都市伝説・・・奇憚・・・blog
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ネズミのアイコン
2017.11.06 (Mon) | Category : ミステリー・不思議な話
632名前:⑦⑦⑦ 2017/11/01(Wed)09:42:18
俺は情報サービス系の会社に勤めている。
残業で、夜遅くまで会社のパソコンでデータを入力していた時のことだった。
その日は皆早めに上がってしまい、社員で残っていたのは俺とA子だけだった。
長い間デスクに向かっていて目が疲れたのでふと窓際の方を見ると、デスクのパソコンの1つが電源つけっ放しになっているのに気付いた。
「うぜーな、誰だよ」
とか思いながら電源を消そうとそのデスクに近づき、ディスプレイを覗いてみた。
「何だ、これは?」
画面の中でマウスカーソルが一人でに動いていた。
勿論、マウスに触れている者は誰もいない。
カーソルは画面の中をスイスイと軽快に動き回り、的確にアイコンへ移動しながら次々とフォルダを開けていった。
だが、何かのファイルを開く訳でもなく、ただデタラメに色々な場所のフォルダを片っ端から開いていた。
何とも不気味な光景だった。
長いことオフィスにいるが、こんなの今まで一度も見た事がない。
驚いていたのもつかの間、俺は社員の一人が
「遠隔操作でも会社のパソコンは使える」
と得意げに語っていたのを思い出した。
そこで、俺よりずっと早く入社したA子なら分かるかもしれないと思い、彼女を呼び、
「ちょっとこれ、どうなってるか分かる?」
と訊いてみた。
するとA子は画面を見たまま凍りつき、みるみるうちに青ざめていった。
肩はガクガクと震えている。
「何かマズい事でもあったの?」
訊くと、A子は首をブルンブルンと振り、画面の左下にある真っ黒なウィンドウを震える指で指した。
ウィンドウの中にはアイコンがいくつかあった。
なんかのキャラクターだろうか、妙にかわいい目でニコニコ笑っているネズミの顔のアイコンだった。
一番上にあったアイコンの下に表示されていた名前は『岸本明仁』。
「こんな名前の社員なんていたっけ・・・?」
少なくとも俺は知らない。
隣で未だガクガク震えているA子は何か知っているようだが・・・。
俺は訊いてみた。
「ただの可愛い動物アイコンじゃん。これがどうかした?」
するとA子は青ざめた顔のまま、初めて口を開いた。
「どうして今頃・・・」
「は?」
「これってやっぱり・・・私を探しているのよ・・・絶対そうよ!!」
A子はヒステリックな声を上げ、猛スピードで自分のデスクに駆け出し、物凄い速さでキーボードを打ち始めた。
633名前:⑦⑦⑦ 2017/11/01(Wed)09:46:09
一体何をするつもりなのだろうか。
もはや俺の出る幕はなかった。
その間も画面の中ではカーソルが勝手にフォルダを開き続けていった。
その時A子が猛スピードで戻ってきた。
片手にフロッピーディスクを握って。
それをガチャガチャと乱暴に押し込み、キーボードで何やら操作を始めた。
俺はあっけにとられながらA子がキーボードを打つのに見入っていた。
指の動きの速さが尋常じゃない。
最後にEnterキーをターン!!と派手に押すと、ガー、ガー、と音が鳴り、フロッピーの読み取りが始まった。
A子は今までにないくらい、真剣に画面を凝視していた。
すると突然、画面で動いていたカーソルがぴたりと止まった。
「間に合った・・・」
A子はそう呟き、今度は俺の方に向き直った。
「今のは全部ハッキングよ。もう少しで会社の情報が漏れるところだった」
そう言ったA子の表情は妙にぎこちがなかった。
ハッキングと言ったが、本当にそうだったのか?
