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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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ドッペルゲンガー?(22)

2018.04.10 (Tue) Category : ミステリー・不思議な話

616:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)11:23:15ID:a28WeXKa0
流れブッた切ってスマソm(__)m俺が未だに不可解なままでいる体験を一つ。

まだ厨房の頃の話。ある朝登校すると女子の一人が、

「○○(俺の名前)ってA学院通ってんだぁ。」

と言ってきた。A学院とは近所の進学塾。
自慢じゃないが俺は当時成績も良く、実家がド貧乏だった事もあり、塾通いなんかしていない。

「通ってねぇよ。」

と言うと、昨日の夕方A学院から出てきた俺を見たという。人違いだと言っても、顔も見たし手も振ってきたという。

俺の地元は田舎なんで学区内の皆顔見知りだし、確に間違われようが無い。
でもその日のその時間は間違いなく家に居たんだが・・・



617:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)11:35:50ID:Qb6YrN1J0
その数週間後、近所に新しい古本屋が出来たとあって友人達と行ってみたところ、店に入るなり店の親父がブチギレて走ってきた。

他の友人に目もくれず真っ直ぐ俺に向かってダッシュしてくる親父。そして突然俺に向かって、

「良くまた来れたな!!よしっ学校に連絡してやるっ!!」

はあっ?とか思ってるとあれよあれよという間に裏の事務所に連れてかれた。

「何すんだよ!クソじじいっ!!」

すると店の親父の話では、前の週の店のオープン初日に俺が来店。漫画からエロ本から万引きして逃走したという。

「んな事してねえよっ!俺今日初めて来たんだぞ!」

と言っても信じてくれないし友人達もだんだん疑いの眼差しに。

とりあえずと学校に連絡され担任が登場する事になった。



619:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)11:51:55ID:I2wzQH9w0
担任登場平謝り。しかし詳細聞いている内に担任も変な事に気付いた。

「11月7日ですか?あれ?○○(俺の名)、その日ってお前工藤んちに居なかったか?」

そういえば、

その問題の日、俺と友人数人は文化祭の準備で工藤という友人宅に集まっており、親に行き先を告げて無かった友人の母親が

「娘の帰りが遅い」

と大騒ぎ。連絡網を使って担任が工藤の家に迎えに来た日だった。

「その万引き犯はこの子じゃないですね、時間的にも。私が証人です。」

と担任が言ってくれたが店の親父は納得行かず、担任と大喧嘩。

「じゃあコレ見てみなさいよ!」

と防犯ビデオ再生、映ってるのは顔こそ白黒で分かりづらいが、まさしく俺のようだった。

その後、「まぁ今回だけは」とお互い納得いかない感じでうやむやに。

しかしもう一人の俺は、この先更に登場しつづける。



620:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)12:09:40ID:xajeMpuB0
中3の時1コ上の女の先輩から電話が、

「ねぇ、Kちゃんて娘知ってる?」

「いや、知らないすよ。」

「そう。何か隣のクラスの娘で昨日初めて喋ったんだけど、あたしの出身中学言ったらさ。○○君と一緒だ!ってアンタの名前言ってたんだよ。」

「へぇ、その人ドコ中すか?」

「ドコ中も何も県外から来た娘だよ。何か最近アンタから連絡無いって落ち込んでたよ?」

「知らねぇすよ(笑)可愛いんすか?その人。」

「本当に知らないの?!嘘だったらアンタ最低だよ!」

「何で怒ってんすか!!本当に知らないっすよ!!」

「本人、先月アンタにナンパされてヤッちゃったって言ってるんだけど。」

「はぁっ!!?」

もちろん身に覚えなんて無い。だから一回会わせてくれと言う事になった。

翌日そのKという女に会う。もちろん顔も見たこと無い、しかしタイプ。

そしたらKは俺の事詳しい詳しい、何でも知ってる。俺から直接聞いたといって泣きじゃくる。俺じゃないと言っても聞かない。



625:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)12:22:41ID:jqEsf8bv0
何とかKをなだめて、

