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友達
2018.12.29 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
857:本当にあった怖い名無し[]2018/12/19(水)23:55:31.57ID:aUAUJ5u20.net
ある日、友人のAと2人で街を歩いていた。
2人とも都心近くに住んでいたので、自然と遊ぶ場所は人通りの多い駅の近辺になってしまう。
休日の昼間という事もあり、街は大勢の人でごった返していた。
いい加減人混みにうんざりしてしまったので、とりあえず近くにあった喫茶店に入って休憩をしていた。
コーヒーを飲みながら、一息つく。
このAという男だが、こいつは不思議な奴、というかただの変人で、よく訳のわからない話をしてよく俺を困惑させる男だった。
しかしこいつには何かおかしな力があるようで、変な所で妙な勘の良さを発揮したり、俺の考えている事を当ててしまったり、俺の地元に初めて来た時には
「3年くらい前かな、ここで事故があったよね、それで女の子が1人亡くなってる」
などと言い当ててしまうのだ。
858:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:00:06.70ID:vgFU5qdq0.net
まああらかじめ調べていたのかも知れないが、本人は
「だって、そこに立ってるから」
と言っている。
喫茶店の窓の外にはまだたくさんの人影が見える。
俺はふと思った事を口にした。
「最近こういう人混みに慣れちゃっててさ。街ですれ違う人の事をRPGの村人みたいな、ただそこにいるだけみたいに思っちゃいそうになるんだよね。でも実際全員に、住んでる家とか家族とか、昨日の晩飯何食べたかとか、人それぞれバラバラの生活を背負ってんだよな。」
Aはそれを聞いているのかいないのか、なんとも言えない顔をしてコーヒーを啜っていた。
ふと、Aが口を開いた。
「本当は、そうでもないんだよ」
860:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:05:20.90ID:vgFU5qdq0.net
俺は意味が分からず、
「はあ?」
とおかしな声が出た。
Aは語り出した。
「僕の知り合いに、こないだ恋人が出来たって奴がいるんだよ。その出会いのきっかけってのがさ、まあいわゆる出会い系サイトって奴だ。そういう出会い方をした人ってさ、知り合いや親に紹介する時。ちゃんと出会い方を事細かに説明する事って少ないよね。大概の人は、「知り合いの知り合い」とか「友達の紹介で」とか曖昧な第三者を交えた説明をすると思う。まあ、ちゃんと説明する人もいるだろうけど、そういう事に対して偏見を持ってる人も多いからね。」
突然なんの話だ?
俺は話の行く先が全く分からず、ぽかんとしてしまった。
俺に構わず、Aは続ける。
「まあそんな事って、誰しも一度はあるんじゃないかな。長い説明を避けるために、あるいは故意に情報を隠すために。曖昧な第三者の存在を持ち出す事はそれほど珍しい事じゃない。」
861:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:06:08.19ID:vgFU5qdq0.net
ああなるほど、まあそれなら俺にも経験がない事もない。
小学生の頃、親の貯金箱から少しずつ抜いた小銭を貯めてゲームソフトを買った時、
「友達にもらった」
とか言って誤魔化した事がある。
Aの言っている事の意味は何となく分かったが、さっきの話となんの関係があるのかは分からない。
「重要なのはその「第三者」が決して具体的ではなく、あくまで「友達」というステータスしか持っていない事だ。」
「はあ…」
未だに話の着地点が見えてこず、曖昧な返事しか出来なかった。
「知ってるかな、人が人の事を口に出した時に言葉に宿る、思念というか、思いみたいなのって、結構強いんだ。噂されるとくしゃみが出るなんて言うだろ。まあそんな物はただの迷信だけど、昔からそんな漠然とした認識は根付いているらしい。」
862:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:06:40.16ID:vgFU5qdq0.net
「だけど」
Aはコーヒーを一口啜ってから続けた。
「この「友達」の話の場合は、そう言った思いの行き先が無いんだ。大勢の人が口にしたその誰でもない誰かへの思念は、行き着く先もなく、この世を漂い続けている。」
少し、嫌な感じがした。
「こういう人が多い所だと、あまりにもそういう思念が沢山あるもんだから、たまに集まって、形を持っちゃう事があるみたいなんだ。」
Aは少しだけ微笑みながら続けた。
「そういう、形を持った思念の塊は、意思を持ってるのかどうかも分からないまま、ただ人の形をして、漂うように街を歩いているんだ。まあそんなに沢山じゃない、そこの通りくらいの人数だと、十数人が限度だと思う。」
ゾクっとした。
さっきまで歩いていた街を見る。もうそこが、人の世界には見えなくなっていた。
「たまにさ」
Aがまた口を開く。
863:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:07:01.56ID:vgFU5qdq0.net
「人混みを歩いてて、誰かと目が合うことがあるよね。そういう時たまに相手が、何か気づいたみたいな顔をする事がない?まるで知り合いに会った時みたいな。別に知り合いでもないのに。」
少しだけ、思い当たる節がある。
「そういう人って、実は人間じゃない場合が多いんだ。ただ君の「友達」という言葉から生まれた、そういう存在なんだよ」
Aはそう言って、コーヒーを飲み干した。
気味の悪い話だ、と思った。
こいつの話にはいつもなんの根拠もない。
「じゃあ、出ようか」
そう言って席を立つAに続いて、俺は喫茶店を出た。
なんの根拠も無いはずなのに慣れたはずの人混みを、もう俺は顔を上げて歩く事が出来なかった。
864:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:07:41.98ID:txM8THghO.net
Aの口調が厨二臭くて続きは読む気がしない
865:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:42:59.07ID:8Mqzfr7l0.net
お前友達だろ
866:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)01:04:03.17ID:B1otWSTB0.net
なかなかええやん
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?352
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1537031148/857-866
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ある日、友人のAと2人で街を歩いていた。
2人とも都心近くに住んでいたので、自然と遊ぶ場所は人通りの多い駅の近辺になってしまう。
休日の昼間という事もあり、街は大勢の人でごった返していた。
いい加減人混みにうんざりしてしまったので、とりあえず近くにあった喫茶店に入って休憩をしていた。
コーヒーを飲みながら、一息つく。
このAという男だが、こいつは不思議な奴、というかただの変人で、よく訳のわからない話をしてよく俺を困惑させる男だった。
しかしこいつには何かおかしな力があるようで、変な所で妙な勘の良さを発揮したり、俺の考えている事を当ててしまったり、俺の地元に初めて来た時には
「3年くらい前かな、ここで事故があったよね、それで女の子が1人亡くなってる」
などと言い当ててしまうのだ。
858:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:00:06.70ID:vgFU5qdq0.net
まああらかじめ調べていたのかも知れないが、本人は
「だって、そこに立ってるから」
と言っている。
喫茶店の窓の外にはまだたくさんの人影が見える。
俺はふと思った事を口にした。
「最近こういう人混みに慣れちゃっててさ。街ですれ違う人の事をRPGの村人みたいな、ただそこにいるだけみたいに思っちゃいそうになるんだよね。でも実際全員に、住んでる家とか家族とか、昨日の晩飯何食べたかとか、人それぞれバラバラの生活を背負ってんだよな。」
Aはそれを聞いているのかいないのか、なんとも言えない顔をしてコーヒーを啜っていた。
ふと、Aが口を開いた。
「本当は、そうでもないんだよ」
860:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:05:20.90ID:vgFU5qdq0.net
俺は意味が分からず、
「はあ?」
とおかしな声が出た。
Aは語り出した。
「僕の知り合いに、こないだ恋人が出来たって奴がいるんだよ。その出会いのきっかけってのがさ、まあいわゆる出会い系サイトって奴だ。そういう出会い方をした人ってさ、知り合いや親に紹介する時。ちゃんと出会い方を事細かに説明する事って少ないよね。大概の人は、「知り合いの知り合い」とか「友達の紹介で」とか曖昧な第三者を交えた説明をすると思う。まあ、ちゃんと説明する人もいるだろうけど、そういう事に対して偏見を持ってる人も多いからね。」
突然なんの話だ?
