都市伝説・・・奇憚・・・blog
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復讐
2011.06.21 (Tue) | Category : 創作作品
26:電 : 2011/06/19 (Sun) 02:48:31
ひろしは、神社近くを下校してたところ、ネコを虐める不良大学生を見かける。
そのネコはひろしに助けを求めるような眼をしてひろしを見た。
だが、相手が大学生ということで見捨てた。
翌日、ひろしは神社近くで登校したら、とあるホームレスらしき男が泣いていた。
まだ時間も余裕があったし、野次馬したら、昨日、大学生に虐められてたネコが死んでいた。
「………ッ!」
ひろしは言葉も出なかった。
どうやらこの男はネコの飼い主らしい。
男「タマ…タマ…うう…」
そう呟きながら泣いていた。猫の名前はタマらしい。
男「ちくしょう…、復讐してやる…いま、タマの魂と融合し、復讐してやる…うう…」
涙声だったが、かすかに聞き取れた。
ひろしは怖くなり、気づかれずにさっさと立ち去った。
その晩、ひろしはニュースを見ていた。
そしたら、あのホームレスの男が自殺したと報道された。
「ええ!?」
ひろしは絶句した。
まさか自殺するとは…。あそこで励ませば、自殺なんかしなかっただろう…。
ひろしは後悔した。
その晩、ひろしは眠れなかった。
翌朝、ひろしは朝のニュースを見ていた。
今度は、ネコを虐殺した大学生が惨殺されていたと報道された。
殺し方はまるで獣にかみ殺されたかのようと…
「えええ!?」
ひろしはもうわけがわからなかった。
誰に惨殺されたのか。
昨日のあの男のいっていたことが気にかかる。
復讐されたのだろうか…
しかも、獣ときた。
まさかネコが殺したのか…
ひろしは怖くなった。
登校時、怖かったので神社近くは通らなかった。
だが、異様な怪物がひろしの行く手を剥ぐんだ。
「わあああッ!!」
怪物は、体は人間で、服装もあの男と同じだった。
だが、顔は虐殺されたあのネコだった…
「タマの魂と融合し、復讐してやる…」
あの男のあの言葉が脳裏に響く。
怪物「貴様は俺を見殺しにした…苦しんで助けを求めた俺を見殺しにした…」
「ああ…ああああ…」
怪物「貴様を殺してやる…キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
翌朝、神社に頭を獣か何かにに噛み砕かれて無残に殺されたひろしの姿がニュースで報道された。
(※電さんからの投稿です。ありがとうございました)
ひろしは、神社近くを下校してたところ、ネコを虐める不良大学生を見かける。
そのネコはひろしに助けを求めるような眼をしてひろしを見た。
だが、相手が大学生ということで見捨てた。
翌日、ひろしは神社近くで登校したら、とあるホームレスらしき男が泣いていた。
まだ時間も余裕があったし、野次馬したら、昨日、大学生に虐められてたネコが死んでいた。
「………ッ!」
ひろしは言葉も出なかった。
どうやらこの男はネコの飼い主らしい。
男「タマ…タマ…うう…」
そう呟きながら泣いていた。猫の名前はタマらしい。
男「ちくしょう…、復讐してやる…いま、タマの魂と融合し、復讐してやる…うう…」
涙声だったが、かすかに聞き取れた。
ひろしは怖くなり、気づかれずにさっさと立ち去った。
その晩、ひろしはニュースを見ていた。
そしたら、あのホームレスの男が自殺したと報道された。
「ええ!?」
ひろしは絶句した。
まさか自殺するとは…。あそこで励ませば、自殺なんかしなかっただろう…。
ひろしは後悔した。
その晩、ひろしは眠れなかった。
翌朝、ひろしは朝のニュースを見ていた。
今度は、ネコを虐殺した大学生が惨殺されていたと報道された。
殺し方はまるで獣にかみ殺されたかのようと…
「えええ!?」
ひろしはもうわけがわからなかった。
誰に惨殺されたのか。
昨日のあの男のいっていたことが気にかかる。
復讐されたのだろうか…
しかも、獣ときた。
まさかネコが殺したのか…
ひろしは怖くなった。
登校時、怖かったので神社近くは通らなかった。
だが、異様な怪物がひろしの行く手を剥ぐんだ。
「わあああッ!!」
怪物は、体は人間で、服装もあの男と同じだった。
だが、顔は虐殺されたあのネコだった…
「タマの魂と融合し、復讐してやる…」
あの男のあの言葉が脳裏に響く。
怪物「貴様は俺を見殺しにした…苦しんで助けを求めた俺を見殺しにした…」
「ああ…ああああ…」
怪物「貴様を殺してやる…キシャアアアアアアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
翌朝、神社に頭を獣か何かにに噛み砕かれて無残に殺されたひろしの姿がニュースで報道された。
(※電さんからの投稿です。ありがとうございました)
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お留守番
2011.06.10 (Fri) | Category : 創作作品