少なくとも、会社の情報を盗むのが目的で行われていたようには見えなかった。
フォルダをあんなに開いておいて、ファイルには全く手をつけていなかった。
目的のファイルがあるのなら、誰だって検索機能で目的のファイルを探すだろう。
それすらしなかった。
ただひたすらフォルダを開いていただけだった。
それに俺は見てしまったのだ。
途中で開いていたフォルダの中にうちの課の社員の名前が入ったネズミアイコンのファイルがいくつかあったのを・・・。
「あのさ、岸本って誰?」
そう訊くとA子は青ざめながら
「知らない。」
一言そう言って、パソコンの電源を消し、オフィスを出ていってしまった。
次の日からA子は無断欠勤していた。
オフィス内では、昨日のパソコンとA子のパソコンだけが、何者かによってデータを完全に消去されていた。
A子は一体、何者だったのだろうか。
今となっては、何も分からない。
だが今でも俺は、あの時オフィスで見た真っ黒なウィンドウの中にあったもの・・・。
ネズミアイコンのファイルに名前があった社員のことが気になって仕方がない。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
俺は情報サービス系の会社に勤めている。
残業で、夜遅くまで会社のパソコンでデータを入力していた時のことだった。
その日は皆早めに上がってしまい、社員で残っていたのは俺とA子だけだった。
長い間デスクに向かっていて目が疲れたのでふと窓際の方を見ると、デスクのパソコンの1つが電源つけっ放しになっているのに気付いた。
「うぜーな、誰だよ」
とか思いながら電源を消そうとそのデスクに近づき、ディスプレイを覗いてみた。
「何だ、これは?」
画面の中でマウスカーソルが一人でに動いていた。
勿論、マウスに触れている者は誰もいない。
カーソルは画面の中をスイスイと軽快に動き回り、的確にアイコンへ移動しながら次々とフォルダを開けていった。
だが、何かのファイルを開く訳でもなく、ただデタラメに色々な場所のフォルダを片っ端から開いていた。
何とも不気味な光景だった。
長いことオフィスにいるが、こんなの今まで一度も見た事がない。
驚いていたのもつかの間、俺は社員の一人が
「遠隔操作でも会社のパソコンは使える」
と得意げに語っていたのを思い出した。
そこで、俺よりずっと早く入社したA子なら分かるかもしれないと思い、彼女を呼び、
「ちょっとこれ、どうなってるか分かる?」
と訊いてみた。
するとA子は画面を見たまま凍りつき、みるみるうちに青ざめていった。
肩はガクガクと震えている。
「何かマズい事でもあったの?」
訊くと、A子は首をブルンブルンと振り、画面の左下にある真っ黒なウィンドウを震える指で指した。
ウィンドウの中にはアイコンがいくつかあった。
なんかのキャラクターだろうか、妙にかわいい目でニコニコ笑っているネズミの顔のアイコンだった。
一番上にあったアイコンの下に表示されていた名前は『岸本明仁』。
「こんな名前の社員なんていたっけ・・・?」
少なくとも俺は知らない。
隣で未だガクガク震えているA子は何か知っているようだが・・・。
俺は訊いてみた。
「ただの可愛い動物アイコンじゃん。これがどうかした?」
するとA子は青ざめた顔のまま、初めて口を開いた。
「どうして今頃・・・」
「は?」
「これってやっぱり・・・私を探しているのよ・・・絶対そうよ!!」
A子はヒステリックな声を上げ、猛スピードで自分のデスクに駆け出し、物凄い速さでキーボードを打ち始めた。
633名前:⑦⑦⑦ 2017/11/01(Wed)09:46:09
一体何をするつもりなのだろうか。
もはや俺の出る幕はなかった。
その間も画面の中ではカーソルが勝手にフォルダを開き続けていった。
その時A子が猛スピードで戻ってきた。
片手にフロッピーディスクを握って。
それをガチャガチャと乱暴に押し込み、キーボードで何やら操作を始めた。
俺はあっけにとられながらA子がキーボードを打つのに見入っていた。
指の動きの速さが尋常じゃない。
最後にEnterキーをターン!!と派手に押すと、ガー、ガー、と音が鳴り、フロッピーの読み取りが始まった。
A子は今までにないくらい、真剣に画面を凝視していた。
すると突然、画面で動いていたカーソルがぴたりと止まった。
「間に合った・・・」
A子はそう呟き、今度は俺の方に向き直った。
「今のは全部ハッキングよ。もう少しで会社の情報が漏れるところだった」
そう言ったA子の表情は妙にぎこちがなかった。
ハッキングと言ったが、本当にそうだったのか?