俺は話の行く先が全く分からず、ぽかんとしてしまった。
俺に構わず、Aは続ける。
「まあそんな事って、誰しも一度はあるんじゃないかな。長い説明を避けるために、あるいは故意に情報を隠すために。曖昧な第三者の存在を持ち出す事はそれほど珍しい事じゃない。」
861:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:06:08.19ID:vgFU5qdq0.net
ああなるほど、まあそれなら俺にも経験がない事もない。
小学生の頃、親の貯金箱から少しずつ抜いた小銭を貯めてゲームソフトを買った時、
「友達にもらった」
とか言って誤魔化した事がある。
Aの言っている事の意味は何となく分かったが、さっきの話となんの関係があるのかは分からない。
「重要なのはその「第三者」が決して具体的ではなく、あくまで「友達」というステータスしか持っていない事だ。」
「はあ…」
未だに話の着地点が見えてこず、曖昧な返事しか出来なかった。
「知ってるかな、人が人の事を口に出した時に言葉に宿る、思念というか、思いみたいなのって、結構強いんだ。噂されるとくしゃみが出るなんて言うだろ。まあそんな物はただの迷信だけど、昔からそんな漠然とした認識は根付いているらしい。」
862:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:06:40.16ID:vgFU5qdq0.net
「だけど」
Aはコーヒーを一口啜ってから続けた。
「この「友達」の話の場合は、そう言った思いの行き先が無いんだ。大勢の人が口にしたその誰でもない誰かへの思念は、行き着く先もなく、この世を漂い続けている。」
少し、嫌な感じがした。
「こういう人が多い所だと、あまりにもそういう思念が沢山あるもんだから、たまに集まって、形を持っちゃう事があるみたいなんだ。」
Aは少しだけ微笑みながら続けた。
「そういう、形を持った思念の塊は、意思を持ってるのかどうかも分からないまま、ただ人の形をして、漂うように街を歩いているんだ。まあそんなに沢山じゃない、そこの通りくらいの人数だと、十数人が限度だと思う。」
ゾクっとした。
さっきまで歩いていた街を見る。もうそこが、人の世界には見えなくなっていた。
「たまにさ」
Aがまた口を開く。
863:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:07:01.56ID:vgFU5qdq0.net
「人混みを歩いてて、誰かと目が合うことがあるよね。そういう時たまに相手が、何か気づいたみたいな顔をする事がない?まるで知り合いに会った時みたいな。別に知り合いでもないのに。」
少しだけ、思い当たる節がある。
「そういう人って、実は人間じゃない場合が多いんだ。ただ君の「友達」という言葉から生まれた、そういう存在なんだよ」
Aはそう言って、コーヒーを飲み干した。
気味の悪い話だ、と思った。
こいつの話にはいつもなんの根拠もない。
「じゃあ、出ようか」
そう言って席を立つAに続いて、俺は喫茶店を出た。
なんの根拠も無いはずなのに慣れたはずの人混みを、もう俺は顔を上げて歩く事が出来なかった。
864:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:07:41.98ID:txM8THghO.net
Aの口調が厨二臭くて続きは読む気がしない
865:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)00:42:59.07ID:8Mqzfr7l0.net
お前友達だろ
866:本当にあった怖い名無し[]2018/12/20(木)01:04:03.17ID:B1otWSTB0.net
なかなかええやん
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?352
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1537031148/857-866
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海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2(2)
2018.12.29 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し 2018/09/03(月)05:27:24.12ID:ZaefMXTA0
夜の海は怖いね、引きこまれそうでさ。
昼の海もね、ひしゃくを持った巨人が現れそうでさ。
夜光虫は不思議だよ。海蛍。
板一枚隔ててそこは地獄。
城ヶ島の自殺、流れ着くところは・・・・あの世でいっしょになろうね。
沈む死体と浮かぶ死体。スキューバで見た。
島に行きたい、遠くの島に。
いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
というわけで「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
55:本当にあった怖い名無し 2018/09/17(月)18:22:48.57ID:1C2PCRN40
石じじい関連です。
第三次世界大戦といえば、日本の特撮映画「世界大戦争」(1961)でしょう。
当時は、世界規模の全面核戦争の危機が現実味を帯びていたので、笑い事ではない映画でした。
まさに火の海という・・・
フランキー堺一家の絶望的な最後の晩餐は見ていると窒息しそうな緊迫感があります。
「戦前の日本軍が朝鮮北部の工場で原子爆弾を開発していた」
という与太話があるのですが、その場所が興南という海に面した町です。
じじいは、その町を何度か訪れたことがあるといっていました。
窒素肥料や火薬、亜鉛などを生産する工場が稼働し、2万人以上の人が住む大都市だったそうです。
必要なものが全て揃い、暖房も行き届いていて、映画館や各種娯楽場もある夢のような場所だったとか。
この街は、日本窒素肥料株式会社によって開発されました。
水俣病の公害で有名な会社(系列)ですね。
59:本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水)04:38:11.25ID:CkzpgsLQ0
