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どうしてこの業界にこのテの話が絶えないのか(1)
2016.12.19 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
222:⑦⑦⑦ : 2016/12/04 (Sun) 13:16:46
漫画家やアニメーターたちの間で「霊」の話は尽きることがない。
そしてたくさんの「噂」や「フォークロア」があてどなくやってきては、あてどなく去っていく。
これから語られる話は、全部「噂」「フォークロア」である。
なかには「事実」があるのかもしれないが、あえて裏をとらなかった。
とにかく、語り始めてみよう。
終わる頃には「どうしてこの業界にこのテの話が絶えないのか」が見えてくるかもしれない。
223:⑦⑦⑦ : 2016/12/04 (Sun) 13:18:56
【Iプロダクションの因果話】
ある雑誌で漫画家・根本敬が、無意識の殺人鬼・蛭子能収に初めて殺された人間として、蛭子ファンクラブ初代会長、T君、享年十六歳の話を書いていた。
もう十二、三年前の話で漫画家志望だったT君は、蛭子さんのところを訪れ、ファンクラブの会長になることを
「ハァ、いいですよ」
と了解してもらい、アシスタント見習いとしてIプロに通いつつ、ファンクラブの会報などを編集していたという。
ところが、Iプロに通うようになった矢先、その行きだか帰りだかにバイクが転倒、T君はあっけなく死んでしまった。
根本敬はT君の死を、
「この(蛭子発する因果の)ウイルスみたいな波動を運悪くタップリ浴びてしまうと、蛭子ワールドに持ってかれ、『それじゃまるで蛭子さんの漫画だよ』ってなマヌケで不条理な目に遭い、人によっては交通事故などであっけなく、極めて簡単に命を落としてしまうってわけだ。
最初に殺された初代ファンクラブ会長T君などその典型的な例である。(中略)――等々を俯瞰してみると、T君が死の前後、完全にエビス・シンドロームの中にあったことが筆者にはよく分かるのである。」
と述べている。
確かにこの記事を読むかぎり、T君は蛭子能収に殺されたも同然、蛭子因果力に巻き込まれた死に違いないと納得せざるを得ない。
ところが関係者に話を聞くと、T君の死にはもうひとつの強烈な「因果な力」が働いていたというのである。
それは「Iプロ」をめぐる因果である。
224:777 : 2016/12/04 (Sun) 13:21:19
「Iプロで電話番した人間が三人続けて死んでるんですよ。T君もその一人で、バイクで電柱に激突して死んだと聞いています。
この他にも、一人は原因不明の熱病で、もう一人は飛行機事故で死んでいます。
関係者の間では『三人続けてかよ』『何かあんじゃねーの』と囁かれています。
もともと、Iプロの噛んだ仕事には死人が出てるんです。
たとえば、ある番組で、縫いぐるみに入ったオバケがフロから顔を出す、というシーンを撮ろうとしたんです。
そのオバケは体長一メートルという設定で、縫いぐるみの中に膝を折って入るようにできていたんですが、そのせいかフロの上からフタをされてスタンバっている途中で、縫いぐるみがどんどんお湯を吸い、中に入ってた人間が溺死してしまったんですよ。
Iプロが絡んだ特撮ものでは、人が何人も死んだとか、爆発物で大火傷をしたとか、手がふっとんだとか、死にそこなったといった話が絶えません。
とにかく三人続けてIプロの関係者が死んだというのでI先生がお寺に行ったら、
『あんたに霊が憑いている。その霊は、あんたを生前いちばん頼りにしていた人だ』
と言われたそうなんです。そこで思い出したのが、ある特撮もので主演女優をしていた女性。
彼女は男に騙されて自殺したんですが、I先生は生前、彼女の悩みをよく聞いてやっていたというんですよ。その坊主が
『その女性にとり憑かれているから、憑き物を落とすために改名しなさい』
と言われ、I先生は改名して名前の中に『ノ』の字を入れたんです。
ま、業界じゃ有名な話ですがね。」
エビス宇宙の因果力とIプロ宇宙の因果力、T君に逃れる術はなかったようだ。
合掌。
出典:大泉実成「ドブ川に死す」96年7月発行別冊宝島268「怖い話の本」収録より
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました。ノの字を入れたI先生ったらあの人しかいないですねぇ)
漫画家やアニメーターたちの間で「霊」の話は尽きることがない。
そしてたくさんの「噂」や「フォークロア」があてどなくやってきては、あてどなく去っていく。
これから語られる話は、全部「噂」「フォークロア」である。
