都市伝説・・・奇憚・・・blog
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キティちゃんと人権団体
2010.01.08 (Fri) | Category : トピックス
サンリオのキャラクター、キティちゃん。
ファンが多いことではディズニーにもひけをとらない、というかコアなファンはむしろキティの方が多いという噂もあるくらい、日本が生み出した有名なキャラクターである。
このキティちゃんには口がない(アニメ版にはしゃべる都合上ついている)ことは有名だが、2004年~2005年ごろ、アメリカの人権団体が
「女性キャラクターであるキティに口がないのは『女性はしゃべるな』という女性差別である」
という訴えを起こしたのは有名。
これは
「キティちゃんのパパにも恋人のダニエルにも口がない」
ということで一蹴され、世界の笑いものになったという見事なオチつきで幕は閉じた。
ところが、ソースを探してみたものの一切引っかからず、
「数年前にこういうことがあった」
という記事しか見つからない。
例)
【僕の見た秩序】(2006年02月)
【さて次の企画は】(2005年3月)
上記サイトなどで「2年ほど前」と書いてあることから、03年~04年頃の話であるとは推測できるが、まさかこれ自体が都市伝説的な話なのでは…などと疑ってしまうのは考えすぎだろうか。
なお、キティの口がないのは公式で、「見ている人が感情移入しやすいように」ということであるらしい。
ファンが多いことではディズニーにもひけをとらない、というかコアなファンはむしろキティの方が多いという噂もあるくらい、日本が生み出した有名なキャラクターである。
このキティちゃんには口がない(アニメ版にはしゃべる都合上ついている)ことは有名だが、2004年~2005年ごろ、アメリカの人権団体が
「女性キャラクターであるキティに口がないのは『女性はしゃべるな』という女性差別である」
という訴えを起こしたのは有名。
これは
「キティちゃんのパパにも恋人のダニエルにも口がない」
ということで一蹴され、世界の笑いものになったという見事なオチつきで幕は閉じた。
ところが、ソースを探してみたものの一切引っかからず、
「数年前にこういうことがあった」
という記事しか見つからない。
例)
【僕の見た秩序】(2006年02月)
【さて次の企画は】(2005年3月)
上記サイトなどで「2年ほど前」と書いてあることから、03年~04年頃の話であるとは推測できるが、まさかこれ自体が都市伝説的な話なのでは…などと疑ってしまうのは考えすぎだろうか。
なお、キティの口がないのは公式で、「見ている人が感情移入しやすいように」ということであるらしい。
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コラーゲンの美肌効果
2009.12.29 (Tue) | Category : トピックス
『コラーゲンを飲むと(食べると)肌にいい』
『コラーゲン入り美容液で美しい肌に!』
町で見かける、このキャッチコピー。
一度は目にしたことがあるだろう。
今回は、都市伝説というか疑似科学のお話。
コラーゲンとは、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する水溶性タンパク質のひとつで、多細胞動物の細胞外基質の主成分で、ヒトで言えば体内のタンパク質総量のうち約30%をも占める、重要成分である。
基本組成は10万ほどの分子量の紐が3本集まって一単位となり、これがいくつも結合して作られる巨大な分子でもある。主な役割は力学的な弾力や強度を与えることである。
さて。
果たしてコラーゲンを経口摂取したり、また皮膚に塗布することで効果は得られるのか。
答えは『(ほとんど)得られない』である。
なぜか。
まずは美容液についてみてみよう。
人間の皮膚は皮下脂肪、真皮、表皮の順で構成されている。
もちろん表皮が一番外側。
コラーゲンが存在するのは真皮である。
コラーゲンが真皮に到達するには表皮をすり抜けないと意味がないわけだが、そう簡単な話ではない。