(・ω・)つげ義春の「無能の人」みたいな自由人やけど生産性のない人やったんかの。石じじい。
鳥師とか怪しげな人の怪しげな話って高度資本主義社会ではためにはならんけどおもろいのぅ。
61:本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水)19:29:24.21ID:SK5YB4GZ0
石じじいの話です。
満州国への旅行の話をしてくれたときのメモがあるので、そこから解読したものを。
(1)
モンゴル人の視力はとても良いとか。
「ほら、向こうから誰々が馬に乗ってやってくる」
とモンゴル人指差すので、その方向を見てみると、じじいには何も見えない。
それから数十分して馬に乗ったモンゴル人が現れたそうです。視力5.0ちゅうやつですかいのう。
(2)
モンゴル人が言うには、
「首の無い(頭の無い)遊牧民」
に真っ昼間に出会うことがあるそうです。
また、
「頭の無い馬にのった頭のある遊牧民」、
「頭の無い馬に乗った頭の無い遊牧民」
に出会ってしまうこともあるそうです。
いずれも無視してかかわらないようにすると、向こうから去っていくとか。
『首切れ馬みたいなもんよのう。』
今回調べてみたら、ばけ物としての「頭のない馬」は日本にもあるようです。「首切れ馬」とか。
また、「首なし騎士」についてのフォークロアは欧米にもあって、「スリーピー・ホロウ」などは有名ですね。
もうすぐハロウィンです。
(3)
「いつまでたっても近づいてこない灯り」
が、夜、出現することがあるそうです。
夜の草原に小さな明かりが遠くに見えていて、それがゆらゆらと揺れて、だんだん明るくなってくる。
旅人がカンテラを下げてやってくるのだな、と思って待っていると、いつまでたってもその明かりが近づかない。
でも明かりは見えていて動いている、と。
(4)
何度も出会うラクダの群れ、というのもいたとか。馬に乗って旅をしていると、ラクダの群れに出会う。そのうちの一頭のラクダにはコブの間に乗れるように鞍がおいてあるが人はない。
不思議なことよ、と思って通り過ぎると、あとで、また同じようなラクダの群れに会う。よく見ると同じ鞍ののったラクダがいる。それに何度も行き会うのだと。
そういうときには、ラマ教のお経を唱えて行くと、会うことはなくなるそうです。
これは、欧米や日本にある都市伝説に似ていますね。
64:本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金)19:42:04.23ID:LPLugedj0
石じじいの話です。
メモから断片を:
(1)じじいは、山を歩いているときに雛人形人セットが打ち捨てられていたのに行きあたったことがあるそうです。
それは、本格的なフルスタッフのもので、それがシダの茂みの上に乱雑にばらまかれていた、と。
全部の人形が髪を振り乱していたのが怖かったとか。
かなりの山奥で、道もほとんど無い場所だったので、なぜそれがあるのか不思議だったと。
雨のあとで、湿った滴るようなシダの緑と緋毛氈の色とのコントラストが印象的だったそうです。
(2)じじいは、「小人」に襲われたことがあるそうです。
山を歩いていると、正面からガサガサと音をたてて長さ1尺に満たない黒い人間が走ってきて、じじいに飛びかかってきたそうです。
じじいは、構えていた山歩き用の杖を振り下ろして、その黒い小人をはらい落としました。
かなりのジャンプ力だったと。
地面に叩き落とされた黒い小人は、すぐに起き上がって走り去ったそうです。
「それは、リスかムササビやったんやないかな?」私
「いや、あれは人やったで。両手両脚を広げてな、わしに向かって飛びかかってきたんで。二本足で走りよったけん。」
65:本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金)19:43:59.54ID:LPLugedj0
(3)じじいが長い間親しく付き合っていた、石探しルートの近くに住んでいた家族が全滅したことがあったそうです。
1年ぶりにその家を訪れていると誰もない。家が無人になって庭も荒れている。
近く家の人が言うには、(じじいが最後に訪れたときから)半年くらいの間に、六人の家族全員が病気や事故で死んでしまったと。
近くの寺に墓があるというのでお参りに行ったら、その家の墓に、たくさんのまあたらしい卒塔婆が林立していたそうです。
(4)じじいは、稲わらで縄を編むことができて、わらじも器用に自分で作っていました(まあ、農家では今でもそうなのかもしれませんが)。
地下足袋の上にわらじをはいて沢を歩くと、濡れた石の上で滑らないのだそうです。
編んだ縄をハサミなどの刃物を使わないで指だけでぷつっと切っていました。
こう書いていると、畑仕事の休憩でタバコをふかしていたじじいの姿を思い出して、ちょっとおセンチになってしまいました。
じじいの年齢に近づいて、私の記憶もだいぶ薄れてしまっています。
じじいの家の庭にあった柿は甘かった。
器用に皮を向いて柿を食べさせてくれましたが、
「渋柿が混じっとるけん、きいつけんさいよw」
というのがじじいの決まり文句でした。
渋柿の木などないのに。
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夜の海は怖いね、引きこまれそうでさ。
昼の海もね、ひしゃくを持った巨人が現れそうでさ。
夜光虫は不思議だよ。海蛍。
板一枚隔ててそこは地獄。
城ヶ島の自殺、流れ着くところは・・・・あの世でいっしょになろうね。
沈む死体と浮かぶ死体。スキューバで見た。
島に行きたい、遠くの島に。
いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
というわけで「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
55:本当にあった怖い名無し 2018/09/17(月)18:22:48.57ID:1C2PCRN40
石じじい関連です。
第三次世界大戦といえば、日本の特撮映画「世界大戦争」(1961)でしょう。
当時は、世界規模の全面核戦争の危機が現実味を帯びていたので、笑い事ではない映画でした。
まさに火の海という・・・
フランキー堺一家の絶望的な最後の晩餐は見ていると窒息しそうな緊迫感があります。
「戦前の日本軍が朝鮮北部の工場で原子爆弾を開発していた」
