マニキュア

女性の旅行者が、アフリカのある国できれいな紫のマニキュアを見つけた。

早速店で売ってくれと頼むが、外国人には売らないという。

どうしてもそのマニキュアが欲しかった彼女は 万引きして日本に持ち帰った。
量に限りがある為、爪にそれを塗った彼女は夜寝る時も落とさずに過ごした。が、一週間ほどして異変に気づく。 爪が伸びてこなくなったのだ。

不審に思った彼女はマニキュアを落として卒倒する。 彼女の爪はどす黒く変色し、明らかに爪の内側が腐食していた。
 
じつは彼女が盗んだのはマニキュアではなく、現地の人間が指先から侵入する寄生虫を防ぐ劇薬だった。
 
現地の人たちも自らの爪を犠牲にして、致命的な毒虫や寄生虫から身を守っていたのだ。
彼女の手は今も付け爪が手放せない有様だという。

垢すり

韓国に修学旅行にいったある高校生達が自由行動を終え宿舎に帰ると一人悲しそうな顔をした男子がいた。

「体中が痛い。助けてくれ」
と言いながら男子学生がTシャツを脱ぐと全身の皮がめくれて血が滲んでいた。

「一体なんでこんな事になったんだ？」
と尋ねると
「垢すりをやられてこうなった。」
と答える。 韓国の垢すりは基本的に技術がしっかりしているためこういった事が起きることは少ないが貧乏な垢すり屋にいくと下手な職人がごろごろ居るので注意が必要。

危険な観光地

マーライオンの像がある有名な観光地での話。
そこの観光地のビーチはとても綺麗で人気があるのだが、午後になると外国人旅行者をあまり見かけなくなる。
その理由は午後になるとストリートギャングや、変質者がビーチの辺りを徘徊していて、外国人旅行者を狙っているらしい。

だから旅行会社は
｢午後になったらビーチには近づかないように｣と忠告しているのだとか。