「とりあえずこれから交流深めていいお友達に。」

という事に。そんでそれからKとどんどん仲良くなって、俺が高校入った頃には

『もう一人の俺』話

も信じてくれるようにななり彼女みたいになってきた。

すると俺が高1の夏、コンビニのバイトしてる時に変な事が。

『スタッフおすすめ!』

ってカードに自分のプリクラ貼って商品とかに付けてたんだけど、その中の俺のプリクラだけ傷だらけに。

「誰だこんな事すんのは?」

ってはずしたらカードの裏に爪でひっかいたような文字が。

『あのおんなはおれがさいしょだったろうが』

それから間も無くKから別れを告げられました。理由を聞いたら、

「あなた達には関わりたくない。」

と言われました。



628:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)12:46:33ID:szdbjsNb0
長文スンマセンデシタm(__)m

書き込み初めてで慣れてなくて。

ただKはその後街で会っても逃げるようにして口も聞いてくれなくなりましたorz



629:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)12:55:43ID:99hBQ8li0
>>628

ドッペルゲンガーの話の中では気持ちの悪い話だよな。



636:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)15:36:32ID:ZfU64NZj0
>616
以前どこかのスレかまたはまとめサイトで読んだ話と同じだ。
でもその話ではKに出会ったところで終わってた記憶があるのでもしかして本人があの続きを書いてくれたんかな?
次に続きを書くときはもう少し空行を減らしてちょんまげ



637:本当にあった怖い名無し:2006/10/06(金)15:55:38ID:jSTNHCny0
616です。

すみません、他に不可解な体験は無いので何か身の周りに起きた時は、ちゃんと読みやすい文章にしますm(__)m

ちなみに2ちゃ書き込みは今回初めてなんで、前に同じ内容読んだとか言われると、内容が内容だけにまた怖いです。

ちょこっと後日談もあったもんで。



引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part35
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1157071769/616-637













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真相は霧の中

2018.04.09 (Mon) Category : ミステリー・不思議な話

606:真相は霧の中:2006/10/06(金)05:24:29ID:0P+oPTkT0
今から約8年前の体験談・・・。
スレ違いかもしれないが、私にとっては不可解な体験であり、恐怖の体験であった。
長文になるので分割する。

当時、学生時代の同級生数名と久々に会って、旧交を温めていた。
その日は日曜で翌日は仕事だからということで街中に住んでいる者は歩いて帰れたが、一人少々山奥に住んでいる友達がいたので私が車で送ってやった。
そいつの家に行くのは初めてだったが、ものすごい山奥だった。

その帰り、ちょっと休憩をと思い、車を止め自販機のコーヒーを買って時計を見た。
「20時43分か・・・」
学生時代ならば、これからが本当の遊びの時間だったが、社会人なのでそういうわけにもいかず、昔は楽だったなと思いつつ帰路についた。



607:真相は霧の中:2006/10/06(金)05:25:21ID:0P+oPTkT0
民家も照明もまばらな山道を下っていくと突然霧が出てきた。
道路の先が全く見えない状態で事故を起こしたらまずいと思い、減速しようとブレーキを踏んだ。
スカッ!とペダルが踏み応えなく床についた。
「え?」
さっきまで何事もなかったのに、こんなところで故障か?とかなりあせった。

しかもそのとき何を思ったのか、アクセルを踏んでしまった。
「しまった!加速する!」
と思ったが、なんとアクセルペダルもブレーキと同様に床にペタリとついてしまった。
だが、速度は上がりもせず下がりもせずノロノロと走っている。

メーターも0を指したまま反応がないのでいったい何キロ出ているのかわからない。
窓も開かなかったが、なぜかハンドルだけは動かせたので、かすかに見える前方を凝視しながら必死になってハンドルをきり続けた。



608:真相は霧の中:2006/10/06(金)05:26:08ID:0P+oPTkT0
気が付くといつの間にか霧が晴れ、いつもの見慣れた道路を走っていた。
アクセルもブレーキも何の問題も無く踏んだ感触が分かった。
全身汗びっしょりで気持ちを落ち着かせようと車を止め、また自販機のコーヒーを買って時計を見た。
「・・・!20時38分!!」
確か、やつを送っていったときは20時43分だったのに時間が戻っている!しかもかなり長い時間運転していたはずなのに・・・。

その後どうやって家まで帰ったのか覚えていません。
でも不可解な体験はこれで終わりませんでした。



609:真相は霧の中:2006/10/06(金)05:30:34ID:0P+oPTkT0
しばらくして会社の同僚を乗せて赤信号で車を停車しているとき何気なくこの体験談を話していると、猛スピードで突っ込んできたタクシーに追突されました。怪我は無かったのが幸いでした。タクシーの運転手が言うには信号に気づかなかったそうです。