という与太話があるのですが、その場所が興南という海に面した町です。
じじいは、その町を何度か訪れたことがあるといっていました。
窒素肥料や火薬、亜鉛などを生産する工場が稼働し、2万人以上の人が住む大都市だったそうです。
必要なものが全て揃い、暖房も行き届いていて、映画館や各種娯楽場もある夢のような場所だったとか。
この街は、日本窒素肥料株式会社によって開発されました。
水俣病の公害で有名な会社(系列)ですね。
59:本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水)04:38:11.25ID:CkzpgsLQ0
(・ω・)つげ義春の「無能の人」みたいな自由人やけど生産性のない人やったんかの。石じじい。
鳥師とか怪しげな人の怪しげな話って高度資本主義社会ではためにはならんけどおもろいのぅ。
61:本当にあった怖い名無し 2018/09/19(水)19:29:24.21ID:SK5YB4GZ0
石じじいの話です。
満州国への旅行の話をしてくれたときのメモがあるので、そこから解読したものを。
(1)
モンゴル人の視力はとても良いとか。
「ほら、向こうから誰々が馬に乗ってやってくる」
とモンゴル人指差すので、その方向を見てみると、じじいには何も見えない。
それから数十分して馬に乗ったモンゴル人が現れたそうです。視力5.0ちゅうやつですかいのう。
(2)
モンゴル人が言うには、
「首の無い(頭の無い)遊牧民」
に真っ昼間に出会うことがあるそうです。
また、
「頭の無い馬にのった頭のある遊牧民」、
「頭の無い馬に乗った頭の無い遊牧民」
に出会ってしまうこともあるそうです。
いずれも無視してかかわらないようにすると、向こうから去っていくとか。
『首切れ馬みたいなもんよのう。』
今回調べてみたら、ばけ物としての「頭のない馬」は日本にもあるようです。「首切れ馬」とか。
また、「首なし騎士」についてのフォークロアは欧米にもあって、「スリーピー・ホロウ」などは有名ですね。
もうすぐハロウィンです。
(3)
「いつまでたっても近づいてこない灯り」
が、夜、出現することがあるそうです。
夜の草原に小さな明かりが遠くに見えていて、それがゆらゆらと揺れて、だんだん明るくなってくる。
旅人がカンテラを下げてやってくるのだな、と思って待っていると、いつまでたってもその明かりが近づかない。
でも明かりは見えていて動いている、と。
(4)
何度も出会うラクダの群れ、というのもいたとか。馬に乗って旅をしていると、ラクダの群れに出会う。そのうちの一頭のラクダにはコブの間に乗れるように鞍がおいてあるが人はない。
不思議なことよ、と思って通り過ぎると、あとで、また同じようなラクダの群れに会う。よく見ると同じ鞍ののったラクダがいる。それに何度も行き会うのだと。
そういうときには、ラマ教のお経を唱えて行くと、会うことはなくなるそうです。
これは、欧米や日本にある都市伝説に似ていますね。
64:本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金)19:42:04.23ID:LPLugedj0
石じじいの話です。
メモから断片を:
(1)じじいは、山を歩いているときに雛人形人セットが打ち捨てられていたのに行きあたったことがあるそうです。
それは、本格的なフルスタッフのもので、それがシダの茂みの上に乱雑にばらまかれていた、と。
全部の人形が髪を振り乱していたのが怖かったとか。
かなりの山奥で、道もほとんど無い場所だったので、なぜそれがあるのか不思議だったと。
雨のあとで、湿った滴るようなシダの緑と緋毛氈の色とのコントラストが印象的だったそうです。
(2)じじいは、「小人」に襲われたことがあるそうです。
山を歩いていると、正面からガサガサと音をたてて長さ1尺に満たない黒い人間が走ってきて、じじいに飛びかかってきたそうです。
じじいは、構えていた山歩き用の杖を振り下ろして、その黒い小人をはらい落としました。
かなりのジャンプ力だったと。
地面に叩き落とされた黒い小人は、すぐに起き上がって走り去ったそうです。
「それは、リスかムササビやったんやないかな?」私
「いや、あれは人やったで。両手両脚を広げてな、わしに向かって飛びかかってきたんで。二本足で走りよったけん。」
65:本当にあった怖い名無し 2018/09/21(金)19:43:59.54ID:LPLugedj0
(3)じじいが長い間親しく付き合っていた、石探しルートの近くに住んでいた家族が全滅したことがあったそうです。
1年ぶりにその家を訪れていると誰もない。家が無人になって庭も荒れている。
近く家の人が言うには、(じじいが最後に訪れたときから)半年くらいの間に、六人の家族全員が病気や事故で死んでしまったと。
近くの寺に墓があるというのでお参りに行ったら、その家の墓に、たくさんのまあたらしい卒塔婆が林立していたそうです。
(4)じじいは、稲わらで縄を編むことができて、わらじも器用に自分で作っていました(まあ、農家では今でもそうなのかもしれませんが)。
地下足袋の上にわらじをはいて沢を歩くと、濡れた石の上で滑らないのだそうです。
編んだ縄をハサミなどの刃物を使わないで指だけでぷつっと切っていました。
こう書いていると、畑仕事の休憩でタバコをふかしていたじじいの姿を思い出して、ちょっとおセンチになってしまいました。
じじいの年齢に近づいて、私の記憶もだいぶ薄れてしまっています。
じじいの家の庭にあった柿は甘かった。
器用に皮を向いて柿を食べさせてくれましたが、
「渋柿が混じっとるけん、きいつけんさいよw」
というのがじじいの決まり文句でした。
渋柿の木などないのに。
(続きは『続きを読む』をクリック)
東池袋中央公園が気味悪くて苦手
2018.12.29 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
407:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)10:59:02.70ID:pzkYxmgC0.net
サンシャイン横の東池袋中央公園
あそこ苦手だ。本当に気味悪い。
30年近く前の89年。昭和天皇崩御直前の冬の夜だった。
サンシャインシティに当時有った輸入盤屋に寄った後、館内で迷い、館外に出たらあの公園の前。
公園内を通り過ぎようとしたら、林の中で動く光が。懐中電灯?
