都市伝説・・・奇憚・・・blog
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幽霊に憑かれてた友人の話
2017.03.28 (Tue) | Category : 創作作品
1:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)18:58:43.08ID:SSyDWVVY0.net
思い出しながら順に書くので長くなるが聞いてくれると嬉しい
明日のために頭の整理をしたいが1人で黙々と考えたくなかった
拙い文章だが許してくれ
2:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:00:22.47ID:SSyDWVVY0.net
5年程前、俺が大学生だった頃中学時代から仲のいい男友達Aがいた
Aは大人しい性格の優しい奴
俺は無個性極まりない感じで特筆できることはない
3:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:02:03.65ID:SSyDWVVY0.net
ある日講義が終わって誰もいない講義堂にAが1人座っていた
でも誰かと話してるんだよな
いくら親友とはいえ気味悪く思った
俺は声を掛けようとしたが何を話してるのか気になって、こっそり聞き耳をたてる
そうしたら許してって何度も言ってるんだよ
頭を抱えて絞り出すような声で
俺はただ事じゃないって焦って、急いで声を掛けに行ったがAは顔面蒼白ながらも大丈夫の一点張り
終いには悪い夢を見たって誤魔化し始めた
その時には深く追求するのも憚れて内心ビビりながらもそれならいいんだ、と話を済ませてしまった
4:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:03:21.80ID:SSyDWVVY0.net
今思えば馬鹿馬鹿しいんだが、俺はAが誰かを殺してその罪の意識に苦しんでると思った
推理小説ばかり読み耽ってたからそんな考えに至ったんだろうな
でもすぐにそうではないと知ることになる
5:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:05:58.81ID:SSyDWVVY0.net
俺とAともう1人Bっていう女友達3人でよく一緒にいて、そのBは実家がお寺だ
そのBがAからヤバイことしちゃったかもって相談されたと俺に助けを求めてきた
もちろんBに相談したってことは霊的なトラブル
でもBは寺を継ぐこともなければ霊感があるわけではない
かといって俺にもないんだけどな
Bから詳しく事情を聞くと、どうやら何か降霊術の類でも試したっぽくて何かに憑かれた可能性が高いと
何故に推測って疑問に思ったんだがAがあまり詳しく話したがらないらしい
Aの様子がおかしいのは実際に俺も見て放っておくのは危ないと思った
その日に困ってるなら飲みながら話さないかと誘うとすんなりとAは頷く
俺はてっきり断ると思っていた
6:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:09:04.67ID:SSyDWVVY0.net
大学を出て駅前の安い居酒屋へ行った
Aはしばらく押し黙っていたが酒が回ってくると少しづつ話し始める
いろいろわからなくなってしまったところもあるが要約して書く
1ヶ月前、亡くなったばかりの祖母の家に掃除をしに行った
Aの分担場所は2階でしばらく1人で掃除
2階、とは言っても古い家だから天井は低いわ害獣はいるわ大変だったらしい
そしてタンスを動かした時に裏から紙が出てきたんだと
Aは後で捨てようとポケットに突っ込んで忘れてそのまま持って帰った
家で紙を確かめると降霊術っぽい何かの手順が書いてあって好奇心に負けて試したらしい
所詮父か誰かの考えた遊びだろうと思ってたら本物だったって
俺がなんで本物だってわかったのか尋ねると、だってずっとついてくるって怯えた様子を見せた
7:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:12:58.71ID:SSyDWVVY0.net
Aはこういった経緯は話してくれたが肝心の所は言葉を濁す
手順も何がついてくるのかも教えてはくれなかった
それでも素人の俺達がどう足掻こうがどうにもできないってことはわかる
結局Bが父親に連絡を取ってくれて数週間後のお盆に会ってお祓いをしてもらうことになった
会いに行くまでの間、俺は降霊術のことを調べていた
Aの口ぶりからして有名どころじゃないんだろうが何かの役に立つと思ってな
憑かれるって話で溢れてるからAもこれかなーと馬鹿みたいに呑気に考えていた
お祓いで何とかなるだろうと安易に
当時の自分を殴り倒したいぐらい本当に迂闊だった
8:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:16:16.27ID:SSyDWVVY0.net
で、お盆
Bは急遽バイトの予定が入ってしまい後々行けたら行くということになった
店長が足の骨を折ってベテランのBがどうしても必要だったらしい
車を持ってなかったから汽車とバスを使って待ち合わせ場所まで行く
待ち合わせ場所までは1時間ぐらい、周りに山しかなくなる手前ぐらいの所だ
着くともうBの父親が待機していた
そしてAを見るなり顔を顰めたと思えばちゃんと連れてきたな、とか言うんだよ
Aが言ってた奴か?と思ったが誰も教えてくれないままB父の車に乗り込む
そこから寺に着くまでは霊とは関係のない雑談だった
9:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:19:10.34ID:SSyDWVVY0.net
寺に着き、早速お祓いをしてくれることになる
しておいた方がいいと言うので俺も一緒にお祓いを受けた
初めてのお祓いだったから緊張したのを覚えてる
お祓いが終わりB父はひどく深刻な顔をしていた
B父「A君、やっぱりちょっとやそっとじゃあかんわ。しばらく泊まっていき」
A「はい」
B父「俺君もB君に付き合ってあげてな。1人にしたら駄目かもしれん」
事前にAからこうなるかもしれないと言われていたので滞在に問題はなかった
2人とも了承し、B父に寝泊まりする所を案内してもらう
泊まる所は寺じゃなくて少し離れたBの親戚が運営する宿で、少々ボロかったが至って普通、特別に宿代を格安にしてもらった
今日はもう休んで明日にまた祓ってみるということだった
10:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:24:35.04ID:SSyDWVVY0.net
B父が寺に帰って部屋に2人きりになるとAは突然泣き出してしまった
俺はぎょっとして必死に慰めたが一向に泣き止まないし、どうしたんだって聞いても何も答えようとしない
今まで相当不安だったみたいだし祓えなかったということで爆発したんだと思う
このまま部屋に閉じこもってても気分が沈むだけだと思い、俺はAを外に連れ出して辺りを散策することにした
山と田んぼしかないが気を紛らわすのには充分で、やたら背後を気にはしていたが次第にAも落ち着いてきた
日が暮れ始めた頃に宿へ帰ると女将さんが出迎えてくれた
夕食がもうすぐ出来上がるから先に風呂に入りないよ、と笑顔で言ってくれる
この宿はありがたいことに朝夕食事付き
夕食は地魚中心のメニューですごく美味しかった
食事を済ませた後疲れが出たのかAはすぐに寝てしまった
俺はまだ眠くなかったし本を読んでたんだが、さすがに憑かれてる奴と同じ部屋の夜は怖かったな
12:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:26:43.02ID:SSyDWVVY0.net
翌日、朝からまた祓ってもらいまた駄目だった
B父に頭を悩ませてもらっている間、俺達は母屋の方で休ませてもらっていた
Aも落ち着いていたのでいろいろ聞いてみたんだ
