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格安の小さな戸建ての家を借りていた。
2017.03.25 (Sat) | Category : 地図にない場所・不思議・意味深
305:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:34:14.51ID:7hjOjrEf0.net
以下の話は、オカ板的に不思議な話としてよいと思う?
以下はあったことだけ語っているので面白みに欠けるとは思うけど、ちょっと自分の記憶を書いてみたよ。
感想をもらえると嬉しい。
306:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:34:56.15ID:7hjOjrEf0.net
今おっさんの私が大学生だった頃の話だよ。
当時、関東の田舎のとある大学に在籍していた。
今はもう、人も少なくてFランになってしまったと思うのだけど、まぁ当時はバブル崩壊直後でみんな余裕があったし、学生は吐いて捨てるほど居たので、大学の雰囲気はとてもよかった。
今よく言われるようなFランのイメージ、つまり不良の巣窟のような感じではなく、ちょっと気弱でオタクでやさしくて、その分野が大好きな奴らがみんな集まって楽しく勉強している感じだった。
307:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:35:27.79ID:7hjOjrEf0.net
で、当時私が借りていた賃貸住宅が、格安の小さな戸建ての家。
築20年ほどだろうか。戸建てなのだけど平屋で二部屋だけ。でもキッチン、風呂、トイレはあって、「戸建て感」はあったので、そこを借りるときはとてもうれしかった。
308:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:35:43.88ID:7hjOjrEf0.net
前述のとおり当時はバブル崩壊直後でね、バブル期は関東の土地が高騰して、家を買うのは普通の人には無理と思われていた。
だから戸建てに住めるのはうれしかったし、自分はもうここを出たら一生住めないだろうなとすら思っていたよ。
309:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:36:50.38ID:7hjOjrEf0.net
ただ、そんな素敵なはずの戸建てライフが、なんとなくちょっと方向がズレてくる。
その戸建ては住んでみるとなんか不思議な家でね。いわゆるラップ音というのだろうけど、電気を切ると「パシッ!」とか「ビシッ!!」とかそういう音が本当に頻繁に鳴っていた。
最初はラップ音なんて知らなくて、
「とにかく音がする、うるさくて寝られない、でも電気をつけるとうるさくないので、電気をつけっぱなしで寝る」
という程度の認識だった。(我ながら鈍感だ。)
よく、部屋で「ピシッ!」という音がする理由は、寝るときの暖房やエアコンの操作によって温湿度が変化するからだというけど、それは明らかに違った。
夜部屋を暗くすると途端にそういう音が1分間に何回かの頻度で鳴りだす。逆に夜でも電気をつけて明るくしていると鳴らない。
暖房やエアコンの操作は全く無関係だった。
310:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:09.53ID:7hjOjrEf0.net
で、興味深かったのがその中間状態でね、暗くも明るくもないとき、つまり夕方や夜が明ける早朝、また昼間でもひどい雷雨とかで薄暗いとき、そういう明るさが微妙な状態ではたいていラップ音は鳴らない。
ラップ音が鳴らないどころか、普段家になんとなくある嫌な雰囲気が、そういう微妙な薄暗さだと「ふっと緩む」のだよね。
まるで
「怪奇がラップ音を鳴らしていいかどうか判断に困っている」
ような感じ。
そのほんの少しの、いやな雰囲気がなくなる瞬間を味わいたくて、よく夜通し実験レポートを書いて朝を迎えたりしていた。
311:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:34.87ID:7hjOjrEf0.net
その家にはもう一つ不思議なことがあってね、部屋が道路沿いとその反対側の二部屋あるのだけど、屋外の騒音や防犯を考えると奥の部屋を主に使うのが定石だし、引っ越した時みんなが口をそろえてそうしろと言っていた。
でも、どうしてもそうする気になれなくてね。
結局奥の部屋は物置にしてしまっていた。
312:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:54.46ID:7hjOjrEf0.net
奥の部屋は昼間でもなんというか変なプレッシャーというか、とにかく嫌な感じでね。
模様ガラスでよく見えない窓の外の景色も苦手で、とにかく近寄りたくなかった。
夜はさらにそれがつらかった。
その部屋の前を夜に通るのだけでも、ガラスから変な明かりや何かが睨んでいたらと思って、目を向けるのすら避けていた。
313:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:38:57.51ID:7hjOjrEf0.net
今考えるとよくそんなところに住み続けたものだと思う。
単に過敏になりすぎたことが原因の妄想だったのかもしれない。
でも、思い込みであってもなんでも、その嫌な感じに耐えていたのはたしかで、よく頑張ったものだと思う。
まぁ、大学が楽しかったので、我慢できたのかな。
314:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:40:13.19ID:7hjOjrEf0.net
そして最後の不思議なのだけど、当時すでに老朽化がすすんでいたその戸建て、当時から20年以上たった現在も、Googleのストリートビューでその家が当時のままの姿で建っているのだよね。
外観から見てわかる家の特徴的な設備(特定できなように決定的な情報は伏せています)も当時と変わらない様子。外壁や屋根などの退色もなし。
家を持つとわかるのだけど、20年間、傷まない・退色しないというのは、それだけでも不思議だと思うのだよね。
315:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:41:03.16ID:7hjOjrEf0.net
そんな感じの話でした。
おそまつさま。
引用元:ほんのりと怖い話スレ 123
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486344160/305-315
.
以下の話は、オカ板的に不思議な話としてよいと思う?
