…と。

…と、言うわけで話を聞いてみると、
・昼夜を問わずふらっとおじいちゃんが現れて、リビングを横切って玄関から出ていく。
・玄関から出た後は階段を降りていく。
・階段に座り込んでいる事もある。
…との事。
私にはそれ以上どうする事もできないので、とりあえず報告。



19:2/3:2014/04/04(金)10:43:49ID:s81h9UkuC
んで、その辺の事に詳しい人に相談してみると、なんと、偶然そのアパートの一階に霊感のある友達が住んでいるから聞いてくれると言う事に。
(我ながら都合よすぎだろ!と思うけど、事実だから仕方がないw)

その回答が、
「あ~。いるねぇ。なんか。よく階段登っていくの見かけるよ。4階から降りてくるの?……あぁ2階に行ってるのかもね」
だそうです。
なんでも、2階の奥に霊の集まる空き部屋があるのだとか。
「どうすればいいの?盛り塩とか?」
と聞いたところ、
「塩化ナトリウムに霊を払う効果なんかないよwこの場合、私はあなたが見えていますって主張してる事になりかねないから、やめたほうがいいよ」
と言われたそうです。



20:3/3:2014/04/04(金)10:44:09ID:s81h9UkuC
早速、事務員さんに電話したのですが、既に手遅れ…ところが、
『盛り塩やってみたら最近おかしな事がなくななったo(*⌒―⌒*)o』
と言うのです。

ここからは完全に私的な見解ですが、そのおじいちゃんの霊は、塩を盛られた事でHちゃんを怖がらせていた事を認識して、その部屋を通るのをやめてくれたのでわないかと思っています。
もともと『なにかいる』ってだけで、なにかされていたわけではない話でしたし。
それより、2階の奥の空き部屋でなにが起こっているのか気になって仕方ありません。



21:名無しさん:2014/04/04(金)15:08:39ID:RXkCXtn13
怖いかわからないけど、最近毎朝起きると首になにかが絡まっている。
延長コードだとか充電器だとかベルトだとか。
寝てるときに絡まったんだろうと思って危ないので近くに何もない状態にして寝ても起きると首がしまってた。

そして最近、首を絞められたい願望が自分にあることに気がついた。

寝てるあいだのコードだとかは自分がした??ももう自分が信じられません



24:1/3:2014/04/04(金)17:16:52ID:s81h9UkuC
怖い話まとめブログより

わたしが「まるで市松人形みたい」と言われていた頃の話。(褒められてないので、当然のごとくキレました)

エジ○ンの竹で有名な某市の遠縁の家に遊びにいったんです。
仮に『Fさん邸』と呼ばせてください。
Fさん邸はいわゆる洋館で、ずっと団地暮らしだったわたしにはお城のように見えました。
ソファーセットや、バルコニー(都市伝説だと思っていた。ベランダではない)にはきれいなテーブルセットもあって、とにかくおしゃれなお家でした。

竹が有名なところなので、二階のバルコニーからは初夏の陽射しを浴びた竹林が見え、洋館に竹林はミスマッチだけどすごい、と大はしゃぎでした。

最初は初対面の親戚なので遠慮がちにしていました。
お子さまなのでだんだん大人の話にも飽きてきます。
あー、どこか遊びに行きたいなぁ、と思ってふと扉を見ると、わたしと同じくらいの男の子が覗いているのが見えました。
このお家の子かな?じゃあ、案内してもらえるかも!

そう思ったわたしは、母に
「お家を探検してもいい?」
と聞くと、Fさんが快く
「好きに見てかまわないわよ、遊んでいらっしゃい」
と優しく許可してくれました。



25:2/3:2014/04/04(金)17:18:37ID:s81h9UkuC
母の許可も出たので、
「夕飯まではFさん邸から出ない」
と言う約束で探検することになりました。
わたしが兄と一緒にさっき見た男の子に話しかけると、案内してくれると言います。
男の子の案内でいろんなお部屋に行きました。

「ここはベランダからいけるんだ」
「ここは鍵がかかってるけど、ここから入れるんだよ」
「この部屋にはベッドがあるよ」

と、男の子はいろいろ案内してくれます。
はじめて見た豪華なベッドに座って、絵本のお姫さま気分を味わったり、オルガンを見せてもらったり、いろいろ遊びました。
兄はベッドでトランポリンごっこをしてました。

外が薄暗くなってきた頃、男の子がしきりに外を指さして、
「ねえ、今度はあそこで探検しよう!」
と言うのです。
でも母と約束したし、昼間に見た竹林はなんだか恐ろしげで、さすがに躊躇いました。
「じゃあ、お母さんがいいって言ったらね」
と聞きに行こうとすると、なぜか男の子が嫌がります。

仕方がないので、暗い階段(スイッチの場所がわからなかった)を下り、Fさん邸のリビングにいきました。
「あら、二階にいたのね。探してたのよ」
とFさんに言われ、母にも
「これから一緒にお夕飯食べに行きましょうって。せっかくだから一緒に行きましょう」
と言われ、優しいFさんとのごはんに釣られて、すっかり男の子のことは頭から吹っ飛びました。
ところが。

ごはんを食べにいく車に、さっきの男の子がいません。
ふしぎに思って、
「ねえ、おかあさん。Fさんのおうちにはおとこのこいる?」
と聞くと、母はごく普通に
「息子さん?いるわよ?」
と言います。
小さいわたしはここですっかり安心して、じゃああの子は今日はお外でごはん食べないことにしたんだ、と納得していました。



26:3/3:2014/04/04(金)17:19:09ID:s81h9UkuC
それから数年後。
またFさん邸に遊びにいくことになりました。
その時にわかったのですが、Fさんはわたしの大叔母で、わたしが最初にお邪魔した時、息子さんは成人して働きに出ていたこと。
つまり、わたしと同い年くらいの子供はいなかったんです。
遊びにいった理由もあとから聞きました。

「家がどうしても暗い、重苦しい感じだから、お祓いをしてもらおうと思ったの。でもみんなが、そんなお金をお祓いにかけるんだったら指輪でも買えばいいのに、と言うから、Mちゃん(母)に来てもらおうと思ったの(そうした事に詳しい母に相談しようと思ったようです)」

そういうワケあり訪問だったのです。
母いわく、2回目はまるで別の家のように明るい雰囲気だったと。
わたし自身は2回目の訪問のことは覚えていないのですが、息子さんの部屋のベッドの下にある木琴がほしい、とだだをこねたようです。

Fさんは
「息子ももう大きくなったし、ぜひ遊んでちょうだい」
と譲ってくださいましたが、母には
「お家勝手にゴソゴソして!」
と怒られました。
ベッドの下にあることは、あの男の子に聞いて知っていました。

今でも時々思い出します。
兄にも見えなかったあの男の子のこと。
手招きされた夕暮れ時の竹林。
あの男の子はどこへ連れて行きたかったのか。
今でもあそこにいるのか。

Fさんはその後お屋敷(わたしの中では家ってスケールじゃなかった)を手放し、もっと利便性のいいところに引っ越しされて、和やかな老後を過ごしておられます。



42:名無しさん:2014/04/10(木)21:09:42ID:tarWp3Z6h
何年か前になるが、知り合いの知り合いがまさにオカルトのテンプレ通りという体験をした。
友達に話してもああ、またそのパターンねって言って信じてくれない…。
オカルト板じゃありがちな展開なんだが、

兄の元カノの弟がQ州にある有名な心霊スポットの廃屋に彼女と行く。
特に何も起こらず帰る。
帰りの高速道路で走行中に、大きな毛布のようなものが車に向かってきて視界を遮る。
中央分離帯に衝突、単独事故を起こす。
フロントガラスが割れて、弟君も彼女も顔に傷が残る重傷。
ちなみに事故現場に毛布なんてなかった。