俺「ついてくるって何がついてくるん?」
A「小さい子供。誰かはわからん」
俺「声とか聞こえたりする?」
A「聞こえる。訴えかけてくるけん謝ったり無理だって言っても駄目」
この時にあの時謝ってた理由がわかった
俺「B父には全部話した?」
A「電話であらかた。まだ少し話してないことがあるし、明日あたり話してみる」
俺「そうした方がいい。早く祓えるといいな」
A「お前のこと大好きだわ。ほんと、巻き込んですまん」
この時のAの申し訳なさそうな顔が印象に残ってる
何もしてやれなかった自分が嫌になるよ
15:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:31:08.13ID:SSyDWVVY0.net
しばらく休憩をした頃、B父が来た
B父「裏山の頂上まで登ってき。若いから1時間ぐらいで着くやろ。A君とその子を一旦引き離したいからなあ」
この寺の裏にはそこそこの高さの山があり頂上までは無数の階段が連なる
今まで登ったことはなく初めてで、俺達は水を携えて登ることとなった
不安げな表情の俺達をB父は笑顔で見送ってくれた
B父の話では途中までは憑き物が後をついてくるが、中腹より少し上にある鳥居を越えるとついていけなくなるらしい
俺には黙っていたらしいがAはB父に体の不調を訴えてたみたい
そこで憑き物と引き離して一時的にでも楽にしようという考えだ
でも実際頂上に着くまでに逆に疲れ果てちゃったんだけどな
着いたらお賽銭を入れて近くに置かれたベンチでぼんやりとしていた
Aにまだ付き纏われてるか聞くといいやと嬉しそうに言う
ただ下山すると憑き物は待ってましたとばかりにまたついてきたらしいが
23:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:42:57.65ID:SSyDWVVY0.net
その夜はお互いヘトヘトだったしすぐに寝た
そして2時ぐらいに外の物音で目が覚める
最初は猫だと思ってまた寝ようとしたがAがいないことに気がついて背筋が凍った
この部屋、1階で外に直行できる仕様になっている
俺は暗闇のなか明かりも持たず外に出て、月明かり頼りにAの姿を探した
Aはすぐ側に居たが当然のごとく様子がおかしく、早く連れ戻さなきゃまずいと思った
背を向けられていたんだが本能的なところで感じ取ったのと、包丁を持ち出してたからただ事じゃないって
27:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)20:43:43.66ID:SSyDWVVY0.net
さすがに大人の男が包丁を持ってるのは近づき難かった
刺されでもしたら簡単に対処はできないしで、俺はその場で立ち往生
そうしたらAが唐突に声を張り上げた
「俺は○○じゃない!」
って
よく聞こえなかったが誰かの名前だと思う
さらには包丁を何かに振り下ろすんだよ
見た限りはそこに何もいない
俺はヤバイってとにかく止めに入った
手を押さえつけて包丁を奪おうにもAは我を失ってて、俺も何がなんだかわからなくなってるし最悪だった
最終的に俺が包丁を奪い取って部屋の中にAを引きずり込む
28:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)20:44:50.31ID:SSyDWVVY0.net
それで電気のスイッチを点けたのだが、スイッチや壁が血に濡れていて悲鳴を思わずあげてしまった
憑き物が怒っているのかと思って
でも冷静になってみると手がじんじん痛み、見れば手のひらが真っ赤
どうやら俺は包丁の刃を握り込んでいたようで結構派手に指の腹が切れていた
恐らくこの時に誰かが来ていたら通報されてただろうな
とりあえず手当してから湯を沸かしてついた血を掃除をした
Aはその間も放心状態で一言も発しない
俺はどうしよ、B父の所に走った方が……とか迷いに迷っていた
35:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:09:50.90ID:SSyDWVVY0.net
掃除を終えて俺はAに話しかけてみた
俺「いけるか?どこか怪我とか気分悪かったりする?何してた」
A「子供が早くって急かしてきて、それで……言いたくない」
俺「言いたくないならいいけど、あんまり無茶はしないで欲しい」
A「なんで止めたんだよ」
俺「いやだって普通は止めるやろ」
A「早く何とかしないとお前まで死ぬかもしれないのに!!」
俺「憑かれてるのはAだろ?俺のことを心配するより自分のことを考えな」
他にも言いたいことはたくさんあったが俺は気が立っているAを宥めることに専念した
すると徐々にAも普段通りに戻ってきてごめん、と謝ってくれる
36:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:13:04.91ID:SSyDWVVY0.net
夜が明けて俺達は朝食を摂りに行った
女将さんに物音と声の件を聞かれたのでふざけていたと答えておいた
それから少ししてB父の元へ
2人ともやけに疲弊してるし俺は怪我をしてるしですごく心配してくれた
俺はその場で事情を話そうと思ったのだが、AがB父に話したいことがありますと
2人は別室に移ったので俺は本堂で1人待つことになった
ここからが問題なんだ
1時間経たないぐらいにB父だけが帰ってくる
B父「俺君、今すぐ帰り。タクシー呼んだから」
俺「なんでですか?Aは?」
B父「A君はまだここにいる。とにかく俺君だけでも帰り。絶対や」
俺「理由を話してくれないと帰れません」
B父「駄目や。今は話せん」
俺がいくら喚こうが帰れ、駄目の一点張で、Aも姿を現してくれなかった
俺は強制的に荷物をまとめさせられ不満を抱きながらも帰宅した
39:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:35:11.38ID:SSyDWVVY0.net
強制送還されて数日
午前中に大学で用事を済ませて、帰るか何かしてた時にB父から電話が入った
B父はAの憑き物が払えたら、もしくはAに何かあったら電話すると言っていた
その日の朝Aにメールをしていて返信もあったし、俺はいい報告だと信じて疑わず
そして電話口のB父に言われた
Aが死んだって
俺はその時どんな反応をしたんだろう
続くB父の声は覚えているが、結局その時に理解しきれず後々Bに改めて説明を受けた
Bも大泣きしてるってのに情けないよな
こんなんでよく嫁の連絡受けれたわ
40:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:43:48.05ID:SSyDWVVY0.net
Aはその日、いつまで経っても部屋から出てこなかったらしい
違和感を感じたB父が女将さんに頼んで鍵を開けてもらい、首を吊っているAを見つけた、と
遺書はなく、葬儀では周りには心労ということになっていたが、俺とBは殺された意識のが強かった
B父はAが死んでも核心に迫るような話はしてくれない
また今は話せないなんて言うんだよ
言葉で言い表せないぐらい腹が立った
Bは事前に来るなと言われてたみたいで、Aを助けられなかった父親を罵詈雑言で責めていた
Aのこと好きだったのかな
それ以来BとB父は不仲に
俺も寺に足を運ぶことはなくなった
44:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:57:13.42ID:SSyDWVVY0.net
長々とすまないな、これで話は終わりです
俺自身Aに何が起こったか詳しくは知らないし、いきなり追い返されたのは今でも納得がいかん
ただ明日B父と会う約束をしている
話と渡したい物があるらしい
怖いけど行ってくる
進展はあるだろうから明日帰ってきて必ずまた書き込む
質問あればどうぞ
43:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:50:14.45ID:w7lA97iM0.net
>>39
急に嫁が出てきたんだがどういうことだ?
46:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:59:58.20ID:SaGp/M240.net
>>44
嫁って?
48:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:09:50.50ID:SSyDWVVY0.net
>>43
大学を卒業した後に結婚したんだ
その内嫁の妊娠が発覚したんだけどすぐ事故で死んじゃってな
その時の連絡は不思議と落ち着いていた
守るべきものができたから多少強くなったんだろうか
47:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:03:04.22ID:cfqPHDWW0.net
5年も経ってから口を割るのか…
山の頂上からヘリで脱出していれば
49:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:12:07.84ID:SSyDWVVY0.net
>>47
B父に会うってきっかけがあったからな
ヘリで脱出、その手があったかw
52:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/17(金)23:59:55.39ID:ipYMVhLa0.net
ついに真相が明かされるときがきたのな
おまえさんは二人の死を受けとめたんだんだなぁ
明日の話も聞きたい話ではないだろうな
聞かずに忘れた方がいいような気もするよ、読み手的には真逆だけとね、お前さんにとってはねw
61:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:38:04.84ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
>>52
つらいけど人って案外すぐ死んじゃうんだよな
忘れたいけど忘れたら駄目な気もするし、そもそも忘れられないし
今日で全部終わらせようと思う
57:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)02:43:52.24ID:0njOt4ts0.net
Aの親御さんの話が一切出て来ないのが違和感あるなあ
58:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)08:01:36.74ID:+xLXjeqY0.net
人一人死んでるのにあっさりしすぎじゃね?
普通は警察が主人公のとこに事情聴取に連絡くるからな
一緒にいで主人公一人だけ帰った後にAが死んでるんだぜ?
普通に疑うだろ
59:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)10:29:46.49ID:SCqknTwP0.net
批評家様はお呼びでないよw
60:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:35:20.29ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
>>57
>>58
関係ないかって思って書かなかった
俺も警察署に行っていろいろ答えたよ
自殺でほぼ間違いなかったからあまり疑われなかった
メールの内容が危うい所もあったけど
Aの親は憑かれてた件を説明されるのが苦痛で仕方なかったみたい
Aの様子どうだったか聞かせて、と言われたが全部は言えなかったな
だいぶ会ってないし今はどうしてるんだろうか
62:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:50:51.50ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
そろそろ行くわ
正直怖いし、緊張する
でもここで吐き出した分まだ楽な気が
また夜に報告します
64:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)14:18:30.35ID:iOZfZJQK0.net
>>62
待ってるぞ
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思い出しながら順に書くので長くなるが聞いてくれると嬉しい
明日のために頭の整理をしたいが1人で黙々と考えたくなかった
拙い文章だが許してくれ
2:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:00:22.47ID:SSyDWVVY0.net
5年程前、俺が大学生だった頃中学時代から仲のいい男友達Aがいた
Aは大人しい性格の優しい奴
俺は無個性極まりない感じで特筆できることはない
3:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:02:03.65ID:SSyDWVVY0.net
ある日講義が終わって誰もいない講義堂にAが1人座っていた
でも誰かと話してるんだよな
いくら親友とはいえ気味悪く思った
俺は声を掛けようとしたが何を話してるのか気になって、こっそり聞き耳をたてる
そうしたら許してって何度も言ってるんだよ
頭を抱えて絞り出すような声で
俺はただ事じゃないって焦って、急いで声を掛けに行ったがAは顔面蒼白ながらも大丈夫の一点張り
終いには悪い夢を見たって誤魔化し始めた
その時には深く追求するのも憚れて内心ビビりながらもそれならいいんだ、と話を済ませてしまった
4:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:03:21.80ID:SSyDWVVY0.net
今思えば馬鹿馬鹿しいんだが、俺はAが誰かを殺してその罪の意識に苦しんでると思った
推理小説ばかり読み耽ってたからそんな考えに至ったんだろうな
でもすぐにそうではないと知ることになる
5:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:05:58.81ID:SSyDWVVY0.net
俺とAともう1人Bっていう女友達3人でよく一緒にいて、そのBは実家がお寺だ
そのBがAからヤバイことしちゃったかもって相談されたと俺に助けを求めてきた
もちろんBに相談したってことは霊的なトラブル
でもBは寺を継ぐこともなければ霊感があるわけではない
かといって俺にもないんだけどな
Bから詳しく事情を聞くと、どうやら何か降霊術の類でも試したっぽくて何かに憑かれた可能性が高いと
何故に推測って疑問に思ったんだがAがあまり詳しく話したがらないらしい