またしばらくしてある深夜のこと、車で友達と遊びに行った帰りに怖い話で盛り上がったとき、例の話をすると、今度は赤信号無視のダンプに横から追突されそうになり、道路上でスピンした。
ダンプはそのまま逃げていったが、恐怖でしばらく呆然としていた。

この話を車を運転しているときに話すと事故になるのか?それともただの偶然か?と考えていましたが、しばらくするとすっかり忘れていました。

一年後の夏、みんなで海水浴に行こうということで車何台かに分かれて乗りました。
海水浴は楽しく、アルコールも入り、その帰りは私はすっかり酔っ払っていたので運転することなく酒の飲めないやつに運転してもらい、後部座席でまだ飲み足りないと缶ビールを飲んでいました。

なぜか怖い話で盛り上がってしまい、酒のせいでもあったのか事故のことも忘れてまたこの霧の話をしてしまいました。



610:真相は霧の中:2006/10/06(金)05:31:18ID:0P+oPTkT0
高速道路上で急な車線変更をしてきたトラックが蛇行運転をしだしてなんと前方を走っている車にではなく、私たちが乗っている車の右後部に追突しました。
車は壁にこすりながら止まりました。後部座席に座っていた私はなんとか無事だったのですが、いっきに酔いも醒め震えていました。トラックの運転手はよそ見をしていて気づいたら事故を起こしていたと言っていました。

偶然にしてはあまりにも恐ろしいので、神社でお祓いしてもらい、この話はたとえ電車であろうと船であろうと飛行機であろうと車内にいるときは決してしないようにしています。

以上、長文、連続投稿でしたが、私の人生唯一の不可解であり恐怖の体験でした。



引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~ Part35
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1157071769/606-610




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嫁の耳に衝撃を受けました

2018.04.07 (Sat) Category : ミステリー・不思議な話

338:名無しさん@おーぷん:2015/01/06(火)16:07:17ID:uqN
嫁の耳に衝撃を受けました
嫁は付き合う前からよく変なことを言って人を笑わせていました

例えば
「この前ヤマジがさぁ」
嫁「え?鼻血?」
「あの人は天上の人だよねぇ」
嫁「え?ドジョウの人?」

ずーっと冗談だと思ってたんですが、冗談ではなく本当に聞き間違いをしていることが解りました

その聞き間違いがここ半年でかなり悪化して、普通の会話をしていて噛み合わないことがよくあります
酷くないものだと
七五三をいちごさん
河辺を山辺
村上を紫
山村を澤村
山根ですを山辺す
酷いものだと原型すら留めていない事も多いです

で、病院に行ったところピーという音が聞こえたらボタンを押すという検査をすることになりました
すると、なんとものすごーく耳がいいことが判明!

小1の子どもと同じくらいの健康な聴力を持っているとのことでした
結局聞き間違いの原因は分からないままでしたが、嫁は聞き間違いの酷さから仕事での電話対応ができなくなり、仕事をやめる羽目に

健康な耳で私生活に問題出るほどの聞き間違いをすることに衝撃でした



339:名無しさん@おーぷん:2015/01/06(火)16:11:51ID:xie
>>338
それは耳じゃなくて脳の異常では?



340:名無しさん@おーぷん:2015/01/06(火)16:13:47ID:uqN
>>339
脳はCTをとりましたがなんともなかったですね



341:名無しさん@おーぷん:2015/01/06(火)16:18:13ID:S7q
耳からはいった情報を脳で言葉に変換するのが困難になっているって事?
だとしたら厄介だね。
一度検査してもらった方がいいかも。聴力検査では脳の異常は見つけられないから。



342:名無しさん@おーぷん:2015/01/06(火)16:23:07ID:uqN
>>341
おそらくそうだと思います
家での電話のやり取りは
相手「山辺です」
嫁「浜辺さんですね」
相手「いえ、や・ま・べ、です」
嫁「は・ま・べ、さん?」
相手「やー!まー!べー!です」
嫁「え?え?」
こんな感じです
何度行っても聞き取れないので、相手を不快にしてイライラさせてしまうみたいです

聞き取った会社名や担当者名が間違っている
聞き取った商品名が間違っている
相手が確認のため聞き直した名称が間違っていたが、嫁は気づけ無かった
声質によっては殆ど聞き取れない

