忍者ブログ

都市伝説・・・奇憚・・・blog

都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。 メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ ☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中! ☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆

[PR]

2024.11.25 (Mon) Category : 

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

夢見の古墳

2015.04.18 (Sat) Category : とりあえず和みたい人へ

13:夢見の古墳:2014/03/28(金)11:55:37ID:???
この前亡くなった曾祖父から聞いた話。

関西の長尾連山に広範囲にわたって古墳群があるんだけど、そのうちのどれかは知らないけど「夢見の古墳」てのがあったらしい。
まあこのネーミングは曾祖父のグループがかってに名付けたもので地元でも根付いてはいないんだが。
山ってのは時代を問わず子供たちの遊び場であり秘密基地でもある。

うちの曾祖父も子供の頃は山にしょっちゅう遊びに行ったんだが古墳を秘密基地にして仲間と遊んでいたとか。
そのうち仲間の誰かが「ここでうたた寝をすると必ず夢を見る」ことを発見した。
しかも「夢の内容は必ず覚えている」のだそうだ。

夢の内容はほとんどは関連性などはなくバラバラで普通の夢と言っていい。しかしキッチリと覚えている。
曾祖父たちは夢を見に行っては仲間たちと夢の内容を語り合って楽しんでいたそうだ。
そうは言っても赤ん坊や中高年じゃあるまいし、遊び盛りの子供ががそんな簡単に明るいうちからなかなか眠れるもんじゃない。
思案の末、酒飲めばすぐ眠れるんじゃないかと各自家から酒をかっぱらって集合。んで酩酊泥酔するもの続出。

結局まともに動けなくなってしまいそのまま古墳で一泊、村では子供たちが集団でいなくなったと大騒ぎ。
よく朝、明るくなってから山を降りると全員親から鉄拳制裁くらったそうだw

おまけに古墳が荒らされてはたまらんからと、以後古墳に行くことを禁じられてしまった。
曾祖父が最後に見た夢は「神輿で川を遡上してたらいつの間にか未来の村を進んでいた」という内容らしい。
ちなみに長尾連山はかなりの部分が造成されてしまい「夢見の古墳」が現存してるかどうかはわからない。

おわり



14:名無しさん:2014/03/28(金)12:30:19ID:???
夢見の古墳って昔話みたいで素敵な名前だな
こういう素朴でオチもない話好きだ。

 








拍手[0回]

PR

この記事にコメントする

Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字

スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
最新コメント
[10/25 ukvartiraFum]
[10/04 NONAME]
[09/30 NONAME]
アクセス解析
カウンター

Powered by [PR]

忍者ブログ