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黒猫のタンゴ
2016.03.19 (Sat) | Category : オカルトでも笑いたい人へ
3:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/10(水)11:03:18.55ID:RHC2JzLN0.net
>>1乙。
まとめでシルモンドの話を見て思い出した話。
うちは黒猫を一匹買ってる。名前はタンゴ。
見た目は可愛いが、全く愛想がなくて、可愛いげのないやつだ。
俺が高校生の時、原付免許を取ってバイクも買ってもらったんで、休みの日に友達と一緒にちょっと遠くまで行ってみようということになった。
んで、「出る」という噂のある、山の中の廃墟に行ってみた。もちろん昼間だ。
中を探検したけど、薄暗いし、ゴミとかも散乱してるし、どっかが崩れ落ちてきそうでそういう意味では怖かった。実際、天井のタイルが剥がれて落っこちてるとこもあったし。
でも、何か怪しい声がするとか変な人影を見たとかは全くなくって、それでもまぁ、いい暇潰しになったなって感じで俺等は帰った。
友達と別れて家に帰りついたら、玄関でタンゴが座ってた。
出迎えるなんて珍しいこともあるもんだと思って撫でてやろうとしたら、手を猫パンチではたかれた。可愛くねえ。
で、その晩、飯食って風呂入って、さぁ寝ようかって時に、部屋の戸が開いた。
タンゴが前足使って開けて入ってきた。
コイツは俺の部屋を通り道によく使うんで、外に出たいのかなと思って、窓を開けてやった。
でもタンゴは見向きもしないで、部屋の隅っこで丸くなる。
変なやつだとは思ったけど、猫の考えることなんてわかりゃしねーし、ほっといて俺もベッドに入って寝た。
虫が入ってくると嫌だから、窓は閉めた。
で、夜中の二時過ぎくらいに、俺は不意に眼が覚めた。
何か部屋の中の空気が重い。
豆電球を点けてたはずなのに、消えてる。
でも、部屋の中に俺とタンゴ以外にもう一人いるのがわかった。
(続きは『続きを読む』をクリック)
>>1乙。
まとめでシルモンドの話を見て思い出した話。
うちは黒猫を一匹買ってる。名前はタンゴ。
見た目は可愛いが、全く愛想がなくて、可愛いげのないやつだ。
俺が高校生の時、原付免許を取ってバイクも買ってもらったんで、休みの日に友達と一緒にちょっと遠くまで行ってみようということになった。
んで、「出る」という噂のある、山の中の廃墟に行ってみた。もちろん昼間だ。
中を探検したけど、薄暗いし、ゴミとかも散乱してるし、どっかが崩れ落ちてきそうでそういう意味では怖かった。実際、天井のタイルが剥がれて落っこちてるとこもあったし。
でも、何か怪しい声がするとか変な人影を見たとかは全くなくって、それでもまぁ、いい暇潰しになったなって感じで俺等は帰った。
友達と別れて家に帰りついたら、玄関でタンゴが座ってた。
出迎えるなんて珍しいこともあるもんだと思って撫でてやろうとしたら、手を猫パンチではたかれた。可愛くねえ。
で、その晩、飯食って風呂入って、さぁ寝ようかって時に、部屋の戸が開いた。
タンゴが前足使って開けて入ってきた。
コイツは俺の部屋を通り道によく使うんで、外に出たいのかなと思って、窓を開けてやった。
でもタンゴは見向きもしないで、部屋の隅っこで丸くなる。
変なやつだとは思ったけど、猫の考えることなんてわかりゃしねーし、ほっといて俺もベッドに入って寝た。
虫が入ってくると嫌だから、窓は閉めた。
で、夜中の二時過ぎくらいに、俺は不意に眼が覚めた。
何か部屋の中の空気が重い。
豆電球を点けてたはずなのに、消えてる。
でも、部屋の中に俺とタンゴ以外にもう一人いるのがわかった。
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4:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/10(水)11:05:32.42ID:RHC2JzLN0.net
髪はボサボサで、着ている服もあちこち破れてボロボロだったけど、何となく女だってわかった。
で、そいつに気付いた途端に体が動かなくなって、声も出せなくなった。
なんだコレ!?
金縛りか!?
つーかこの女はなんだ!?
ひょっとしてあの廃墟の住人!?
俺テイクアウトしちゃった!?
俺じゃなくて友達の方に行けよ!
と、動けない状態で頭ん中はパニックになって、女はそんな俺の方にゆっくり近付いて来る。
真っ暗なはずなのに、そいつが血走った目で睨んでるのがわかった。
と思ったら、いきなり立ち止まって、方向転換。隅っこに行ってしゃがみこんだ。
あー、そういやそこにタンゴが寝てたな。
逃げろタンゴ!
お前猫なんだから、そういうのは鋭いんじゃねえのかよ!
とか心配になって、でもやっぱり体は動かなくて、俺は心のなかでタンゴに逃げろーとか起きろーとか叫ぶしか出来なかった。
俺のその念が届いたのか、タンゴは目を覚ましたらしく、ハーッとかシャーッとかいう威嚇するような声を出した。
そしたら、チッチッチッという声が聞こえてきた。たぶんあの女が出してるんだと思うけど、コイツひょっとして、幽霊のくせにタンゴを撫でたいんだろうか?
ソイツはゆっくりとタンゴの頭に手を伸ばして来た。
そしたらタンゴがフギャーッ!とか凄い声を出して飛び上がり、女の顔に猫パンチをくらわせた。凄い剣幕だったから、ひょっとしたら爪を出して引っ掻いたかも知れない。
女は途端に消えていったが、その間際にハッキリと聞こえた。
「ひどい……」
っていう涙声が。
5:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/2014/09/10(水)11:06:44.50ID:RHC2JzLN0.net
体が動くようになったんで、起き上がって電器を点けた。
戸も窓も閉まったまんまで、なにかがいたような形跡もない。
ひょっとしてタンゴは、俺を守ってくれたんだろうか?
どの道助けられたことには変わりないので、お礼に喉でも撫でてやろうとしたが、猫パンチではたかれた。
そして、自分で戸を開けて部屋を出ていった。
やっぱり可愛くねえ。
タンゴは今も元気で、見た目以外は全然可愛くねえ猫だ。
引用元:【全米が】なんか笑える霊体験30【テラワロス】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1410184635/3-5
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Title : 無題
まさにお猫様の鑑ですね。
助けてもらった恩返しに、タンゴが生きている限り、下僕でいるように。
キョン 2016.03.20 (Sun) 10:36 編集
Re:無題
でも言うこと聞かない時は鯵の干物はお預けだよ♪
2016.03.22 20:00