赤い人がうちに来たことがある人います？

1：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/07(木)23:57:11.02ID:ZpUHGpBr0.net
三回自宅に来たことがあります。
とにかく全身真っ赤で、高身長で、でも顔はなんとなく幼い感じの赤い人。

見たことある人いませんか？



2：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:10:51.56ID:dcgCK5520.net
来るって？訪ねに来る？
それとも家内に突然表れるとか？



3：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:17:24.21ID:VbIgueLB0.net
>>2　訪ねにくる感じです。
ゆっくりですが体験を書いていければと思っております。



6：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:49:26.89ID:VbIgueLB0.net
初めて遭遇したのは小学校に上がる前でした。
ぼくはあまり記憶がないですが、両親の話と合わせて書きます。

確か５歳のとき。暑い夏の昼下がりだったはず。
僕は一人家で留守番をしていた。
親も買い物に出るくらいの用事だったから一人でおいておいたらしい。
両親ともに働いていて留守番もなれたものだったが、
その日はなんとなくぞわぞわとした感覚がずっとあったのを今でも覚えている。



7：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:50:39.78ID:VbIgueLB0.net
親の帰宅を待ちながら、大好きなウルトラマンの人形で遊んでいたとき、
突然ベルが鳴った。
郵便配達か何かだろうと思ったきがする。
でも、誰かが来ても勝手にあけてはだめだとしつけられていたので無視して人形遊びを続けた。



8：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:51:25.84ID:VbIgueLB0.net
少し間を空けてまた、ピンポーンと鳴る。
また少しあけて、ピンポーン。
なんとなくしつこいなと思いながらも気にせずにいると、また鳴る。
だんだん間隔も短くなり、もしかしたら親が戸を開けてくれと鳴らしてるのかと思い、玄関のほうへと向かった。
でも、親が出てからそんなに時間がたってるわけでもなく、少し変だなとは思って気がする。

玄関と今を隔てる戸をあけようと取っ手に触れたときなんとなくあったぞわっとした感覚が一気に大きくなった。
いまだにベルは鳴り続けていた。
そのまま戸を開ける。

と、とたんに音がやんだ。
その時にものすごい視線を感じて玄関の上のほうを見ると

いた。



9：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:52:09.59ID:VbIgueLB0.net
採光用の窓というのだろうか。
玄関の扉の上についている小さな小窓。
そこから真っ赤なペンキを頭からかぶったような顔とヤニが染み付いたようなくすんだ白目をしている目がこっちを見ていた。

体が固まった気がする。
けれど、小さなころから変なものをよく見ていたらしくいったって冷静に戸を閉めて部屋に戻り、布団の中にもぐりこんだ。



10：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)00:54:02.30ID:VbIgueLB0.net
戸を閉めてからはまたピンポーンピンポーンと鳴り続け、ついには壊れるんじゃないかという勢いで連打された。

慣れてるとはいえ少しずつ怖くなり何かにすがりたかった。
気を紛らわすためにウルトラマンで遊ぼうと思ったが、手元にはなくなっていた



11：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)01:02:41.72ID:VbIgueLB0.net
玄関に置いてきたんだと思った。
いまだにベルは鳴っているし、まだあれがいるんだと思うと取りに行くのも億劫だった。
けれど、落としてきたウルトラマンタロウでどうしても遊びたかったんだろう。

布団から這い出て、玄関に向かった。



12：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)01:08:18.30ID:VbIgueLB0.net
玄関手前の扉の前に来ると、音はさらにひどくなり、扉もがたがたとなっている。
太郎で遊びたい。でも怖い。という葛藤をしていると急に音がやんだ。え？っとおもい、扉に耳を当て耳を済ませた。


ガチャガチャガチャ、カチャッという音が鳴る。
あろうことか、玄関の扉が開いた。



13：本当にあった怖い名無し＠＼(^o^)／：2015/05/08(金)01:12:03.43ID:VbIgueLB0.net
あいつが入ってきたんだと思った。
けれど体が動かない。
どうしようもなくて泣いて小便も駄々漏らす。
それしかすることないんだもの。見たいな感じだ。

足音が近づいてきて目の前の扉が開かれる。

と、目の前に現れたのは買い物から帰った母だった。

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