って聞いたときはそんなことが実際にあるんだ、gkbrと思ったんだが、他人に話すとオカルトお約束の知り合いの知り合いが…になるからもおお、誰も信じない…はがゆい…。



43:名無しさん:2014/04/11(金)06:58:46ID:t4j2AnZle
>>42つってもなあ。目新しいものがないとたとえ実話でもなんか淡々としてて



44:42:2014/04/12(土)20:39:32ID:fwZuJaJCT
>>43
友達と同じ反応だわ…orz

兄も元カノと別れたから後日談も聞けないしな。
話を聞いたのが、弟君が退院して顔にできた傷が元で引きこもってる時期だったんだが。
やっぱりオカルト話には文才と臨場感がいるなぁ…。

(続きは『続きを読む』をクリック)


 









拍手[3回]



48:名無しさん:2014/04/20(日)05:19:15ID:Jx0RDc52K
昭和50年代後半、俺が小学2年になったばかりの頃、うちの親父が友人の借金の保証人になって、友人が飛んだから、我が家は家も土地も全て奪われ、一家全員宿無しになってしまった。

父は高速道路建設で7月から8月の2ヶ月間、出稼ぎのような状態。
母と姉(当時小6)と俺(当時小2)の3人は、7月から8月いっぱい、親戚から紹介された町営の海の家の住み込み従業員生活。
海の家といっても、浜は小さく、建物も昔は漁師小屋(番屋)だったところ。

朝は8時に開けて、夕方5時に閉店。更衣室と水道水シャワーと簡単な飲食提供。
掃除をしたら、店の残り物の焼きそばやおでんで食事。雨の日以外は夏の間は無休。
姉と俺は、元の小学校から遠く離れて友達も誰もいない土地で、海水浴客相手の接客を頑張ってた。



49:名無しさん:2014/04/20(日)05:19:58ID:Jx0RDc52K
この海の家で、俺と姉は不思議なものをよく見た。

夜、誰もいなくなった浜でよく火の玉を見た。
母親は
「イカ釣り漁船の照明だ」
と言っていたが、絶対に違う。
沖の方に火の玉がヒョコヒョコ流れて、やがて上空に向かってスゥーと飛び上がってやがて消えていく。

花火かもしれないが、わざわざ船で沖に出て、花火をやるようなオシャレなところではない。
最初と二回目、三回目あたりは不気味な感じもしたが、五回目あたりからは姉も俺も
「またか」
と見物するようになっていた。
約2ヶ月で10回以上は見たので、そのうち飽きて、わざわざ見物もしなくなった。



50:名無しさん:2014/04/20(日)05:20:33ID:Jx0RDc52K
雨の日は海の家は休みなのだが、母が町役場に出かけ、俺と姉はお留守番した日のことだ。
けっこうな暴風雨で昼間なのに真っ暗だったのを覚えている。
俺と姉は、映りが悪い14型のカラーテレビを見ていたのだが、突然、停電してしまった。

古い小屋だったから風雨の音ばかりが響く中、姉と俺は
「やだなー」
とボヤきながら、明かり取りの高いところにある窓を何気なく見たら、長い髪の毛をざんばらにしたような人間が、明かり取りの窓からこちらを見下ろしている。

最初は常連客の誰かがフザケているのかと、姉が
「だれー?」
と声をかけると、ざんばら男は
「ゴブゴブ」
と声を出して、すっと窓から離れた。
夕方になって雨がやんだので、外から明かり取りの窓へ向かってみると、海藻が何本かぶら下がっていた。

それから、雨の日には、よくそのザンギリ頭がよく現れ、明かり取りの窓から覗いていることに気付いた。
そして、よくよく見ると髪の毛ではなく、顔中を海藻で覆っていることに気付いた。
姉と俺で、小雨の中、波打ち際で遊んでいたら、全身も見たことがある。

磯でなにかを拾っている人影が見えて、俺が
「あれ?」
と声を出したら、
「ゴブゴブ」
言いながら海へ向かっていって消えた。
全身が海藻まみれで、身長は2メートル以上あったと思う。やたら手足が長かった。



51:名無しさん:2014/04/20(日)05:22:04ID:Jx0RDc52K
一番怖かった記憶は、8月15日。
お盆は一日だけ休みで、父も出稼ぎ先から海の家へ帰ってきていた。
久々に父親と再会して嬉しかったことと、お土産の豚肉の味噌漬けが美味しかったことを覚えている。

夜中、ゴザの上で寝ていると、姉に
「なんか、変な音しない?」
と起こされた。
外から波の音に混ざってカシャカシャ…カシャカシャ…という音が聞こえてくる。
夜の海からは色んな音が聞こえてくるのには慣れてしまっていたが、聞きなれない音というのは気持ちが悪い。

父親を無理矢理に起こして、3人で窓からそっと覗くと、月明かりの中、骸骨が浜を歩いていた。
やたらと大きな骸骨で、表面にフジツボらしきものがびっしりついていて気持ち悪い。
それが酔っぱらいのようにフラフラと浜を歩いている。
なにかを探すかのようにうろついている骸骨を数分見ていたが、父親がガラリと戸を開けると、骸骨はその瞬間に消えた。



52:名無しさん:2014/04/20(日)05:23:08ID:Jx0RDc52K
8月下旬、海にクラゲが出るようになる頃、父の実家のある東京へ引っ越すことになった。
残された借金も、町役場の人が紹介してくれた弁護士を通じてどうにかなった。
俺たち家族がいなくなった後、町営の海の家はなくなった、と聞いた。

その後、大きくなってから、母に人魂や海藻人間や骸骨のことを聞くと、母も何度も見たと言う。
でも、子供たちが怖がるから、絶対に怖がる素振りは見せないようにしていた、と。
人魂は、母も何十回と見たことから、そういうもんだ、としか思わなかった、と。

母が言うには、海藻人間は夜明け近くに、海の家の前にトコブシ(小さい種類のアワビ)やヒメサザエを30粒ほど置いて行くことも何度かあった、という。
(母は、それらを普通に食卓に乗せていた。母曰く「あの頃、うちは貧乏だったから、アレも哀れに思ったんだろう」と)

ただ、骸骨だけは
「いかん奴」
だと母は認識していた。
「アレは、海で死んで、遺体が発見されてないヤツなんだと思う」
と。



53:名無しさん:2014/04/20(日)05:24:02ID:Jx0RDc52K
父は、母から
「あの海の家はお化け屋敷だ。早く何とかしてくれ」
と何度も電話で言われていたらしい。
が、理数系だった父は信じず、あの8月15日の骸骨を見るまでは、面倒臭いとしか思っていなかった、と。

あの骸骨を見て
「あんなお化け屋敷に妻子を置いておけない」
と、本気で借金処理を頑張ったんだと、後から知った。

姉は、小さい頃は言わなかったが、人魂を目の前30cmで見た、と俺が大学生になってから白状した。
便所(小屋の外にある)に行った時、やたらと外が明るいな、と思っていたら、目の前にバスケットボールぐらいある人魂が飛んできた、と。
そして、姉の目の前で静止したので、よくよく人魂を見ると、人魂の光の中にお婆さんの生首みたいなものが見えた。

姉は驚いて、人魂の中のお婆さんにペコリと頭を下げたら、凄い勢いで人魂は沖に向かった。
人魂の中に、人の頭があるなんて知ったら、小さい弟が怖がるだろう、と黙っていたそうだ。
怖くなかったのか、と問うと、
「見慣れていたし、お婆さんも普通のお婆さんだったから、怖くはないけど、ただ驚いた」
と。

俺は、大学3年の時、バイクのソロツーリングで一度だけ、あの海の家のあった辺りに行った。
駐車場と浜へ降りる階段が残っていたが、海の家は跡形もなく消えていた。
海藻人間を目撃した磯は残っていたが、俺が子供の頃のようには貝もなかった。
なんで、あの頃、あんなにも色んなモノを見たのに、あまり怖くなかったんだろうか?