以下はあったことだけ語っているので面白みに欠けるとは思うけど、ちょっと自分の記憶を書いてみたよ。
感想をもらえると嬉しい。
306:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:34:56.15ID:7hjOjrEf0.net
今おっさんの私が大学生だった頃の話だよ。
当時、関東の田舎のとある大学に在籍していた。
今はもう、人も少なくてFランになってしまったと思うのだけど、まぁ当時はバブル崩壊直後でみんな余裕があったし、学生は吐いて捨てるほど居たので、大学の雰囲気はとてもよかった。
今よく言われるようなFランのイメージ、つまり不良の巣窟のような感じではなく、ちょっと気弱でオタクでやさしくて、その分野が大好きな奴らがみんな集まって楽しく勉強している感じだった。
307:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:35:27.79ID:7hjOjrEf0.net
で、当時私が借りていた賃貸住宅が、格安の小さな戸建ての家。
築20年ほどだろうか。戸建てなのだけど平屋で二部屋だけ。でもキッチン、風呂、トイレはあって、「戸建て感」はあったので、そこを借りるときはとてもうれしかった。
308:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:35:43.88ID:7hjOjrEf0.net
前述のとおり当時はバブル崩壊直後でね、バブル期は関東の土地が高騰して、家を買うのは普通の人には無理と思われていた。
だから戸建てに住めるのはうれしかったし、自分はもうここを出たら一生住めないだろうなとすら思っていたよ。
309:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:36:50.38ID:7hjOjrEf0.net
ただ、そんな素敵なはずの戸建てライフが、なんとなくちょっと方向がズレてくる。
その戸建ては住んでみるとなんか不思議な家でね。いわゆるラップ音というのだろうけど、電気を切ると「パシッ!」とか「ビシッ!!」とかそういう音が本当に頻繁に鳴っていた。
最初はラップ音なんて知らなくて、
「とにかく音がする、うるさくて寝られない、でも電気をつけるとうるさくないので、電気をつけっぱなしで寝る」
という程度の認識だった。(我ながら鈍感だ。)
よく、部屋で「ピシッ!」という音がする理由は、寝るときの暖房やエアコンの操作によって温湿度が変化するからだというけど、それは明らかに違った。
夜部屋を暗くすると途端にそういう音が1分間に何回かの頻度で鳴りだす。逆に夜でも電気をつけて明るくしていると鳴らない。
暖房やエアコンの操作は全く無関係だった。
310:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:09.53ID:7hjOjrEf0.net
で、興味深かったのがその中間状態でね、暗くも明るくもないとき、つまり夕方や夜が明ける早朝、また昼間でもひどい雷雨とかで薄暗いとき、そういう明るさが微妙な状態ではたいていラップ音は鳴らない。
ラップ音が鳴らないどころか、普段家になんとなくある嫌な雰囲気が、そういう微妙な薄暗さだと「ふっと緩む」のだよね。
まるで
「怪奇がラップ音を鳴らしていいかどうか判断に困っている」
ような感じ。
そのほんの少しの、いやな雰囲気がなくなる瞬間を味わいたくて、よく夜通し実験レポートを書いて朝を迎えたりしていた。
311:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:34.87ID:7hjOjrEf0.net
その家にはもう一つ不思議なことがあってね、部屋が道路沿いとその反対側の二部屋あるのだけど、屋外の騒音や防犯を考えると奥の部屋を主に使うのが定石だし、引っ越した時みんなが口をそろえてそうしろと言っていた。
でも、どうしてもそうする気になれなくてね。
結局奥の部屋は物置にしてしまっていた。
312:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:37:54.46ID:7hjOjrEf0.net
奥の部屋は昼間でもなんというか変なプレッシャーというか、とにかく嫌な感じでね。
模様ガラスでよく見えない窓の外の景色も苦手で、とにかく近寄りたくなかった。
夜はさらにそれがつらかった。
その部屋の前を夜に通るのだけでも、ガラスから変な明かりや何かが睨んでいたらと思って、目を向けるのすら避けていた。
313:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:38:57.51ID:7hjOjrEf0.net
今考えるとよくそんなところに住み続けたものだと思う。
単に過敏になりすぎたことが原因の妄想だったのかもしれない。
でも、思い込みであってもなんでも、その嫌な感じに耐えていたのはたしかで、よく頑張ったものだと思う。
まぁ、大学が楽しかったので、我慢できたのかな。
314:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:40:13.19ID:7hjOjrEf0.net
そして最後の不思議なのだけど、当時すでに老朽化がすすんでいたその戸建て、当時から20年以上たった現在も、Googleのストリートビューでその家が当時のままの姿で建っているのだよね。
外観から見てわかる家の特徴的な設備(特定できなように決定的な情報は伏せています)も当時と変わらない様子。外壁や屋根などの退色もなし。
家を持つとわかるのだけど、20年間、傷まない・退色しないというのは、それだけでも不思議だと思うのだよね。
315:◆IXcepK/qPU@\(^o^)/[sage]2017/03/13(月)17:41:03.16ID:7hjOjrEf0.net
そんな感じの話でした。
おそまつさま。
引用元:ほんのりと怖い話スレ 123
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486344160/305-315
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Title : 無題
狐に化かされた時、豪華な屋敷だと思っていた場所が実は廃屋だったという話がよくあるじゃないか。つまり、当時の語り手はもちろん、現代のGoogleカーも化かされているんだ。
たーのしー! Googleカーのカメラさんも騙される腐レンズなんだね!
NONAME 2017.03.26 (Sun) 09:58 編集
Re:無題
流石Googleさん!
すごーい!
2017.04.11 15:38