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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.03 (Mon) Category : 

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地下の会議室

2017.05.07 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

711:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/28(金)06:22:10.26ID:JFzMlsDr0.net
とある、半民間半役所的な場所でアルバイトをしていた頃の話。
当時俺は福祉系の大学に通い、卒業後の就職のためのコネ作りにそこでバイトをしていた。

同じような立ち位置でバイト歴が一番長いAちゃん、同じく福祉系専門学校に通うB君結婚を控えて前職をやめ、期間限定でのバイトをしているCさんの四人で隣り合った二つの課の仕事を手伝っていた。

そこは食堂が無く、お昼は原則として二階の会議室で食べることになっていたんだがある日、午前中の会議が長引いて二階会議室が使えなかったので、地下の会議室で食べることになった。
地下に会議室があるのは知っていたが、滅多に使われることはなく俺たちもその日初めて足を踏み入れた。

地下への階段を降りるときから、Cさんはちょっと様子がおかしかった。
Cさんはいつもニコニコしているタイプで、怒ったり機嫌を損ねている場面を一度も見たことが無いので珍しいな、と思い、具合が悪いのか、と思っていた。

食堂について食べ始めようとすると、突然Cさんが立ち上がり
「ここちょっと空気悪くない?今日は外で食べない?」
と言い出した。
運悪くその日は雨だったこともあり、誰も賛同者がおらず、Cさんは一人で階段をあがっていった。

三人で飯を食っていたら、今度はAちゃんが
「なんか、ここ気持ち悪い」
と言い出した。
B君は
「地下だから確かに圧迫感あるね」
と言い俺も
「天井低いからなあ」
とフォローした。

実は、俺も実はちょっと気持ち悪くなっていたし、後からわかったけどB君もおかしな雰囲気を感じ取っていたらしい。



712:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/28(金)06:23:25.47ID:JFzMlsDr0.net
何となく三人とも無言で、上に早くあがりたいという気持ちもあって急いで飯を食っていたら突然、Aさんの後ろ壁から「ドン!」と向こうから蹴られたか殴られたかのような音がした。
三人とも
「え?」
と顔を見合わせた。

さらに「ドン!ドン!」と蹴り飛ばすような、もしくは、何かで殴るような音が続いた。
「ここ、地下だろ!!」
と怒鳴りつけて、B君が荷物を抱えて逃げたのを合図に俺とAさんも急いで上に逃げた。

社員さんに確認したところ、二階の会議室があいたからもういいよ、といわれて二階の会議室で改めて飯を再開したが俺たち三人は食欲が湧かなかった。
B君がふと思いついて
「Aさんの後ろっのあの壁って、こっちの方向だよな」
と指をさした。
廊下にでてその方向にある窓を開けると、隣接しているのは裏の寺の墓だった。

Aさんが
「ここ、隣の寺の土地を譲ってもらってたてたって聞いたけど……もしかしてお墓だったんじゃないの」
と言った時は背筋が凍った。
B君が冗談っぽく
「死体が壁でも蹴ってたりして」
と言ったが正直笑えなかった。

ちなみにCさんは霊でも見えたのかと思ったら
「何となく怖くて逃げただけ」
と言っていた。

その後、話が通じやすい若い社員さんに確認したところ寺の土地を譲ってもらったのは事実だが、この建物がたっていたところはお墓ではなくお墓と隣接した修行場のようなところらしい。
後から冷静に考えると、墓といっても既に骨になっているわけだから、ゾンビみたいに動けるわけもなく。
死体が壁を蹴るなんてことはありえない。

そもそも地下なんだから、色んな設備(ガス・水道とか)の管なんかも通っていて、そういうのの音だった可能性の方が高い。
実際に音の正体を確認したわけではないので正解はわからないけどな。


 

引用元:ほんのりと怖い話スレ 123
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486344160/711-712




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試験に助けられた母の話。

2017.05.07 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

534:本当にあった怖い名無し[sage]2017/05/02(火)15:16:49.30ID:/bacVAp48
私の母が体験した話を一つ。
前提として、母は霊感がほんのちょっとだけある。
祓ったり霊とコンタクトをとったりとかはできないけど、母に意識を向けてる霊がいたら気配で分かる、そんな感じ。

もともと母は気配に対して鋭敏で娘の私自身驚くほどのレベル。
そんな母の体験談はいくつかあるけど、そのうちのひとつを話す。
ただ、この話は私が自身の友人たちに話したことがあるから、もし彼らの中にこれを見た人がいたら私が誰かわかるかもしれない。

母が女子大生だったころの話なんで、これは大体30年近く前の話。
母は当時、H県のM大学という大学の女子寮に住んでいた。
(今まだその寮があるかはわからない)
当時の部屋は4人1部屋で、同じ部屋に各学年が住んでいて、1~2年生が同じ部屋の上級生のお世話もするといったものだったらしい。
そんな母が大学2年生になって、夏の前期試験が差し迫った頃の話。