こうやって書き起こしてみても、全然怖くないので、こちらに思い出として残しておきます。



54:名無しさん:2014/04/20(日)10:24:10ID:tI3p5wiod
これもコピペなの

なんかドラマ化しそうなくらい面白い話しだわ
水木ののんのんばぁみたい



55:名無しさん:2014/04/20(日)15:41:46ID:lvovjNTKg
海にまつわる怖い話は味があって良いな



56:名無しさん:2014/04/20(日)19:45:04ID:RkrcTm7hs
怖い話のはずなのになんかほのぼのしたwww



57:45:2014/04/20(日)22:18:13ID:tJxvrzYXT
恥ずかしい、「あいにく」ではなく「幸運なことに」の間違いでした。
恥ずかしいので、夜光塗料かぶってきます。



58:48-53:2014/04/21(月)05:30:47ID:9tNo9nGaN
コピペではありません。

改めて自分の書いたのを読むと、ほんのりどころか全く怖くないですね。
反省。



59:名無しさん:2014/04/21(月)06:57:51ID:SGDaTf06q
いやほんのりだからこういうのが良いんだよ。
それに背景となる状況といい普通の話にない臨場感あっていい



60:名無しさん:2014/04/21(月)10:12:22ID:6ojhnirot
怖いというか人生の中で不思議だったこと話させてください。

仕事も恋愛もうまくいっておらず毎日モヤモヤとしていた時期がありました。
何のために生きてるのか、恋愛だと相手にとって自分はなんなのかと下らないことを考える毎日でした。

ある時、死のうと思い、薬をつまみにお酒を飲みました。
飲みはじめはいつも通りで、こりゃ失敗かなんて思いながら。

気づくと、部屋の電気が消えて暗くなっており、私はベッドに仰向けで寝ていました。
目をつぶって寝てる感覚はあるのに瞼が透けて見えている、そんな感じで天井やベッドの端が見えていました。

部屋がややロフトタイプというか、シングルサイズのマットがピッタリ納まるスペースあり、それが少しだけ高いの位置にある少し変な間取りでした。
ベッドまで登るには5段くらいの梯子使います。規模の小さいロフトです。

話がそれましたが、ベッド右側に黒い影のような人が3人たっています。
先ほど話した間取りのため、ベッドの横は人の立てるスペースはなく、天井もロフト気味ですが大して高さはないため、屈まないと立ち上がれません。
でも、3人ともしっかり立っており、顔の向きとしては私を見下ろしています。

すると一人がしゃがみこみ、私のお腹の音を聞くような姿勢になり、何度も何度もお腹に耳を近づけたり離したりしていました。
他の二人は何もせず立ったままです。
私はそれを見ていましたが、気づくと明るくなってて朝になっていました。

やっぱり失敗かと思った瞬間、激しい胃痛が。薬でやられてしまったようです。
そして、携帯を確認すると3人に、死ぬと言う連絡をしていた形跡がありました。
記憶には全くありません。

これで3人のひと、お腹に耳を当てていた理由もわかりました。ただ、3人は私が胃痛になっているのは連絡した時点で知らないので、目撃した人影は私の頭が作り出した妄想かもしれません…

部屋を見ると、飲んだお酒の缶は中をゆすいでシンクに全てふせてありました。
連絡したのも缶をゆすいだのも記憶には全くないのが私にとってほんのり怖いことでしたw

スレ汚し失礼いたしました。



61:名無しさん:2014/04/21(月)11:35:22ID:qwrsLOHED
聞いた時ちょっとゾッとした話。
大学に入学してすぐに、見た目はゴツいけど、大人しくて若干ゲイぽいっ奴と友達になったんだ。LUNASEAの真矢に似てるから真矢とする。

うちの大学には、ユニデンスって言う学内敷地に建ってる学生寮があった。
20階建てくらいのぱっと見ビルみたいなでかい寮だった。
真矢は入学したての頃そこに住んでいたんだが、5月の半ばくらいで寮生活を止め、突然実家から通い出した。
真矢の実家からうちの大学まで片道2時間以上かかるし、寮は1年契約で途中で部屋を出ても家賃は返ってこない。

不思議に思ったが、使わないから自由にしていいということで、鍵を貸してくれたので講義の合間の溜まり場になった。でも真矢は絶対にその部屋には近づこうとはしなかった。

その時にもテレビが勝手についたり消えたり、閉めたはずの鍵が開いてたりちょくちょくおかしな事があったりした。
けど、もともとその寮はいわく付きというか、心霊系の話がよく噂されるとこだったから、うおーこれかー、ぐらいにしか思ってなかったんだ。

そんなある日、真矢と学食でたまたま2人っきりになる機会があって、軽い気持ちで聞いてみた。
「そーいや、なんでお前寮から通わないの?」
その瞬間、それまで笑顔だった真矢の顔が真顔になり、その直後泣き出しそうな顔になった。

「…その話はマジでやめてください。お願いします…。」
(敬語なのは俺が浪人してて年が1コ上だから)
真矢のガチで泣きそうな声と表情に驚いて
「お、おぅ…すまん。」
ってしか言えなかった。

そしてしばらくの気まずい沈黙の後に真矢が重々しく口を開いた。
「俺…見ちゃったんすよ…。」
真矢は俯いたまま消え入りそうな声で言った。
「見ちゃったって…幽霊?」
真矢は下を向いたまま頷いた。
「部屋出るちょっと前の話なんすけど、俺の部屋の窓から階段見えるじゃないすか?たまたまその階段を見たとき、何か女が立ってるんすよ。」

うちの寮は男子寮と女子寮が別れている。でも、女子が男子寮に入るのは割と簡単だった。(逆は相当厳しい。見つかったら謹慎処分、2回目には退学)

「最初はただの女子学生かと思ったんすよ。でも2時間くらいしても全然動いてなくて。」
「俺、やべーとか思ってカーテン閉めてすぐ寝たんす。朝起きて見たらいなくなってました。」
「でも次の日、見てみたらまたいるんすよ。前日と同じ格好で。」
ちなみに顔は髪に隠れて見えなかったそうだ。

「その次の日も、朝にはいなくなってました。でも夜にはいるんです。」
「何時から現れて何時に消えるとかは全然分かんなくて、気がついたらいて朝は消えてるんす。」
「でも最初こそビビってたんすけど、だんだん慣れてきて、あー、今日もいるわーぐらいにしか考えなくなりました。」

「でもある日、俺…気づいちゃったんすよ…。」

もう真矢は視点の定まらない目を小刻みに左右に揺らしていた。恐怖が蘇ってきているように見えた。
「その女…毎日1段づつ階段上ってるんすよ。最初は5階だったのに最後の方は俺の部屋がある8階のすぐ下の段でした。」
「俺の部屋角部屋で一番階段に近いじゃないですか。それに、最初は女の顔、見えなかったんすけど、近づいてきたら見えたんすよ。」
「髪の隙間から見える目が…。明らかこっち見てて…。俺見てて…。」
「笑ってるんすよ…。もうすぐ着くぞと言わんばかりに。」
「その次の日からあの部屋には行ってません。」

真矢の話はそれで終わった。
その後はその話をする事なく1年がたった。
これは後日談なんだが、その部屋は1年契約なので部屋を整理するため真矢はほぼ1年振りに部屋に行ったらしい。
しかし、それから真矢に会う事はなかった。急に大学を辞めてしまったのだ。
それ以来彼には連絡が取れず、大学の友達は誰も真矢のその後を知らないとの事。

