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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.11 (Tue) Category : 

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ここに決めました

2021.08.14 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

548:本当にあった怖い名無し:2021/06/15(火)13:54:45.61ID:rOQ3rtXP0.net
これは不動産屋に勤めていた頃の話なのだけれど。

オープンハウスって皆は知っているだろうか。
新築やら中古やら一戸建てとかマンションの一室を土日に開放して、物件を誰でも見ることが出来る状態にして、買主さんを探すイベントなんだよね。

前にいた会社は、毎週土曜日と日曜日に必ずオープンハウスを実施してたんだ。
で、来場者には必ずアンケート書いてもらうのね。
形式上はQUOカードをプレゼントしたいからってことで、本当の目的は顧客名簿を手に入れるためなんだけどさ。

いつだったか、後輩と同期とでだいぶ溜まっていたアンケートをまとめないといけなくなって、作業を始めたんだよ。
そしたら後輩の女の子がさ
「あれ、またこの女の人来てますね」
って、ある人のアンケートを取り出してきたわけ。
情報自体は普通の女性の方。

50代くらいだったかな、連絡先と備考以外は全部きちんと物件についての感想や選択肢を埋めてくれている人だったよ。
もっとも、連絡先控えてないと名簿としては意味が半減しちゃうから、店長には怒られちゃうんだけどね。

でもね、物件ごとに集計続けていくうちに、おかしなことに気が付いたんだよね。
毎回必ずと言っていいほど、この女の人が物件に来てる。
でもさ、3人ともこの女性がどんな人だったのか覚えてない。
それどころか、誰も接客してないはずの物件にすら、この人のアンケートが必ず入ってる。
正直、不気味だったもんだから、その女の人のアンケートだけ捨てちゃったんだよね。

次の週だったかな、オープンハウス終わって事務所戻ってきたらさ、事務所の机で後輩が大泣きしてるの。
なんかあったんか、って聞いたら1枚のアンケートをこっちに渡してきてね。この時点で嫌な予感しかしなかった。

まあ、予想通りその例の女の人のアンケートだったんだけど、いつもと違う点が一つだけあった。
アンケートって、大体最後に備考欄あるよね。自由に意見書き込めるスペースみたいなやつ。あそこにさ
「ありがとうございます、ここに決めました」
って。

結局、そこから2ヶ月くらいしてから、その物件別のオーナーさんに無事に売却できたんだけどね。
オーナーさんに言うべきだったのかな、「先客」がいますって。




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?362
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1617288162/548





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半同棲中の頃の話

2021.08.13 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

91:本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月)00:36:54ID:Dy/2PPrI0
もう二十年は経っていますが、あまりに嫌な思いをしたのでここでお話します

当時、お付き合いをしていた男性と半同棲をしていたのですが初めてその部屋に入った時から嫌な重みがあったのです。
ですが、私もまだ10代だったのでスキという気持ちのほうが多かったのでしょう
無視していつまでも居座っていたのです。

何度か寝ているときに変な音がしたり私達以外の気配はしてました。
でも、決定的な「何か」が居ると私だけが知ったのです。

注意(相手はスタンドで働いてその部屋は仕事場の目の前のマンションの1DKでした)



92:本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月)00:46:10ID:Dy/2PPrI0
その日も同じ様な時間を彼と過ごして私達は眠りについたのでしたが私はどうしても眠ることが出来なかったのです
だって、私達以外の誰かが居る気配がするんです
そして私に自分の存在を知らせようとしているんです。

まずは、お風呂でたまたま残していた湯船に手を入れてその後「ポタポタ」と音をワザとたてて落とすのです。
でも、私は気付かない振りをして寝ていました。

次はガラス張りのキッチンとの格子戸をガタガタっと人が体当たりした位の大きな音をたてたのです。
さすがに彼も起きると思ったのですが、死んだように寝ていました
私は
「だんだん近付いている」
と怖くなったのです・・・