Aの様子がおかしいのは実際に俺も見て放っておくのは危ないと思った
その日に困ってるなら飲みながら話さないかと誘うとすんなりとAは頷く
俺はてっきり断ると思っていた
6:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:09:04.67ID:SSyDWVVY0.net
大学を出て駅前の安い居酒屋へ行った
Aはしばらく押し黙っていたが酒が回ってくると少しづつ話し始める
いろいろわからなくなってしまったところもあるが要約して書く
1ヶ月前、亡くなったばかりの祖母の家に掃除をしに行った
Aの分担場所は2階でしばらく1人で掃除
2階、とは言っても古い家だから天井は低いわ害獣はいるわ大変だったらしい
そしてタンスを動かした時に裏から紙が出てきたんだと
Aは後で捨てようとポケットに突っ込んで忘れてそのまま持って帰った
家で紙を確かめると降霊術っぽい何かの手順が書いてあって好奇心に負けて試したらしい
所詮父か誰かの考えた遊びだろうと思ってたら本物だったって
俺がなんで本物だってわかったのか尋ねると、だってずっとついてくるって怯えた様子を見せた
7:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:12:58.71ID:SSyDWVVY0.net
Aはこういった経緯は話してくれたが肝心の所は言葉を濁す
手順も何がついてくるのかも教えてはくれなかった
それでも素人の俺達がどう足掻こうがどうにもできないってことはわかる
結局Bが父親に連絡を取ってくれて数週間後のお盆に会ってお祓いをしてもらうことになった
会いに行くまでの間、俺は降霊術のことを調べていた
Aの口ぶりからして有名どころじゃないんだろうが何かの役に立つと思ってな
憑かれるって話で溢れてるからAもこれかなーと馬鹿みたいに呑気に考えていた
お祓いで何とかなるだろうと安易に
当時の自分を殴り倒したいぐらい本当に迂闊だった
8:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:16:16.27ID:SSyDWVVY0.net
で、お盆
Bは急遽バイトの予定が入ってしまい後々行けたら行くということになった
店長が足の骨を折ってベテランのBがどうしても必要だったらしい
車を持ってなかったから汽車とバスを使って待ち合わせ場所まで行く
待ち合わせ場所までは1時間ぐらい、周りに山しかなくなる手前ぐらいの所だ
着くともうBの父親が待機していた
そしてAを見るなり顔を顰めたと思えばちゃんと連れてきたな、とか言うんだよ
Aが言ってた奴か?と思ったが誰も教えてくれないままB父の車に乗り込む
そこから寺に着くまでは霊とは関係のない雑談だった
9:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:19:10.34ID:SSyDWVVY0.net
寺に着き、早速お祓いをしてくれることになる
しておいた方がいいと言うので俺も一緒にお祓いを受けた
初めてのお祓いだったから緊張したのを覚えてる
お祓いが終わりB父はひどく深刻な顔をしていた
B父「A君、やっぱりちょっとやそっとじゃあかんわ。しばらく泊まっていき」
A「はい」
B父「俺君もB君に付き合ってあげてな。1人にしたら駄目かもしれん」
事前にAからこうなるかもしれないと言われていたので滞在に問題はなかった
2人とも了承し、B父に寝泊まりする所を案内してもらう
泊まる所は寺じゃなくて少し離れたBの親戚が運営する宿で、少々ボロかったが至って普通、特別に宿代を格安にしてもらった
今日はもう休んで明日にまた祓ってみるということだった
10:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:24:35.04ID:SSyDWVVY0.net
B父が寺に帰って部屋に2人きりになるとAは突然泣き出してしまった
俺はぎょっとして必死に慰めたが一向に泣き止まないし、どうしたんだって聞いても何も答えようとしない
今まで相当不安だったみたいだし祓えなかったということで爆発したんだと思う
このまま部屋に閉じこもってても気分が沈むだけだと思い、俺はAを外に連れ出して辺りを散策することにした
山と田んぼしかないが気を紛らわすのには充分で、やたら背後を気にはしていたが次第にAも落ち着いてきた
日が暮れ始めた頃に宿へ帰ると女将さんが出迎えてくれた
夕食がもうすぐ出来上がるから先に風呂に入りないよ、と笑顔で言ってくれる
この宿はありがたいことに朝夕食事付き
夕食は地魚中心のメニューですごく美味しかった
食事を済ませた後疲れが出たのかAはすぐに寝てしまった
俺はまだ眠くなかったし本を読んでたんだが、さすがに憑かれてる奴と同じ部屋の夜は怖かったな
12:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:26:43.02ID:SSyDWVVY0.net
翌日、朝からまた祓ってもらいまた駄目だった
B父に頭を悩ませてもらっている間、俺達は母屋の方で休ませてもらっていた
Aも落ち着いていたのでいろいろ聞いてみたんだ
俺「ついてくるって何がついてくるん?」
A「小さい子供。誰かはわからん」
俺「声とか聞こえたりする?」
A「聞こえる。訴えかけてくるけん謝ったり無理だって言っても駄目」
この時にあの時謝ってた理由がわかった
俺「B父には全部話した?」
A「電話であらかた。まだ少し話してないことがあるし、明日あたり話してみる」
俺「そうした方がいい。早く祓えるといいな」
A「お前のこと大好きだわ。ほんと、巻き込んですまん」
この時のAの申し訳なさそうな顔が印象に残ってる
何もしてやれなかった自分が嫌になるよ
15:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:31:08.13ID:SSyDWVVY0.net
しばらく休憩をした頃、B父が来た
B父「裏山の頂上まで登ってき。若いから1時間ぐらいで着くやろ。A君とその子を一旦引き離したいからなあ」
この寺の裏にはそこそこの高さの山があり頂上までは無数の階段が連なる
今まで登ったことはなく初めてで、俺達は水を携えて登ることとなった
不安げな表情の俺達をB父は笑顔で見送ってくれた
B父の話では途中までは憑き物が後をついてくるが、中腹より少し上にある鳥居を越えるとついていけなくなるらしい
俺には黙っていたらしいがAはB父に体の不調を訴えてたみたい
そこで憑き物と引き離して一時的にでも楽にしようという考えだ
でも実際頂上に着くまでに逆に疲れ果てちゃったんだけどな
着いたらお賽銭を入れて近くに置かれたベンチでぼんやりとしていた