俺らの中では、部屋を片付けに行って相当ヤバいもんを見たか、ヤバい目にあったんじゃねーかって噂してる。
あんま怖くなくてスマソ



64:名無しさん@おーぷん:2014/05/03(土)02:58:50ID:MqReULA6x
あんまり、というか全然怖くないけど貴重な実体験。
自分は大学生女で、友人と一緒に全く面識がない人の家を訪ねなければならない機会があった。
詳しくは伏せるけど、「村」ってかんじの場所。

呼び鈴を鳴らすと、中から返事が。
こちらから戸を開け、出てきたのは30前後くらいの女性だった。
後からついてきたのは小学生ぐらいの女の子だ。
ピンク色のTシャツが可愛かった。

玄関先で用事を済ませる。
友人が女性と話をしている時、女の子と目が合ったので笑いかけてみた。
女の子は恥ずかしそうにニコニコとしてくれた。

その家を後にした帰り道、友達に言った。
「さっきの子、可愛かったね」
友人は半笑いで言う。
「は?ごめん何のこと?」

よくよく話を聞いてみると、どうもふざけてはいないらしい。
「そんな子いなかった」
の一点張りだった。

自分だけが女の子を認識していた…というより友人が緊張して認識できてなかっただけとは思う。自分は怖い話好きだが幽霊否定派なんだ。
たぶん生きてる子だった、はず。たぶん。



65:名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)08:45:53ID:xJDcD23yn
普通、二十歳までに霊体験しないと、その後見える事はないと言う。
でも、自分の霊体験は二十歳越えだった。

一人暮らしのアパートの部屋の中、
台所と部屋を仕切る扉が開いた気配があった。
自分はロフトベッドの上で壁側を向いて寝てた。
部屋の中を真っ直ぐ横切ってベッドへ近付いてくる気配がある。
足音はしないのに一歩一歩近付いてくる。

自分は手を顔の上に乗せてたんだが、その手をぐいっと押され「ちょ、顔、痛い」状態。
抵抗しようとしたら何故か胸も揉まれる。
その瞬間
「あ、こいつ遠距離恋愛中の彼だ!」
と気が付くが、そのまま意識がなくなる。

玄関は開いた気配無かったし、鍵も掛かってたのでリアル人間ではなかったのは確か。

その後、その彼とは別れた。



66:名無しさん@おーぷん:2014/05/05(月)09:45:49ID:hFFUO6sVn
>>65
生き霊で来るほど慕ってたのにw



67:名無しさん@おーぷん:2014/05/06(火)10:25:43ID:0gTH4QqWG
>>66
生霊でくるのは良いけど、胸揉むだけって、酷くありません?

この次に付き合い結婚した人が霊感持ち。
この人は仕事の休憩時間に肉体置いて帰ってくる人だった。
臨月の頃、昼寝してると廊下を歩く気配がして隣にきて寝る、私の足の上に足を乗せる、
「おかえり~」
と目を開けてもいない。
あれ?帰ってきたよね?ってのがしょっちゅうだった。



68:名無しさん@おーぷん:2014/05/06(火)10:35:57ID:0gTH4QqWG
何年か前のお盆に鬼籍の祖父の墓参り目的で祖母宅へ子供連れて行った。
従弟もいて、みんなで墓参りの事は忘れて明日、中華料理食べに行こうと盛り上がった。
その時、廊下をドスドスドスドスと大きな音を立てて歩いていく人が。
皆で顔を見合わせる。何の音?

耳の遠い祖母以外、全員に聞こえたもよう。
一軒家だし、家にいるはずの人は皆居間に揃ってたしでこれは泥棒か!と廊下へのふすまを開けるけど誰も居ない。
廊下の奥の玄関は閉まってるし、人もいない。
廊下の向かいの誰もいない台所……から、音がする。
誰もいないなら台所の屋根の上か!?と外へ出て見たけど、誰も居ない。
従弟は天袋から天井裏まで入ったけど、誰も居ない。

結論、怒ると足踏みしてアピールする祖父が自分の事を忘れて美味しい物を食べに行く話をしてた私達に怒りまくって存在をアピールしてきたんだ。
と、いう事にして次の日、お墓を丁寧に磨いて謝ってきた。



69:名無しさん@おーぷん:2014/05/21(水)11:40:30ID:AfwhUZVsu
昔、とある施設で研修をした時のこと。
よく話し相手になってくれる、Aさんという50代の男性入所者さんがいた。
Aさんは穏やかな人で、私が病気の親の面倒を見てる話をすると、色々励ましてくれた。
Aさん自身は、幼い頃に両親と兄妹をいっぺんに亡くしたとのこと。
家族は大切だよね、大変だろうけど、親孝行できるのは幸せだよと言ってくれた。

Aさんとは出身地も同じで、よく地元の話で盛り上がった。
ある時私は、何のはずみかは忘れたけど、地元の心霊スポットになっている廃屋の話をした。
いつも穏やかなAさんの表情が、その時一瞬とても険しくなって
「君はその廃屋に行ったことあるの?」
と聞いてきた。
私は、
「いえ、私は心霊スポットとか肝試しとかは嫌いなんで。しかもそこでは、肝試しに行った人が大怪我したらしんですよ。何でそんなところに行くのか理解できませんよね」
と答えた。



70:名無しさん@おーぷん:2014/05/21(水)11:59:53ID:AfwhUZVsu
するとAさんはホッとした表情になって
「そうだよね。肝試しなんてする連中の気がしれないよ」
と頷いていたがそのうち、
「うんうん、ああいう、肝試しなんて言って荒らしに来る連中は屑だ、あいつらは屑だ」
と、急に人が変わったように呟きだした。
私は驚いて、Aさん? Aさん? と呼び掛けたんだけど、Aさんは上の空で
「…心霊スポットだと? 人の魂を何だと思ってる、ゲラゲラ笑いやがって。何の罪もないのに、殺されたあげく笑い物にされなきゃならんのか。ふざけるな、糞野郎どもめ。あいつらは殺されて当然だ女は犯してやった、ざまあみろ!!!」

異変を察した職員が飛んできて、Aさんは静養室に連れて行かれた。
私はスーパーバイザーからこっぴどく叱られた。
あとから聞いた話では、Aさんの家族は強盗に皆殺しにされ空き家になったその家が、のちに心霊スポットと言われるようになった。
大人になって久しぶりに家に訪れたAさんが肝試しに来たDQNとトラブルになり傷害致死とのことだった。



72:名無しさん@おーぷん:2014/05/25(日)13:11:03ID:mBfQ954eE
もし、
「私も肝試しに行ったことありますよ~w」
とか答えてたらどうなったんだろうな



78:名無しさん@おーぷん:2014/06/03(火)19:41:11ID:p7tghAxHU
俺の知り合いが友人宅に遊びに行った時にあったという聞いた話

その友人宅っていうのが周りに誰も住んでいないような環境だったらしく結構遅くまで周り気にせず二人で飲んで盛り上がってたらしい
飲みが落ち着いたらお決まりの怖い話しないかという流れになって夜中2時ごろ怖い話始めたんだって

そこで話したのが霊とコンタクトが取れる心霊スポットの話で、そのスポットに扉があるんだけど
「あなたはユーレイですか?NOなら返事1回を、YESなら返事2回を」
で、ノックが“コンコン”と聞こえる、みたいなよくありそうな作り話

それでこの話のオチは
「ここにユーレイは何人いますか?その数だけノックを…」
と聞くと激しく何回も“コンコンコンコンコンコンコンコン…”って、しょーもない話なんだけど

その友人がこの話をした瞬間に玄関のドアが急に
“ドンドンドンドンドンドンドンドン!!”って叩かれる音がしてビックリしてたんだけど近くに住んでる人もいないし、外に出てもやはり誰もいなかったんだってさ