会社ではこれを繰り返して首になったそうです

(続きは『続きを読む』をクリック)












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死相が見える

2018.04.07 (Sat) Category : ミステリー・不思議な話

265:本当にあった怖い名無し:2014/01/20(月)00:22:53.10ID:pG+fj/+o0.net
前に勤めてた病院に「死相が見える」っていう看護学生がいたな
先が短い患者さんや、具合が悪くなりそうな患者さんを見るとその人について回る、黒い影のようなものが見える(頭上や顔に、黒い影がぼんやりかかってる)らしい

この学生の死亡予告は、本当によく当たるんだけどそんなの、患者さんのカルテを読んだり顔色を見たりすればプロならだいたい予想できる事だろ、って最初は誰もまともに相手にしてなかったんだけど…

ある時、入院してる患者さんのお見舞いにやって来たものすごく健康そうな女の人を見て学生が急に
「やばい、あの人まずいわ…」
って宣ったんだ
何の事だろ?って思ってたらしばらくして、その女の人が体調不良で検査入院してきて何週間か後に手遅れのガンで亡くなった…

この時はみんな本当に驚いて以降は信じざるを得なくなったな



引用元:病院にまつわる怖い話
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1341492697265




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近所の家で自殺騒ぎがおきたのは、もう半年ほど前になる。

2018.04.07 (Sat) Category : ミステリー・不思議な話

721 1/5 2006/10/30(月)12:01:34ID:jJphJYCV0
近所の家で自殺騒ぎがおきたのは、もう半年ほど前になる。

自殺したAさん(仮名)は初老になろうかという一人暮らしの美人な女性だった。
小さいながら粋で瀟洒な家に引きこもり、全く近所づきあいをしないので、最初は『陰のある女性』『美しい』『いつも上等な和服を着ている』以外、彼女の詳しいことは誰も知らなかった。

しかし、もう十年以上前だが、ある日突然、いかにもマダムといった感じの女性が数日連続して怒鳴り込んでくるという事件を起こした。

そのマダムによると、彼女は昔、祇園で芸者をしており、当時なくなったばかりのマダムの夫をパトロンとしていたという。
家も家財も買ってもらい、さらに今回マダムの夫に相当の財産を分与されたらしい。
どうやらその遺産問題のごたごたで騒ぎを起こしたらしく、最後はマダムのほうが玄関先で包丁を振り回し、隣人が通報するという大騒ぎとなった。

それ以来、もともと疎遠だった近隣住民全てが彼女を避けるようになった。
京都という場所はなんだかんだと差別意識の強い地域であり、包丁を振り回すような事件に巻き込まれたくないというのもあり、また純粋に近所のおばさん連中の嫉妬もあったと思う。
でも相変わらずAさんは美しく、年をとっても枯れるというより艶やかになっていった。



722 2/5 2006/10/30(月)12:02:14ID:jJphJYCV0
しかし一年ほど前から、様子が変わった。
いつも入念に手入れされ常に美しかった庭に雑草が生えたり、毎日の打ち水と盛り塩がされなくなったり、今までみたこともなかったAさんの親戚(と名乗る人物)が
『Aさんの家はどこですか』
と近所に聞いて回ったりするようになった。
そして、朝晩さっそうとスポーツクラブに通っていたAさんの姿を誰も見なくなった。

そして半年前、Aさんの親類という女子高生が泣きながら半狂乱で、たまたま庭を手入れしていたうちの母に助けを求めてきたのだ。

誰も知らなかったがAさんはがんで、見つかったときは末期だったそうだ。
女子高生はAさんの姪で、両親からAさんの様子を見てこいといわれたのだ。

Aさんは入院してからも
『死ぬまで家を離れたくない、手放したくない』
と言っていたのだが、子供のいないAさんの遺産を狙った親戚が、まだ生きているAさんの目の前で遺産争いを起こし、Aさんは逆上して親戚を全員追い出し、その晩病院を抜け出してしまった。

おそらく自宅に帰っただろうというわけで、
『子供なら会うだろう、とりあえず様子を見て来い』
と彼女を家に向かわせたのだ。
しかし合鍵を使って家をあけた彼女が見たのは、自室で首を吊ったおばの姿だった。

『おばさんはかわいそう、うちの親もおじさんたちも着物とか宝石とか家とかそんなことしか興味ないみたい』
と彼女は言って、また泣いたという。
(俺は会ってない。美人だったらしい。痛恨。)