少なくとも、会社の情報を盗むのが目的で行われていたようには見えなかった。
フォルダをあんなに開いておいて、ファイルには全く手をつけていなかった。
目的のファイルがあるのなら、誰だって検索機能で目的のファイルを探すだろう。
それすらしなかった。
ただひたすらフォルダを開いていただけだった。
それに俺は見てしまったのだ。
途中で開いていたフォルダの中にうちの課の社員の名前が入ったネズミアイコンのファイルがいくつかあったのを・・・。
「あのさ、岸本って誰?」
そう訊くとA子は青ざめながら
「知らない。」
一言そう言って、パソコンの電源を消し、オフィスを出ていってしまった。
次の日からA子は無断欠勤していた。
オフィス内では、昨日のパソコンとA子のパソコンだけが、何者かによってデータを完全に消去されていた。
A子は一体、何者だったのだろうか。
今となっては、何も分からない。
だが今でも俺は、あの時オフィスで見た真っ黒なウィンドウの中にあったもの・・・。
ネズミアイコンのファイルに名前があった社員のことが気になって仕方がない。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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ーなきにんぎょうー <喜一じいちゃんシリーズ>
2017.11.06 (Mon) | Category : ミステリー・不思議な話
101:525[sage]:2006/02/05(日)15:49:25ID:TRocJXVz0
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く
「おやじには霊感があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」
と言っていた。
「なきにんぎょう」
店からおやじと客の話声が聞こえて来た。
チラッと覗くと一組の夫婦が見えた。友禅の着物、パリッとしたスーツにキッチリ整った鬚、こいつは金持ちだ!と感じた喜一はチョコでも貰えるのでは!?とすかさず茶を用意し、おやじの後ろからそろりと
「粗茶ですが」
と茶を差し出した。
普段、用もないのに店をうろつくなと言われているためこうでもしないと自分の存在をアピール出来なかったのだ。
喜一の腹の中が読めているおやじは眉を寄せて邪険にしたが跡継ぎの勉強だと言えば客受けも良かったためおやじはそれ以上何も言えず居座ることに成功した。
客が売りに来た商品は立派な日本人形だった。
着せ変え人形にされていたのか立派な着物が何着もあり、素人目でも高価な事がわかった。
しかしおやじは
「好かんな」
と一言。喜一はピクリと反応した。おやじの(好かん)と言う言葉は(良く無い)と言う意味などが含まれ、駄目だしや説教のさいに使われたからだ。
おやじは人形から何か感じ取ったのか、執拗に人形の出所などを聞いていると観念した客は重い口を開いた。
ある日蔵を整理しているとが人形が出て来た、いつの物か分らない人形を蔵のゴミと共に捨てたそうだ。
次の日の朝起きると仏間に人形が置かれ、何とその人形は涙を流していた。
驚いた夫婦は寺に持って行こうとしたが人形がまたぽろぽろと泣き出し嫌がる、燃やす事も捨てる事も出来ないが恐くて家にも置いておけず、途方に暮れここへ来たのだった。
おやじは少し考えたが結局その泣き人形をタダ同前で買い取った。
102:525[sage]:2006/02/05(日)15:50:03ID:TRocJXVz0
喜一には商売事はやはり興味はなく、何の収穫も無かった上におやじに店じまいを手伝わされむくれていると、
「明日お払いに住職んとこ行って来るから店番頼むぞ」
とおやじに言われ喜一はさらにげんなりした。
「そんなに良くない物なんか買うなよ」
と反論すると
「そんなに悪くも強くも無いんだがな…よく解らんもんを売るのは性じゃねぇ、念には念って事だな」
おやじはそう言うと部屋へと戻り喜一は明日のイワナ釣りを断念し人形を恨めしく思いながらその日は眠りについた。