何でもかんでも吸収してしまっては危険なので、表皮は角質細胞により防御されていて、水溶性物質は一切吸収しない。油溶性物質でも、かなり小さな分子量のものしか吸収できない。
そう。
そもそも高分子で、水溶性物質であるコラーゲンは表皮の角質層でブロックされ、真皮まで届かないのである。
ただし表皮に塗ることで一時的にとはいえ保湿効果はあるので、完全なるまったくの嘘、というわけではない。ようは「美肌効果はない。保湿効果ならある」ということで考えればよいだろう。
では経口摂取ではどうだろうか。
そもそも食物や飲料は胃に入り、胃液により消化される。
これは消化吸収を促進するための準備であり、一般的な飲食物は小さな分子化合物に分解される。
で、問題のコラーゲンであるが、コラーゲン自体も小さな分子に分解されてしまう。
しかし、小さな分子とは単なるタンパク質であり、消化された結果、コラーゲンとしての特性を失ってしまうのである。
よって、コラーゲンを食べたり飲んだりしても「コラーゲンが吸収される」のではなく「元々コラーゲンだったタンパク質」が吸収されるだけの話なのだ。
ただし、近年の研究結果でいえばコラーゲンを摂取することにより、傷ついた皮膚を修復する手助けをする働きが確認されたという話があるため、これも「美肌効果」ではなく「傷が治りやすい」ということでいえば正解である。
しかも、別段コラーゲンを摂取しなくても、人間の体は最優先でコラーゲンを生成する。
つまり普通の食生活を送っていれば肌やその他にコラーゲンは供給されていくのである。
従って、コラーゲン摂取については、心理的効果…プラシーボ以上の期待をしないほうがよいのであろう。
『コラーゲン入り美容液で美しい肌に!』
町で見かける、このキャッチコピー。
一度は目にしたことがあるだろう。
今回は、都市伝説というか疑似科学のお話。
コラーゲンとは、真皮、靱帯、腱、骨、軟骨などを構成する水溶性タンパク質のひとつで、多細胞動物の細胞外基質の主成分で、ヒトで言えば体内のタンパク質総量のうち約30%をも占める、重要成分である。
基本組成は10万ほどの分子量の紐が3本集まって一単位となり、これがいくつも結合して作られる巨大な分子でもある。主な役割は力学的な弾力や強度を与えることである。
さて。
果たしてコラーゲンを経口摂取したり、また皮膚に塗布することで効果は得られるのか。
答えは『(ほとんど)得られない』である。
なぜか。
まずは美容液についてみてみよう。
人間の皮膚は皮下脂肪、真皮、表皮の順で構成されている。
もちろん表皮が一番外側。
コラーゲンが存在するのは真皮である。
コラーゲンが真皮に到達するには表皮をすり抜けないと意味がないわけだが、そう簡単な話ではない。
何でもかんでも吸収してしまっては危険なので、表皮は角質細胞により防御されていて、水溶性物質は一切吸収しない。油溶性物質でも、かなり小さな分子量のものしか吸収できない。
そう。
そもそも高分子で、水溶性物質であるコラーゲンは表皮の角質層でブロックされ、真皮まで届かないのである。
ただし表皮に塗ることで一時的にとはいえ保湿効果はあるので、完全なるまったくの嘘、というわけではない。ようは「美肌効果はない。保湿効果ならある」ということで考えればよいだろう。
では経口摂取ではどうだろうか。
そもそも食物や飲料は胃に入り、胃液により消化される。
これは消化吸収を促進するための準備であり、一般的な飲食物は小さな分子化合物に分解される。
で、問題のコラーゲンであるが、コラーゲン自体も小さな分子に分解されてしまう。
しかし、小さな分子とは単なるタンパク質であり、消化された結果、コラーゲンとしての特性を失ってしまうのである。
よって、コラーゲンを食べたり飲んだりしても「コラーゲンが吸収される」のではなく「元々コラーゲンだったタンパク質」が吸収されるだけの話なのだ。
ただし、近年の研究結果でいえばコラーゲンを摂取することにより、傷ついた皮膚を修復する手助けをする働きが確認されたという話があるため、これも「美肌効果」ではなく「傷が治りやすい」ということでいえば正解である。
しかも、別段コラーゲンを摂取しなくても、人間の体は最優先でコラーゲンを生成する。