Aにまだ付き纏われてるか聞くといいやと嬉しそうに言う
ただ下山すると憑き物は待ってましたとばかりにまたついてきたらしいが
23:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)19:42:57.65ID:SSyDWVVY0.net
その夜はお互いヘトヘトだったしすぐに寝た
そして2時ぐらいに外の物音で目が覚める
最初は猫だと思ってまた寝ようとしたがAがいないことに気がついて背筋が凍った
この部屋、1階で外に直行できる仕様になっている
俺は暗闇のなか明かりも持たず外に出て、月明かり頼りにAの姿を探した
Aはすぐ側に居たが当然のごとく様子がおかしく、早く連れ戻さなきゃまずいと思った
背を向けられていたんだが本能的なところで感じ取ったのと、包丁を持ち出してたからただ事じゃないって
27:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)20:43:43.66ID:SSyDWVVY0.net
さすがに大人の男が包丁を持ってるのは近づき難かった
刺されでもしたら簡単に対処はできないしで、俺はその場で立ち往生
そうしたらAが唐突に声を張り上げた
「俺は○○じゃない!」
って
よく聞こえなかったが誰かの名前だと思う
さらには包丁を何かに振り下ろすんだよ
見た限りはそこに何もいない
俺はヤバイってとにかく止めに入った
手を押さえつけて包丁を奪おうにもAは我を失ってて、俺も何がなんだかわからなくなってるし最悪だった
最終的に俺が包丁を奪い取って部屋の中にAを引きずり込む
28:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)20:44:50.31ID:SSyDWVVY0.net
それで電気のスイッチを点けたのだが、スイッチや壁が血に濡れていて悲鳴を思わずあげてしまった
憑き物が怒っているのかと思って
でも冷静になってみると手がじんじん痛み、見れば手のひらが真っ赤
どうやら俺は包丁の刃を握り込んでいたようで結構派手に指の腹が切れていた
恐らくこの時に誰かが来ていたら通報されてただろうな
とりあえず手当してから湯を沸かしてついた血を掃除をした
Aはその間も放心状態で一言も発しない
俺はどうしよ、B父の所に走った方が……とか迷いに迷っていた
35:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:09:50.90ID:SSyDWVVY0.net
掃除を終えて俺はAに話しかけてみた
俺「いけるか?どこか怪我とか気分悪かったりする?何してた」
A「子供が早くって急かしてきて、それで……言いたくない」
俺「言いたくないならいいけど、あんまり無茶はしないで欲しい」
A「なんで止めたんだよ」
俺「いやだって普通は止めるやろ」
A「早く何とかしないとお前まで死ぬかもしれないのに!!」
俺「憑かれてるのはAだろ?俺のことを心配するより自分のことを考えな」
他にも言いたいことはたくさんあったが俺は気が立っているAを宥めることに専念した
すると徐々にAも普段通りに戻ってきてごめん、と謝ってくれる
36:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:13:04.91ID:SSyDWVVY0.net
夜が明けて俺達は朝食を摂りに行った
女将さんに物音と声の件を聞かれたのでふざけていたと答えておいた
それから少ししてB父の元へ
2人ともやけに疲弊してるし俺は怪我をしてるしですごく心配してくれた
俺はその場で事情を話そうと思ったのだが、AがB父に話したいことがありますと
2人は別室に移ったので俺は本堂で1人待つことになった
ここからが問題なんだ
1時間経たないぐらいにB父だけが帰ってくる
B父「俺君、今すぐ帰り。タクシー呼んだから」
俺「なんでですか?Aは?」
B父「A君はまだここにいる。とにかく俺君だけでも帰り。絶対や」
俺「理由を話してくれないと帰れません」
B父「駄目や。今は話せん」
俺がいくら喚こうが帰れ、駄目の一点張で、Aも姿を現してくれなかった
俺は強制的に荷物をまとめさせられ不満を抱きながらも帰宅した
39:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:35:11.38ID:SSyDWVVY0.net
強制送還されて数日
午前中に大学で用事を済ませて、帰るか何かしてた時にB父から電話が入った
B父はAの憑き物が払えたら、もしくはAに何かあったら電話すると言っていた
その日の朝Aにメールをしていて返信もあったし、俺はいい報告だと信じて疑わず
そして電話口のB父に言われた
Aが死んだって
俺はその時どんな反応をしたんだろう
続くB父の声は覚えているが、結局その時に理解しきれず後々Bに改めて説明を受けた
Bも大泣きしてるってのに情けないよな
こんなんでよく嫁の連絡受けれたわ
40:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:43:48.05ID:SSyDWVVY0.net
Aはその日、いつまで経っても部屋から出てこなかったらしい
違和感を感じたB父が女将さんに頼んで鍵を開けてもらい、首を吊っているAを見つけた、と
遺書はなく、葬儀では周りには心労ということになっていたが、俺とBは殺された意識のが強かった
B父はAが死んでも核心に迫るような話はしてくれない
また今は話せないなんて言うんだよ
言葉で言い表せないぐらい腹が立った
Bは事前に来るなと言われてたみたいで、Aを助けられなかった父親を罵詈雑言で責めていた
Aのこと好きだったのかな
それ以来BとB父は不仲に
俺も寺に足を運ぶことはなくなった
44:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:57:13.42ID:SSyDWVVY0.net
長々とすまないな、これで話は終わりです
俺自身Aに何が起こったか詳しくは知らないし、いきなり追い返されたのは今でも納得がいかん
ただ明日B父と会う約束をしている
話と渡したい物があるらしい
怖いけど行ってくる
進展はあるだろうから明日帰ってきて必ずまた書き込む
質問あればどうぞ
43:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:50:14.45ID:w7lA97iM0.net
>>39
急に嫁が出てきたんだがどういうことだ?
46:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)22:59:58.20ID:SaGp/M240.net
>>44
嫁って?
48:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:09:50.50ID:SSyDWVVY0.net
>>43
大学を卒業した後に結婚したんだ
その内嫁の妊娠が発覚したんだけどすぐ事故で死んじゃってな
その時の連絡は不思議と落ち着いていた
守るべきものができたから多少強くなったんだろうか
47:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:03:04.22ID:cfqPHDWW0.net
5年も経ってから口を割るのか…
山の頂上からヘリで脱出していれば
49:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/17(金)23:12:07.84ID:SSyDWVVY0.net
>>47
B父に会うってきっかけがあったからな
ヘリで脱出、その手があったかw
52:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/17(金)23:59:55.39ID:ipYMVhLa0.net
ついに真相が明かされるときがきたのな
おまえさんは二人の死を受けとめたんだんだなぁ
明日の話も聞きたい話ではないだろうな
聞かずに忘れた方がいいような気もするよ、読み手的には真逆だけとね、お前さんにとってはねw
61:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:38:04.84ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
>>52
つらいけど人って案外すぐ死んじゃうんだよな
忘れたいけど忘れたら駄目な気もするし、そもそも忘れられないし
今日で全部終わらせようと思う
57:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)02:43:52.24ID:0njOt4ts0.net
Aの親御さんの話が一切出て来ないのが違和感あるなあ
58:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)08:01:36.74ID:+xLXjeqY0.net
人一人死んでるのにあっさりしすぎじゃね?
普通は警察が主人公のとこに事情聴取に連絡くるからな
一緒にいで主人公一人だけ帰った後にAが死んでるんだぜ?
普通に疑うだろ
59:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)10:29:46.49ID:SCqknTwP0.net
批評家様はお呼びでないよw
60:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:35:20.29ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
>>57
>>58
関係ないかって思って書かなかった
俺も警察署に行っていろいろ答えたよ
自殺でほぼ間違いなかったからあまり疑われなかった
メールの内容が危うい所もあったけど
Aの親は憑かれてた件を説明されるのが苦痛で仕方なかったみたい
Aの様子どうだったか聞かせて、と言われたが全部は言えなかったな
だいぶ会ってないし今はどうしてるんだろうか
62:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/18(土)10:50:51.50ID:1riRReGR0.netSSyDWVVY0.net
そろそろ行くわ
正直怖いし、緊張する
でもここで吐き出した分まだ楽な気が
また夜に報告します
64:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/18(土)14:18:30.35ID:iOZfZJQK0.net
>>62
待ってるぞ
(続きは『続きを読む』をクリック)
75:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)07:38:46.09ID:VXWmNH8/0.net
昨夜書き込まなくて本当にすまん
さっき帰ってきて風呂入ったばかりなんだ
日付変わるまで外で飲んでて、とても運転できなくなったから車で寝てた
とりあえずB父と話してAのことはある程度わかったしメモを受け取ってきた
気分悪いからちょっとまだ寝させてくれ
77:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)08:54:13.73ID:6R+PrdMp0.net
おつかれ!!待ってるからねー
79:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)11:37:16.16ID:UOHUZaeo0.net
>>10
四国の方言だな
多分俺と同じ出身
80:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)14:33:47.01ID:VCi+iLjO0.net
四国はいろいろあるねぇ
82:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)16:10:41.24ID:VXWmNH8/0.net
その通りで四国の人間
体調も回復してきたしそろそろ整理していけるかな
今思うことは俺はなんでAのことを心配してたんだろうかって疑問に
助けられなかったのを悔やんでたのが、お前1人で逃げただけだしって怒りに変わったことだ
84:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:04:57.14ID:VXWmNH8/0.net
ぼちぼち書いていきます
どうかお付き合いください
86:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:07:46.77ID:VXWmNH8/0.net
昨日、昼の1時過ぎに寺に着いた
懐かしいなんて思いながら本堂の方へ行くとB父が待っていた
お互いぎこちない挨拶を済ませ、和室へ移動し対面して座る
しばらくは久しぶりの再会ということで至って普通の雑談
いい加減焦らされてから5年前の話へシフトしていく
あの時は大変だったなあから始まり、今日の話本当に聞くんか?とやたら俺に確かめてきた
聞きますとしか俺は答えようがない
88:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:13:38.74ID:VXWmNH8/0.net
B父はまず俺に尋ねた
「A君に何が憑いてたか具体的には聞いた?」
「子供とだけ」
「憑いてたんはな、水子なんよ。中絶や流産でこの世に生まれてこれなかった子ら。普通は親に憑くし、祟りなんてものはあんまりない。真摯に子供のことを考えてたらやけど」
そこで俺はえっと声を漏らしてしまいB父に不思議そうな顔をされた
「俺、妊娠中の妻を亡くしてるんですけど大丈夫ですか?」
「この5年の間?奥さんも一緒なら心配はいらへん」
それを聞いて俺は安堵したわけだが、B父がぼそっと
「マズイなあ」
なんて言う
この件と関係ないですよねと尋ねることは怖くてできなかった。