その日の夜喜一は夢を見た、あの人形が自分に泣いて縋るのだ。
何を言っているのかは分らないが泣きながら何か頼んでいる感じだった。
朝、喜一は夢の事をおやじに話すとおやじも同じ夢を見たそうだおやじは夢で人形と会話したらしい。
「普通はこけしを使うからな金持ちはやる事が違うな、気付かなかった…」
そう言うとおやじは店に入り人形の着物を剥ぎだした。
「見ろ、背中に文字が書かれてるだろう?」
喜一は消えかけている文字を目をこらして読んだ、長々と前置きの後、亡き子を偲んで…トヨ。と書かれていた。
喜一の住む辺りでは水子の霊を供養するときこけしが使われた、生まれて来る筈だった子の名前を書いたこけしを1年仏壇に置き(その間子を作ってはいけない)その後お払いをして燃やすのだ、そのこけしを御悔やみこけし、供養こけし、亡きこけしなどと呼ばれていた。
そう、あの人形は泣き人形ではなく、亡き人形だったのだ。
おやじの話では人形には母親の念が憑いていた。
子供を流産した上にもう産めない体になってしまった女は亡き人形を燃やさず、ずっとわが子の様に可愛がっていたのだ。
その残留思念が人形に残り、燃やされる事を嫌がったのだった。
「寺にもって行かれると燃やされると思ったんだろう…昨日の晩、燃やしたり捨てたりしない事を約束に寺でお払いを受けると言ったから もうこの人形が泣く事は無いだろう」
おやじはそう言うと人形を持って寺へと出かけて行った。
その後人形はすぐに買い手がついた。
おやじは趣味の悪い金持ちに人形を燃やしたり捨てたりしない事を約束させて高値で売り、亡き人形は喜一の前から姿を消したのでした。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part31
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1138579267/101-102
家は昔質屋だった、と言ってもじいちゃんが17歳の頃までだから私は話でしか知らないのだけど結構面白い話を聞けた。
田舎なのもあるけどじいちゃんが小学生の頃は幽霊は勿論、神様とか妖怪やら祟りなど非科学的な物が当たり前に信じられていた時代でそう言った物を質屋に持ち込む人は少なくは無かったそうだ。
どういった基準で値段をつけていたのかは分らないが、じいちゃん曰く
「おやじには霊感があったからそう言う神がかった物は見分ける事ができたんだ」
と言っていた。
「なきにんぎょう」
店からおやじと客の話声が聞こえて来た。
チラッと覗くと一組の夫婦が見えた。友禅の着物、パリッとしたスーツにキッチリ整った鬚、こいつは金持ちだ!と感じた喜一はチョコでも貰えるのでは!?とすかさず茶を用意し、おやじの後ろからそろりと
「粗茶ですが」
と茶を差し出した。
普段、用もないのに店をうろつくなと言われているためこうでもしないと自分の存在をアピール出来なかったのだ。
喜一の腹の中が読めているおやじは眉を寄せて邪険にしたが跡継ぎの勉強だと言えば客受けも良かったためおやじはそれ以上何も言えず居座ることに成功した。
客が売りに来た商品は立派な日本人形だった。
着せ変え人形にされていたのか立派な着物が何着もあり、素人目でも高価な事がわかった。
しかしおやじは
「好かんな」
と一言。喜一はピクリと反応した。おやじの(好かん)と言う言葉は(良く無い)と言う意味などが含まれ、駄目だしや説教のさいに使われたからだ。
おやじは人形から何か感じ取ったのか、執拗に人形の出所などを聞いていると観念した客は重い口を開いた。
ある日蔵を整理しているとが人形が出て来た、いつの物か分らない人形を蔵のゴミと共に捨てたそうだ。
次の日の朝起きると仏間に人形が置かれ、何とその人形は涙を流していた。
驚いた夫婦は寺に持って行こうとしたが人形がまたぽろぽろと泣き出し嫌がる、燃やす事も捨てる事も出来ないが恐くて家にも置いておけず、途方に暮れここへ来たのだった。
おやじは少し考えたが結局その泣き人形をタダ同前で買い取った。
102:525[sage]:2006/02/05(日)15:50:03ID:TRocJXVz0
