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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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裏S区

2019.06.07 (Fri) Category : 創作作品

(※管理人注:今更ですが、未掲載だったので)

763:本当にあった怖い名無し 2007/03/14(水)04:54:54ID:Xss+iCNa0
長文です。

九州のある地域の話。
仮だがS区という地域の山を越えた地域の裏S区って呼ばれてる地域の話。
現在では裏とは言わずに「新S区」って呼ばれてるがじいちゃん、ばあちゃんは今でも裏S区と呼んでる。
まぁ、裏と言うのは良くない意味を含んでる。
この場合の裏は部落の位置する場所を暗に表してる。
高校時代は部落差別の講義も頻繁にあるような地域。そこでの話。
(あくまで体験談&自分の主観の為部落差別、同和への差別の話ではありません)


今から何年か前に男の子(仮にA)が一人行方不明になった。(結局自殺してたのが見つかったけど)
俺はS区出身者。彼は裏S区出身者だけどS区の地域にある高校に通ってた。
まぁ、彼は友人だった。あくまで「だった」だ。

1年の頃は仲良かった。彼が一人の生徒をいじめるまでは。
いじめられたのは俺。周りはだれも止めない。止めてくれないし、見てもない。傍観者ですらなかった。
必死にやめてと懇願しても殴る、蹴る。俺は急に始まったから最初はただの喧嘩と思い殴りあったが、彼の体格と俺のでは全く強さが違う。
でも、次の日も急に殴ってきた。意味も無く。理由を聞くも答えない。
薄っすらと笑ってたからもう兎に角怖かった。



764:本当にあった怖い名無し 2007/03/14(水)04:57:13ID:Xss+iCNa0
ある日いきなりAが学校に来なくなった。俺はかなりうれしかった。
でも、もうその状況では誰も俺に話かける奴はいなかった。初めての孤独を味わった。
多数の中に居るのに絶対的な孤独だった。それからAが3週間学校を休んだある日、先生が俺を呼び出した。
ここからは会話

先生「お前Aと仲良かっただろ?」
俺 「いえ・・。」
先生「う~ん・・・。お前Aをいじめてないか?」
俺 「はい??え?俺が??それともAが俺を???」
先生「いや、お前が。大丈夫誰にも言わんから言ってみろ。問題にもせんから」
俺 「いや、俺がですか???」

このときは本当に意味が分からなかった。先生の中では俺がいじめてることになってるし。
で、俺は本当のことを言うことにした。

俺 「本当は言いたくなかったけど、俺がいじめられてました・・。皆の前で殴る蹴るの暴力を受けてましたし・・・。」
先生「本当か??お前が??他の生徒も見てたか??」
俺 「見てましたよ。っていうか何で先生は俺がいじめてるって思ったんですか?誰かが言ったんですか?」
先生「いや・・・。いや、何でも無い。」



765:763 2007/03/14(水)05:01:28ID:Xss+iCNa0
先生の態度がこの時点で明らかにおかしい。何故か動揺してる感じ。それから数分二人とも無言。
その数分後にいきなり先生が言い出した。

先生「Aがな、休んどるやろが?なしてか分からんけど、登校拒否みたいな感じでな家に電話しても親がでておらんって言うてきるんよ。」
俺 「・・・。」
先生「そんでな、昨日やっとAと連絡とれて、色々聞いたんよ。そしたらAが言ったのがお前が怖いって言うんよ。」
俺 「はい??俺が???」
先生「う~ん・・・。そうなんよ。お前が怖いって言って聞かんのよ。」
俺 「いやいや、俺が?逆ですけどね。俺はAが怖いし」
先生「ほうか、いや、分かった。もっかい聞くけどお前はいじめてないな?」
俺 「はい。」

って言うやりとりの後解放されて、自宅に帰った。



766:763 2007/03/14(水)05:02:42ID:Xss+iCNa0
実際のイジメって多人数を1人でイジメルものだと思ってた。中学生の時にイジメを見たことあったからそのときのイメージをイジメだと思ったし、よく聞くイジメも大体が多人数が1人にお金をたかる、トイレで裸にする。こういうことをすることだと思ってた。

まさか、たった一人の人間がたった1人の人間をイジメルのに先生まで巻き込み俺一人だけをのけ者にしようとしてるとは思わなかった。
生まれて初めて人に殺意を抱いた。ぶん殴るとかじゃなく、ぶっ殺したい。って本気で思った。



767:763 2007/03/14(水)05:04:32ID:Xss+iCNa0
その次の日から俺は学校を休んだ。行く気にはなれんし、行っても一人だし。と思って。
ただ、この登校拒否中にありえないものを見てしまい、俺はちょっと頭がおかしくなりかけた。
起こったのは、「飛び降り自殺」

俺の住んでたマンションから人が飛び降りた。
たまたまエレベーターホールでエレベーター待ちだった俺の耳に「ギぃーーーーー」って言う奇怪な声と、その数秒後に「どーーーーん!」っていう音

そのどーんっと言う音は自転車置き場の屋根に落ちたらしいのだが、それを覗き見たときは本当に吐き気と涙がボロボロ出た。
これはただの恐怖心からなんだが、でもイジメにあっていた俺にはとてつもなく多きな傷だった。
これは本当にトラウマになっていて今でもエレベーターに乗れなくなった。

会社とかにある建物の中にある奴はまだ何とか乗れるが、マンションにあるような外の風景が見えるものには全く乗れなくなった。
なぜならこのときに絶対ありえないものを見たから



768:763 2007/03/14(水)05:06:04ID:Xss+iCNa0
自転車置き場を見下ろしてた俺が前を向きなおした瞬間に螺旋階段が見えた。
そこに下に落ちてる人間と全く同じ服で髪型(これは微妙で下にあるモノとは異なってたようにも見える)のニンゲンが立ってた。
これは多分見てはダメだったんだと思う。螺旋階段を下に向かってゆっくり降りていってたんだ。すごくゆっくり下を向いたまま歩いてた。
下にあるものと瓜二つのニンゲンが。

ここでエレベーターが来たときの合図の「ピン」って音が鳴ったんでビク!ってなり後ろを振り向いた。
そこにも居た。と思う。多分いたんだろう。でも良く覚えてない。今考えれば居たのか?と思うけどそのときは居たって思ってた。
「ピン」の音に振り返った瞬間にどーんって再度聞こえたんだ。

でも、今度の音はエレベーターの中から。どーん、どーーん。どーーーん。どーーーーん。って俺はもう、発狂状態になってそれから倒れたみたい。

直ぐに病院に連れて行かれた。見たもの、聞いたものを全て忘れるように医者から言われて薬も処方されてそれから1週間は「うぅぅ」ってうめき声を上げてるしかなかった。

1週間過ぎぐらいにはだいぶ良くなっていたのだけど、本当は親や医者をだましてた。
よくなってなんか無かった。寧ろそのときからその「どーん」って音はずっと着いて廻ってた。



769:763 2007/03/14(水)05:08:35ID:Xss+iCNa0
その後、学校に行こうと思いだしたころにAの存在を思い出した。俺がそもそもこんな事になったのもAのせいだ。
あいつがあんなイジメをしなければこんな目にもあわなかった。アイツは俺をこんな目にあわせる様な奴だから居なくなればいい。
そうだ、この「どーん」って言う音に頼もう。
って本気で思ってた。俺は本当におかしくなってたんだと思う。本気でこの「音」の主にお願いしてた。

次の日に学校に行った俺は昼休みの時に早退したいと先生に言った。
先生も俺がどういう状況かを知っていたからすぐにOKを出してくれた。Aはその日も休みだった。
その帰りがけに先日部落差別を無くそうという話を学校でしていた(講義で)、おじさんに出会った。

そのおじさんはAのおじさんに当たり何度か会って話したこともあった。
だけどそのおじさんが俺を見た後からの様子や態度が明らかにおかしい。
最初見かけた時は普通に挨拶をしたのにその後俺を二度見のような感じで見ていきなり、
「あ~・・・。」
とかいいだした。
俺は
「こいつもAに何か言われてんのか?」
って感じで被害妄想を爆発させて怪訝な態度のこのおじさんを無視して横切っろうとしてた。
そのときに急にそのおじさんがブツブツブツブツお経のようなものを唱え始めた。