105:名無しさん@おーぷん:2014/07/07(月)19:19:51ID:5c7mArmA9
俺の幼馴染はかっこ良くて中学の頃には毎年、数人の女の子から告白されていた。
あるバレンタインの日には俺が呼び出され幼馴染にチョコを渡す様に頼まれたりもしていた。
幼馴染とは仲が良く幼い頃から良く泊まり行っていた。
高校も同じ高校だったが部活で忙しくなった俺は少し疎遠になり掛けてた。

高2に進級する頃のある日に突然、相談があると持ち掛けられ俺が夜しか時間が取れないので久々に泊まりに行く事になった。

約束の時間に幼馴染の家に行くと幼馴染のお爺ちゃんが出て来て
「ここにはもう住んで無い。電話で呼び出すから玄関で来る迄待ってろ。」
との事でよく理解出来ない状況だった。
暫くすると幼馴染が俺を迎えに来て説明は相談内容にも含まれてるから家に着いたらゆっくり話すとの事。

少し小高い坂の途中の山道を入るとポツンと建ってる家がある。
以前は空家だったが今は修繕して幼馴染の家になっていた。
人目を避ける様に建ってる、その家は少し寂しい様な雰囲気がある。
まぁ、今は幼馴染が住んでるし問題無いだろうと家に上がった。
幼馴染の相談というのは兎に角寂しいって言うものだった。

俺が知らなかった複雑な家庭環境を次々と話だし泣き崩れる。
複雑な家庭環境とは、俺が幼馴染の家だと思っていた家は母方の実家だったそうだ。
両親共に浮気をしていて幼心でも浮気に気が付いてたそうだ。
特に母親が幼馴染に感心が無く一度も飯を作って貰った事が無く父親が世話をしてくれてたらしいが仕事が忙しくなるにつれ金だけ渡して小学低学年の頃には見かねた母方の実家で暮らす様になってて俺は其処へ泊まりに行ってたらしい。

中学卒業と共に母方の実家の説得も虚しく浮気相手と駆け落ちして出て行ったらしく婿養子として結婚してた父方の性を名乗る事になっていたがクラスが違って疎遠な俺は気づきもしなかった。

母方の実家も愛情と言うより義務的に世話をして貰ってたらしく人の愛情みたいなものが全く分からないと、だから兎に角寂しくて堪らないとの事で俺には聞いてやる事しか出来なかった。
一頻り泣いた後、抱きしめてくれとの事だったので暫く抱きしめてやった。

「今日は泊まって行くんだろ?一晩だけ抱きしめたまま一緒に寝てくれないか?気持ち悪いと思われるかも知れないが誰かにそばに居て欲しいし、こんな事を頼めるのは幼馴染のお前くらいしか居ないんだ。」

と言われて気持ち悪いなと思いつつも泊まるつもりはあったが部活の練習試合が近く朝練の用意を忘れて来た事に気が付き深夜だったが帰る事にした。
帰り際に
「お前はメチャクチャモテてたし直ぐ彼女くらい作れるだろ?彼女が居たら寂しさも紛れるんじゃないのか?wてか、俺も彼女が欲しいけどなw」
と軽口を叩き帰った。
それからは間も無く幼馴染が高校を辞めたと噂で聞き家へ行ってみたが留守だった。
時間がある度に行ってみたがいつも留守だった。

25歳の頃、ある話を耳にした。
フレディ・マーキュリー似の男と住んで居るらしいとの話だ。
その話で幼馴染は母親のだらしなさのせいで女に全く興味が持てなくなり男しか受け容れられなくなったとの事。

俺には思い当たる事が山の様にある。
いくら告白されても誰とも一度も付き合わずハードな洋楽ばかり聴いて、やたらとスキンシップが好きで身体を触って来た事。
裏ビデオを手に入れて一緒に見ようと誘ったが興味をなさそうだった事。
女の子にバレンタインや誕生日にプレゼントを貰っても全部、誰かにあげてた事。
そして相談にのってた日に抱きしめた時、幼馴染の身体がやたらと熱かった事・・・
あの日、朝練の準備を忘れずに持って行って泊まってたら俺は・・・ウ、ウワァアアアアアア!!!



141:名無しさん@おーぷん:2014/07/16(水)23:21:39ID:55diJPJVR
ついこの前のできごと。

宝くじが当たればいいなぁと思って、金運に強いと評判の某神社に参詣した時、一緒に招き猫を買った。
その数日後、好みの男性から告白されて付き合うことに。
その神社は金運よりも恋愛の方がどちらかといえば有名なので
「思った効能とは違うけど、でもありがとう」
とお礼を述べつつ毎日招き猫に挨拶をするのが習慣になっていた。

そしてこの前のデートの後、彼から突然身に覚えの無いことで疑いをかけられ、喧嘩した。
他の男の側にいた=浮気、みたいなもの。
こっちは天地神明に誓ってそんな事実は無いが、無いことの証明は難しく
「今度から気を付ける」
と、こちらが折れる形でその場を納めた。
が、自分の中に残るしこりがどうにも気になり、例の招き猫に愚痴った。
恨み言というよりは、本当に誤解であり私は潔白なのに、て愚痴。

その次の日、彼の腕にちょっと痛々しい擦過傷があった。
どうしたのかと聞くと、夜歩いていたら突然転んだ、と。
その時は
「ふーん、気を付けなね」
で流したが、後々考えると猫様に愚痴った時間と怪我した時間が近似。。

単なる偶然かとは思うけど、下手な愚痴で余所様に危害を与えてはならぬとちょっと猫様への愚痴は慎もうと思っている。



142:名無しさん@おーぷん:2014/07/17(木)08:38:45ID:hlAcTsgIU
>>141
ずいぶん霊験あらたかな猫様ですな。
あやかりたい



143:名無しさん@おーぷん:2014/07/17(木)14:35:44ID:beCKxsy83
長い上にオチも文才もないのでつまらないかもしれませんが、家族以外に話したことがないので分かりませんが、同じような経験ありませんか?

祖父母の家は母が生まれた年に建てられたらしく今では築60年以上になる

私が中学生になりたての頃、まだ小さかった弟と私は祖父母の家に泊まることになった
と言っても祖父母の家は車で15分とかからないところにあり、よく遊びに行っては泊まることなんてよくあることだった

両親は私達を祖父母に預けるとすぐに帰ってしまい、幼児期は心細かったりしたけれど祖父母も優しく、近く…というか目の前の家には叔父夫婦も住んでいて良く遊んでくれたので、多い月には週1で泊まることもあった

まあ泊まると言っても田舎なので昼間は祖母と畑に行ったり祖父と山に行って遊んだりしたけれど、夜はやることもなくゲームも携帯も持っていなかった私達は祖父母と同じようにすぐに寝てしまっていた

何時くらいだったのだろう
夜中に目を覚ましてしまった
家では夜更かしばかりしていたので、寝付けたはいいけど身体が満足して起きてしまったのかもしれない



144:名無しさん@おーぷん:2014/07/17(木)14:38:41ID:beCKxsy83
何も聞こえないはずの居間の方からドタドタと走りまわる音がする
子供が2人くらい
なんとなく大人ではないような気がした

寝室(と言ってもただの畳部屋だけど)と居間の間には廊下と仏壇がある小部屋があり、廊下と小部屋を分けるふすまは閉まっていたけれど、小部屋と寝室を分けるふすまは開いていたし、木で出来た廊下を走りまわる音ではなかった

近くで寝ている弟は一度寝てしまうと絶対に朝まで起きなかったし、祖母とは弟を真ん中にして川の字で寝ていたから動いて変に音を出したら気づかれそうだし、祖父はそもそも別室で寝てるし…とドタドタという音を聞きながら考えてるうちにいつのまにか寝てしまっていた