93:本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月)00:52:56ID:Dy/2PPrI0
「もう嫌っ」
と思って布団を被っていました。
(何故かその日だけはベットには寝なかった)
すると、私達の周りを爪で掻き毟る音がしたのです。
短い毛足のカーペットを這いずりまわる感じです。

「ガリガリッ。ズルズルッ」
それを私達の布団の周りを何週もするのです。
何時間が経ったのかも解りません
当然眠れなかったし、布団を被っていましたが明け方の日が出て来たことに気付いたのです



94:本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月)01:08:22ID:Dy/2PPrI0
すると、ベランダに向かってカーペットがきしむ音をさせながら出て行ったのです
私も緊張感が無くなったのか、その後の事はわからないくらい寝てしまったのです

起きたら彼は仕事に出ていました(後に聞いたのですが起こしても私はビクともしないくらい寝ていたらしい)
疲れきっていましたが、私は何気なくすぐ下の(私達の部屋は2Fでした)お店に行ったら本当に偶然に慕っていた先輩が働いていたのです。

「こんな処にまで買い物に来るんだ」
なんて他愛もない話をしていましたがふと
「ネエネエ、知ってる?このお店のすぐ上の部屋って何ヶ月か前に水商売をしていた中年女性が亡くなったのよ」
と言ったのです。
これで察しがつきました。

彼女の死因は解らないままですが、玄関に向かって出て行こうとした形で亡くなっていたそうです。
這いずり回った音も何も全部その人の死に際の事だったのですね。
最近ですが、たまたまその前を通りましたが未だにマンションはありました
そして、今何かと傍に嫌な音を立てています。
しかも、下の方で。。。。
長文失礼致しました。

そして、これはかなり省いて話しましたがフィクションや過剰な話は一切していません。



95:本当にあった怖い名無し:2007/08/13(月)07:21:29ID:uB6Z+vim0
20年前かあ・・・

えーと、あの、ステキな40代になってくださいね。





引用元:実話恐怖体験談 八談目
https://hobby10.5ch.net/test/read.cgi/occult/1186421057/91-95






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96歳で大往生したうちの祖母から聞いた話です

2021.07.30 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

674:本当にあった怖い名無し:2021/06/21(月)20:28:42.00ID:QoJ4rAUk0.net
十数年前に、96歳で大往生したうちの祖母から聞いた話です。
明治の終わりから大正の始めにかけて頃のことですね。

祖母は麹屋で生まれ、そこは酒造もしていて、子どもの頃は、かなり裕福な暮らしをしたそうです。
使用人がたくさんおり、今となっては誰が誰やら記憶があいまいだとも話してました。

祖母が数え8歳のとき、4つほど年上の少女が子守に雇われてきていました。
その子は祖母には優しかったものの、赤ん坊のあつかいがぞんざいで、他の女の使用人によくしかられて泣いていたそうです。
また、胸が痛いと訴えてしゃがみ込んでいるのを何度も見たことがありました。

ある秋の晴れた日だったそうです。
祖母が庭に出たところ、子守の子が赤ん坊を負ぶったまま、うつ伏せに地面に手をついていて、赤ん坊が背中でわんわん大泣きしていました。

「だいじょうぶか」
と祖母が近寄って声をかけると、なぜか顔を向こうに向けたまま、
「この赤ん坊、泣いて泣いてしょうがないから食っていいか」
と言ったんだそうです。祖母は最初、何を言ってるかわかりませんでした。

「食っていいか、赤ん坊」
その子がもう一度ささやいたので、祖母の弟を食う、という意味だと察したんです。

「だめ、そんなのだめ」
祖母が慌ててとめると、子守の子は
「そうかやはり跡継ぎは惜しいか。じゃあこれを食おう」
そう言って祖母のほうを向きました。顔が盛り上がったように浮いて、赤い筋がいくつもついていたそうです。
獣臭いにおいがしました。