つまり普通の食生活を送っていれば肌やその他にコラーゲンは供給されていくのである。
従って、コラーゲン摂取については、心理的効果…プラシーボ以上の期待をしないほうがよいのであろう。
ワイルドストロベリー
2009.12.28 (Mon) | Category : トピックス
数年前、『ワイルドストロベリーを育てて、実がなると幸せになれる』という噂がとびかったことを記憶しておられる方も多いだろう。
テレビ番組でもとり上げられた(2002年10/16放送のザ・世界仰天ニュースだったように思う)ことから一部の視聴者に人気となった。
この番組での放送内容は大雑把に以下の通りである。
・親友に「彼氏が出来たのは、ワイルドストロベリーのおかげ」と聞いて育ててみた仲良し3人組が、一年後にスピード結婚。
そして、そのワイルドストロベリーを友人に株分けしてあげたところ、合計で8人もの女性が次々と結婚した。
・“幸せを呼ぶ”と紹介しているワイルドストロベリーは、3人組の中の一人から株分けをしてもらったもの。
普通に売られているワイルドストロベリーで効果があるかは不明。
・「花が咲いたら男性に声をかけてもらうことが増えたのに、実を食べた途端誘いがぱたりと途絶えてしまった。」というエピソードを紹介したため、「実は絶対に食べてはいけないらしい」と噂される。
ということのようだ。
つまり、幸運を呼ぶワイルドストロベリーとは、この『仲良し三人組から株分けされたもの限定』という可能性も高い。
連鎖的に結婚したことも、ワイルドストロベリーを持ったことによる心理的な安心感や期待感で人当たりがよくなり、それが周囲の友人たちをまきこみ、男性との交流が多くなり…と、別に神秘性に頼らずとも想像は出来る。
ちょっとしたお守り程度、と考え、過度に期待しないほうがいいのかもしれない。
ちなみにこのワイルドストロベリー、和名は「エゾヘビイチゴ」と呼ばれるがヘビイチゴとは関係ない。
ヨーロッパでは「Lucky&Love」を、アメリカでは「Miracle」を呼ぶと言われる縁起の良いハーブである。
また、キリスト教では正義の象徴とされていたらしい。
花言葉は「尊重と愛情」「無邪気」「清浄」「先見の明」である。
ちなみに葉はハーブティーに、実はジャムにすると美味しいらしい。
テレビ番組でもとり上げられた(2002年10/16放送のザ・世界仰天ニュースだったように思う)ことから一部の視聴者に人気となった。
この番組での放送内容は大雑把に以下の通りである。
・親友に「彼氏が出来たのは、ワイルドストロベリーのおかげ」と聞いて育ててみた仲良し3人組が、一年後にスピード結婚。
そして、そのワイルドストロベリーを友人に株分けしてあげたところ、合計で8人もの女性が次々と結婚した。
・“幸せを呼ぶ”と紹介しているワイルドストロベリーは、3人組の中の一人から株分けをしてもらったもの。
普通に売られているワイルドストロベリーで効果があるかは不明。
・「花が咲いたら男性に声をかけてもらうことが増えたのに、実を食べた途端誘いがぱたりと途絶えてしまった。」というエピソードを紹介したため、「実は絶対に食べてはいけないらしい」と噂される。
ということのようだ。
つまり、幸運を呼ぶワイルドストロベリーとは、この『仲良し三人組から株分けされたもの限定』という可能性も高い。
連鎖的に結婚したことも、ワイルドストロベリーを持ったことによる心理的な安心感や期待感で人当たりがよくなり、それが周囲の友人たちをまきこみ、男性との交流が多くなり…と、別に神秘性に頼らずとも想像は出来る。
ちょっとしたお守り程度、と考え、過度に期待しないほうがいいのかもしれない。
ちなみにこのワイルドストロベリー、和名は「エゾヘビイチゴ」と呼ばれるがヘビイチゴとは関係ない。
ヨーロッパでは「Lucky&Love」を、アメリカでは「Miracle」を呼ぶと言われる縁起の良いハーブである。
また、キリスト教では正義の象徴とされていたらしい。
花言葉は「尊重と愛情」「無邪気」「清浄」「先見の明」である。
ちなみに葉はハーブティーに、実はジャムにすると美味しいらしい。
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