次の日、祖父母にこのことを話すと祖父は鼠が走り回っていたんじゃないかと言い、祖母は毎朝掃除してるけど何も変わっていなかった、夢でも見たんだろうと笑った



145:名無しさん@おーぷん:2014/07/17(木)14:46:41ID:beCKxsy83
なんとなく納得いかなくて丁度居た叔父夫婦にも話したら実は聞こえていたらしい
私も小さかった頃はよく弟と祖父母の家を走り回っていたんだけれど、めっきりそういうことは減ってきていた頃だった

最初は叔父夫婦も私達姉弟が走り回っていると思っていたらしいけれど、それにしては時間が遅すぎるし、電気も付いていなかったので不審に思っていてこちらから話そうと思っていたと言われた

あれから答えは出ず、私は部活動も忙しくなり泊まることはなくなった
その後も相変わらず弟は祖父母の家に泊まり、今でも大晦日の夜には必ず泊まりに行って居るけど未だに聞こえたことはないらしい

あの足音はなんだったのか?
なぜ前まで聞こえなかったのか?
もし見に行っていたらどうなっていたのか?
また泊まることがあったら、また聞いてしまうのか?
…もしかしたら本当に夢だったり(叔父夫婦が単に話を合わせてくれた)、どうぶつのせいだったかもしれないけれど、私には子供の足音に聞こえたんだ

思ってた以上に長くなってしまいました、誤字、脱字があったらごめんなさい
スレ汚し失礼しました



164:名無しさん@おーぷん:2015/03/20(金)08:03:37ID:IV5
結構前の話なんだけどさ、母が死んで暫く経った頃から、俺の家の廊下に白い人影が頻繁に見える事があったんだよ。

モニターの向こうに引き戸が見える位置取りで、嵌めこまれた曇りガラスの向こう側や、開け放った引き戸の横からひょこっと出てくるんだ。
現れた瞬間はゾワッと悪寒がして、それと同時にカッと体中が熱くなるような変な感覚に襲われるんだけど、目を凝らしても何もいないし、それ以外に実害はないから無視してた。
そのうち慣れていって、気づいた時にはもう見えなくなってた。

問題はそいつの表れ方だ。
廊下の影からヒュッと全身を露わにするように滑り出てくるんだけど、



マジ何だったんだ、あいつは。



165:名無しさん@おーぷん:2015/04/06(月)12:45:42ID:myH
人に話したらなんかギャグだと思われる、今年の正月のほんのり怖い体験。

従兄弟二人と一緒に、初日の出を見ようと思って近所の山に登った。
高さはせいぜい300mちょっとで、地域の人もご来光見るために結構混雑する。
頂上で炊き出しされる豚汁が美味しいので、それ目当てでほぼ毎年上ってた。
頂上へのルートもほぼ一本道で整備されてるし、人は多いしで、夜明け前の暗い時に登っても、普通なら迷うなんてありえない。
でも今年は迷った。

気が付いたら従兄弟二人と三人で、獣道(山で見かけるのはせいぜい蛇とか野良犬)みたいなとこで呆然としてたら、いきなり
「ヤァーオンバグダラーイェー!」
みたいな声が遠くから聞こえてきて、めっちゃびびった。
しかもだんだん声が近付いてきて、三人で獣道をダッシュ。
気が付いたら整備された登山道に転がり出て、他の登山者にびっくりされた。

ただ単に迷ってパニックになっただけかなとも思うんだけど、頂上で顔を合わせた高校時代の同級生から
「途中で変な声が聞こえた」
とか言われて、ちょっとぞっとした。

あれ以来、山の中で聞こえた声に似てるミュージカルのライオンキングがおっかない。
誰かが山の中でライオンキングの真似してたんだとしたら、それはそれでおっかない。



172:名無しさん@おーぷん:2015/04/17(金)11:18:33ID:gDU
子供の頃の話
小さかったから勘違いしたんだろ、と言われたらそれまでな話
児童養護施設に一時預かりの時知らない場所にきてテンションが上がってたんだがドアがすべてスライド式だったのに一つだけドアノブがついてて灰色のドアがあった。
そのドアを開いて中に入ると男の人(仮)と女の人(仮)がいた。
何故(仮)かというと、顔が見えず、なんとなく男の人、女の人、と直感で思っただけだったから
その部屋は広くもなく狭くもなかったと思う。

二人とどのくらいだかわからないが遊んでいたら急に親に会いたくなった。
「お母さんどこにいる?」
二人に聞くとドアを指差すから急いでドアにいきその部屋を出た。
その施設の玄関に行くと、もう母はおらず職員に聞くと帰った、と一言だった。
今度は無性にあの二人に会いたくなった。
灰色のドアがあった場所に行く、がそこに灰色のドアはなく白塗りの壁だけがあった。
あの空間はとても楽しかった。

男の人も女の人も優しくて暖かかった。
たまに思うことがある。
あのまま部屋を出なければ良かった。と



173:名無しさん@おーぷん:2015/04/24(金)09:03:59ID:hzK
破天荒な大叔父の若い頃の話。
飲み屋で知り合った女性と意気投合しその日のうちに家に連れ帰り同棲
女性はいわゆる新興宗教の信者さん
うちは代々神道(黒住)の家

女性は大叔父の家に転がり込むと、神棚が気に入らない!
と怒り出してすぐに神棚をどけて自分の宗教の神様を飾ったそうだ
その日の夜中母のところに大叔父から電話があって
「頼む!助けてくれ!今すぐ来てくれ!家が揺れてる!壊れそうだ!」
だいたいこんなことを電話の向こうで叫んでいたそうな

地震なんて起きてないしいったいどうしたんだろうと思いつつ
母は電話の向こうの切羽詰った様子にとりあえず父と大叔父の家に様子を見に行った

すると外から見るとなんともないのに一歩家に入ると
ぐらんぐらんぐらん
とありえないほど家が揺れいてる
どうにも立っているのも危ないほどみっしみっしと木造の家が揺れていたそうだ

母は無くなった神棚にすぐ気がついて
「神棚はどうした??今すぐに、そこにあるわけのわからん神様どけて神棚を元の場所に戻し」
母の言葉に大叔父は慌ててどけてあった神棚を元の位置にもどしたらあっという間に家の揺れは収まったそうだ

神様が怒ったのかねえと母は笑っていた



174:名無しさん@おーぷん:2015/05/17(日)23:07:16ID:IxW
友人が離婚した理由。

結婚してからどうにもついていなかったという。
今までは仕事が途切れることも無かったのに、ぱったりと仕事が来なくなったり、籤引きをすれば全てはずれ、御神籤は大凶だらけ、ゲームでSレアが必ず当る!もシステムトラブルに巻き込まれ当らず・・・と数え切れないくらいトラブル続きだったと。

で結婚相手の方は、逆につきまくりで1番くじは毎回3枚以内でAかB賞(100本中1本)を当て、
御神籤は大吉連続、仕事は栄転、懸賞は出せば必ず何か当る・・等

友人は
「運を全て相手に吸い取られてしまった」
と冗談で言っていたのだが、ついに交通事故に巻き込まれ骨盤骨折、障害が残ることとなってしまった。
しかし、その後結婚相手はロトの上位賞が当ったとのこと。