それにしては高い位置。よく目を凝らしたらゆらゆら揺れる光2つ。
あれは人魂だと今も思う。
後で調べたら、巣鴨プリズンの処刑室が有った辺り。
ちなみに見た当時は巣鴨プリズン跡地とは知らない無知な学生だった。
気味が悪い公園と感じたが、冬にお化けとか考えもしなかった。
後年その話しを知人にしたら、その人1979年、吹き抜けのイベント広場で複数の人魂が動き回るのを多くの人と見たとの事。
当時新聞記事にもなったそう(未確認)
その人は霊とか信じず
「地下にメタンガスが溜まっててなんかの拍子に発火してるんでしょ」
と笑っていたが。
408:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)13:42:26.74ID:vZyGkkQk0.net
>>407
自分は池袋周辺が全て駄目だわ。高田馬場も苦手で、諏訪神社西側や駅の神田川側は車や電車で通過するのも嫌だ。
414:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)19:24:55.53ID:zX3kDCs80.net
>>407
サンシャイン60とその周辺は出る、霊感ある人は合わないってのは結構有名な話
オタイベントの熱気にいつも霊が怯えてたって笑い話もあるけどw
415:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)19:39:19.68ID:0HFlcRX40.net
>>414
雑司が谷墓地に埋葬されたかたですか?
引用元:【実体験】 怖い話 【限定】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1532612461/407-415
.
サンシャイン横の東池袋中央公園
あそこ苦手だ。本当に気味悪い。
30年近く前の89年。昭和天皇崩御直前の冬の夜だった。
サンシャインシティに当時有った輸入盤屋に寄った後、館内で迷い、館外に出たらあの公園の前。
公園内を通り過ぎようとしたら、林の中で動く光が。懐中電灯?
それにしては高い位置。よく目を凝らしたらゆらゆら揺れる光2つ。
あれは人魂だと今も思う。
後で調べたら、巣鴨プリズンの処刑室が有った辺り。
ちなみに見た当時は巣鴨プリズン跡地とは知らない無知な学生だった。
気味が悪い公園と感じたが、冬にお化けとか考えもしなかった。
後年その話しを知人にしたら、その人1979年、吹き抜けのイベント広場で複数の人魂が動き回るのを多くの人と見たとの事。
当時新聞記事にもなったそう(未確認)
その人は霊とか信じず
「地下にメタンガスが溜まっててなんかの拍子に発火してるんでしょ」
と笑っていたが。
408:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)13:42:26.74ID:vZyGkkQk0.net
>>407
自分は池袋周辺が全て駄目だわ。高田馬場も苦手で、諏訪神社西側や駅の神田川側は車や電車で通過するのも嫌だ。
414:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)19:24:55.53ID:zX3kDCs80.net
>>407
サンシャイン60とその周辺は出る、霊感ある人は合わないってのは結構有名な話
オタイベントの熱気にいつも霊が怯えてたって笑い話もあるけどw
415:本当にあった怖い名無し:2018/08/19(日)19:39:19.68ID:0HFlcRX40.net
>>414
雑司が谷墓地に埋葬されたかたですか?
引用元:【実体験】 怖い話 【限定】
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1532612461/407-415
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風穴
2018.12.29 (Sat) | Category : ミステリー・不思議な話
519:1/2:2008/03/20(木)01:22:39ID:X1rdsLFNO
動物は胎児の命を食うっていう迷信があるな
ところで、>>441の“お姉ちゃん“で思い出した話があるんで投下したい
じいちゃんの体験談だ
便宜上じいちゃんの名前を太郎としておく
読みやすさのために伝聞の語尾は省略して書く
太郎は田舎育ちで、30分から1時間ほど山道を歩いて小学校に通っていた。
で、すごく頻繁に祖母(つまり俺の曾々ばあちゃん)に。
「山で誰かに会っても絶対についていっちゃ駄目だ。知り合いでも駄目だ。寄り道はしてもいいが、ひとりで自分の知らない場所に行くな」
と言われていた。
とはいっても山道で人と会うことなんかないし、太郎はばあさんが心配性なだけだと考えていた。
だが、ある日の帰り道、太郎は山道で見知らぬ女と会った。
女はおよそ10代中頃。山を歩くには不向きな和装姿だった。
太郎がその女の顔に既視感を覚えている間に、女は側に寄ってきた。
「一緒に遊ばない?すごく景色のいい秘密の場所があるから教えてあげる。桃の木もあって、今の時期はおいしい実がなっているよ」
太郎は断ったが、一緒に下校していた幼なじみは女の口車に乗ってしまった。
引き止める太郎を臆病者呼ばわりして、幼なじみは女についていった。
そして二度と帰ってこなかった。
太郎は直感的に女が人間でないと気づいていた。
にも関わらず、臆病者と呼ばれたことに腹を立てて幼なじみを見捨ててしまった。
罪悪感に耐えられない太郎は、自宅の神棚で神様に懺悔していた。
ふと神棚の隅に目をやったとき、太郎は「それ」を見つけてしまった。
それは小さな遺影だった。もちろん時代が時代だから写真ではなく似顔絵?だ。
その遺影には、山で会った女の姿が描かれていた。
520:2/3:2008/03/20(木)01:29:39ID:X1rdsLFNO
遺影の裏には「山田花子」と書かれていた。山田というのは太郎の名字だ。
太郎は遺影を携えて、女について祖父(俺の曾々じいさん)に尋ねた。
すると祖父はこのようなことを語った。
花子は祖父の姉だ。
昔祖父の兄(長男)が立ち入りを禁止されていた風穴に入ったとき、兄を助ける代わりに「神様に取られた」。
祖父の住んでいた地域では、障害のある女の子が生まれると、15歳まで育ててから神様の妻として捧げていた。
祖父の兄が入った風穴はその儀式に使われていた場所だ。
神様に捧げるといっても、実際は穴の中で飼っている犬に娘を食い殺させ、断種をしていただけだった。
花子も祖父もすでに薄々とそれを知っている歳だった。花子は
「絶対に兄を助ける。長男は死んではいけない。だからお前はここで兄ちゃんを待て」
と言って穴に入った。しばらくして、何ヶ所も噛まれた兄が穴から出てきた。
兄は花子のことなど省みず、祖父を引きずるように家に帰った。
帰宅後、祖父が家族に事の顛末を話し、村中総出で花子を探すことになった。
521:3/3:2008/03/20(木)01:30:57ID:X1rdsLFNO
花子が風穴に入ったことは確かだった。
だが、犬の世話係が風穴の中を調べても、花子の痕跡は見つからない。
衣服の切れ端すらなかったし、人間を食らったあとの血の匂いもなかった。
それどころか、飼われていた犬がすべて死んでいた。
花子は忽然と姿を消してしまったのだ。
この事件によって、風穴で行われていたことが儀式でもなんでもなかったことが完全に明るみに出て、悪習はなくなった。