あるとき、寮の階段で5~7歳くらいの女の子と男の子が走っているのをちらっと見かけた。
母は寮母さんの子供かな、と気にかけなかった。

前期試験の勉強のために、母は夜遅くまで寮の部屋で起きていた。
同じ部屋の人たちは研究室だったり、ほかの場所で勉強してたりで部屋には母しかいなかった。
ふと気づくと部屋に子供たちがいた。

子供たちは
「お姉ちゃん、遊んで」
と母にせがんだ。
母は寮母さんの子供たちかな、と思ったが生憎日頃の不勉強のためそんな余裕はなかった。
仕方ないので余った紙とペンを渡したところ、2人は母の机の空いたスペースでお絵描きをはじめた。

そして気づくと、ペンは残して紙と子供たちは消えていた。
寮母さんの子供さんだと思っていた母は何ら疑問を抱かず、寮母さんの元に帰っていったんだな、くらいにしか思わなかったらしい。



535:本当にあった怖い名無し[sage]2017/05/02(火)15:18:15.32ID:/bacVAp48
子供たちはその後何度かやってきて、そのたびにお絵描きをしていった。
だが子供たちは母以外の人が部屋で起きているときには来ず、母以外が寝たり不在だったりの時にのみ来た。

そしてさらに数日後。
本格的に試験勉強がやばくなってきたころ。
子供たちが再びやってきた。
いつも通りペンと紙を渡し、子供たちはお絵描きをはじめた。
母曰く、子供たちは仲の良い姉弟だったという。

子供たちをほっといて母は勉強をしていたが、さすがに普段行儀のいい子供たちもお絵描きに飽きたらしく、
「お姉ちゃん、遊びに行こうよ」
と母に言った。

母の机のサイド側、本来白い壁があるはずのところに壁はなく、ぽっかりとした黒い空間が開いていた。
女の子はそこを指差しして母に言ったという。
母はそこに空間があることには不思議と疑問を抱かなかったが、試験勉強で尻に火がついていたため、
「ごめんね、勉強しなきゃいけないから行けない。行きたいなら2人で遊んでおいで」
と素で返した。
そして気づくと二人はいなくなり、その後二度と母の前に現れることはなかった。

母は
「試験勉強に助けられたわ」
と笑って私に話した。
私は幾つか疑問を投げた。



536:本当にあった怖い名無し[sage]2017/05/02(火)15:18:57.61ID:/bacVAp48
私「子供たちは霊か?」
母「おそらく。ただし悪意は感じられなかったし、おそらく本当に単に遊んでほしかったのだろう」
私「黒い空間には疑問を抱かなかったのか?」
母「不思議と何も。例えば机が存在する、それくらいの認識で空間を認識していた。後から思い出して怖くなった」
私「黒い空間は何か?」
母「これは推測だけど、あっち側。たぶん行ったら戻ってこれなかった」
私「子供たちのことは友人や寮母に言わなかったのか?」
母「友人にはチラッと。寮母さんって子供いたっけ?どうだっけ?くらいの会話しか。後々寮母さんに訊いたら、寮母さんそもそも子供いなかった」
私「子供たちの質感は?違和感は?」
母「違和感はなかった」
私「寮の勉強机(1人に1つ与えられていた)は狭いはず、勉強で教科書等を広げていたなら尚更。お絵描きスペースはないはず」
母「その通り。おかしなことに子供たちがいる間はまるで机や空間が拡張していたかのようにスペースがあった。ただ違和感を感じたことはなかった」


そんな怖くはないけど、試験に助けられた母の話。
ちなみに母のほんの少しだけの霊感は私も身近で何度か見た。
母は事故で誰かが亡くなった数時間内に近い場所を通ると肩が重くなり、そこから離れると軽くなるらしい。

習い事のお迎えに来てもらった帰り道にに何度か
「肩が重い。誰か死んだな」
と言うことがある。
決まって翌日、近くで事故死があったという記事が地方紙に小さく載る。
車にはねられたおばあさんだったり、トレーラーの巻き込み事故で犠牲になった女の子だったり。

あと、普通部屋に突然子供が現れたら普通の人はびっくりするだろうけど、母は気配に敏感だから背中を向けてても「誰かいる」ってことを察知できる。
だからびっくりしない。
私が幼い頃、よく母を驚かそうと足音を立てずに近づいても、意識を母に向けてる限りドア一枚隔てていても
「●●(私)、なんでこそこそしてるの」
と見破られてしまう。

母には心霊スポットには絶対行くな、近づいて嫌な感じがした場所も近づくなと言われて育ったし、それを破る気は成人した今もない。


 

引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?345
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1491436704/534-536




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痛風ダンプ

2017.05.06 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

702:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/27(木)19:53:21.46ID:T5z7BhB30.net
前職が建設機械レンタル業だったんだけど、その時の話。

とある建設会社に機械を貸し出す為に同僚と二人してユニックで行ったんだ。
その会社は郊外の田園地帯に建ってて、社屋の裏側が資材置場になってる。
結構広い敷地に資材や機械や車両が置いてあるわけだけども、一台だけ隅っこにポツンと2tダンプが止まってた。
前もって先方から、空いてる所に適当に下ろしてくれとのリクエストを受けていたので、そのダンプの近くが良かろうとユニックを寄せ、車から降りた。