ちょっとした買い物のために母親が外出することになりました。兄と妹はお留守番です。
母は出掛ける前、兄に妹の面倒を見るようにお願いしました。
「じゃあお母さんは買い物に行って来るからお留守お願いね。あとお腹空いたら居間に置いてあるりんご食ちゃっていいからね。」
兄は「うんわかったよ」と返事をしました。
母は久々の一人っきりの買い物に夢中になっていました。買い物にのめり込んで、すっかり帰りが遅くなってしまいました。
家で留守番している子供たちがお腹を空かせているだろうと急いで家に帰りました。
「ただいまー」帰ると兄が玄関に出迎えに来ました。すると、兄は手も口も血だらけである。
「どうしたの!何があったの!?」妹の事も気になり、家の中へ駆け上がりました。
すると妹の変わり果てた姿があった・・・・・
「いったい何があったの!!」半狂乱になって叫ぶと、
兄は「だってお腹空いたらリンコ食べても良いってお母さん言ったじゃない?言われた通りにリン子を食べたんだよ。」
妹の名前はリン子でした。
(電さんからの投稿です。ありがとうございました)
母は出掛ける前、兄に妹の面倒を見るようにお願いしました。
「じゃあお母さんは買い物に行って来るからお留守お願いね。あとお腹空いたら居間に置いてあるりんご食ちゃっていいからね。」
兄は「うんわかったよ」と返事をしました。
母は久々の一人っきりの買い物に夢中になっていました。買い物にのめり込んで、すっかり帰りが遅くなってしまいました。
家で留守番している子供たちがお腹を空かせているだろうと急いで家に帰りました。
「ただいまー」帰ると兄が玄関に出迎えに来ました。すると、兄は手も口も血だらけである。
「どうしたの!何があったの!?」妹の事も気になり、家の中へ駆け上がりました。
すると妹の変わり果てた姿があった・・・・・
「いったい何があったの!!」半狂乱になって叫ぶと、
兄は「だってお腹空いたらリンコ食べても良いってお母さん言ったじゃない?言われた通りにリン子を食べたんだよ。」
妹の名前はリン子でした。
(電さんからの投稿です。ありがとうございました)
―魚男― <師匠シリーズ>
2011.01.11 (Tue) | Category : 創作作品
102 名前:1/4 投稿日:03/08/30 21:09
ああ、夏が終わる前にすべての話を書いてしまいたい。
もう書かないといった気がするが、そうして終わりたい。
俺色々ヤバイことしたし、ヤバイ所にも行ったんだけど幸い、とり憑かれるなんてことはなかった。
一度だけ除けば。
大学1年の秋ごろ、サークルの仲間とこっくりさんをやった。
俺の下宿で。それも本格的なやつ。
俺にはサークルの先輩でオカルト道の師匠がいたのだが、彼が知っていたやり方で、半紙に墨であいうえおを書くんだけど、その墨に参加者のツバをまぜる。
あと、鳥居のそばに置く酒も2日前から縄を張って清めたやつ。
いつもは軽い気持ちでやるんだけど、師匠が入るだけで雰囲気が違ってみんな神妙になっていた。
始めて10分くらいしてなんの前触れもなく部屋の壁から白い服の男がでてきた。
青白い顔をして無表情なんだけど、説明しにくいが「魚」のような顔だった。
俺は固まったが、他の連中は気付いていない。
こっくりさん こっくりさん
と続けていると、男はこっちをじっと見ていたがやがてまた壁に消えていった。
消える前にメガネをずらして見てみたが、輪郭はぼやけなかった。
なんでそうなるのか知らないが、この世のものでないものは裸眼、コンタクト関係ない見え方をする。
内心ドキドキしながらもこっくりさんは無事終了し、解散になった。
帰る間際に師匠に
「あれ、なんですか」
と聞いた。
俺に見えて師匠が見えてないなんてことはなかったから。
しかし
「わからん」
の一言だった。
その次の日から奇妙なことが俺の部屋で起こりはじめた。
ラップ音くらいなら耐えられたんだけど、怖いのは夜ゲームとかしていて何の気もなく振りかえるとベットの毛布が人の形に盛りあがっていることが何度もあった。
それを見てビクッとすると、すぐにすぅっと毛布はもとに戻る。
ほかには耳鳴りがして窓の外を見ると、だいたいあの魚男がスっと通るところだったりした。
見えるだけならまだいいが、毛布が実際に動いているのは精神的にきつかった。
もうゲッソリして師匠に泣きついた。
しかし師匠がいうには、あれは人の霊じゃないと。
人の霊なら何がしたいのか、何を思っているのか大体わかるがあれはわからない。
単純な動物霊とも違う。
一体なんなのか、正体というと変な感じだがとにかくまったく何もわからないそうだ。
時々そういうものがいるそうだが、絶対に近寄りたくないという。
頼りにしている師匠がそう言うのである。
こっちは生きた心地がしなかった。
こっくりさんで呼んでしまったとしか考えられないから、またやればなんとかなるかと思ったけど、
「それはやめとけ」
と師匠。
結局半月ほど悩まされた。