そして、妹である花子を見捨てた兄は嫡男から外されて養子に出され、祖父が跡取りとなった。
だがそれは何十年も前の話だ。
花子が生き延びていたとしても、当時とそっくり同じ姿で太郎の前に現れるはずがない。
その後太郎が女に会うことは二度となかったが、幼なじみが帰ってくることもなかった。
じいちゃん(太郎)は、兄と一緒に自分を見捨てた弟に花子が復讐しようとしたのではないかと言っている。
そして、今度は自分が見捨てた幼なじみが孫たちをさらいに来るのではないかと。
幸い俺はもう心配ないだろうが、一番下のいとこが今5歳なんだ。大丈夫だろうか。
すまん、2レスで収まるかと思ったら3レスになってしまった。
522:本当にあった怖い名無し:2008/03/20(木)01:36:49ID:X1rdsLFNO
混乱しそうだから書いておくが
太郎=俺のじいちゃん
祖父=太郎のじいちゃん、俺の曾々じいちゃん
花子=太郎の大叔母、俺の曾々じいちゃんの姉
523:本当にあった怖い名無し:2008/03/20(木)02:00:51ID:3jGpI3NY0
>>519
花子さんが悪霊化したと考えるか、山の悪いものが太郎を油断させるために、花子の姿を借りて現れたと考えるか
俺は後者だと思う
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/519-523
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動物は胎児の命を食うっていう迷信があるな
ところで、>>441の“お姉ちゃん“で思い出した話があるんで投下したい
じいちゃんの体験談だ
便宜上じいちゃんの名前を太郎としておく
読みやすさのために伝聞の語尾は省略して書く
太郎は田舎育ちで、30分から1時間ほど山道を歩いて小学校に通っていた。
で、すごく頻繁に祖母(つまり俺の曾々ばあちゃん)に。
「山で誰かに会っても絶対についていっちゃ駄目だ。知り合いでも駄目だ。寄り道はしてもいいが、ひとりで自分の知らない場所に行くな」
と言われていた。
とはいっても山道で人と会うことなんかないし、太郎はばあさんが心配性なだけだと考えていた。
だが、ある日の帰り道、太郎は山道で見知らぬ女と会った。
女はおよそ10代中頃。山を歩くには不向きな和装姿だった。
太郎がその女の顔に既視感を覚えている間に、女は側に寄ってきた。
「一緒に遊ばない?すごく景色のいい秘密の場所があるから教えてあげる。桃の木もあって、今の時期はおいしい実がなっているよ」
太郎は断ったが、一緒に下校していた幼なじみは女の口車に乗ってしまった。
引き止める太郎を臆病者呼ばわりして、幼なじみは女についていった。
そして二度と帰ってこなかった。
太郎は直感的に女が人間でないと気づいていた。
にも関わらず、臆病者と呼ばれたことに腹を立てて幼なじみを見捨ててしまった。
罪悪感に耐えられない太郎は、自宅の神棚で神様に懺悔していた。
ふと神棚の隅に目をやったとき、太郎は「それ」を見つけてしまった。
それは小さな遺影だった。もちろん時代が時代だから写真ではなく似顔絵?だ。
その遺影には、山で会った女の姿が描かれていた。
520:2/3:2008/03/20(木)01:29:39ID:X1rdsLFNO
遺影の裏には「山田花子」と書かれていた。山田というのは太郎の名字だ。
太郎は遺影を携えて、女について祖父(俺の曾々じいさん)に尋ねた。
すると祖父はこのようなことを語った。
花子は祖父の姉だ。
昔祖父の兄(長男)が立ち入りを禁止されていた風穴に入ったとき、兄を助ける代わりに「神様に取られた」。
祖父の住んでいた地域では、障害のある女の子が生まれると、15歳まで育ててから神様の妻として捧げていた。
祖父の兄が入った風穴はその儀式に使われていた場所だ。
神様に捧げるといっても、実際は穴の中で飼っている犬に娘を食い殺させ、断種をしていただけだった。
花子も祖父もすでに薄々とそれを知っている歳だった。花子は
「絶対に兄を助ける。長男は死んではいけない。だからお前はここで兄ちゃんを待て」
と言って穴に入った。しばらくして、何ヶ所も噛まれた兄が穴から出てきた。
兄は花子のことなど省みず、祖父を引きずるように家に帰った。
帰宅後、祖父が家族に事の顛末を話し、村中総出で花子を探すことになった。
521:3/3:2008/03/20(木)01:30:57ID:X1rdsLFNO
花子が風穴に入ったことは確かだった。
だが、犬の世話係が風穴の中を調べても、花子の痕跡は見つからない。
衣服の切れ端すらなかったし、人間を食らったあとの血の匂いもなかった。
それどころか、飼われていた犬がすべて死んでいた。
花子は忽然と姿を消してしまったのだ。
この事件によって、風穴で行われていたことが儀式でもなんでもなかったことが完全に明るみに出て、悪習はなくなった。
そして、妹である花子を見捨てた兄は嫡男から外されて養子に出され、祖父が跡取りとなった。
だがそれは何十年も前の話だ。
花子が生き延びていたとしても、当時とそっくり同じ姿で太郎の前に現れるはずがない。
その後太郎が女に会うことは二度となかったが、幼なじみが帰ってくることもなかった。
じいちゃん(太郎)は、兄と一緒に自分を見捨てた弟に花子が復讐しようとしたのではないかと言っている。
そして、今度は自分が見捨てた幼なじみが孫たちをさらいに来るのではないかと。
幸い俺はもう心配ないだろうが、一番下のいとこが今5歳なんだ。大丈夫だろうか。
すまん、2レスで収まるかと思ったら3レスになってしまった。
522:本当にあった怖い名無し:2008/03/20(木)01:36:49ID:X1rdsLFNO
混乱しそうだから書いておくが
太郎=俺のじいちゃん
祖父=太郎のじいちゃん、俺の曾々じいちゃん
花子=太郎の大叔母、俺の曾々じいちゃんの姉
523:本当にあった怖い名無し:2008/03/20(木)02:00:51ID:3jGpI3NY0
>>519
花子さんが悪霊化したと考えるか、山の悪いものが太郎を油断させるために、花子の姿を借りて現れたと考えるか
俺は後者だと思う
引用元:不可解な体験、謎な話~enigma~Part43
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1202223948/519-523
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海・山にまつわる怖い話・不思議な話 2(1)
2018.12.25 (Tue) | Category : ミステリー・不思議な話
1:本当にあった怖い名無し 2018/09/03(月)05:27:24.12ID:ZaefMXTA0
夜の海は怖いね、引きこまれそうでさ。
昼の海もね、ひしゃくを持った巨人が現れそうでさ。
夜光虫は不思議だよ。海蛍。
板一枚隔ててそこは地獄。
城ヶ島の自殺、流れ着くところは・・・・あの世でいっしょになろうね。
沈む死体と浮かぶ死体。スキューバで見た。
島に行きたい、遠くの島に。
いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
というわけで「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
17:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:24:59.25ID:mjMHFqIX0
石じじいの話です。
みなさんは、「人形液」というものを知っていますか?