友人は
「これ以上そばにいたら、何が起こるかわからない。命まで本当に吸い取られるかもしれない」
と怯え離婚を申し出たそうだ。

離婚が成立し、名前が元に戻り別の生活を始めたら徐々に結婚前の生活が出来るようになったとのこと。
障害も当初の予想より軽くて済んだ。

駆逐艦雪風のエピソード(周りの船を沈めて生き残った、死神と呼ばれた)
姓名判断も、運吸い取る人がいるというのも強ち迷信ではないのかもしれないと思ってしまった



175:名無しさん@おーぷん:2015/05/18(月)01:16:13ID:rBQ
>>174
雪風艦長の文章読んだ事があるけど普通に練度の問題だと思う。
その頃のエンジンには安全の為にそれ以上出力を上げたら駄目みたいな基準があったけど安全上定められた基準たから短時間なら多少オーバーしてもエンジンブローしない。
そのオーバーしても大丈夫な多少の時間をフル活用しつつ敵艦や敵航空機の攻撃をかわしまくったみたいな事が書いてあった。

後は敵航空機の爆撃を避けるコツがあって敵が爆弾を投下する前に回避行動をすると敵機はそれに合わせて舵を切った方向に爆弾を落としてくる。
だから敵機が急降下してきて逃げたくなってもひたすら我慢我慢我慢して敵機が爆弾をリリースした瞬間に舵を切って回避する。
ただ敵のパイロットもそんなのは分かってるからホントにギリギリまで爆弾を投下しない。
けれど急降下から飛行機を立て直す為にはある程度の高度が必要だから雪風艦長と敵パイロットとのチキンレース状態になる。

敵機は雪風に近付き過ぎて急降下から立て直せずに海面に激突する恐怖と闘い雪風艦長は回避の指示がちょっとでも早くても遅くても爆弾を避けられなくなる恐怖と闘う。

そういうギリギリの駆け引きに耐えて勝ち抜いたからあの戦争を生き延びられたんだと思う。
運の良し悪しだけで片付けるのはどうかと思う。



177:名無しさん@おーぷん:2015/06/05(金)06:55:03ID:4Oi
神様を信じられない私の話

私の親戚はみな熱心な宗教信者
キリストのカトリックだったりなんだり浄土真宗のナニナニ派だとかどうとか
私の親も宗派は違うけど熱心な仏教信者

そんな宗教まみれな家で育ったのに、私はちっとも宗教に関心を持たなかった
四歳の頃の誕生日のビデオに、ケーキを前に祈る親戚と家族を見て
「天国もない、地獄もない、神様もない、みんな何にお祈りしてるの?」
と言ってる映像まで残ってた

私もお経は唱えられるし色々神事に対する知識も知恵もあるが、今まで一度も神という存在を信じたことはない
幽霊や生まれ変わりは信じるが、それは
「生き物が朽ちると自然に帰る、そこからまた新しい命が生まれる
再利用されてるんだから当たり前じゃね?
目に見えない電波が飛び交って未来の天気を予測する時代だぞ、魂も単に目に見えないエネルギー波とかそんなんだろ
分解されて自然にかえるのにタイムラグがあるんだろ」
という考えからであって、オカルトではない

私の祝詞も行き場がないのでとりあえず苦しむ生者に向けてあげることにしている

小学生のころ、キリスト教の教えをみっちり教えられたが
「実在していた時点で私と同じ人間だろ、人間は人間だ、人間性尊敬するのは勝手だが人に押し付けんな」
的なことを小2の頃言い放って殴られまくって入院した

そうやって神様とか否定しまくってるけど、神社とか参るのは好き
んで昔っから私が稲荷神社で写真を撮ると心霊写真になるという不思議な現象があった

親戚はそんな私を
「悪魔が取り憑いている!」
と貶し、親は
「特別な力があるに違いない!」
といって色々振り回された

最近その写真をネットにながしたら
「捏造」
「偽物」
「編集のあとが残ってますね」
と言われまくって、バカな大人共はこんな写真で振り回されてたのかと思うと笑いがこみ上げてくる

最近も伏見稲荷で心霊写真が撮れたとこだが、その後家でシャメを撮っていたら獣が映り込んでいた
両親は私が狐に憑かれたと大騒ぎして効きもしない聖水やら何やら買ってきてた
いやいや、狐じゃなくて茶色いトイプードルだろ、昔からたまに部屋に入り込んでただろ、と言ったら、両親顔面蒼白になって今やビクビク過ごしてる

そんな両親を知ってか知らずかプードルは今日も朝から人ん家横切って出かけてったけどな
信仰すれば恐怖もなく安らかに死ねるというが、中学で鬱発症して高校で自殺した従姉妹が死んでなお恨みがましい目をしてたのは何なんでしょうね
彼女も私に熱心に入信を勧めてきたけど、自分で無意味だと証明してて笑える



179:1/2:2015/06/20(土)04:27:28ID:N0G
数年前、父方の曽祖父の三十三回忌が行われ、親戚が集まった際に聞いた話。

曽祖父は鳶職で、地元の神社の祭礼を仕切ったり、地元では有名な人だった。
そして、子供好きでも有名だった。
小学校の設備が壊れたといえば、お金を寄付したり、人手が足りないといえば若い衆を引き連れて駆けつける。

昭和54年10月。
今も記録に残る世界で最も低い中心気圧の台風が日本にやってきた時のこと、
小中学校は臨時休校となり、地元の川は大氾濫。
今も昔もそんな時に
「川を見に行こう」
という馬鹿ガキはいるもので、小学生3人が川に流された。
うち2人はすぐに助けられたのだが、残る1人は行方不明。

激しさを増し続ける豪雨と強風に
「こりゃもう流されたんだろう」
と、警察も消防も二次災害を恐れて捜索を諦めた頃、町内会の集会場に、行方不明の子が1人で歩いてきた。
「ごめんなさい、ごめんなさい」
と泣きながら、全身ずぶ濡れになりながら。
流されたと思っていた大人たちはビックリして、どうやって助かったんだと聞くと、
「鳶の○○ジイサン(うちの曽祖父)に助けてもらった」
と。

子供の話しによれば、グングン流されて、鼻まで川の水に沈んだ瞬間、川の中で鳶のジイサンがガッシリ抱えてくれて、
「ナニをやっとるか、バッカモン!」
と叱りながら、岸まで泳いで助けてくれた、と。
子供が岸で泣いていると
「この道を真っすぐ行けば帰れるから。早く帰りなさい! 早くしないと拳骨だぞ!」
そして、鳶のジイサンは、子供と反対方向に歩いて行った、と。

数日後、その子どもと両親とが、我が家へ挨拶に来たのだが……
我が家はびっくり仰天、曾祖母は
「絶対にうちの父ちゃんじゃない」
と。
しかし、子供の言う特徴の、老鳶職人といえば、ここいらあたりでは御宅の親方に違いないと言い張る。

曾祖母「絶対に違う。だって、うちの父ちゃんは、台風が来る2日前から入院しているんだから」。
台風の当日も、曾祖母は病院にずっと付き添っていて、
「あの日、父ちゃんはずっと眠っていて、病室から一歩も出なかった」
(癌で投薬していて、意識がなかった)。

親子が首を傾げながら帰っていった後、曾祖母が念のため、柳行李に仕舞っていた曽祖父の鳶半纏を確かめると……
自慢の鳶半纏がぐっしょり濡れている。
「まさか」
と裏口の下駄箱に入れてある地下足袋を見ると、これまたぐっしょり……



180:2/2:2015/06/20(土)04:29:18ID:N0G
その1年後に、曽祖父は意識が戻らぬまま、寝たきりで亡くなったのだが、町内のあちこちで曽祖父を見た人がいた。
迷子を交番のすぐそばまで送り届けたり、野良犬に追いかけられた子供を助けたり……

その度に、親が
「御宅の親方に、うちの子が世話になって……」
と礼に来るのだが、やっぱり曽祖父は病室で寝たきり。

曽祖父が亡くなった時、住職さんがこんな話をしてくれたのだと言う。
「(曽祖父)さんは、年の離れた弟と妹を空襲で亡くしてたからねえ。子供を見ると、弟や妹を思い出して、大事にしていたんじゃないかねえ」