「儀式の話は?」
「見つけた経緯は聞きました」
「絶対に試さんのなら手順から教えたげるよ」
俺は試しません、と頷いた
Aが散々な目にあってるのを知っているのに試すわけがない
教えてもらった手順は曖昧にしておく
89:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:22:47.65ID:VXWmNH8/0.net
紙に血、もしくは髪の毛を包み、赤い糸を巻きつける
9日間肌身離さず持ち、夜は子宮の位置に置いて寝る
10日目に糸を切り海へ流す
閉じ方、巻きつけ方には手順がある
こんな感じで比較的シンプルだ
Aが気軽に試した気持ちがわかる
だけど何処となく不気味だと思った
B父が言うには、紙は子宮、糸は臍の緒、海は羊水?10日間は十月十日を模している
この方法は今まで聞いたことがなく能力も高そうに思えない
ただ人の念というものが1番力を持ち、Aの親戚が子供を亡くした苦しみの中作った為本物になったのではないか
そうならば特定の子供を憑かせることになり臍の緒等の子供を指し示す物が必要になるが、何故か必要ない
大前提として書かれていなかっただけかもしれないが、それならAはどうして憑かれたのか
B父は疎い俺にわかりやすいよう大体こう説明をしてくれた
90:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:30:00.10ID:VXWmNH8/0.net
「Aに実は子供がいたり?」
「作ったことすらないんやと。A君はだいぶ霊感があったみたいやし、何処かの子を引っ張ってきてしもうたんやろ。そしてその子の親になった。水子にとってA君は母親になるわけやがA君からすればただの怪異やからなあ。
そこが上手く行かずに水子は攻撃的になってしもうた。水子はそうなると祓うのも困難でな、どうしようもなかったわ。
A君はずっと側で早く産んでって言われてたんやって。最初はまだ可愛らしかったらしいけど僕の所に来た時にはそりゃ酷かった。今すぐ殺されてもおかしくないなあって。姿は見せてくれたけど話してくれることはなかった」
俺はずっとと聞きゾッとすると同時に合点がいった
これを踏まえれば今までのAの行動の辻褄が合う
Aだってこれぐらいなら俺に言えばよかったのに、何故そこまで隠そうとしたんだろうか
俺はそれを疑問に思いB父に聞く
「俺ってAに信用されてなかったか嫌われてました?」
「そんなことない。A君は俺君を傷つけたくない一心だったんや。自業自得やけど」
傷付くも何もと俺は思った
理解していない俺にB父は少し言葉に詰まる
悪い予感がした
91:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:38:07.22ID:VXWmNH8/0.net
B父は少し間を空けた後に話し始める
「俺君が帰った日があるやろ?あの日A君は全て話してくれた。それまでは何かずっと隠してたんや。
もう少し儀式について説明するな。この儀式には母役と父役、人間2人が必要なんよ。普通は子を亡くした夫婦2人でな。今回A君は相手がいなかったわけやから擬似の夫婦を作らんとあかん。A君が母役で妊娠を模すわけな。じゃあ父役は誰だと思う?」
知らぬが仏とはまさにこのことだよな
察しの悪い俺もさすがに気がつくしかなかった
B父は続ける
「俺君なんよ。髪の毛を頂戴して自分の血と一緒に包んだんやって」
「でも俺なんも影響……妻が死んだのって……」
「断定はできんが俺君に水子が憑き変わって子供に嫉妬したのかもしれん。ただ今見た感じ水子がいる様子はない。俺君には珍しいくらい霊感が備わっていないようやけん、気がついてないだけかもな」
淡々と話すB父を前に俺はなんとか平静を保った
今すぐにも逃げ出して吐きたかったが、それでは駄目だと強く思ったんだ
まだまだ何も知らない、帰れないって
92:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:56:08.00ID:VXWmNH8/0.net
「Aは何にどう苦しんでたんですか?」
「A君はな、憑き物が祓えたら自分の口から話したい言よった」
「もう死んでますよ」
B父の態度に苛ついて吐き出すように言ってしまう
この人は5年前から多々はっきりと言おうとしない
気遣っているつもりなのか、あまり口にするとB父にも悪影響があるのか
お世話になっている身で気に食わないなんて言うのは失礼に値するかな?
でも本当にはっきりさせない、俺が何を知りたいか知っているくせに
B父はそんな俺にそうカッカしなさんなと四つ折りの紙を渡してきた
ホッチキスで留められたメモで「(俺の名)へに」と懐かしい字で記されている
ないと聞いていたがこれが遺書らしい
「1人で開けてもいいし、みんなでワイワイ開けてもいい。ただ中になんて書いてあるかはわからんけん、気持ちの整理をつけながら覚悟して読みいよ。死んだ理由もわかるんちゃうかな」
つまり謝罪の言葉が綴られているかもしれないし、はたまた呪いの言葉かもしれないと
どっちにしろ今置かれている状況から考えれば気分のいいものではないな
93:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)19:59:05.07ID:VXWmNH8/0.net
それにしても5年も前に死んだ奴の遺書が俺の手元に来るとは不思議だった
ただB父はAの遺書を今まで隠し持ってたってことになり、それは犯罪に当たらないのだろうか
「なんで今まで渡してくれなかったんですか。こういうのは早い方がいいですよね。話だってもう少し早く言ってくれてれば妻も子供も死ななかったかもしれないのに」
俺が明らかにキレて言うとB父は申し訳なさそうに肩を竦めた
「すぐ渡して俺君が持ってかれたら困ると思ってな。話さずに突き放したのも同じ理由や」
持ってかれるってなんだよ、意味わかんね、と俺は心の中でブチギレる
無理もないよな、対処法はあった筈だ
わかっていれば俺だってのほほんと生活を送らずにどうにかしていた
俺はなんだか力が抜けてきて力なく対処法はありますか?とだけ聞いた
「俺君の髪を使ったって聞いた後、A君に対処法を思いつかないか聞いたんや。これまで以上に早く祓う必要があったからな。A君は1つだけありそうやけどまだ……って渋とった。結局死んだから教えられていない。そこに書かれているのを願うしかないわな。
たださっきも言ったけど俺君に水子は憑いてない。A君のようにはならない筈や。次に子供ができても恐らく大丈夫やないかな。1番初めやったから駄目だっただけだろう」
B父はそう言うが信じられるわけがない
Aに対しては死ぬ前に教えておけよと、呆れた
95:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)20:57:02.43ID:VXWmNH8/0.net
疲れた俺はもう帰ろうと思った
B父に帰りたい意思を伝え、一応お祓いを頼む
だがB父はしない方がいいと首を振った
金を払うのは俺だしして欲しかったが、逆に刺激してしまう可能性があるらしい
渋々了承した俺にB父はいつも以上に優しく声をかけた
「A君は悪い子じゃないと思うで。自分より俺君のことを心配してたから」
俺は思わずそれが?と喧嘩腰に言いかけ口を噤む
なんで俺が巻き込まれなきゃならないんだ?
なんで嫁と子供を亡くさなきゃならなかったんだ?
Aは1人辛いからって死んだんだろ
俺を放って逃げたのか?