葬式は行われなかった。



723 3/5 2006/10/30(月)12:03:00ID:jJphJYCV0
警察の一通りの捜査が住んでから数日後、一度どうやら例の親戚が家に集まっていたようだが、あまり物を持ち帰っている様子ではなかった。(貴金属など小さいものは知らないが)
さすがに自殺となると気持ち悪かったのだろうか。

しかしその次の晩から近隣住民は悩まされることになる。
どういったわけか、二階の窓が一つ開けっ放しのままで、電気もつけっぱなしである。
そして部屋の中に和服がかけてあるのが見える。
夜になるとそれがわずかな風でもゆらゆらと揺れて、まるで人の後姿のように見えるのである。

珍走団のDQN高校生が肝試しで侵入していたずらしたんだろうとは思ったが、それにしても不気味だった。
親戚とやらに連絡してとりあえず一度は窓を閉め、着物を下ろし、電気を消してもらったのだが、数日後、また電気がついていて、今度はガラス戸の向こうにゆらゆらと何かがゆれている。
もう、いたずらだろうがなんだろうが、あれは恐ろしかった。



724 4/5 2006/10/30(月)12:04:24ID:jJphJYCV0
三ヶ月はそのまま放置されていたと思う。
そしてなんの前触れもなく解体工事が始まった。
これがまたとんでもないDQN業者で、
『いついつからこういう工事をするのでよろしくお願いします』
などの挨拶も全くなし。
周りに幕を張ったり音に気を遣うなどの配慮もなし。

そして工事も解体というより破壊だった。
庭の灯篭をショベルで壊すことから始まり、
ガラスは全て金属パイプでかち割るし、家具も鏡も叩き割っていた。
庭には高そうな食器や陶器が並べられていたが、昼休みにはそれを壊れた灯篭に投げつけて遊んでいた。
あまりの騒音に隣の家の住民が苦情を言ったのだが、鉄パイプを持った、がたいのいいDQNがガムを噛みながらやってきたら、
誰でも対応は一つしかないと思う(笑)

『あと数日なんで~~がまんしてくれますかねぇ~~すいませんねぇ~~』
といわれたら、はいとしか言えないだろう。
庭でたまに何か燃やしていたが、もしかすると和服かもしれない。

トラックに積み込んでいた家具の残骸なんかを見ても、本当に上等なものばかりだった。
この家だって財産だって、別の家の遺産をいわば横取りして築いたもの。
だから自業自得かもしれない。
しかし、本当に上質のものだけを選び抜いて築き上げ、最後まで守りたかった家をこんなDQNに荒らされ、破壊されつくすのは辛いだろうな、とつい思ってしまった。

最後は巨大な重機で家を横からなぎ倒し、上から押しつぶしてから家の基礎部分まで地面を削り取り、工事は終了した。
何もかもが瓦礫となった後にもっていかれ、本当に他より地面が20cmくらい低くなっていた。
どういったわけか柵だけは残されたが、事情を知っていれば何もなくても誰も立ち入ろうとしないだろう。



725 5/5 2006/10/30(月)12:05:04ID:jJphJYCV0
そこに一週間前に行って来た訳だが。
元々飼い猫が家を逃げ出してそこの敷地でにゃーにゃーいうから仕方なく門を押し開けてそこまで行った。
抱き上げてふと地面を見てぎょっとした。
ちょうど男の手のひらにすっぽり入るくらいの、丸い手鏡。
紫色の房飾りがあったようだが、すぐ目をそらしたのでちゃんとは見ていない。
それが割れるどころか傷も汚れもなく、ぽつんと落ちていた。

あれだけの破壊の後でなぜ、というのもあるけれど、もう一つ理由がある。
うちは神道だが、仏教で言う位牌の代わりに神道では鏡を使う。
鏡は『みたまさま』と呼ばれ、葬式では鏡に魂を移す作業もある。
その『みたまさま』と鏡が、ソックリに見えたのだ。
見た瞬間、背中がぞくりとして嫌な汗が出た。

すぐに引き返したが、門で一度振り返ると夕日をきらりと映していた。
ネコもろとも家の前で塩祓いしたのはいうまでもない。

彼女は荒地となった今もあそこを家としてとどまり続けているのだろうか。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?147
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1161697603/721-725




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