俺はぎょっ?!っとして、そのおじさんを見返した。いきなり、あって
「あ~」
などとわけのわからない態度を取り出し、それだけならまだしも俺にお経を唱えたのだ。



770:763 2007/03/14(水)05:11:06ID:Xss+iCNa0
生まれて初めて自分から人をぶん殴った。
言い訳がましいけど精神的におかしかったから殴る事の善悪は全くなかった。
ただ、苛々だけに身を任した感じ。いきなりでびっくりしたのかそのおじさんもうずくまって
「うぅ。。」
って言ってたが無視して蹴りを入れてた。Aの親戚ってだけでも苛々してたのもあり、
「こら、お前らの家族は異常者のあつまりか?人を貶めるように生きてるのか??お前差別をどうのこうの言ってたが自分がする分にはかまわんのか?あ~??何とか言えや。こら!お前らは差別されるべき場所の生まれやけ、頭がおかしいんか?」
って感じでずっと蹴り続けてた。でも、ここで再度予想外のことが起きた。
以下会話。



771:763 2007/03/14(水)05:13:14ID:Xss+iCNa0
おじさん「ははははははははは」
俺 「!?なんか気持ち悪い。いきなり笑い始めやがって!」
おじさん「あははははは。お前か、お前やったんか。はははは」
俺 「??まじ意味分からん、なんがおかしいんか?」(未だ蹴り続けてたけどこの時は大分蹴りは弱くなってる。)
おじさん「ははは、やっと会えたわ。はははそりゃAも****やなー。ははは」(何を言ってるのか意味不明。)
俺 「は???お前ら家族で俺をイジメようてしよったんか?」(この辺りで怖くなって蹴らなくなってた)
おじさん「おい、お前がどうしようが勝手やけど、○○←俺の名前 が痛がるぞ。アニキは許しても俺は見逃さんぞ」
俺 「は???マジでお前んとこはキチ○イの集団なんか?おい?」
おじさん「○○君、ちょっと黙っとき。おじさんが良いって言うまで黙っとき」
俺 「いや、意味わから・」「どーーーーーん」

いきなり耳元で音が鳴った。俺はビクってして振り返ったら目の前にのっぺりとした細面の顔が血だらけのままピクピクしながら笑ってた。
俺はまた、発狂した。
この顔の見え方がかなり異常で、通常ニンゲンの顔を見る場合に半分だけ見えるって言うのはありえない。
でもこの目の前の顔は、例えていうとテレビ画面の中にある顔がカメラのせいで半分だけ途切れてて半分は見えてる状態。
その瞬間にAのおじさんに力いっぱい殴られて、意識を失った。



772:763 2007/03/14(水)05:14:20ID:Xss+iCNa0
起きた時に、俺は家の自分の部屋ではなくてリビングの隣の両親の寝室で寝かされてた。
時間を見たら20時。リビングからの明かりが漏れてて両親が誰かと話しをしてた。
俺が起き上がり、寝室のドアを開けてその人物を見たときにすぐに飛び掛った。
AのおじさんとAの叔母に当たる人がそこに座って両親と話てたから、それを見た瞬間にもう、飛び掛ってた。
直ぐに親父に抑えられてたけど俺は吼えてたと思う。

Aのおじさんは
「ごめん、本当に悪かったね」
を繰り返してたけど、どうしても許せなくて親父の腕の中でもがいてた。
母親がイキナリ俺の頬をひっぱたいて、
「あんたも話を聞きなさい!」
とか言い出してたけど、俺はもう、親にまで裏切られた感じがして家を飛び出そうとして親父の手から抜け出し、自分の部屋に向かい上着とサイフをとった。が、上着を羽織ろうとした瞬間に上着の腕の中に自分以外の手があった感触がして再度叫んだ。

両親とAのおじ、叔母が直ぐに来て、Aの叔母がブツブツ言いながらお経みたいなものを唱え始めだしておじが俺の服を掴んで踏み始めた。
親父は青ざめてそれを見てて、母親は一緒に手を合掌して俺を見てた。
この時は、マジで自分が狂人になったのかと思った。

数分後俺も落ち着いてきて、両親とAのおじ、おばと共にリビングへ向かった。
それまでの短い時間、Aのおじさんはずっと俺に謝ってた。
それからのリビングでの話しは今でも忘れられないしそこで再度起こったことも
忘れられない。以下会話(Aのおじさん=Bさん、Aのおばさん=Cさん とする)



774:763 2007/03/14(水)05:17:22ID:Xss+iCNa0
Bさん「本当に、殴ってしまってごめんな。」
俺 「いや、いいです。こちらも苛々してましたのですみません。」
親父「ん?お前なんかしたんか?」
俺 「いや、俺がBさんを殴ってしまった。」
Bさん「あ、いや、それは俺が○君を見ていきなりお経とか唱えたから嫌な気がしたんやろ?○君のせいじゃないわ。俺がいきなりすぎたんがいけんかったやから」
親父「申し訳ございません、それは聞いてなかったので」
俺 「え?なんの話をしよん?俺がBさんを殴ってBさんがいきなり」

  ここまで言って気絶前の事を思い出した。

俺 「あれ??俺気絶する前にナニカ見たわ・・・」
Bさん「うん、そやろな・。俺は○君みて直ぐに気づいてなぁ。何かおるって、それでお経を唱えたんよ」
母 「大丈夫なんですか?何かって何ですか?」
Cさん「えっとね、私らが住んどる地域がなんで裏S区って言われるか知っとる?」
親父「えっと、失礼かもしれませんが、差別的な意味ですよね?」
Bさん「それはそっちだけの認識やな、じいさん、ばあさんによう言われたやろ?裏Sには近寄るなて」
親父「言われましたね。でもそれは部落差別的なもんやと思ってましたけど、違うんですか?」
Bさん「いや、そうや。そうなんやけど、差別があるけ言うても今も言い続けよるんは裏Sの歴史がちと異常なんや。」
親父「いや、私も妻も生まれはS区やからその辺は分かってますけど、部落とか集落系での差別ってどっこも同じようなものでしょ?だから、異常っていうのはわかります。」

Bさん「はは。そうやろ?そういう風にとらわれてしまってるんやな。裏S区は部落やからって事でも他国のモンの集まりでもなく昔からこの地域に住んでたモンの集まりなんや。」
親父「はい。ただ、違いが私にはちょっと・・。」
母 「あれですか?あの鬼門がどうのとかって言う話ですか?」



775:763 2007/03/14(水)05:19:14ID:Xss+iCNa0
Bさん「ん?鬼門の話か。まぁ、そんな感じなんやろうけど、裏Sにうちと同じ苗字が多いやろ?」
母「はい。多いですね、A君とことBさんの家は親戚やから当たり前やけど、それにしても多いですね、S区には全然いないのに裏S出身者では結構みかけますしね」
Bさん「あの辺は昔から霊の通り道って言われとんな。ナメ○○○(なんて言ったかは不明)とかそんなの聞いたことないですか?」
親父「いや、名前はしらないですけど、聞いたことはあります」
Bさん「まぁ、その地域はそういう地域でして、うちらの家系はほとんどが霊感があるっていわれてたんですね。それが原因で発狂する奴もおれば、いきなり何するかわからんって感じでいつの間にかそういう集落、部落になっていき差別されるようになったんですわ」

母 「でもそれやと裏S区はかなり広いからおかしくないですか?Bさんとこの家系だけで裏S区自体がそういう風にわかれますかね?」
Bさん「うん、わかれるんやろうな。最初は3,4の家のもんが発狂し始めてて、でも、それが村中で始まってってなってって最終的に4,50件も起きれば、その周辺全体がおかしいって思われるやろうし昭和の時代にそんなアホみたいな話を信心深く聞く人間が少なくなってきてるしな」