今まで親友だと思っていたのにあまりにも酷い裏切りじゃないか
いくらでも今なら言える
寺を出てその後は駅前に移動してずーっと飲んでた
酔い潰れて店員に注意されてまた店を変えて、ここまで酒を煽ったことはなかったよ
で、朝帰り
今日1日気分悪くて最悪だった
96:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)21:07:11.30ID:VXWmNH8/0.net
だいぶ文章荒くてすまん
本当はもう少し詳しく説明を受けてるけど頭の整理と感情が追いついていない
ここまでだとオチがないわけだが、残るは遺書
対処法があれば解決、なければ……どうしようか
ちょっと休憩してから開けてみようと思う
あと遺書の表面に気になる所があるから見て欲しい
写真upの仕方を誰か教えてくれないか
99:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)21:21:28.83ID:yzUcRfrM0.net
>>96
気になるものか。霊的悪影響を及ぼしそうなものなら一旦upやめといた方がいいかもね。
100:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)21:38:59.15ID:VXWmNH8/0.net
>>99
悪影響あるかはわからないな
俺の名前の下に酷く崩れた2文字がある
無理やり読むと「れせ」っぽいもの
101:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)21:44:33.29ID:VCi+iLjO0.net
>>100
とりあえずupしてみろよ
102:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/19(日)22:30:22.94ID:VXWmNH8/0.net
嫌になってきた
無理しすぎたのか吐き気が
勝手なことを言うがもう休みたい
遺書の件は持ち越しさせてくれ
103:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)22:40:43.47ID:yzUcRfrM0.net
>>102
分かった。
文字はそもそも日本語でなくて何か霊的効果持ちの記号を書いてたりとか想像したけど。素人ですらないので参考程度に。
105:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/19(日)23:27:39.25ID:Qtd8lPDg0.net
俺はその文字見たくない
たぶん創作かもしれないが、実話だとしたらAが最後の"解決策"として1に全部おっかぶせる方法を使ってる可能性が高い
元々水子という考え方が嫌いだし、得体しれないもんに巻き込まれるのは御免だわ
108:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/20(月)00:09:10.64ID:jiG4XaoJ0.net
そもそも水子って祟るものなの?
119:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)15:26:37.74ID:KpiwM5wZ0.net
1です
疲れのせいだと思うが熱が出た
遺書はまだ開けられてない
中身を見てから文字の事を考えようと思う
だいぶ気持ちに落ち着きが出てきた
122:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/20(月)15:58:35.57ID:UnGImmiL0.net
亡くなった妻とはAの事件が起った当時はすでに1と知り合いだったのか?
124:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)16:29:41.56ID:KpiwM5wZ0.net
>>122
知り合いだったし付き合ってもいたよ
127:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)18:40:59.67ID:KpiwM5wZ0.net
よし、決めた
風呂入った後に遺書を読む
正気でいられたら結果を書き込みます
132:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)19:59:54.70ID:ipQu5MWG0.net
もし嫌だったら読まないで捨てるって選択肢もあるよ
134:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)20:20:17.64ID:KpiwM5wZ0.net
遺書読んだ
そういうことだったのかって複雑だ
136:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)20:33:25.23ID:KpiwM5wZ0.net
主に書かれてたのは、ごめんから始まり
儀式に自分の血と俺の髪を使ったこと
憑いてたのは水子で祓えないということ
Aに殆どの影響がいくが俺にも何かあるかもしれないこと
その他をいくつか抜き出すと
これを読んで〇〇がどう取ろうが俺は言い訳はしない
〇〇が感じたそのままが俺のしたことだから
責任とって子供を連れて遠くへ行くな
これでなんとかなればいいんだけどなあ
もし〇〇の将来を滅茶苦茶にしちゃったらどうしよ
最後は「ごめん。今までありがとうな。恨んでくれ」で終わってる
137:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)20:43:24.90ID:KpiwM5wZ0.net
最初ボールペンで書こうとしてインクがなかったらしく筆ペンで綴られている
包丁を持ち出した時のことも書かれていた
Aが愛情を示さなかったから水子が寝ている俺に手を出そうとしたらしい
普段部屋に入ってこないのにとあって、焦ったんだろうな
自殺したのは俺を護るためで、対処法もAが死ぬってことだったのか?
そんなの対処法じゃないし、実際影響あるじゃん
138:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)20:48:47.38ID:KpiwM5wZ0.net
ここに書き込んどいてよかった
1人だったら耐えられない
もう勘弁してくれよ
142:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)21:05:23.28ID:KpiwM5wZ0.net
もうこれで終わりでいいのか?
Aのおかげか水子は憑いてないって言っていたし
それなら遺書の字にはどんな意図があるんだろう
144:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/20(月)21:12:03.80ID:KpiwM5wZ0.net
熱もあるし落ち着くために寝るわ
また明日、ゆっくりと考えていく
Aは逃げたわけじゃなかったんだな
151:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/21(火)17:29:18.15ID:1pokaBvr0.net
落ち着いて改めて考えてみた
俺はAの軽はずみな好奇心だけの行動に巻き込まれただけなんだよな
影響は今のところ妻子を亡くしたことだけだ
1番キツイことが起こったが、これからも続くかもしれない
Aを許すことは絶対にできない
でもやっぱりAを助けたかった
この双方が俺の思うことだ
それ以上でも以下でもない
最後に
遊び半分で心霊を試さない
勝手に知り合いを使わない
肝に銘じておいてくれ
長々とすまないな
153:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/21(火)22:50:50.86ID:1pokaBvr0.net
さて、人もいなくなったし密かにいこうか
これ創作なんでスレ立てた人は元気です
あまりにも出来すぎてたしわかってただろう
本当に長々とすまなかった
本来は日曜日に終わらせる予定が、1ならぬ俺がリアルに体調を崩しまして
お付き合いありがとうございます
少しでも楽しんでくださったのなら幸いです
心配かけた人はごめんな
ではまた
155:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/21(火)23:44:20.65ID:EAXyXOz40.net
よかった
亡くなった嫁と子どもとAはいないんだ
157:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/22(水)00:19:36.61ID:4GRFEZ/P0.net
創作でよかった
これで気持ちよく眠れる
170:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/02/22(水)23:47:22.13ID:A6V3wKNN0.net
最初から創作として見てたけど結構面白かったよ
171:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/02/23(木)03:24:16.18ID:CJSo5Jz8O.net
ちゃんと終わらせてくれてすぐ創作と教えてくれたからまあ良かった
引用元:幽霊に憑かれてた友人の話
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1487325523/
.
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Title : 無題
これが今流行(?)の怪談BLかな?w
NONAME 2017.03.29 (Wed) 12:52 編集
Re:無題
どこで流行ってるんですかね…
2017.04.12 20:49