喜一には商売事はやはり興味はなく、何の収穫も無かった上におやじに店じまいを手伝わされむくれていると、
「明日お払いに住職んとこ行って来るから店番頼むぞ」
とおやじに言われ喜一はさらにげんなりした。
「そんなに良くない物なんか買うなよ」
と反論すると
「そんなに悪くも強くも無いんだがな…よく解らんもんを売るのは性じゃねぇ、念には念って事だな」
おやじはそう言うと部屋へと戻り喜一は明日のイワナ釣りを断念し人形を恨めしく思いながらその日は眠りについた。
その日の夜喜一は夢を見た、あの人形が自分に泣いて縋るのだ。
何を言っているのかは分らないが泣きながら何か頼んでいる感じだった。
朝、喜一は夢の事をおやじに話すとおやじも同じ夢を見たそうだおやじは夢で人形と会話したらしい。
「普通はこけしを使うからな金持ちはやる事が違うな、気付かなかった…」
そう言うとおやじは店に入り人形の着物を剥ぎだした。
「見ろ、背中に文字が書かれてるだろう?」
喜一は消えかけている文字を目をこらして読んだ、長々と前置きの後、亡き子を偲んで…トヨ。と書かれていた。
喜一の住む辺りでは水子の霊を供養するときこけしが使われた、生まれて来る筈だった子の名前を書いたこけしを1年仏壇に置き(その間子を作ってはいけない)その後お払いをして燃やすのだ、そのこけしを御悔やみこけし、供養こけし、亡きこけしなどと呼ばれていた。
そう、あの人形は泣き人形ではなく、亡き人形だったのだ。
おやじの話では人形には母親の念が憑いていた。
子供を流産した上にもう産めない体になってしまった女は亡き人形を燃やさず、ずっとわが子の様に可愛がっていたのだ。
その残留思念が人形に残り、燃やされる事を嫌がったのだった。
「寺にもって行かれると燃やされると思ったんだろう…昨日の晩、燃やしたり捨てたりしない事を約束に寺でお払いを受けると言ったから もうこの人形が泣く事は無いだろう」
おやじはそう言うと人形を持って寺へと出かけて行った。
その後人形はすぐに買い手がついた。
おやじは趣味の悪い金持ちに人形を燃やしたり捨てたりしない事を約束させて高値で売り、亡き人形は喜一の前から姿を消したのでした。
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part31
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1138579267/101-102
うにゅ
2017.11.04 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
717名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/17(金)10:57:06
早朝、寒かったのでちょっと厚着してた人形の一体を抱いてたら
「うにゅ」
って声がした。
俺はどうすればいいんだ。
718名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/17(金)11:50:30
黙って萌えれ
719名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/17(金)17:02:15
萌えだ・・・・すばらしい
720名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/19(日)00:57:09
ずっと抱きしめてやれ
721名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/19(日)01:21:51
キュン…(*´д`*)
722名前:717[sage]投稿日:2006/02/19(日)03:42:59
うん、大事にするよ(;ω;)
723名前:もしもし、わたし名無しよ[sage]投稿日:2006/02/19(日)04:57:14
その「うにゅ」は、女の子の声だよな?
千葉繁みたいな声じゃないよな?