親父「それでも、それで部落になるんかなぁ。」
Cさん「まぁ、うちらの家系ではそう教わっとるんです。だから生まれてきた子らには霊が見えるってことを前提に接しとる。見えん子もおるやろうけど、霊は居るって教えとるんですよ」
俺 「いや、それと俺が体験しとるのとBさんの話と何が関係するんですか?」



776:763 2007/03/14(水)05:20:53ID:Xss+iCNa0
Bさん「○君。最近Aの様子がおかしくなかった?いきなり学校休んでるのは置いといてそれ以外になんかおかしいことなかった?」
俺 「最近っていうか、わからん。急に殴りかかってきたりしてたけど。」
Bさん「急にか、なんも言わんかったか?」
俺 「いや、急に。意味わからんし。あ!そういうことか。Aが急に異常になったってこと?霊が見え初めて発狂し始めたんっすか?」
Bさん「いや、Aはまともや。でも何をすればいいかわからんかったよ」

俺 「は?まともじゃないっすよ。あいついきなり殴り始めたし、しかも笑いながら。皆怖がって俺を助けようともせんかったし」
Bさん「○君、殴られたときに怪我するようなこと受けてないやろ?いや、殴る事自体は悪いことやから庇ってるんじゃなくてな。うちの家系での霊を見つけたときの対応は笑う事なんよ。やけん、異常者に見られることもあるけど、普通は無視してるんやけどな。」
母 「ってことは、○に霊がついてたって事ですか??」
Cさん「うん、今も憑いてる。それと○君ベランダに誰か見える?」
俺「はい??なんですか?ベランダですか?」



777:763 2007/03/14(水)05:21:36ID:Xss+iCNa0
ここで俺は気絶するまえに見たモノとは別のものを見て発狂しそうになった。
Cさん「大丈夫。絶対にココには入れんから。」
親父「え?なにがですか?」
親父には見えてないし、もちろん母にも見えてない。

Bさん「あ、いえ。それでね○君にはちょっと憑いてるんや。」
俺 「あ、あれか。。。飛び降りの奴みてしまったからか。。」
Bさん「いや、ちがうよ。あれは多分たまたま。本当に偶然。でもその偶然がベランダの奴でそれ以外についちゃだめな奴が憑いとる。」
俺「 え?」
Bさん「うん、それがついちゃだめなんよ。厳密に言うと霊とかじゃなく、うちの家系では××××って言うんよ。それを言葉には出しちゃだめですよ。すぐ移るから」(両親を見て)
母「××××」(なんて言ったか忘れた・・・、バラ??なんとかだったけど不明。)
俺「!?」

母「これで私についたけん○は大丈夫でしょうか?」
Bさん「いや、そういうもんでもないけど、本当にそれは言わないでください」
母「息子が困るのは一番いやですから」
Bさん「多分、それをするともっと困ります」
俺「もう、やめていいよ。っていうかなんなん?俺が霊に呪われててAはそれみて俺をなぐってたん?でも、それはおかしいやろ。そんなんします?普通。っていうか、笑いながら殴ったらいいん?霊が追い払えるん?」(ちょっと困惑しててまくしたてた)

Cさん「ごめんね、そういう風にしか教えてなかったからやったんやろうね」
Bさん「お払いするときにはな、絶対に笑いながら相手を追い出すんよ。こっちは余裕だ、お前ごときって感じで。んで憑かれてる者を叩くと憑いてるものが逃げ出すって感じなんよ。もちろんお経やったりお呪いやったりが必要なんやけど、あいつは見様見真似でやってしまったんやろうな」
俺「でも、あいつ蹴ったりもしたし」
Bさん「うん、それは行き過ぎやな。でも、Aが学校休んでる理由は○君が怖いって。まぁ、○君に憑いてる者が怖いってことなんやけどな。」



778:763 2007/03/14(水)05:23:20ID:Xss+iCNa0
それから数分そういう話をした後にCさんが御祓いするための道具を駐車場に取りにいって、Bさんが俺を守る形で周りを見張ってた。
その後準備が整い、御祓いが始まったけど、今まで見たどの御祓い方法よりも異常だった。
神社のような御祓いでもなくお寺のようにお経を唱えながら木魚を叩いてるわけでも無い。
ただただ笑いながらお経を読んでる感じ。そのお経もお経という感じではなくブツブツブツブツを繰り返してて小声でただ話してるような感じだった。それから何度か手を叩かれたり、頭を払われたりした。

それが終了してBさんが、
「もう大丈夫」
と俺に言いCさんが
「もう見えないでしょ?」
っていうのでベランダを恐る恐るみてみたが何も無かった。



779:763 2007/03/14(水)05:24:56ID:Xss+iCNa0
次の日から俺は普通通りに学校に行くようになった。(ただし、エレベーターは一人で乗ることが出来ないためいつも親と一緒に乗ってた・・・。)
ただし、この日Aに異常が起きたらしく、その日の夜に
「Aが居ないんだけど○君の家に行ってないか」
という連絡がAの父親からあり、次の日からBさんやAの両親が捜索願いを出して探してたらしいが、家に家出をするといった感じの手紙が置いてあり家出人の捜索のため警察が捜索をするということは無かったらしい。

Aの親が電話をしてきた理由は、その手紙に俺の名前が何個も書かれていたこと。が起因らしい。
俺は霊がのりうつってたからと言う理由があったからと言ってAを許してはなかったからどうでもいいって思ってた。
Aが行方不明になって3日目の朝にどーーーん!っていう音が聞こえて起きた。

俺はもう、そんなことがないと思ってたから本当に汗がびしょびしょになり直ぐに親の部屋に逃げこんで少したって夢での出来事だったことに気付いた(というかそういう風にした)
ただ、その日にAが飛び降り自殺をしており時間帯も朝方であったと聞いてその夜から怖くなってきて一人で寝ることが出来なくなった。

遺書が見つかっている事から自殺で間違いないようで、遺書の中に俺宛の部分があり
「ごめん、本当にわるかったね。多分俺らの家系は部落でちょっと頭がおかしい家系が多いんやと思う。自分の家系のせいにしたくないけどお前を殴ったのは本当に悪かった。ごめん。」
って書かれてた。



780:763 2007/03/14(水)05:25:49ID:Xss+iCNa0
それからその次の夜にお通夜があり俺も両親とともに行ったのだが、俺はすごく嫌がってた。ただ親が
「一応供養だけはしとかな変なことあったら嫌やろ?」
って言うので仕方なく行くことになった。
お通夜もかなり変わっており、通常のお通夜とちがい遺影など無くその代わりに紙にAの名前が書いておりそれを御棺の側面にびっしり貼り付けていて、近づくのも嫌になるような不気味さを漂わせてた。

Bさん曰く
「写真を置くと写真の顔が変形するんだよ、それを見るのが耐えれないほどの奇怪なモノだからこの地域ではこういうやり方でやるんだ。名前の書いた紙をびっしり貼ってるのはコイツはAだ。××××ではないんだ、っていう証なんだ」
との事。(本当に意味不明、奇怪すぎる内容にひいた。)

その時Aの父親が俺に話かけて来て
「迷惑かけてごめんね。」
とAが家出したときに書いた手紙と遺書を見せてきた。
遺書の部分は上記の通りだが、この時は本当は見たくなかった。

家出をした際に書かれた手紙には
「○←俺の名前 にあいつが憑いてたんだけど、ずっと俺を殺そうと見張ってる。おじさん(Bさんのこと)が○のあいつを御祓いしたからもう大丈夫って言ってたけど、あいつは俺に来たみたい。でも、おとうさんはあいつを御祓いできないだろうし、おかあさんの家に行ってきます行く道であいつがついてきたら、他に行ってみるね。」
とあった。

Aの両親は別居中だったためAは母親方の実家に向かったらしかったがそのまま行方不明になったらしい。
ただ、何故か警察は家出だと言って行方不明というよりは家出人としてしか扱わなかったそうだ。

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怖い話作ったから評価してくれ、タイトルは「アパートに変なのがいた」

