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幽霊への対応
2007.11.10 (Sat) | Category : トピックス
井伊家の家臣、西郷伊予の内室はひどいやきもち焼きで、それが原因で病気となり死んでしまった。その後、西郷の枕元には毎晩のように彼女の幽霊が現れ、夫を悩ませるようになった。
西郷の部下たちは幽霊から主君を守るために夜毎の警護をするようになったのだが、みな幽霊が現れると腰を抜かし震え上がるばかりで何の役にも立たない。そんなある日、岡本半介という勇士が西郷の警護をすることになった。やがて、いつものように幽霊が現れると、半介は毅然とした態度で幽霊を見据え、「あなたはさむらいの妻である。その人が、こんなはしたない姿をお見せになるのは、卑怯至極である。こんごは固くおつつしみなさい」と責め立てた。すると、幽霊はにっこりと笑みを浮かべたまま消え、二度と現れることがなかった。
また、佐賀藩35万石の基を築いた鍋島直茂には、こんな逸話がある。ある日、直茂は侍女と密通した家臣を見せしめとして死刑にした。処罰は関係者にまで及び、この事件では14人の男女が命を落とした。
それからまもなく、直茂の居城には夜な夜な多くの幽霊が現れるようになった。直茂の夫人はこの事態に怯え、名僧を招いて祈祷を行ったが、よほど執念の強い怨霊と見えてまったく効果がない。
やがて、幽霊の話は直茂の耳にも届いた。ところが、直茂は笑いながら
「それは至極愉快なことである。元来彼の者どもは、首を斬っただけではあきたらぬ、然るに死んでも行き場がなく、迷うて幽霊となり、日夜苦しみを受けるとは、珍重の至りである。さような者は、永久に幽霊となっておるがよい」
と語り、まるで取り合おうとしない。これには幽霊たちも根負けしたのか、その後は現れなくなった。
西郷の部下たちは幽霊から主君を守るために夜毎の警護をするようになったのだが、みな幽霊が現れると腰を抜かし震え上がるばかりで何の役にも立たない。そんなある日、岡本半介という勇士が西郷の警護をすることになった。やがて、いつものように幽霊が現れると、半介は毅然とした態度で幽霊を見据え、「あなたはさむらいの妻である。その人が、こんなはしたない姿をお見せになるのは、卑怯至極である。こんごは固くおつつしみなさい」と責め立てた。すると、幽霊はにっこりと笑みを浮かべたまま消え、二度と現れることがなかった。
また、佐賀藩35万石の基を築いた鍋島直茂には、こんな逸話がある。ある日、直茂は侍女と密通した家臣を見せしめとして死刑にした。処罰は関係者にまで及び、この事件では14人の男女が命を落とした。
それからまもなく、直茂の居城には夜な夜な多くの幽霊が現れるようになった。直茂の夫人はこの事態に怯え、名僧を招いて祈祷を行ったが、よほど執念の強い怨霊と見えてまったく効果がない。
やがて、幽霊の話は直茂の耳にも届いた。ところが、直茂は笑いながら
「それは至極愉快なことである。元来彼の者どもは、首を斬っただけではあきたらぬ、然るに死んでも行き場がなく、迷うて幽霊となり、日夜苦しみを受けるとは、珍重の至りである。さような者は、永久に幽霊となっておるがよい」
と語り、まるで取り合おうとしない。これには幽霊たちも根負けしたのか、その後は現れなくなった。
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Title : 無題
いつの時代にも頭イイ人っているもんなんですね
一部でしょうけど
NOMANE 2011.10.04 (Tue) 00:37 編集
Re:無題
こういう、ちょっとした機転ってスゴイですよね
2011.10.06 21:58