なかには「事実」があるのかもしれないが、あえて裏をとらなかった。
とにかく、語り始めてみよう。
終わる頃には「どうしてこの業界にこのテの話が絶えないのか」が見えてくるかもしれない。
223:⑦⑦⑦ : 2016/12/04 (Sun) 13:18:56
【Iプロダクションの因果話】
ある雑誌で漫画家・根本敬が、無意識の殺人鬼・蛭子能収に初めて殺された人間として、蛭子ファンクラブ初代会長、T君、享年十六歳の話を書いていた。
もう十二、三年前の話で漫画家志望だったT君は、蛭子さんのところを訪れ、ファンクラブの会長になることを
「ハァ、いいですよ」
と了解してもらい、アシスタント見習いとしてIプロに通いつつ、ファンクラブの会報などを編集していたという。
ところが、Iプロに通うようになった矢先、その行きだか帰りだかにバイクが転倒、T君はあっけなく死んでしまった。
根本敬はT君の死を、
「この(蛭子発する因果の)ウイルスみたいな波動を運悪くタップリ浴びてしまうと、蛭子ワールドに持ってかれ、『それじゃまるで蛭子さんの漫画だよ』ってなマヌケで不条理な目に遭い、人によっては交通事故などであっけなく、極めて簡単に命を落としてしまうってわけだ。
最初に殺された初代ファンクラブ会長T君などその典型的な例である。(中略)――等々を俯瞰してみると、T君が死の前後、完全にエビス・シンドロームの中にあったことが筆者にはよく分かるのである。」
と述べている。
確かにこの記事を読むかぎり、T君は蛭子能収に殺されたも同然、蛭子因果力に巻き込まれた死に違いないと納得せざるを得ない。
ところが関係者に話を聞くと、T君の死にはもうひとつの強烈な「因果な力」が働いていたというのである。
それは「Iプロ」をめぐる因果である。
224:777 : 2016/12/04 (Sun) 13:21:19
「Iプロで電話番した人間が三人続けて死んでるんですよ。T君もその一人で、バイクで電柱に激突して死んだと聞いています。
この他にも、一人は原因不明の熱病で、もう一人は飛行機事故で死んでいます。
関係者の間では『三人続けてかよ』『何かあんじゃねーの』と囁かれています。
もともと、Iプロの噛んだ仕事には死人が出てるんです。
たとえば、ある番組で、縫いぐるみに入ったオバケがフロから顔を出す、というシーンを撮ろうとしたんです。
そのオバケは体長一メートルという設定で、縫いぐるみの中に膝を折って入るようにできていたんですが、そのせいかフロの上からフタをされてスタンバっている途中で、縫いぐるみがどんどんお湯を吸い、中に入ってた人間が溺死してしまったんですよ。
Iプロが絡んだ特撮ものでは、人が何人も死んだとか、爆発物で大火傷をしたとか、手がふっとんだとか、死にそこなったといった話が絶えません。
とにかく三人続けてIプロの関係者が死んだというのでI先生がお寺に行ったら、
『あんたに霊が憑いている。その霊は、あんたを生前いちばん頼りにしていた人だ』
と言われたそうなんです。そこで思い出したのが、ある特撮もので主演女優をしていた女性。
彼女は男に騙されて自殺したんですが、I先生は生前、彼女の悩みをよく聞いてやっていたというんですよ。その坊主が
『その女性にとり憑かれているから、憑き物を落とすために改名しなさい』
と言われ、I先生は改名して名前の中に『ノ』の字を入れたんです。
ま、業界じゃ有名な話ですがね。」
エビス宇宙の因果力とIプロ宇宙の因果力、T君に逃れる術はなかったようだ。
合掌。
出典:大泉実成「ドブ川に死す」96年7月発行別冊宝島268「怖い話の本」収録より
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました。ノの字を入れたI先生ったらあの人しかいないですねぇ)
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Title : 無題
コンプレックスつかない方のショウタロウさんdisるのやめーや!
ライダーキックするぞ!
七篠 2016.12.19 (Mon) 19:38 編集
Re:無題
誰だよショウタロウってフィリップかよ
2016.12.26 02:16
Title : ↑
さんをつけろよデコ助野郎!
……あ、つけてたか。これは失礼。
つか、そっちの正太郎じゃねー。
NONAME 2016.12.20 (Tue) 17:48 編集
Re:↑
ショタコンか!(混乱)
2016.12.26 02:18
Title : 無題
正太郎って鉄人28号の主人公だべ?
ドラスタ娘 2016.12.22 (Thu) 04:55 編集
Re:無題
ショタコンの語源な、それはw
2016.12.27 21:16