2019.06.04 (Tue) Category : 創作作品

1:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:53:28.77ID:aNJnCOMj0
都内の大学受かったんで上京して激安アパート借りようとしたんだが不動産屋の様子がどうもおかしい。

下見のつもりためにアパートに着いた途端に周囲をキョロキョロし始めた。

2階の部屋を見に来たんだが不動産屋が階段に足を置いたその時、
「むー!むー!」
という赤ちゃんの泣き声?みたいなのが聞こえてきた。

声質は確かに赤ちゃんの泣き声っぽいんだが赤ちゃんが
「むー!むー!」
と泣くのはどうも不自然だ。



2:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:53:55.16ID:aNJnCOMj0
だから
「このアパートはペットOKなんですか?」
と不動産屋に質問した。

そしたら一層キョロキョロしながら
「いいえ、いるはずがありません」
と答える。怪しい。


俺が借りる予定の部屋の前に着いたら不動産屋は俺に鍵を渡して
「どうぞ開けてください」
と促した。

何か違和感を感じた。ドアを開けて中に入ると価格の割に意外と広い。

備え付けのタンスと押入れがあったので押入れに手を伸ばすと不動産屋が
「あ!」
と声を上げた。

「中はちゃんと掃除してあるから大丈夫です、それよりトイレを見ましょう」
と俺を押入れから離そうとする。



4:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:54:19.63ID:aNJnCOMj0
俺はムカッときて
「いや、一応確認しておきたいので」
と言って一気に押入れを開けた。何もない。

「なんだよ」
と思って不動産屋を見ると脚がガタガタ震えている。

不審に思ったんで
「どうかしましたか」
と尋ねると
「いや、何もないです。よかった。」
と答える不動産屋。


俺は怪しくて仕方ないので
「このアパートってなんか曰く付きなんですか?正直に答えてください」
と問い詰めた。

すると不動産屋は
「去年から多分イタチが何かだと思うんですけど動物が住み着いてるらしいんですよ、飛び出してくるんじゃないかと思って」
と答えた。

「なんだ、そんなことか」
と思って俺はこの激安部屋を借りることにした。



7:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:54:44.54ID:aNJnCOMj0
後日、部屋に荷物を運んで引越し作業を終えたので夕飯の買い出しに近所のスーパーに行くことにした。

アパートの階段を降りようと手すりに手をかけようとすると1階から
「むー!むー!」
とあの時の泣き声が聞こえてきた。

不動産屋からは動物と聞かされていたんだが改めて聞くとどうも人間の赤ちゃんの泣き声のようにも聞こえる。

気味が悪いと思いさっさと階段を降りてスーパーに向かった。

買い出しを終えて部屋でコーヒーを飲んでいるとまた1階から
「むー!むー!」
と鳴き声が聞こえた。

非常に気味悪くて不快な声だが動物なら仕方ないと思って我慢した。

しかし今回は
「むー!むー!むー!むー!むー!」
と激しく鳴き続ける。



12:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:55:09.11ID:aNJnCOMj0
流石に我慢できなかったので管理会社に電話すると
「今すぐ部屋から出てください!2時間経つまでは部屋に入らないでください!」
と言われた。

「どういうことですか?」
と尋ねるが
「早く!危ないから!早く!」
としか答えない。

訳が分からないが身の危険を感じたので通話を切って部屋を出ようとすると
「ヨシヨシ!ヨシヨシ!ヨシヨシ!ヨシヨシ!」
という女の叫び声?怒鳴り声?が聞こえた。

「ヨシヨシ!ヨシヨシ!ヨシヨシ!ヨシヨシ!」
「むー!むー!むー!むー!むー!」
2つの声がけたたましく響き続ける。



14:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:55:23.05ID:aNJnCOMj0
強い恐怖を感じて部屋から飛び出し、階段を駆け下りてアパートから離れた。

管理会社に電話すると
「よかった、間に合いましたね」
と答える。俺は取り乱して
「アレは一体なんだ」
と尋ねた。すると
「分かりません、去年から急にアレが出るようになったんです。」
と答える。

「このアパートや近隣で事件が起きたとかそういうことはないんです、なのに急に去年から…全く原因は分からないんです。」



15:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:55:41.68ID:aNJnCOMj0
俺はもうあの部屋に帰りたくないのでその日はネットカフェに泊まった。

翌朝アパートの部屋に帰ってみた。

荒らされてるのではないかと心配したが一見したところ特に異常はないので安心した。

ほっとするとあの日の不動産屋の姿が脳裏をよぎり押入れが気になった。



16:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:55:57.33ID:aNJnCOMj0
触れてはいけないような気がしたが気になって仕方がないので恐る恐る押入れの取っ手に手をかけた。

すると押入れがガタガタ揺れて
「むー!むー!」
とあの泣き声が聞こえた。

「そこにいる」
と感じた俺は思わず俺は叫び声を上げて部屋を飛び出し、泣きながら不動産屋に電話して
「とにかく解約してくれ」
と怒鳴り散らした。



18:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:15.29ID:aNJnCOMj0
不動産屋も
「本当に申し訳なかった、まさかこんなに早くアレが出るとは思わなかった。」
と謝罪し、次の部屋が見つかるまでホテルを手配してくれた。

後日、業者を呼んで、あの部屋にあったものは気味が悪いので貴重品や資料以外全て処分してもらった。

俺は不動産屋にアレは一体何なのか問い詰めたが
「分からない、去年からいきなり出るようになった」
としか答えなかった。

俺は結局アレの正体は分からなかったが、二度とあのアパートには近づきたくない。



20:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:26.81ID:aNJnCOMj0
どうでしょうか



19:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:17.48ID:lQXTGfvR0
動物が住み着いてるとかいうアホみたいな言い訳どうにかせーや



21:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:30.34ID:FSsSSoYPa
なんで管理会社そんなに詳しいねん



27:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:06.78ID:aNJnCOMj0
>>21
こいつの前にも苦情があったからや



41:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:19.47ID:FSsSSoYPa
>>27
二時間とかやたら具体的な対処法を何故知ってるのか



23:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:52.84ID:E2axCBbDr
さすがに情報少なすぎる
なんの推定もできない



34:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:43.56ID:aNJnCOMj0
>>23
もっと正体に迫った方がええんか



45:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:48.23ID:H7Hh8rB4a
>>34
せやな
今のままだと
「ふーん、で?」
で終わってしまうわ



50:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:08.77ID:1ct7dMo50
>>34
あんま正体に踏み込むと嘘臭くなるから考察の余地がある痕跡とか残してほしい



52:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:15.53ID:dJgnZ3Vy0
>>34
やめた方がいい
一気に寒くなる



24:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:55.72ID:p1GDgsobM
解決編がほしい



25:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:56:57.96ID:dJgnZ3Vy0
思い付きやけど不動産屋の一人や二人死んでもええんちゃう



40:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:11.03ID:aNJnCOMj0
>>25
死人出した方がええんやな



28:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:08.23ID:qPeeE5l4a
なんか不気味な痕跡とか見つけてほしい



44:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:41.91ID:dJgnZ3Vy0
>>28
それまでなかった痕跡が見つかるけどその意味も全くわからないものであってほしい



33:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:42.26ID:1ct7dMo50
不動産屋と管理会社はグルなんか?



46:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:51.43ID:aNJnCOMj0
>>33
不動産屋も管理会社も本当に正体を知らないという設定や



55:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:30.95ID:qPeeE5l4a
>>46
正体知らなくていいけど2時間の根拠は明らかにしてほしい



36:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:57.97ID:cH3bRHPo0
リアリティが無い
もっと感情移入できるような状況説明の方がいい



47:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:05.68ID:aNJnCOMj0
>>36
なるほど



78:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:44.66ID:cH3bRHPo0
>>47
本気で書くなら文は長くなるがもっと細かく状況を書くべき
ホラー文庫とか見れば参考になるよ
くどいくらい状況説明をして臨場感出してるから



91:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:03:28.66ID:aNJnCOMj0
>>78
状況説明をいっぱい書くんやな



38:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:57:58.65ID:YU7BdzRs0
一時期、こういうSSがVIPで流行ったよな

でも寺生まれのTさんが浄化してくれる



43:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:58:38.57ID:uPnBlwGm0
正体出ない方が不気味でええと思うけどなぁ



58:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:41.84ID:H7Hh8rB4a
>>43
バランスやろ
一回でて終わりじゃ何も分からん
実害も被ってないしな



51:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:08.92ID:AqdBt4Z1a
むー!むー!に怖さが無い



70:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:02.01ID:aNJnCOMj0
>>51
ワイ的にはむー!むー!は口を塞がれた人の声みたいで怖いと思ったんや



54:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:22.90ID:HcVJJR6M0
最終的に主人公は助かってなくて
この後死ぬやろなあ…ってのはどうかな



71:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:21.98ID:aNJnCOMj0
>>54
なるほど、ええな



57:風吹けば名無し2019/05/02(木)00:59:41.11ID:GyXK9sAsr
もう少し情報があってもいいと思うの



64:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:00:19.10ID:OsrYWX010
正体わからんのはええけど考察の材料はもう少し欲しい



67:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:00:48.58ID:UAdJNbOU0
そこまで慌ててるって事は前に被害があったの匂わせてる様なもんやろ



82:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:53.60ID:aNJnCOMj0
>>67
せや、前に被害があったという想定や



73:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:23.92ID:Sy9TpCzZ0
ワイも以前住んでたとこで同じようなことあったわ
夜中に赤ん坊の泣き声聴こえて来るんやけどそのアパートは単身者用で子どもなんて住んどらんねん
相談した隣人も気味悪がってたらしくて泣き声の元辿ったら発情期の猫やった



84:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:02:17.87ID:aNJnCOMj0
>>73




85:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:02:23.19ID:H7Hh8rB4a
>>73
猫の声って正体知らんとクッソ不気味よな



87:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:02:57.06ID:qPeeE5l4a
>>85
猫やと思いたいけどほんまは猫じゃなかったら…?と考えてしまって怖いよや



95:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:04:05.74ID:Sy9TpCzZ0
>>85
赤ん坊の泣き声そっくりでほんま怖かった



163:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:12:54.52ID:DV6N52kBM
>>73
コピペ化したいくらいの完成度



76:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:01:30.48ID:twwtNra30
なんかあんま危機感を感じないというか
別に部屋出なくても大丈夫そう感がある



88:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:03:00.78ID:aNJnCOMj0
>>76
なるほど、もうちょい殺されそうな感じ出した方がええんやな



92:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:03:31.67ID:yWc2ceXD0
動物のいいわけはめちゃくちゃやけど
それ以外は悪くない



108:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:05:16.96ID:aNJnCOMj0
>>92
別の言い訳の方がええか



99:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:04:48.38ID:P0azaSP80
親子の幽霊なんやろうけどそれにしてもムームーはおかしいって所広げた方がええんちゃう
あれはまるであやしているというよりは口を塞いでいるようだったと途中で気づいて逃げるみたいな



115:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:06:15.86ID:aNJnCOMj0
>>99
それめっちゃ怖くてええな



122:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:07:24.01ID:K8CKi9PU0
>>99
泣き止まない子の口をふさぐって現実でもよくあるし興醒めやで



138:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:10:04.07ID:P0azaSP80
>>122
確かにこれだと凡百な変化やからもっとええのがあればええんやけどそこが浮かぶかだよな



107:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:05:09.33ID:1ct7dMo50
むー!が時間の経過とともに赤ん坊の声とはかけ離れてた声になっていくような描写はどうやろか



119:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:06:50.29ID:aNJnCOMj0
>>107
それええな



137:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:09:56.70ID:aeC062Lo0
むー!むー!
ヨシヨシ!ヨシヨシ!
がギャグっぽくて怖くない



140:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:10:13.58ID:osrnBFCz0
ンー!ンー!
でええやん



145:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:11:03.51ID:aNJnCOMj0
>>140
あーこっちの方がよかったかもしれない



144:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:10:56.69ID:dJgnZ3Vy0
猫の話に乗っかるけど、
赤ん坊の泣くような声が聞こえて、
不動産屋も野良猫がうるさい土地なんで…
って弁明するけど、途中で
「いやいやこれ猫じゃないやろ」
って逃げるのでどうや



154:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:11:51.57ID:aNJnCOMj0
>>144
ええな



148:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:11:18.80ID:O2tUXtvxr
実際正体はなんなの?



162:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:12:40.73ID:aNJnCOMj0
>>148
何にも考えてないで



152:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:11:29.40ID:0lkKQyONp
最後まではっきりしないところが好きや
意味がわかると怖いみたいなの多すぎるねん



153:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:11:44.17ID:+lp4WI4w0
オチをもっとしっかりつけた方がええんやないか



155:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:12:00.84ID:P0azaSP80
ペットオーケーなんですか?の所はまだ不動産屋キョロキョロさせず外の野良猫でしょうくらいでごまかさせた方がええんやないかな
ちょっとあまりに最初から挙動不審すぎると思ったわ



161:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:12:31.42ID:KJi2ki/E0
猫の鳴き声はガチで赤ん坊と一緒この前竹やぶから泣き声聞こえてきてガチで逃げた



166:風吹けば名無し2019/05/02(木)01:13:34.71ID:PG13nHOL0
最初から不動産屋がキョロキョロしたり怯えたりしすぎないほうがいいと思う



引用元:怖い話作ったから評価してくれ、タイトルは「アパートに変なのがいた」
http://swallow.5ch.net/test/read.cgi/livejupiter/1556726008/




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「祟られ屋」マサさん(4)

2019.06.01 (Sat) Category : 創作作品

633:傷(4)◆cmuuOjbHnQ2007/03/13(火)00:43:35ID:0uC8VoME0
おばんです。
投下してもいいかな~?



634:傷(4)◆cmuuOjbHnQ2007/03/13(火)00:46:44ID:0uC8VoME0
勝手に投下!

俺の拙い文章に付き合ってくれてありがとうね。
マサさんの所で起こった出来事や、マサさんに聞いた話を書きながらだと、この話、いつまで経っても終わりそうにないので、「傷」と女の話に話を絞って書きます。
それでも長くなるけれど。
他の話は別の機会に書きたいと思います。
もう少しだけお付き合い下さい。



636:傷(4)◆cmuuOjbHnQ2007/03/13(火)00:48:12ID:0uC8VoME0
マサさんの話によると、「生霊」を飛ばすと言う事は「精力」や「気」といった「生命力」を酷く消耗するらしい。
毎晩フルマラソンを走るくらいの負担が心身に掛かり、確実に本体の命を削り取って行くのだと言う。
普通の人ならば、一月で体調を崩し、三月もすると回復不能なダメージを負ってしまうのだそうだ。

しかも、これは毎晩生霊を「飛ばす」場合。
本体に生霊が戻る事で、生霊の霊力も本体の生命力もかなり元に戻るらしい。
それでも、削られる生命力は深刻らしいのだが。

だから、「結界」内に生霊を閉じ込められて、本体に戻れなくされた女がどんなに強い霊力の持ち主であっても、そう長くは持たないはずだったらしい。
しかも、女の生霊はあの井戸に少しづつ「吸い取られて」いて、消耗のスピードは更に速まるはずだった。
はじめ「3ヶ月から半年」という期間を示したのは、Pと俺に「娑婆」から離れる覚悟を持たせるのと、元いた生活に「心」を残させない為だったらしい。
傷が治った時点で、ほぼ全てが終わる予定だったのだ。



638:傷(4)◆cmuuOjbHnQ2007/03/13(火)00:50:28ID:0uC8VoME0
しかし、傷が治って来た時点で話が変わってきた。
女の生霊が消えないのだ。

女の生霊と一体となっている「守護神」は女の霊力を強めてはいても直接「生命力」を強める事はないそうだ。
女はとっくの昔に生命力を使い果たし、霊力を「井戸」に吸い尽くされて命を落として「井戸の中身」の一部になっているはずだったのだ。
悪霊が消えない限り俺たちを結界の外に出す事は出来ない。
しかし、どうやら先に俺達の方が危なくなってきたらしい。