これは、昔、日本人形の肌の表面を汚れや傷からまもるために用いられた一種の樹脂です。
昔の人形の肌は貝がらをすりつぶしたもの(胡粉)を使っていたので、はかなり繊細で美しいものでした。
しかし、柔らかく傷がつきやすく汚れがつくと落ちにくかったのです。。
その対策として昭和のはじめごろに考え出されたものだとか。
じじいは、面白い石をとることができる比較的近場の採集地にトラックの定期便に便乗して通っていました。
ある日、山に登るところの集落で、一人の少女を見かけたそうです。
彼女は、農家の前で歌を歌っていました。
『それはのう、「門付け」ゆうもんでのう。まあ、ゆうたら乞食(ママ)よ。』
しかし、家の人はだれも出てきませんでした。留守だったのかもしれません。
じじいは、不憫に思って彼女に声をかけて話を聞きました。
彼女が言うには、母親と二人で住んでいるのだが、今、母親は病気で伏っていお金がないのでこうやってお金を乞うているのだ、ということでえした。
彼女が言う彼女たちの住処は、じじいの行く方向とは逆だったので、少しのお金をやって別れたそうです。
その日、帰るときに村の人に訪ねたところ、その母子は数年前にどこから流れてきて村外れのお堂(そのころは廃されていた)に住み着いたのだとか。
(昔は、そのような人を「ほいと」、「ほいど」などと呼んでいました。)
母親は、そのときは元気で手先が器用だったので、竹箕の修繕や農作業の手伝いをして金を稼いで生活をしていたと。
彼女たち以外の家族や親戚は空襲で全滅した、ということでした。
、よそ者でしたが戦後の混乱期だったので、不憫なことと思って村の近くでの滞在を許したそうです。
母親の人間性も良かったからだとも。
別に、彼女たちを嫌って特に冷たく接している様子は地元の人間には見られなかったといいます。
ただ、少し前から母親は病気がちとなり、あまり外出しているところを見かけることがないとのこと。
18:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:26:00.84ID:mjMHFqIX0
次に、その女児に会ったとき、彼女は青い顔をしてすこしやつれているように見えました。
田舎では戦後の食料危機はそれほどでもありませんでしたが、まあ、乞食の身であるので食べられないこともあるだろうと思い、じじいは自分の飯をあげたそうです。
彼女は、それの半分を美味しそうに食べ、残りを習字に使われた半紙(ほご)にくるみました。
これは病気で寝ている母にあげるのだ、と。
そして、彼女は、もっている巾着のようなものから、茶色のガラス瓶を取り出して、その中の液体を一口飲んだそうです。
じじいはそれは何か?と尋ねると、彼女は、これは「人形液」だと答えたそうです。
「にんぎょうえき?」
じじいは意味を尋ねました。
彼女曰く:
これを飲むと、人形になれるのだ。
人形になれば、病気になることも、年をとることも、死ぬこともない。寒くもない。
だから、これを飲んで人形になるのだ。
もし、自分が人形になれたら、この薬を母親にも飲ませて一緒に人形として暮らすのだ。
ということでした。
じじいは、迷信深い人間ではなかったし、ある程度の医療の心得もあったので(衛生兵程度)、そんな薬はないだろう、ということを彼女に話して、それは害はあっても益は無いので、やめるように説得しました。
母親が病気なら、医者に見せて、それなりのところ(孤児院:当時の名称)に移れるのではないか?とも話しました。
いろいろと説得しましたが、彼女は納得せず、困ったような顔をして泣きそうになったそうです。
「こどもあいてに、おとながむつかしいことゆうてもわからなんだろうのう。わしもばかやったい。」
彼女はつらそうな顔をして言ったそうです。
「こんなもので人形になどになれないことは、わかっている。」
と。
大人のような口調だったといいます。
じじいは、あとから村の人がお堂に行くから言うことを聞くように、と言い残して別れました。
石の採集作業の帰りに村人何人かにあって、その母子の命が危ないかもしれないので面倒をみること;役場や警察などと相談すること;なにか手助けできることがあれば連絡するように、と自分の住所を教えました。
じじいが自宅に帰ってから1周間ほどたって電報が届いたそうです。
「ホイトハハコシス・・・」
19:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:27:31.18ID:mjMHFqIX0
じじいはその部落に急行しました。
村人に尋ねると、じじいが村を離れたあと村人がその母子のところにいって説得し、役場にも相談して、母親を病院に入れよう、ということになり、母子を迎えに行ったら、母親はお堂のなかで死んでいたそうです。
病死(心臓麻痺)だったとか。
では、その女児は?
女の子の姿はどこにも無かったそうです。
村人は探しましたが、見つけられなかったと証言しました。
警察にもとどけましたが、まあ、そのような時代ですからあまり真剣に捜査などはされなかったそうです。
それからしばらくたって、その村(山)に再度石を取りに行ったときに、山の中で、人形(種類不明、メモに記述なし)を見つけたそうです。それは、松の木の根本に転がっていたそうです。
女児の「人形液」のことを思いだしたじじいは、感じることがあり、それを寺のお堂(廃堂とは別)に持ち込みました。
その人形は、そのお堂にずっと祀られていたそうです。
「その女の子の薬(人形液)は、どうやって、どこで、だれからもろうたん?」
私は当然の質問をしたと思うのですが、それの答えについてはメモの記録にも私の記憶にもありません。
このような話であったと思います。
21:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)20:28:10.53ID:bs8U3HkCO
>>19
ほいとの母子は切なくて悲しい最期でしたね。
願わくば娘だけでも人形に変化して、生きる苦しみから解放されたと思いたいです。
(続きは『続きを読む』をクリック)
夜の海は怖いね、引きこまれそうでさ。
昼の海もね、ひしゃくを持った巨人が現れそうでさ。
夜光虫は不思議だよ。海蛍。
板一枚隔ててそこは地獄。
城ヶ島の自殺、流れ着くところは・・・・あの世でいっしょになろうね。
沈む死体と浮かぶ死体。スキューバで見た。
島に行きたい、遠くの島に。
いつの時代もそこにある異界、山。
知られざる深山、身近な里山、神社仏閣の「お山」、あるいは昔山や丘だった場所…
というわけで「海・山にまつわる怖い話・不思議な話」
海や山にまつわる怪談・奇談を語っていきましょう。
※ここは実話のみのスレではなく昔話、伝聞何でもありです
※荒らしはスルーでよろしく>ALL
前スレ
【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/
(※管理人注:雷鳥氏がいないと思ったら石じじいばかりになってしまった…)
17:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:24:59.25ID:mjMHFqIX0
石じじいの話です。
みなさんは、「人形液」というものを知っていますか?
