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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.05 (Wed) Category : 

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幽霊への対応

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

 井伊家の家臣、西郷伊予の内室はひどいやきもち焼きで、それが原因で病気となり死んでしまった。その後、西郷の枕元には毎晩のように彼女の幽霊が現れ、夫を悩ませるようになった。
 西郷の部下たちは幽霊から主君を守るために夜毎の警護をするようになったのだが、みな幽霊が現れると腰を抜かし震え上がるばかりで何の役にも立たない。そんなある日、岡本半介という勇士が西郷の警護をすることになった。やがて、いつものように幽霊が現れると、半介は毅然とした態度で幽霊を見据え、「あなたはさむらいの妻である。その人が、こんなはしたない姿をお見せになるのは、卑怯至極である。こんごは固くおつつしみなさい」と責め立てた。すると、幽霊はにっこりと笑みを浮かべたまま消え、二度と現れることがなかった。
 また、佐賀藩35万石の基を築いた鍋島直茂には、こんな逸話がある。ある日、直茂は侍女と密通した家臣を見せしめとして死刑にした。処罰は関係者にまで及び、この事件では14人の男女が命を落とした。
 それからまもなく、直茂の居城には夜な夜な多くの幽霊が現れるようになった。直茂の夫人はこの事態に怯え、名僧を招いて祈祷を行ったが、よほど執念の強い怨霊と見えてまったく効果がない。
 やがて、幽霊の話は直茂の耳にも届いた。ところが、直茂は笑いながら
 「それは至極愉快なことである。元来彼の者どもは、首を斬っただけではあきたらぬ、然るに死んでも行き場がなく、迷うて幽霊となり、日夜苦しみを受けるとは、珍重の至りである。さような者は、永久に幽霊となっておるがよい」
 と語り、まるで取り合おうとしない。これには幽霊たちも根負けしたのか、その後は現れなくなった。







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風船おじさん

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

 1992年11月23日、ピアノ調律師の鈴木嘉和氏、通称・風船おじさんは大量の風船をゴンドラ「ファンタジー号」にくくりつけ、太平洋を横断するために日本を旅立った。ところが、その後鈴木氏は25日に宮城県上空で海上保安庁の航空機によって確認されたのを最後に消息を絶ち、現在に至るまで行方不明となっている。
 風船おじさんが行方不明になってからちょうど十年が経過した2002年ごろより、ネット上の個人サイトや掲示板などには時折次のような「ニュース」が流れるようになった。

1992年11月23日、滋賀県能登川町の琵琶湖畔から手作り気球で飛び立った 東京都小金井市のピアノ調律師・鈴木嘉和(すずきよしかず)さんと見られる遺体が、 22日午後(現地時間)米国アラスカ州メンデンホール・グレイシャーのクレバス地帯で ドイツ登山隊によって発見された。 
遺体はほぼ氷漬けの状態で衣服内の所持品から鈴木嘉和さんと判明した模様。

 しかし、不思議なことに、たいていの場合このニュースの出所を示すソースはどこにも記されていない。







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猫娘

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

笠倉出版社より刊行された『本当にある「怖い場所」案内』という本に、「岡山で目撃された猫人間」として岡山県岡山市で目撃されたという猫のような顔をした人間たちの話が掲載されている。同書によると、1984年夏のある日、夜の10時~11時ごろに自動販売機でタバコを買った男性が、10メートルほど先の電話ボックスに集まる4人の「猫人間」を目撃したらしい。猫人間たちの身長は140cm前後、頭部は三毛猫そっくりで、猫背でワンピースのようなものを着ていたという。
 また、これと同じ種類の妖怪なのかどうかはわからないが、猫そっくりの顔をした人間の姿は、今から100年以上前にも目撃されている。今野圓輔氏が編纂した『日本怪談集 幽霊編』によると、明治維新の前後に伊達郡桑折町で郵便局長をしていた平山市兵衛という人物が、妓楼松嶋屋の厠で猫そっくりの顔をした娼妓姿の女と出会ったらしい。驚いた市兵衛が厠の扉を閉め、隣の厠の扉を開けてみると、そこにも同じような猫面女身の怪物がいる。猫女のせいで用が足せなかった市兵衛は仕方なしに廊下へ引き返していったが、その途中で市兵衛の様子を見に来た娼妓に出会うと、そのまま気を失ってしまったそうだ。
 妓楼松嶋屋では猫女の正体を、病気で倒れ、そのままろくな看病もしてもらえずに亡くなった娼妓ではないかと考え、盛大な供養を行った。しかし、その女が化けて出たとして、なぜ猫の顔をしていたのかはわからない。







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