時々見える魚男はうらめしい感じでもなく、しいて言えば興味本意のような悪意を感じたが、それもどうだかわからない。
人型の毛布もきつかったが、夜締めたドアの鍵が朝になると開いているのも勘弁して欲しかった。
夜中ふと目が覚めると、暗闇の中でドアノブを握っていたことがあった。
自分で開けていたらしい。
これはもうノイローゼだと思って、部屋を引っ越そうと考えてた時、師匠がふらっとやってきた。
3日ほど泊めろという。
その間、なぜか一度も魚男は出ず怪現象もなかった。
帰るとき
「たぶんもう出ない」
といわれた。
そしてやたらと溜息をつく。体が重そうだった。
何がどうなってるんですか、と聞くとしぶしぶ教えてくれた。
「○○山の隠れ道祖神っての、あるだろ」
結構有名な心霊スポットだった。かなりヤバイところらしい。
うなずくと、
「あれ、ぶっこわしてきた」
絶句した。
もっとヤバイのが憑いてる人が来たから魚男は消えたらしい。
半分やけくそ気味でついでに俺の問題を解決してくれたという。
なんでそんなもの壊したのかは教えてくれなかった。
師匠は
「まあこっちはなんとかする」
と言って力なく笑った。
ああ、夏が終わる前にすべての話を書いてしまいたい。
もう書かないといった気がするが、そうして終わりたい。
俺色々ヤバイことしたし、ヤバイ所にも行ったんだけど幸い、とり憑かれるなんてことはなかった。
一度だけ除けば。
大学1年の秋ごろ、サークルの仲間とこっくりさんをやった。
俺の下宿で。それも本格的なやつ。
俺にはサークルの先輩でオカルト道の師匠がいたのだが、彼が知っていたやり方で、半紙に墨であいうえおを書くんだけど、その墨に参加者のツバをまぜる。
あと、鳥居のそばに置く酒も2日前から縄を張って清めたやつ。
いつもは軽い気持ちでやるんだけど、師匠が入るだけで雰囲気が違ってみんな神妙になっていた。
始めて10分くらいしてなんの前触れもなく部屋の壁から白い服の男がでてきた。
青白い顔をして無表情なんだけど、説明しにくいが「魚」のような顔だった。
俺は固まったが、他の連中は気付いていない。
こっくりさん こっくりさん
と続けていると、男はこっちをじっと見ていたがやがてまた壁に消えていった。
消える前にメガネをずらして見てみたが、輪郭はぼやけなかった。
なんでそうなるのか知らないが、この世のものでないものは裸眼、コンタクト関係ない見え方をする。
内心ドキドキしながらもこっくりさんは無事終了し、解散になった。
帰る間際に師匠に
「あれ、なんですか」
と聞いた。
俺に見えて師匠が見えてないなんてことはなかったから。
しかし
「わからん」
の一言だった。
その次の日から奇妙なことが俺の部屋で起こりはじめた。
ラップ音くらいなら耐えられたんだけど、怖いのは夜ゲームとかしていて何の気もなく振りかえるとベットの毛布が人の形に盛りあがっていることが何度もあった。
それを見てビクッとすると、すぐにすぅっと毛布はもとに戻る。
ほかには耳鳴りがして窓の外を見ると、だいたいあの魚男がスっと通るところだったりした。
見えるだけならまだいいが、毛布が実際に動いているのは精神的にきつかった。
もうゲッソリして師匠に泣きついた。
しかし師匠がいうには、あれは人の霊じゃないと。
人の霊なら何がしたいのか、何を思っているのか大体わかるがあれはわからない。
単純な動物霊とも違う。
一体なんなのか、正体というと変な感じだがとにかくまったく何もわからないそうだ。
時々そういうものがいるそうだが、絶対に近寄りたくないという。
頼りにしている師匠がそう言うのである。
こっちは生きた心地がしなかった。
こっくりさんで呼んでしまったとしか考えられないから、またやればなんとかなるかと思ったけど、
「それはやめとけ」
と師匠。
結局半月ほど悩まされた。
時々見える魚男はうらめしい感じでもなく、しいて言えば興味本意のような悪意を感じたが、それもどうだかわからない。
人型の毛布もきつかったが、夜締めたドアの鍵が朝になると開いているのも勘弁して欲しかった。
夜中ふと目が覚めると、暗闇の中でドアノブを握っていたことがあった。
自分で開けていたらしい。
これはもうノイローゼだと思って、部屋を引っ越そうと考えてた時、師匠がふらっとやってきた。
3日ほど泊めろという。
その間、なぜか一度も魚男は出ず怪現象もなかった。
帰るとき
「たぶんもう出ない」
といわれた。
そしてやたらと溜息をつく。体が重そうだった。
何がどうなってるんですか、と聞くとしぶしぶ教えてくれた。
「○○山の隠れ道祖神っての、あるだろ」
結構有名な心霊スポットだった。かなりヤバイところらしい。
うなずくと、
「あれ、ぶっこわしてきた」
絶句した。
もっとヤバイのが憑いてる人が来たから魚男は消えたらしい。
半分やけくそ気味でついでに俺の問題を解決してくれたという。
なんでそんなもの壊したのかは教えてくれなかった。
師匠は
「まあこっちはなんとかする」
と言って力なく笑った。
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