子守の子は祖母の見ている前で、自分の顔の皮を下からべりべりと引き剥がし、丸めてぱくっと一口で食べたんだそうです。

祖母は
「きゃっ」
と叫んでその場に倒れ、そのとき
「くけー」
という甲高い鳴き声が聞こえたように思ったということです。



675:本当にあった怖い名無し:2021/06/21(月)20:29:55.62ID:QoJ4rAUk0.net
気がつくと屋敷の仏間に寝かされていて、まわりに人がたくさん集まっていました。
母親の顔があったので
「弟は」
と聞くと、別室から抱いてきて見せてくれました。

なんでも、祖母が倒れていた近くの草むらで、ねんねこにくるまれたまま眠っていたんということでした。
子守の子は納屋の藁にうつ伏せに倒れているのが見つかり、抱き起こすと、まあるい形に顔の皮が剥がされていたんだそうです。

ただ、その他に体に傷ついたところはなく、医者の見立ては、心臓の病で亡くなったものということになりました。
このことは祖母には知らされず、ずいぶん後になってわかったと言っていました。
こんなのが狐です。

この出来事があった冬です。その地で大々的に狐狩りが行われたんです。
滅多にないことだと祖母は話してました。
狐は神様のお使いだから大事にされていて、ふだんは猟師もまず狩ることはしなかったと。

ところが先の話の子守の子の父親が猟師で、病死であったとしても、娘の顔の皮を剥いて食った狐に悪感情を持つのは当然だったと思います。
あちこちから鉄砲撃ち仲間を集めて、集落の裏山に入りました。



676:本当にあった怖い名無し:2021/06/21(月)20:30:59.73ID:QoJ4rAUk0.net
この地方では犬を連れた狩りはあまり行われず、集団でやる流儀でした。
だから、山が雪に覆われて獲物の姿がよく見える冬を待っていたんです。
それは凄惨なものであったと祖母は話しました。
もちろん祖母が狩りについていったのではなく、話を聞いただけでしょうが、

雄雌関係なく、仔を孕んでいても容赦なく撃ち殺したそうです。
巣穴を見つけたら、生まれたばかりの子ギツネでも引きずり出し、後足をつかんで立木に頭を打ちつけてみな、殺しました。

そして祖母の屋敷の納屋の前にうずたかく死骸が積み上げられたんです。
これは麹屋の当主も承知のことでしたから。
祖母もその様子は見てて、血の臭いと獣臭さでむんむんしたと言っていました。

子守の父親は、その中から毛並みのよいのを何匹か選んで防寒の毛皮用とし、猟師仲間にも配ると、あとは野っ原に運んで大きな穴を掘って放り込み、火をつけて燃やしてしまったんだそうです。
父親の猟師は、しばらく誇らしげに狐の毛の装束を着ていましたが、次第に山に出ることが少なくなり、家に引きこもってしまいました。

そのうち狐の毛の装束を手に持ってその地の旦那寺を訪れ、こう言ったんだそうです。
「この毛皮、はじめのうちはあったかくてよかったが、だんだんに声が聞こえるようになった」
「どんな声ですか」
と住職が聞くと、
「死んだ娘の声でよ。オラ死んで狐に生まれ変わってたのに、すぐまたお父に殺されたって」



677:本当にあった怖い名無し:2021/06/21(月)20:32:00.94ID:QoJ4rAUk0.net
あまりの話に、住職は毛皮を預かって勤行のたびに本堂で経を読みかけておりましたが、ある朝板戸を開けたとたん、一匹の狐が飛び込んできて、毛皮を口に咥えて植え込みの中へ消えたんだそうです。
その日の午前のうちに、死んだ女の子の弟が、父親の猟師が囲炉裏に倒れ込んで死んでいるのを見つけました。
寺に預けた毛皮を身にまとい、銃で自分の口を撃ち抜いていたということでした。

・・・猟師の死の顛末は、祖母が大人になってから聞いた話とのことです。
その地方では、経済成長期に狐はかなり減少しましたが、今は過疎化が進んで、また増えてきているようです。




引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?362
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1617288162/674-677





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