背中に書かれた護符の力で守られてはいるが、マサさんが
「引き込まれるな」
と最初に注意したように、俺たちもまた「井戸」に霊力や生命力を削り取られているのだ。
事実、70kg台だった俺の体重は60kg前後まで落ち込んでいた。
Pの痩せ方はもっと激しく、100kgを超えていた体重が70kgを割りそうな勢いだった。

このままだと生霊が消える前に俺達の方が先に命を落とす。
しかも、この地で死ねば俺達の魂は井戸の中身の悪霊と一体化してしまうというのだ。
マサさんのところに来てからは連日連夜、恐ろしい思いをしていた。
全てがあの井戸絡み。

命を落とすのは、まあ我慢が出来る(うそ、絶対にいや!)。
しかし、あの井戸の中身になるのは死んでも嫌だ!!!
俺達は悪霊との持久戦に入った。
俺達はマサさんの下で「気力・精力」と「霊力」を高める初歩的な修行をさせられる事になった。
これは、完全に予定外だったらしい。

この為、俺達は一生この手の「霊体験」からは逃れられない「体質」になるらしい。
身を守る方法は教えて貰ったけれどね(サービスだそうだ)。
修行の内容などについては機会を改めて書きたいと思う。

(続きは『続きを読む』をクリック)












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「祟られ屋」マサさん(3)

2019.05.28 (Tue) Category : 創作作品

588:傷(3)◆cmuuOjbHnQ2007/03/12(月)03:53:53ID:WgOItSsC0
続きの投下がないみたいなので投下します。

マサさんの話によると、死霊や自縛霊といったものは、鉄杭で七方の地脈を絶って、一方向を開けて、霊格や神格の高い神社仏閣との間の地脈を開いて繋げる事で、1年ほどで浄化されてしまうらしい。

浄化された土地に、お寺から貰ってきた護摩や線香の灰や神社から貰ってきた水を撒いて鉄杭を抜けば「普通の」土地になるらしい。
呪詛には呪詛返しの方法があり、生霊は、祟っている方か祟られている方のいずれかが死ねばそれまで(…なんだかな~)。
色々方法があるらしいが、人形などの身代わりと火を使う方法が良く使われるのだという。
この辺りは日本も朝鮮もやり方は大差ないらしい。

元々、日本の神道の形式と朝鮮の呪術や儀式の形式は良く似たもの多いのだそうだ。
故に日本の祈祷師や拝み屋と朝鮮のそれは素人目には区別がつかないことも多いのだという。
俺にはどちらも良く判らないのだが。

生霊が「場所」に憑くというのは比較的、珍しいらしいのだけれども、
多くの場合は上記の自縛霊に用いた方法と人形を用いた方法の合わせ技で浄化できるのだそうだ。



589:傷(3)◆cmuuOjbHnQ2007/03/12(月)03:57:04ID:WgOItSsC0
いずれにしても、これらはマサさんの仕事の範疇ではないらしい。
マサさんが扱うのは、儀式を踏まないで神社や祠を破壊して「神」を怒らせてしまったり、盗まれてきた神社の「御神体」や寺の「ご本尊」を知らずに買ってしまって、「一族」が根絶やしにされるような祟りを受けた場合だそうだ。

話を聞いた時
「そんな罰当たりな真似をする奴がいるのか?」
と聞いたら、朝鮮人には神社仏閣に盗みに入って盗品を売り捌いたり、神社や祠に火を放ったり破壊したりする輩が今でも少なからずいるそうだ。

自分の中に「神」を持たない故に、他人や他民族の宗教や信仰に対する配慮や、その対象に対する「畏れ」に著しく欠けているのだと言う。
「畏れ」のあるなしに関わらず、そんな真似をすれば日本人でも地獄行き確実で救い様がないけれど、先日書いたように高位の「神」の助力が得られない朝鮮人の場合は更に深刻で、一族全てが祟られて絶えてしまう危険があるらしい。

一族を絶やすようなレベルの祟りになると地脈や鉄杭を用いた方法では浄化以前の「鎮める」段階で100年、200年といった時間がかかってしまうし、一族に祟りが行き渡り絶えてしまう。
特に祟りの元となったもの、祈りや信仰の対象であったものを「物」として「金で買う」と言う行為は、非常に強い祟りとなるそうだ。

霊力の高い品物だと移動する先々で祟りを振りまき、「売買」される事により纏った「穢れ」により、非常に性質の悪い悪霊となってしまうのだそうだ。
だから、出所不明のアンティークの品物、特に宗教に関わる品物は売り買いしない方が良いらしい。



590:傷(3)◆cmuuOjbHnQ2007/03/12(月)03:59:00ID:WgOItSsC0
マサさんが「祟られ屋」だと言うのは、金銭やその他の「対価」を受け取って儀式(内容は判らない)を行い、その「一族」の代わりにマサさんの「一族」が祟りを受けるからだ。
マサさんと例の「井戸」は「繋がって」いて、マサさんを通して井戸に送り込まれた「祟り神」は祟りや呪だけを井戸の「悪霊」に吸い取られ、結界の外に拡散してゆくのだと言う(井戸の中にはマサさんの父親の遺髪と血、マサさんの髪の毛と血と臍の緒が入っているらしい。これは聞き出すのに苦労した)。

鉄杭の結界は「神」や「清いもの」は外に通すけれども、「穢れ」や「悪霊」は外へは通さない(外からは引き寄せているらしい)。
簡単に言うとそんな原理らしい。



591:傷(3)◆cmuuOjbHnQ2007/03/12(月)04:02:04ID:WgOItSsC0
マサさんがPと俺を呼び寄せたのは、Pの一族(父方)は朝鮮半島にいた親類縁者が朝鮮戦争で死に絶えてしまっており、Pは一人っ子で、Pが死ぬとP一族が絶えてしまうかららしい(母方の一族、嫁いで家を出た女は関係ないそうだ)。
俺がPと同様に呪われた原因は、Pから祟りに関連して金銭を受けたことによるらしい。

ただ、事故や病気(癌や心筋梗塞、脳溢血)といった形ではなく、外傷という形で現れた非常に稀なケースらしい。
そして、生霊と女の家の「守り神」がどうやら一体化しているらしいこと。
「神」の霊力も強いが、生霊を飛ばしている女の「霊力」が非常に強いらしい。
しかるべき修行をすればテレビに出ているインチキ霊能者が束になって掛かっても適わないレベル。
その霊力ゆえに「神」と一体化したとも言える。

P家に売り込みに来た祈祷師のオバサンも、市井にいる祈祷師・霊能者の中で、彼女よりも強い霊力を持つ人は10人いるかどうかというレベルの力を持った人だそうだ。
ただ、傷を受けた原因は俺とPの個人的要因もある。

俺はユキと何度も交わる事により精力や「気」を極度に浪費していた事、Pは深酒をして酒気も抜けていないような状態で、しかも寝不足で、俺と同様に非常に「気」の力が落ちていたことだ。
俺達のように極端な例は稀だが、薬物や大量のアルコールで精神のコントロールや気力が下がった状態、荒淫によって精力を浪費した状態で心霊スポットなどに足を踏み入れる事は「祟り」や「憑依」を受ける危険や可能性が非常に高くなって危険なのだと言う。


すまない、もう眠くて死にそうなのでここまで。



592:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)04:02:47ID:hQrDqHFm0
待ってました!
乙です。
おやすみなさい



593:本当にあった怖い名無し2007/03/12(月)05:35:32ID:2JbSvKOR0
傷さん乙でした。
時間があるときで良いのでまた続きお願いします。
おやすみなさい。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173196483/588-593













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「祟られ屋」マサさん(2)

2019.05.13 (Mon) Category : 創作作品

306:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:01:31ID:WmdfX0hw0
それでは、イかせてもらいます。