葬儀が終わっても、七十七日法要が終わるまで、曽祖父らしき老鳶職人を見た人は何人もいた。
その中には、痴漢に襲われそうになったところを助けてもらったという女子小学生もいた。

その女子小学生は、曽祖父の遺影を見て、はっきりと
「絶対にこの人です。間違いありません!」
と言い切った。

七十七日法要の時、なぜか、地元警察署の署長も来た。
そして、曽祖父の遺影の前で
「この町の治安は私達がしっかりと守ります。ですから、安らかにお眠りください」
とはっきりと声にしてから、手を合わせた。

その後、曽祖父の姿を見たという人はなくなった、という。

実は、俺は三十三回忌法要まで、曽祖父の遺影をちゃんと見たことなかったんだが、俺も曽祖父らしき人…というか霊?に、子供の頃に会っていることを思い出した。

小学2年生の時、そろばん塾の後、どうしても観たいテレビがあったので、チャリンコを飛ばして一時停止を止まらず飛び出したら、ふっ飛ばされた。
次の瞬間、トラックが俺の目の前を走っていった。
俺が
「いてて」
と起き上がったら、鳶のジイサン。
そのジイサンは夕暮れの中で、すごく大きな声で
「なにをやってるか、バカモン!死んだらどうする!」
と怒鳴った。
俺は、とにかく驚いて
「ごめんなさい!」
と大きな声で謝ったら、次の瞬間、鳶のジイサンはいなかった。
腕と足を擦りむいて、ズボンも破れたのだが、正直に言うと怒られると思って、親にも黙っていた。

あの時の鳶のジイサンは、間違いなくうちの曽祖父だった。



188:名無しさん@おーぷん:2015/08/17(月)04:28:22ID:RZ8
木曜日から夏休みで実家に帰省してる
暇なんでiPadで狩野英孝が有名な心霊スポットへ行く動画を見てたら小2の姪っ子も
「見せて見せて」
とやってきた

怖いねーと一緒に見てたら、N市の廃神社に激しく反応
「ここは神社じゃないよ。お稲荷さんだよ」
「あの奥に勉強する場所があるんだよ」
と画面上の霊能者や山口B太郎につっこむ
「え?知ってるの?」
「ううん。でも、わかるじゃん」

今日になって気になり検索してみたら
姪っ子の言う通りでほんのり



190:名無しさん@おーぷん:2015/08/20(木)23:50:45ID:205
私の娘の話
私の元夫は新興宗教に狂っていた
娘が不自由なく学校に行けるように、離婚はせずに耐えていた

ある日、中学生の娘が真夜中に起き出して、不思議なことを口にした
「お父さん、神様がお父さんの大切なところへ来ているよ」
元夫は
「父さんの信仰心なら当然だ」
と相手にしなかった
その翌日も娘は真夜中に起き出して、不思議なことを口にした
「お父さん、神様は大切なものが欲しいんだって」
元夫は
「神様はそんなことは言わないよ」
と笑って相手にしなかった
さらに翌日も娘は真夜中に起き出して、不思議なことを口にした
「お父さん、神様は明日の帰ってしまうよ」
元夫は
「それでは盛大に見送らなければ」
と多額のお布施をして神棚を盛大に飾った

翌日の四月二十四日深夜二時三十四分
家の電話がけたたましい音を立てた
元夫の母親の死去を知らせる電話だった
まだ60代、ピンピンしていた義母の急死だった

騒然とする空気に目を覚ました娘が口を開いた
「あーぁ、お父さんが神様にあげちゃった」



196:名無しさん@おーぷん:2015/08/27(木)23:15:44ID:DGm
元夫が狂いました
神様のところにいないと死ぬと繰り返し叫んで、ある日家から消えました
娘は
「お父さんは神様と居たいんでしょう?」
と言っていました

初盆を迎えた時、
「おばあちゃんが帰ってくるね」
と話していたら娘は
「帰ってこないよ、帰る場所がどこにもないから」
と言っていました
その年お墓参りに行ったら墓石が崩れていました
管理をする人がいるような墓地ではないので、いつ崩れたかわかりませんが、娘は元夫の仕業だと言っています



209:名無しさん@おーぷん:2015/12/05(土)12:31:05ID:XIy
ものすごく地味な話だけどこの間ひさびさに実家に帰って、ふと昔のアルバムを見たら子供時代に家族で外出した時に撮った写真に高確率で同じオバさんが写っているのに気がついた。
遊園地、水族館、デパート、運動公園なんかで撮ってるんだけど笑顔でピースとかしてる自分や姉や親の後ろの通行人に同一人物としか思えないひっつめ髪の30代?の女の人がいるんだわ

両親に見せたら、親も初めて気がついたようで不思議がってたけどつけ回される心当たりはないし、偶然似た人が写ってたんだろうって結論になった
電話で姉に話したら、
「守護霊じゃないの?」
とか言ってたけど嫌だよあんな守護霊。
もしかしたら知らんうちにストーカー被害に遭ってたりしてと想像したら全然気が付かなかった自分たちの鈍感さが怖くなった



239:名無しさん@おーぷん:2016/09/27(火)13:45:13ID:jDe
ほんのりというよりほのぼのです。
じーちゃんちの近くに新幹線が通ることになって、工事も着々と進み、本格可動前に試運転?とかで新幹線が走るようになったんだそうです。

んで、じーちゃんちの側のちょっとした丘の上に墓地があるんですが、うちの母親が買い物で墓地が見える道路を車で走っていたら、その墓地からたくさんの人が新幹線に向かって手を振っているのをみたそうです。

もしかしたらご近所の人が集まって手を振っていたのかもしれないけどあれは新幹線開通を楽しみにしていたご先祖様たちだったんじゃないかなと母が言っていました。



240:名無しさん@おーぷん:2016/10/19(水)08:32:32ID:qTI
>>239
ほのぼのだね(*´ω`*)
日の丸の小旗を降ってなかったかな



241:名無しさん@おーぷん:2016/12/11(日)21:37:51ID:mfo
ほんのり怖かった話。
CD全盛期の20年くらい前の話。高校生だった私はCD聞きながらテスト勉強をしていた。
ノリノリの女性ボーカルの声を口ずさみながら机に向かっていたら、急にCDの音が飛び始めた。

このCDプレイヤーが転勤する同僚から父が貰ったという中古品だったので、CDの音飛びはよくしてたから最初は気にしてなかった。
でも、同じフレーズを何度も何度も繰返し始めたから、あれおかしいなと思い始めた。

そのフレーズが「楽しんで~」ってノリのいい曲だったんだけど
「…しんで…しんで…しんで…しんで…しんで…」
って繰り返してた。
それに気付いたらゾワッと鳥肌がたって、急に怖くなった。その間ずっと
「しんで…しんで…しんで…しんで…」
って繰り返してて。

でも停止ボタン押しても、電源ボタン押しても止まらなくて、コンセントを引っこ抜いた。
そしたらキーーーーーーって高い音がしたと思ったらバキッって何かが割れる音がした。CDデッキを開けてみたら見事にCDが真っ二つ。
うわーまじかー、気に入ってたアルバムだったのになーと思ったけど、なんまんだぶして捨てた。またCD割られたらたまらんからCDプレイヤーも捨てた。

父におまえがもらってきた中古CDプレイヤーのせいでCD割れたって言ったら新しいの買ってくれた。もう音飛びはしなくなった。



242:名無しさん@おーぷん:2017/01/21(土)04:53:59ID:zPW
バイト先の更衣室で一人黙々と着替えてたら後から入ってきたおばちゃんに
「あら。一人なの?話し声がしてたのに」
って言われてゾッとした

引用元:ほんのりと怖い話スレ
http://toro.open2ch.net/test/read.cgi/occult/1395824154/




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