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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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凝視するババァ

2015.04.27 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

165本当にあった怖い名無し2005/10/25(火)17:46:08ID:ZRltjLp+0
15年ほど前の話。
当時高校生だったオレは深夜3時頃原付で家路についていた。
雨がパラパラ降り出していたので、普段は通らない近道を通ることにした。

その道は、かなり大きな公園の外周道路で、道の両サイドが竹やぶになっている。
この竹やぶがまた広くて、周辺に民家は全く無い。
歩行者は公園内を通れるし、なにより薄気味悪いので、その外周道路を人が歩いているのを見たことが無かった(歩道もない)。

原付でその道に入っていく。
周りを竹やぶに囲まれているせいか、気温がグッと下がるのを顔に当たる風で感じる。
歩行者どころか車すら走っていない。
相変わらず気味の悪い所だ…

200m程進み、左に大きくカーブした所にババアがいた。

(続きは『続きを読む』をクリック)


 









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166 165 2005/10/25(火)17:46:56ID:ZRltjLp+0
道路の真ん中に立ち、無表情でこちらを向いている。
他に車も無い。オレとババアだけ。
「エッ??」
と思った瞬間、フラッと動き、原付の俺を手で止めようとした。
間一髪ババアを避けて通り過ぎる。

「ボケーッ!!」

と叫びながら振り返ると、ババアはこっちを見て立っている。
オレは走りながら2つ3つ暴言を付け加え、バックミラーで小さくなるババアを見ていた。

『確実にボケてしまってるんだな。家族は何してんだよ。』
などと考えながら、その道を抜けていった。

2キロほど走ったところで信号に引っかかった。
ボーッと待っていると、後ろから車が近づきオレの真横で止まる。タクシーだ。
なんとなく後部座席を見ると、さっきのババアがオレをジーーッと見ている。その距離50cm。
顔には表情は無い。只々オレを凝視している。
さすがにビックリして目を逸らした。



167 165 2005/10/25(火)17:47:40ID:ZRltjLp+0
『よくタクシーもあんな所でババアを乗せたな』
と考えていると、信号が青になりタクシーが走り出した。

オレもタクシーの後を走りだす。
するとババアがタクシーの座席から体を乗りあげて、後ろの窓ガラスに顔を近づけオレをずーっと見ている・・・

『気持悪い!…運転手注意しろよ!』

その時違和感を感じてアクセルを緩めた。
何かがおかしい・・・・・・・・・
ふとタクシーの天井を見てみるとランプが光っている
・・・・・空車!?

全身に鳥肌が立つ・・・まさか・・・???
オレはブレーキをかけて止まった。タクシーは離れていく。
ババアは後部ガラスに内側からへばりついてオレを見ていた。

実体験である。
昔その外周道路でどうのこうのって後日談は無い。
そのババアも以降見ていない。

タクシーがメーターを下げ忘れていただけ…? ワカラン。
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