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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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隣の老人宅から聞こえる声

2015.04.28 (Tue) Category : 人を信じすぎる人へ

461:1@\(^o^)/:2015/03/23(月)08:58:18.72ID:Jp2OO6kY0.net
以前、事情があって高校中退した弟(大工見習い)と一緒に大学に通いながら賃貸で二人で暮らしてた。
隣に住んでいたのは、80近い元気なお婆さんで引っ越してきてすぐにババ友をつくりあちこちで立ち話をしている姿を見かけたし俺や弟も見つかるとすぐ話しかけられて
やれ、自分のお父さん(自分の旦那のことをこう呼んでいた)も昔大工をしていただの
自分が一人暮らしできるのは元教員で年金があるからだの上の息子の子が今年から大学にいっているだの延々と興味ない話を聞かされた。

部屋は2DKで俺と弟は寝室を分けて、俺の寝室とお婆さんの寝室が壁一枚隔てて隣り合っている構造になっていたんだが
ある日、隣の部屋から楽しそうな「キャハハハ」という若い女の子の声が聞こえてきた。

大学生の孫がいるといっていたので遊びに来てるのか、と思いつつ思わぬ出会いを妄想してときめいたりした時期でもある(スマンw)
その後、孫はしょっちゅう遊びにくるのか、隣の部屋から「キャハハハ」と楽しそうな笑い声がよく聞こえるようになった。

(続きは『続きを読む』をクリック)


 









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462:2@\(^o^)/:2015/03/23(月)08:58:45.93ID:Jp2OO6kY0.net
当時ネトゲにはまっていた俺は、早朝4時台に寝るなんてことも多々あったんだがその日もそんな感じで朝4時半頃にギルド解散だったように思う。

さて寝ようか、と思った瞬間、隣の部屋からまた「キャハハハハ」と笑う声が聞こえた。

え?こんな時間に孫来てんの?泊まってんの?と思った瞬間今度は隣の部屋から
「おとうさぁ~ん」
という哀しいような切ないようなお婆さんの声が聞こえた。
そしてその直後、また「キャハハハ」と笑う若い女性の声が続く。

すると、次は仏壇のお鈴を「チリーン」と叩く音がしてまた
「おとうさぁ~ん。おとうさぁ~ん」
とお婆さんの縋るような声が聞こえその後にまた「キャハハハハ」という若い女性の声が・・・
正直、背筋がぞくぞくした。

お婆さんの声は尋常じゃないし、以前は「元気の良い若い女のこの声」だと思っていたその声はお婆さんを嘲笑するような声に聞こえたからだ。
頭の中に浮かんだのは「老人虐待」という言葉。
例えば孫が遺産目当てでお婆ちゃんを虐待して・・・とか色々考えたんだが、当然答えはみつからなかった。

そうこうしているうちに、朝5時台出勤の弟が起きだした気配がしたので俺もキッチンにいき今あったことを弟に話すと
「そういや、最近お婆ちゃんみないよなぁ・・・」
と言っていた
確かに以前は頻繁に立ち話を目撃したし
やれ作りすぎた煮物だの、余った漬物だのを持ってきたかと思うと、それを口実に玄関先でマシンガントークを聞かされていたんだがここ1ヶ月ほどそういうことも一切無くなっていた。

何となく不安に思った俺は、以前親から貰って余っていた食品を袋に詰め普段のお礼ということでお婆さんの部屋のチャイムを鳴らした。
久々に見たお婆さんは、髪はぼさぼさでやつれていて元気もなく食品を渡すと
「あ・・・ああ。ありがとうね・・・」
とだけ呟いて早々に部屋に戻っていった。

その後も気になるので何となく隣の部屋の話し声に気をつけていたんだが時折聞こえる「キャハハハ」という高笑いと、早朝に決まって聞こえる「おとうさぁん」という何とも哀しい声以外はよく聞き取れなかった。

一度弟にも来てもらい、一緒に耳を傾けてもらったが、その高笑いを聞いた途端顔が真っ青になり
「これヤバイ。絶対ヤバイ」
と怖がっていた。



463:おわり@\(^o^)/:2015/03/23(月)08:59:21.36ID:Jp2OO6kY0.net
ある日、お婆さんの部屋が騒がしいことに気づいた。
しばらくすると、お婆さんの娘と名乗る女性と旦那が
「お婆さんと連絡がつかない」
「部屋を見ても誰もいない」
「どこへいったか知らないか」
と聞かれた。

当然俺は何の役にもたてなかったが
「俺も心あたりを探します」
と協力を要請し一通り探しても見つからないため、警察へ連絡をすることになった。

その間お婆さんの部屋を見せてもらったりしたんだが、以前見た時と違い部屋の中はメチャクチャになっていた。
娘さんが言うには、少し前から痴呆の症状が出ているように思ったということだった。
俺は役に立てないので一旦部屋に引き返したが数時間後、1キロほど先の大型店舗で裸足で歩いていたところを保護されて今日は自宅に連れて帰るとお礼があった。
孫からの虐待について言うべきか言わないほうが良いのか迷ったが、やはり言えなかった。

その後、お婆さんは部屋を引き払うことになるんだがその時初めて「大学生の孫」を見た。
明らかに高笑いの声とは違う声で、しかも大学はかなりの遠方(ここは関東で大学は関西)に普段は住んでいるとのこと。
帰ってきた弟と飯を食いながらその話をしたところ

「痴呆の症状の一つか、何か精神疾患でも併発していたんじゃないか」
ということになった。
ただ、その時弟が
「兄キは高笑いしか本当に聞こえなかったん?」
と聞いたので
「キャハハハっつってただけだろ?」
「いや・・キャハハハって笑った後に同じ女性の声で低く『死ね』って俺には聞こえたんだけど・・・」
と暗い顔で言った。

・・・・書いてたらあんまり怖くなかったorz



464:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/03/23(月)09:39:06.55ID:uMBwNTTm0.net
じゅうぶんこわいよ。乙。


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Title : 無題

結局、人の声だったんだろうか霊的な何かだったのか

お婆ちゃんの別人格の声立ったのだろうか

NONAME 2015.04.30 (Thu) 13:30 編集

Re:無題

多分婆ちゃん本人なんじゃないかなー、と思ったり。

2015.05.02 19:53

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