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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.05 (Wed) Category : 

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ローマ教皇ヨハネス20世

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

ヨハネス20世(Johannes XX)は実在しないローマ教皇である。

11世紀の歴史家は、ヨハネスという教皇が対立教皇ボニファティウス7世と正統な教皇ヨハネス15世の間に存在したと信じていた。そのためヨハネス15世からヨハネス19世にかけての教皇は、誤ってヨハネス16世からヨハネス20世として数えられた。後に、これらの教皇は正しくヨハネス15世からヨハネス19世と数え直された。しかし、ヨハネス21世からヨハネス23世は、こうした混乱が正される以前にヨハネス21世の前に20人の教皇がいるという誤った前提のもとに勘定された。したがって、ヨハネス20世という教皇は存在せず、歴代の教皇表では飛ばされている。今日では、個々の教皇の呼称はすっかり定着しているため、新たな数えなおしはほぼ不可能なように思われる。

何人かは、ヨハネスという教皇にまつわる数え方の混乱を、女教皇ヨハンナが実在した「証拠」として使っている。







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血液型

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

10万人に1人の確率でO型同士の両親からAB型の子供が生まれることがある。

これは都市伝説でもなんでもなく、一般的な分類の血液型は4種類(A、B、AB、O)にしか分けられていないために起こる弊害。

 そもそも血液型とは「血中の抗原によって分類される分類法」であり、抗原の分類数だけ血液型は存在する。

 まず、日本で一番メジャーな「ABO血液型」。
これは、血清による分類法で、オーストリアのLandsteiner(1868~1943)によって1900年に発見された。
 ABO血液型では、血液はA型、B型、O型、AB型に分けられ、A型にはA抗原、B型にはB抗原、AB型にはAとBの両抗原があるが、O型にはどっちの抗原もない。
 一方、血清には赤血球と反応する抗体があって、A型にはB抗原と反応する抗B、B型にはA抗原と反応する抗A、O型には抗Aと抗Bの両方があるが、AB型にはどちらの抗体もない。
 日本人では、A型が4割、B型が2割、O型が3割、AB型が1割といわれている。

 次に、やはりLandsteinerと弟子のWienerが1940年に人の赤血球にアカゲザル(Rhesus)と共通の血液型抗原があることを発見した。この抗原の有無によって分類されるのが「Rh血液型」である。
 今日、Rh抗原による分類は非常に複雑だが、一般にはC、c、D、E、eなどが知られている。よくRh+とかRh-といわれているのは、これらのうちD抗原がある場合をRh+、ない場合をRh-と言っているのである。
 ABO血液型とあわせて(AのRh+、など)使われることが多い。
Rh-の血液型は日本では人口の0.5%となっていて、非常にまれであるといえるだろう。
 
 そして、これらのほかに
○Bombay(Oh)型
○para-Bombay型
○p[Tj(a-)]型
○-D-型
○Lu(a-b-)型
○JK(a-b-)型
○i(I-)型
○s(-)型
○Fy(a-)型
○Di(b-)型
○Jr(a-)型
といった、稀な血液型も存在する。

このほか、ABOやRhは赤血球の血液型だが、白血球にも固有の血液型「HLA(Human Leukocyte Antigen:ヒト白血球抗原)」があり、主にA、B、C、DR、DQ、DP座抗原が知られている。
 HLAは自己、非自己の認識に関与し、特に骨髄移植などでは重要な抗原。

 赤血球や白血球と同様に血小板にも固有の血液型「HPA(Human Platelet Antigen:ヒト血小板抗原)」がある。
近年、様々な血小板抗体が発見されており、順に番号で呼ばれている。現在はHPA-13まで認められている。

よって、血液型が人間の性格に影響を与えることは無いとされている。テレビ番組などでは、一般に言われる血液型の特徴を持ち、血液型が同じ人間をあらかじめオーディションで集め、彼らの行動を分析するなどという本末転倒な行為が頻繁に行われている(データを集計する場合もこれと似たこと統計操作が行われたりしており、信憑性を欠くものが多い)。またこの影響で、一般によく言われないB型の血液型を持つ者がいじめを受けるという、不条理な問題も起きている。これらは科学的根拠がないため日本、韓国などアジアの一部の国でしか知られていない。欧米人に「あなたの血液型は?」と訪ねると「おまえは医者か?」と不審がられる。 







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100匹目の猿

2007.11.10 (Sat) Category : トピックス

百匹目の猿現象(ひゃっぴきめのさる げんしょう英語Hundredth Monkey)は、 ライアル・ワトソンが創作した生物学の現象である。

宮崎県の幸島に棲息する猿の一頭がイモを洗って食べるようになり、同行動を取る猿の数が閾値(仮に100匹としている)を越えたときその行動が群れ全体 に広がり、さらに場所を隔てた大分県高崎山にいた猿の群れでも突然この行動が見られるようになったという。このように「ある行動、考えなどが、ある一定数を超えると、これが接触のない同類の仲間にも伝播する」という現象を指す。

ライアル・ワトソンがその著書『生命潮流』で述べ、ケン・キース・ジュニアの著書『百番目のサル』によって世界中に広まった。これが日本では『百匹目の猿―思いが世界を変える』(船井幸雄著)で紹介され、人間にも同様の現象が存在するのではないかということでニューエイジ関係で有名になった。

だが実際には、初めに報告されていたニホンザルの逸話は創作されたもので、高崎山はもちろん群全体に伝播したという事実も観測されていない。ライアル・ワトソンは河合雅雄の論文によるものとしていたが、その論文に反する内容であり、全くの創作であることをライアル・ワトソン自身も認めている。







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