迎えの車が来る前に、俺たちは付き添いのキムさんの用意してくれた黒いスウェットのパンツとトレーナー、
サンダル履きの身一つの状態にされた。
そしてキムさんの車に乗って出発。
高速に乗って二つ先のインターで降りた。
車はインター近くの大型電気店の駐車場に入った。

キムさんは俺たちに便所に行って来いと言った。
車に戻ると後部座席に座らされ、薬を飲むように言われた。
睡眠薬だと言う。
俺たちはキムさんの言葉に従った。
薬を飲んで暫くすると睡魔が襲ってきた。

目が覚めたとき、俺たちは工事現場などのプレハブ事務所のような建物の床に転がされていた。
少し離れた所に体格の良い40代位の男が胡坐をかいて座っていた。
この男がマサさんだった。



307:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:04:40ID:WmdfX0hw0
俺が体を起すとマサさんは無言で冷蔵庫を開けペットボトルの水をわたした。
喉が焼け付くように渇いていた俺は2L入りのペットボトルの半分以上を一気に飲み干した。
やがてPも目を覚ました。
Pが水を飲み終わるとマサさんが始めて口を開いた。

マサ:「カンさんから話しは聞いている。私の方で調べて状況も判っている。私の指示には絶対に従ってもらうが、判らない事があれば聞いてくれ。長い付き合いになる、遠慮はしなくていい。仕事に差し支えない範囲で要望も聞こう」
俺:「随分と回りくどい連れてこられ方をしたが、何か意味はあるのか?」
マサ:「君たちに取り憑いているのは一種の生霊だ。そっちの兄さんの実家とホテルの部屋を浄化した水を君達に飲んでもらった。キムさんの家に泊まって飯を食っただろう?ガッチリと取り憑いてはいるが、念には念をってやつだ」
P:「ふざけるな、何でそんな真似を!」

マサ:「生霊って奴は案外視野が狭い。取り憑いたら人にせよ場所にせよ、それしか目に入らない。君等がキムさんの所にいる間にホテルと実家に結界を結んだ。他に行き場のない生霊は君たちに取り付いているしかないが、君達がここに来るまでの道程も、帰る道も判らないように、生霊にも間の道はわからない。とりあえず呪いも祟りも君達止まりで、君等が取り殺されない限りは他に害は及ばないよ。家族が助かったんだ、問題ないだろう?」

…あまりの言葉に俺たちは絶句してしまった。…問題大有りだろ!



308:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:07:10ID:WmdfX0hw0
言葉を失ってしまった俺たちにマサさんは服を脱げと言った。
もう、まな板の上の鯉の心境。
俺たちはマサさんの言葉に従った。
マサさんはバリカンと剃刀を持ってきて、俺たちの髪の毛と眉毛を剃り落とした。
そして、筆と赤黒い酢のような臭いのする液体を持ってきて、腹ばいに寝かせた俺たちの背中に何かを書き出した。
乾いた文字を見ると十字型に並べられた5文字の梵字だった。

P:「何ですか、これは?」
マサ:「耳無し坊一の話は知っているかい?」
俺:「平家の亡霊から姿を隠す為に全身に経文を書いたのでしたよね?これは俺達に取り憑いた生霊とやらから身を隠す呪文か何かですか?」
マサ:「ちょっと違うね。まあすぐに判る。この液体は皮膚に付くとちょっとやそっとでは落ちないけれど、これから行く所では護符が消えると命の保障は出来ないよ。薄くなったらすぐに書いてあげるから気を付けてね」

マサさんは俺たちの髪の毛とシェービングフォームを拭き取ったタオル、着てきた服とサンダルを火の入った焼却炉に放り込むと、腰にタオルを巻いただけの俺たちを車に乗せた。



310:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:08:09ID:WmdfX0hw0
車に乗ると俺達はアイマスクをさせられた。
暫く走ると舗装道路ではなくなったのだろう、車は酷く揺れた。
砂利道に入って5分もしないうちに車は止まった。
マサさんは俺達に少し待てと言った。

車外からはハンマーで鉄を打つような音が聞こえてきた。
実際、長さ50cm、直径5cm程の鉄の杭を地面に打ったのだという。
鉄杭を打つ事で地脈を断ち切り、外界とこの敷地を切り離しているのだと言う。
この敷地にはこの様な鉄杭が他に7本打たれているとマサさんは語った。
この敷地自体が一種の結界なのだと言う。
俺達はこの敷地から一歩たりとも足を踏み出す事を禁じられた。



311:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:09:27ID:WmdfX0hw0
敷地の中には普通の民家と大きな倉庫のような建物があった。
民家と倉庫の間に立って、マサさんが敷地の奥の方を指差した。
岩の低い崖の手前に小さな井戸のようなものがある。
実際それは深い井戸らしい。直径は60cm程でさほど大きくはない。
その上には一抱えほどもある黒くて丸い、滑らかな表面をした、直径80cmほどの天然石で蓋がしてあった。

井戸の周りには井戸を中心に直径180cmの円上に八方に先程と同じ鉄杭が打たれていると言う。
マサさんは井戸には絶対に近づくな、出来る限り井戸を見るな、井戸のことを考えるなと言った。
井戸に引かれるのだと言う。
そして、もし万が一、井戸に引かれる事があっても鉄杭の結界の中に入るなという。
Pがあれは何だと尋ねた。

マサさんはこう答えた。
「地獄の入り口だ」
と。
季節はまだかなり暑い時期だった。
山に囲まれてはいるが、それほど山奥と言う感じではない。
まだ日も高く、日差しも強い。
しかし、この敷地に入って車から降りた時から何かゾクッとする寒気のようなものを感じた。
流石に、俺にもPにも判っていた。
この土地の「寒気」の中心があの井戸であることが…



312:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:11:51ID:WmdfX0hw0
まあ、この時には聞かなくても判っていたのだが、俺はマサさんに聞いた。
「背中の護符はあの井戸の中身から俺達の身を守るものなのですね?」
マサ:「そうだ。けれども、あの井戸があるから、君らに憑いた悪霊も君達に手出しする事は出来ないのだ。君達を取り殺して、結界の中で一瞬でもあの井戸の前に晒されれば、たちまち取り込まれて、井戸の中の悪霊と一体化してしまうからね。井戸の悪霊は君達の中の悪霊を取り込もうとして引き付ける。一緒に引き込まれないように気を付けてくれ」



314:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:14:08ID:WmdfX0hw0
民家はマサさんの居宅だった。
家の中で俺たちは藍染めの作務衣のような服を渡されて着た。
マサさんは妙に薬臭いお茶を飲ませてから俺達に言った。
「その傷を何とかしなくちゃな」

傷の事を言われて始めて気がついたのだが、不思議なことに、この禍々しい土地に入ってから、あれほど痛んだ傷の痛みはそれほどでもなくなっていた。
俺はそのことをマサさんに話した。
Pも
「実は俺もだ」
といった。

マサさんは言った。
本来、霊には生霊も死霊も生きている人間の肉体を直接傷付ける力はない。
殆どが怖い「雰囲気」を作るだけ。
相当強い「念」を持った霊でも「幻影」を見せるのが精一杯なのだと言う。
「祟り」で病気になったり、事故に遭ったりするのは祟られた人間の精神に起因する。
「雰囲気」に飲み込まれた人が抱いた「恐怖心」が核になり、雪だるまのように負の想念が大きくなって、そのストレスにより精神や肉体、或いはその行動に変調を来した状態が「霊障」と呼ばれるものの大部分なのだと言う。

こういった「霊障」の御祓いは、所謂「霊能力者」や正しい儀式でなくとも、「御祓い」を受ける被験者に信じ込ませる事が出来れば誰にでも出来る催眠術の類らしい。
しかし、俺達の場合は違うのだと言う。



316:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:18:34ID:WmdfX0hw0
マサさんは俺がユキに斬られた晩の話を聞き、ホテルの部屋を確認したという。
そして、フローリングの床を確認した。
ユキが刀の切っ先をめり込ませた作った傷があり、俺が投げたライターか灰皿が当って出来たであろう部屋の入り口のドアの小さな凹みと塗装のはがれも発見したと言う。
出しっぱなしになっていたシャワーや小便の水溜りがあった話から、俺達の傷は所謂「霊体」に深手を負わされ、それが肉体に反映したものだと判断したのだと言う。あの晩の出来事も、Pの体験も夢ではなかったのだ!

