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祖父のドッペルゲンガー?
2015.04.07 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
485:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/05(木)03:00:21.33ID:/jti24M40.net
俺が中学一年の時に、祖父が突然死んだ。
祖父は祖母と二人で行った温泉旅行から帰ってきたその日に心筋梗塞かなにかで死んだ。
祖父は今まで病気一つしたことのない人だったのでそのあまりにも突然の死にみんな吃驚した。
葬式が終わって、家族で祖母の家に行くと帰ってきてからそのままになっている祖父の旅行鞄を見つけた。
母が旅行鞄を開けて整理していると祖父が今回の旅行のために買ったインスタントカメラが出てきたので母は夕飯の買い物のついでに近くの写真屋でそれを現像してもらってきた。
出来上がった写真を見てみると旅行先の観光名所だけが写った写真か祖母一人がこちらを向いて微笑んでいる写真ばかりで祖父が写っている写真が全然、見当たらなかった。
祖母が言うには、祖父は写真を撮るのは好きだが自分が撮られるのはあまり好きではないらしく見ず知らずの人に、すいません、シャッター押してもらえますか?と頼むのも照れくさがって嫌がるらしい。
こんなことなら、無理してでも一枚、二人で写った写真を撮ればよかったねえ…
と祖母が漏らすと弟が、じいちゃんが写ってる写真あったよ!と写真の束から一枚の写真を取り出した。
486:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/05(木)03:02:49.90ID:/jti24M40.net
その写真には、展望台で、疎らにいる観光客を背に微笑む祖母と祖母から少し離れた後ろで、こちらを無表情で見つめている祖父が写っていた。
その写真を手に取った祖母は変だねえ、確かに、ここに行っておじいさんは写真を撮っていたけど誰かにシャッターを頼んだ覚えはないいんだけどねえ…と怪訝な顔をした。
確かにその写真はちょっと変だった。
祖父は、たまたまそこを通りかかったらカメラに写ってしまったといった感じだった。
父が、そっくりさんじゃない?と笑ったが、写真の人物は誰がどう見ても祖父だったし着ている服も祖父の服だった。
祖母は、私の思い違いかしらねえ、と言って写真を元に戻した。
祖母の家から帰る車中、父が、この世には自分とそっくりの人間がいるって言うじゃない?
きっとそれだよと冗談っぽく言った。
それを聞いて俺はたしか自分とそっくりの姿をした人間に出会ったら死ぬんじゃなかったけ…?と思ったが母が、馬鹿なこと言わないで。お母さん、最近忘れっぽいから誰かにカメラのシャッター押してもらったの忘れてるのよ。と怒ったのでこの話はこれ以上家族でしないことにした。
俺が中学一年の時に、祖父が突然死んだ。
祖父は祖母と二人で行った温泉旅行から帰ってきたその日に心筋梗塞かなにかで死んだ。
祖父は今まで病気一つしたことのない人だったのでそのあまりにも突然の死にみんな吃驚した。
葬式が終わって、家族で祖母の家に行くと帰ってきてからそのままになっている祖父の旅行鞄を見つけた。
母が旅行鞄を開けて整理していると祖父が今回の旅行のために買ったインスタントカメラが出てきたので母は夕飯の買い物のついでに近くの写真屋でそれを現像してもらってきた。
出来上がった写真を見てみると旅行先の観光名所だけが写った写真か祖母一人がこちらを向いて微笑んでいる写真ばかりで祖父が写っている写真が全然、見当たらなかった。
祖母が言うには、祖父は写真を撮るのは好きだが自分が撮られるのはあまり好きではないらしく見ず知らずの人に、すいません、シャッター押してもらえますか?と頼むのも照れくさがって嫌がるらしい。
こんなことなら、無理してでも一枚、二人で写った写真を撮ればよかったねえ…
と祖母が漏らすと弟が、じいちゃんが写ってる写真あったよ!と写真の束から一枚の写真を取り出した。
486:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/02/05(木)03:02:49.90ID:/jti24M40.net
その写真には、展望台で、疎らにいる観光客を背に微笑む祖母と祖母から少し離れた後ろで、こちらを無表情で見つめている祖父が写っていた。
その写真を手に取った祖母は変だねえ、確かに、ここに行っておじいさんは写真を撮っていたけど誰かにシャッターを頼んだ覚えはないいんだけどねえ…と怪訝な顔をした。
確かにその写真はちょっと変だった。
祖父は、たまたまそこを通りかかったらカメラに写ってしまったといった感じだった。
父が、そっくりさんじゃない?と笑ったが、写真の人物は誰がどう見ても祖父だったし着ている服も祖父の服だった。
祖母は、私の思い違いかしらねえ、と言って写真を元に戻した。
祖母の家から帰る車中、父が、この世には自分とそっくりの人間がいるって言うじゃない?
きっとそれだよと冗談っぽく言った。
それを聞いて俺はたしか自分とそっくりの姿をした人間に出会ったら死ぬんじゃなかったけ…?と思ったが母が、馬鹿なこと言わないで。お母さん、最近忘れっぽいから誰かにカメラのシャッター押してもらったの忘れてるのよ。と怒ったのでこの話はこれ以上家族でしないことにした。
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Title : 無題
霊体になったら時間も次元も関係ないっていうから、唐突に亡くなったおじいちゃんが、ちょっと前のその時間その場所に現れたんじゃないかな、とか。
「世にも奇妙な話」にありがちな話をふと思いついた。
NONAME子 2015.04.08 (Wed) 12:46 編集
Re:無題
時間も次元も関係ない、っていうのはどういう感じなんだろね?
スゴク悩む。・
2015.04.11 19:46
Title : 無題
>よしぞーさん
そんなに悩まなくても・・・w
メン・イン・ブラック3のグリフィン辺りを参考にしてみてはいかがでしょ?
NONAME子 2015.04.13 (Mon) 11:58 編集
Re:無題
よくわかんないっすw
2015.04.18 21:32
Title : 無題
で、これはドッペルだったのかな?それともそっくりさん?
ドッペルなら本人だからいいけど、この世にはそっくりな人が~ってやつだったら結局よその人だからがっかりだよね;
ネフェルタリ 2015.04.20 (Mon) 22:19 編集
Re:無題
会話の流れ的に、ただのそっくりさんのような気がするけど、真相は闇の中。
2015.04.21 15:44