自衛隊の怪談

ある冬の日の朝、まだ太陽も昇らない頃。
いつも使われない、人も入ることのできない施設の中で、白手袋をして万歳をしている手を、遠くから警備員が見たという。

その万歳三唱をしていた時刻は、昭和天皇崩御の時刻だったらしい。

遊ぶ子供

某大手テーマパークでは遊ぶ子供だけの集団が目撃されるという。

しかも霊感の強い人だけが見える、つまり子供の幽霊なのだが真昼間に明るく無邪気に遊んでいるということで幽霊だと気づかないという。
ただその子供の集団の近くには保護者が見当たらないこと、いつ行ってもパーク内で何度も同じ子供たちを見かけること、いつの間にか姿が消えていることなどで幽霊だったのかと気づくという。

赤墓

函館の外国人墓地の一角には「赤墓」というものがある。それは墓石が真っ赤に塗られた墓で、地味で苔むす普通の墓石の中でひときわ目立っている。
その墓石にはなにやら文字が刻まれているのだが、これを声にだして読むと死んでしまうと言われている。
ほんとうは赤墓ではなく、その裏にある墓石に書かれている文字がやばいらしく、それを読むと厄災に遭うとも言われている。