これは、昔、日本人形の肌の表面を汚れや傷からまもるために用いられた一種の樹脂です。
昔の人形の肌は貝がらをすりつぶしたもの(胡粉)を使っていたので、はかなり繊細で美しいものでした。
しかし、柔らかく傷がつきやすく汚れがつくと落ちにくかったのです。。
その対策として昭和のはじめごろに考え出されたものだとか。
じじいは、面白い石をとることができる比較的近場の採集地にトラックの定期便に便乗して通っていました。
ある日、山に登るところの集落で、一人の少女を見かけたそうです。
彼女は、農家の前で歌を歌っていました。
『それはのう、「門付け」ゆうもんでのう。まあ、ゆうたら乞食(ママ)よ。』
しかし、家の人はだれも出てきませんでした。留守だったのかもしれません。
じじいは、不憫に思って彼女に声をかけて話を聞きました。
彼女が言うには、母親と二人で住んでいるのだが、今、母親は病気で伏っていお金がないのでこうやってお金を乞うているのだ、ということでえした。
彼女が言う彼女たちの住処は、じじいの行く方向とは逆だったので、少しのお金をやって別れたそうです。
その日、帰るときに村の人に訪ねたところ、その母子は数年前にどこから流れてきて村外れのお堂(そのころは廃されていた)に住み着いたのだとか。
(昔は、そのような人を「ほいと」、「ほいど」などと呼んでいました。)
母親は、そのときは元気で手先が器用だったので、竹箕の修繕や農作業の手伝いをして金を稼いで生活をしていたと。
彼女たち以外の家族や親戚は空襲で全滅した、ということでした。
、よそ者でしたが戦後の混乱期だったので、不憫なことと思って村の近くでの滞在を許したそうです。
母親の人間性も良かったからだとも。
別に、彼女たちを嫌って特に冷たく接している様子は地元の人間には見られなかったといいます。
ただ、少し前から母親は病気がちとなり、あまり外出しているところを見かけることがないとのこと。
18:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:26:00.84ID:mjMHFqIX0
次に、その女児に会ったとき、彼女は青い顔をしてすこしやつれているように見えました。
田舎では戦後の食料危機はそれほどでもありませんでしたが、まあ、乞食の身であるので食べられないこともあるだろうと思い、じじいは自分の飯をあげたそうです。
彼女は、それの半分を美味しそうに食べ、残りを習字に使われた半紙(ほご)にくるみました。
これは病気で寝ている母にあげるのだ、と。
そして、彼女は、もっている巾着のようなものから、茶色のガラス瓶を取り出して、その中の液体を一口飲んだそうです。
じじいはそれは何か?と尋ねると、彼女は、これは「人形液」だと答えたそうです。
「にんぎょうえき?」
じじいは意味を尋ねました。
彼女曰く:
これを飲むと、人形になれるのだ。
人形になれば、病気になることも、年をとることも、死ぬこともない。寒くもない。
だから、これを飲んで人形になるのだ。
もし、自分が人形になれたら、この薬を母親にも飲ませて一緒に人形として暮らすのだ。
ということでした。
じじいは、迷信深い人間ではなかったし、ある程度の医療の心得もあったので(衛生兵程度)、そんな薬はないだろう、ということを彼女に話して、それは害はあっても益は無いので、やめるように説得しました。
母親が病気なら、医者に見せて、それなりのところ(孤児院:当時の名称)に移れるのではないか?とも話しました。
いろいろと説得しましたが、彼女は納得せず、困ったような顔をして泣きそうになったそうです。
「こどもあいてに、おとながむつかしいことゆうてもわからなんだろうのう。わしもばかやったい。」
彼女はつらそうな顔をして言ったそうです。
「こんなもので人形になどになれないことは、わかっている。」
と。
大人のような口調だったといいます。
じじいは、あとから村の人がお堂に行くから言うことを聞くように、と言い残して別れました。
石の採集作業の帰りに村人何人かにあって、その母子の命が危ないかもしれないので面倒をみること;役場や警察などと相談すること;なにか手助けできることがあれば連絡するように、と自分の住所を教えました。
じじいが自宅に帰ってから1周間ほどたって電報が届いたそうです。
「ホイトハハコシス・・・」
19:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)15:27:31.18ID:mjMHFqIX0
じじいはその部落に急行しました。
村人に尋ねると、じじいが村を離れたあと村人がその母子のところにいって説得し、役場にも相談して、母親を病院に入れよう、ということになり、母子を迎えに行ったら、母親はお堂のなかで死んでいたそうです。
病死(心臓麻痺)だったとか。
では、その女児は?
女の子の姿はどこにも無かったそうです。
村人は探しましたが、見つけられなかったと証言しました。
警察にもとどけましたが、まあ、そのような時代ですからあまり真剣に捜査などはされなかったそうです。
それからしばらくたって、その村(山)に再度石を取りに行ったときに、山の中で、人形(種類不明、メモに記述なし)を見つけたそうです。それは、松の木の根本に転がっていたそうです。
女児の「人形液」のことを思いだしたじじいは、感じることがあり、それを寺のお堂(廃堂とは別)に持ち込みました。
その人形は、そのお堂にずっと祀られていたそうです。
「その女の子の薬(人形液)は、どうやって、どこで、だれからもろうたん?」
私は当然の質問をしたと思うのですが、それの答えについてはメモの記録にも私の記憶にもありません。
このような話であったと思います。
21:本当にあった怖い名無し 2018/09/05(水)20:28:10.53ID:bs8U3HkCO
>>19
ほいとの母子は切なくて悲しい最期でしたね。
願わくば娘だけでも人形に変化して、生きる苦しみから解放されたと思いたいです。
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