117:前スレのうにゅ:2006/05/13(土)06:39:03
今あった事。
うにゅと言った人形を抱えた。
いつもとなにか違う。
体を曲げていて無理矢理伸ばさないと真っ直ぐにならない。
いつも見上げるようにする顔がそっぽばかり向く。
手を頬に触れさせてみたら、普段のゆるゆるな感触ではなく、あの眉間に異物が接近した時のピリピリ気持ち悪い感覚で右耳から自分の顔が逃げていくようだった。
ああなんかおかしすぎるな、と顔をみてみると「せせら笑い」の表情に見える。
信じたくはないけど、どなたかお住まいになられようとしているならお引き取り願いたい。
でも気の利いたお呪いとか詳しくないので嗜んでる八極拳の練り方で気を練って右側の空間(何故そっちかはわからない)に形式に沿った肘打ちを打ってみた。
かすかにダミ声の猫っぽい声で「むえあ~」と聞こえた。
その後人形の鳩尾と下腹部で三点結んだ真ん中を人差し指と中指を突きだした拳で軽く突いた。かけ声と踏み脚は思い切り。(朝から五月蠅い)
一呼吸置いて顔を見たら、いつもの顔に戻ってた・・
気のせいだといいなーと思いつつ、着替えさせようと取り出した和服の柄がヒガンバナだったんですけどwwww
ヤなので自作のワンピースにしたけど。
118:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)13:33:42
彼岸花って、外敵から身を守る、というようなことを聞いた事がある。
畑の周りなんかに植えて、モグラ等の侵入を防ぐとか。
彼岸花の着物なら、それを着ている人形に何か入ってくるのを防いでくれるかも。
119:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)13:51:23
彼岸花の花言葉は
「悲しい思い出」「想うはあなた一人」「また会う日を楽しみに」
外国ではリコリスっていって人気のある花だし関係ないと思うよw
120:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)14:06:44
朝っぱらから何やってんだこの人はwwww
121:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)15:18:40
>>117
彼岸花って、人によって見方が両極端に変わるよね。
別名「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」って言うんだけど、これは天上・極楽に咲く花といわれているから。
極楽の花=死後の世界なので縁起が悪い
極楽の花=仏様のいるところなので縁起が良い
という風に真っ二つに分かれる。
ちなみに「饅頭沙華(まんじゅうしゃげ)」とも言われる。
これは昔の人は、球根を饅頭にして食べたことから。
122:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)15:38:17
>>121
>ちなみに「饅頭沙華(まんじゅうしゃげ)」とも言われる。
>これは昔の人は、球根を饅頭にして食べたことから。
えっ!?彼岸花って毒なんじゃない?
123:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)16:56:10
さらして食べると無毒になるらしい。
飢饉の時に彼岸花のおかげで飢え死にしないで済んだという昔話が小学校の道徳の教科書に載ってたな。
もちろんそのまま食べると毒らしいので彼岸花は縁起が悪いから近づくな、という言い伝えは中毒死を防ぐ為もあるんじゃないかな。
124:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)17:22:54
彼岸花の毒はリコリンとかで水に溶けるから、水にさらすといいらしいですね。
ただ「舌曲がり」という別名もあるぐらいで、美味しくはなさそうw
>123
>もちろんそのまま食べると毒らしいので
>彼岸花は縁起が悪いから近づくな、という言い伝えは中毒死を防ぐ為もあるんじゃないかな。
非常食なので、いざと言う時のためにむやみに採るなという意味もあったようですね。
種子をつけずに球根で増えるため、繁殖力が弱く、乱獲(?)すると無くなってしまうとか。
なんかスレ違いになってきましたけど、>>117は彼岸花と関係ないんじゃないか?ということでw
125:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/13(土)17:30:30
赤い彼岸花綺麗だしなぁ。
名所のライトアップを見たとき、月の細い暗闇に、地面はびっしりと赤い彼岸花が咲いていて、
所々に曲がりくねった木の幹が立ち上がってた。
ああ、あの世への道はこんな風なんだろうかと思ったよ。
実際は知らないけど、あの風景は静かで鬼気として凄かったなぁ。
白い人形がその中に立ってたら、うっかり呑まれてしまいそうだ。
126:前スレのうにゅ:2006/05/13(土)19:56:56
朝からお騒がせしました。
あなたの知らない世界とかは好きだけどお近づきにはねえ・・
しかしヒガンバナにもそう言ういわれがあったのもある意味不思議ですね。
因縁云々ぬきで華は形も色も綺麗だから好きだけど。
ただあんまり気持ち悪かったのでPCに不動明王と薬王菩薩の説明サイトを引っ張ってきてそのまま昼間は普通にゴハン食って昼寝してみたりしました。
今、部屋の空気が本当にいいかんじ。人形も普通です。
127:もしもし、わたし名無しよ:2006/05/14(日)17:29:18
自分の人形が「むえあ~」とか言ったら絶対自分笑い死にしてるwww
笑いをありがとう。
.
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