そして、そのことから、俺たちの霊体を斬った生霊の背後には「神」とでも言うべき霊格の高い存在が付いているのが判るのだと言う。
でなければ、肉体に外傷として現れるような深手を生きた人間の霊体に負わせることは不可能なのだ。
こういった霊格の高い存在が背後にある場合、祟られたのが朝鮮人の場合、ごく例外的な場合を除いて通常の除霊も浄霊も不可能なのだと言う。
朝鮮人は「神」の助力を、特に日本国内では得られないのだという。
「個」や「家」ではなく、「血族」を重視する朝鮮人は祖先の「善業」も「悪業」も強くその子孫が受け継ぐのだそうだ。

朝鮮は遥かな過去から大陸の歴代王朝や日本の支配を受けてきた。
そして、同族を蹴落としながら支配者に取り入りつつ、その支配者に呪詛を仕掛け続けてきたのだ。
「恨」という朝鮮人の心性を表す言葉は、朝鮮人の宿業でもあるのだ。
自らを「神」として奉る民族や国家、王朝を呪う者に助力する「神」はいない。
そのような者への助力を頼めば逆にその神の逆鱗に触れかねない。
Pが、御祓いを頼みに行った祈祷師たちに悉く拒絶されたのはその為だったらしい。
「まあ、そのお陰で私の商売も成り立つのだけどね」とマサさんは笑った。



318:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:20:30ID:WmdfX0hw0
朝鮮人を守ってくれる神様はいないのですか?とPが聞いた。
マサさん曰く、「神」の助力を得るには長い時間をかけた「信仰」ってヤツが必要なのだそうだ。
いや、長い時間を重ねた信仰が「神」を作ると言ってもいい。
朝鮮は支配王朝が変わるたびに文化を変え、信仰まで変えてきた。
しかも、同族同士で呪詛を掛け合っても来た。
民族の「神」がいない訳じゃないけれど、その霊格は高くなりようがない。

儒教は厳密な意味で宗教ではない。
キリストは「神」だけれど、孔子は「神」ではない。
日本や中国と同じ神仏の偶像はいっぱいあるけれど「神」には「なっていない」。
だから朝鮮では、生贄を利用する蟲毒のような「呪詛」、地脈や方位を巧みに操って大地の「気」を利用する「風水」が発達したのだという。
そして、民族全体が共通して信仰する霊格或いは神格の高い「神」を持たないが故に、生きた人間が神を僭称し、時に多くの民衆の信仰を集めてしまうのが朝鮮の病弊なのだ。
朝鮮人はある意味、異常な民族なのだという。



320:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:25:01ID:WmdfX0hw0
話しは戻って、何故俺達の「致命傷」とも言える「霊体」の傷は、この禍々しい土地で癒えつつあるのか?
マサさんは
「私の推測も入るが」
と断りつつ語った。

俺たちに憑いている悪霊を「生霊」と判断したのは、マサさんに繋ぎを付けてくれた商工会の調べで、あのラブホテルのある土地の元の住人を探し当てたからだ。
あの土地に住んでいた住人はバブル期に作った借金が元で、抵当に入っていた不動産を失った。その家は江戸時代から続く旧家だったらしい。
建物を取り壊した工務店の話では祠や神社の類はなかったが、家の中に立派な神棚があったらしい。
建物は抵当割れで解体費用も出ず塩漬けされ、P家が買い取りラブホテルを立てるまで放置されていたそうだ。

そして、住人は意外な所にいた。
その家のすぐ近所の賃貸マンションに、元の持ち主の一人娘が住んでいた。
娘は両親が死亡する前に連帯保証人となっており、多額の借金を返す為に、なんとP家の経営する風俗店で働いていたのだ!
女のマンションの部屋からは問題のラブホは良く見えるらしい…

マサさんは
「あくまでも推測だが」
おそらく、その女の家では神社か祠を代々祀っていたのだろう。
刀を祀った祠だったのではないか?
それが風水害や地震・戦災などで喪われ、女の両親、
あるいはそれ以前の代の家の者の手によって神棚に移し替えられ祀られていたのだろう。
その刀ないし「神」は長い年月をかけて祀られ続ける事でその家の「守護神」となっていたのであろう。
生霊として俺達に「封じられている」娘は、俺たちが死ぬと井戸の悪霊に吸収されて確実に命を失うだろう。

そうすれば他に「祀る者」を持たない、祠や神棚といった形も失った「守護神」は時間の長短はあってもやがては消え去ることになる。
また、本件においては「守護神」と「生霊」が一体化しているようにも見える。
そうすると娘の霊と共に「井戸の悪霊」に飲み込まれる可能性もある。
それを避ける為に俺達の傷を癒した。
俺達の傷は「守護神」の力によるもの。治すのは雑作もないと…



321:傷(2)◆cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)19:29:30ID:WmdfX0hw0
マサさんの話の宗教観ないし心霊観は正直、俺にはピンと来なかった。
ここに書いた話も正確に再現できているのか心許ない。
ただ、傷が楽になってきているのは確かなので、そんなものなのか、そんな考え方もあるのだなと思った。

マサさんの話では、「内」の傷が治っても「外」の傷はそのままでは治らない。
そのまま放置すると「井戸」の影響で「外」の傷から「内」を侵されてしまう。
傷は早急に治さなければならない。
マサさんは家の表に出て一斗缶の中に火を起し、鉄の中華鍋のようなものを炙り始めた。
やがて鍋が焼け、鉄の焼ける独特なにおいがしてくると、鍋の中に白い粉末を入れた。
石臼で擦った「塩」らしい。それを一斗缶の火が消えるまで何かを唱えながら混ぜ続けた。
火が消えると黄色い粉末を一つまみ塩に振りかけた。「硫黄」だという。

鍋を缶から下ろすとペットボトルに入った水を鍋の中に注いだ。
塩の量が多くて全然溶け切っていなかった。
マサさんは俺達に服を脱げと言った。
猛烈に嫌な予感がした。
そして、予感は的中した。

マサさんは、手で掬った「塩」を俺達の傷に塗りつけ、物凄い力で擦りつけた。
湿って乾き切っていない瘡蓋とも膿みの塊ともつかないものが剥がし取られた。
酷くしみる。焼けるようだ。
傷の数も面積も大きいPは目を真っ赤にして声も出せないようだ。
マサさんは鉄鍋の中身がなくなるまで交互に擦りこみ続けた。
その晩はひりひりと痛んで眠る事も出来なかったが、あれほど治らなかった傷は3日ほどで瘡蓋が張り、更に1週間ほどで綺麗に治ってしまった。


続きはまた後で。



325:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)19:34:07ID:rhvsGBJp0
後っていつだよ、コラ



326:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)19:34:18ID:uHMIX4+VO
引っ張りすぎよあーた



332:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)19:44:28ID:0MEkkUiR0
イッキに頼むよイッキに
三回にも分けられたらいい加減お姉ちゃん怒っちゃうよ(´・ω・`)



335:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)20:02:15ID:TH5xZhgZO
うう、生殺しだわ。まとめサイトの続き読むか(´・ω・`)



338:傷(2)◇cmuuOjbHnQ2007/03/10(土)20:05:17ID:9Mu0RDi20
申し訳ない。
続きは明日にします。



339:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)20:07:15ID:za9nKrpKO
くぅおぉらあああ!!
現れたなハゲ坊主なんで明日なんじゃボケえええぇぇえええ!!!!



340:本当にあった怖い名無し2007/03/10(土)20:08:50ID:gseqMOo5O
ちょwおまwww
そこまで書いておいてそれはないだろw
まぁ色々事情あるかもしれんから仕方ないが。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?160
http://hobby9.5ch.net/test/read.cgi/occult/1173196483/306-340













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