機械を下ろす前に周辺の状況を確認していると、奇妙なことに気づいた。
そのダンプなんだけど、至るところから錆を噴いてて、ここ数年使われた形跡がない。
ところが、荷台の中が異様にキレイなんだ。
キレイと言っても茶色く錆び付いてるのに違いは無い。
奇妙なのは、錆以外に傷も凹みも塗装の剥げも無いって所。

普通、土建屋が使うダンプってのは、新車であっても一週間も使えば荷台は傷や凹みだらけになるんだよ。
でも目の前のダンプにはそれがない。

要するに、そいつは年季は入ってても実際はろくに稼働してない、ってことなんだ。
同僚もそれに気付き、もっと近づいて中を見よう、となった。
その時だった。
「おーい!アンタら、ちょっと待て!」
ユニックの向こう側から声が聴こえた。



703:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/27(木)20:10:52.84ID:T5z7BhB30.net
声のする方を見ると、そこの会社のオッサンが息を弾ませ、こちらに向かって小走りで向かって来るのが見えた。
「どうかしましたか?」
と尋ねようとするより前に、オッサンは両腕を横に払うような動作と共にこう言った。
「ソイツに触んな!ツウフウが出るぞ!」
「はあ?」
としか答えようが無かった。

ツウフウ?なんだそれ。と一瞬考え、ああ、もしかして痛風のことか、と考えるに至った。
視線を戻し、同僚を見ると、両手で荷台の縁を掴み、片足をステップに掛けているところだった。
「あ、バカ。離れろ!」
背後からオッサンの声が聴こえた。
「え?なんですか?痛風って。どういうことですか?」
と尋ねる。
「あ、すいません。なんか不味かったですか?」
ダンプから離れた同僚が悪びれる様子もなく言う。

オッサンはしばらく息を整えていたが、同僚を睨むように見て、
「ソイツに触るとな、痛風になんだよ。痛風。解るか?痛風」
要領を得ない顔で、はあすいません、と返す同僚。
長いため息の後、困惑した顔でオッサンは説明を始めた。



704:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/27(木)20:47:15.49ID:T5z7BhB30.net
オッサンの説明によると、そのまんま、そのダンプに触ると痛風になる、という話だった。
購入してすぐに解ったことだという。
新車同然のダンプを格安で譲ってくれる、という同業者のヤードまで引き取りに行った者が最初の犠牲者だったらしい。
自社の駐車場にダンプを停め、社内に入って休憩室で一服している時に痛風の発作に襲われた、と。

その時はダンプが関与しているということは分からなかったが、その後、ダンプに乗る者、触る者がことごとく痛風になったと言う。
一週間も経たない短期間に痛風患者が続出すると、買ったばかりのダンプが疑われるようになる。

説明するオッサンも例外では無かったらしい。
さすがにこのダンプは使えない、と判断し、一旦裏側の資材置場に置いておこう、という話になり、オッサンに白羽の矢が立った。
その一件以前に既に痛風持ちだったから、というのが理由だという。
釈然としないままにダンプに乗り、移動を終え、降りようとドアを開け、脚を動かした瞬間だった。
凄まじい激痛が左足首に走った、と。

文字通り転がる様にして車外に出たオッサンは、這いつくばって社屋に向かった。
常備してある痛み止めを飲み、履いていた長靴を脱ごうとするが、くるぶしの辺りがパンパンに腫れ上がって一寸足りとも動かない。
無理に脱ごうと動かせば、地獄の痛みが襲ってくる。
仕方なくオッサンはハサミで長靴を切り裂いて脱いだそうな。
その時以来、ダンプはそこにあるという。
誰も触らず、動かさず。



705:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/27(木)20:48:51.18ID:T5z7BhB30.net
「いやあ、マジですか?参ったな」
同僚は半信半疑というより、冗談半分でしか聞いていなかったが、オッサンは本気で心配していた。
どういう痛みか、どう対処すべきか、オッサンは滔々と説明していたが、同僚はその最中にもこちらに意味深な目配せをしてくる。
実際、自分も本気にはしていなかった。

「分かりました。気を付けます」
という言葉でその一件は終わり。
機械を下ろし、伝票を切って、仕事は完了した。

単なる偶然だろう、とか、からかわれたんだろう、とか、そういった緩い考えは一日ももたなかった。
その他にも貸し出しや回収を何件か行い、帰社して書類を整理し、一服してから帰宅しようか、とした時だった。
「足が折れた!」
同僚の叫び声が聞こえたのは。

実際、足は折れてはいなかった。
折れたと感じるほどの痛み。つまるところ痛風の発作というやつだ。
大酒飲みの、糖尿一歩手前のデブ。それが同僚。
だから考えてみれば、いつ痛風が来たっておかしくはない。

ダンプに触ったことに起因するのかはわからんのだけど、世の中にはそうしたこともあるんだなあ、と。



706:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/04/27(木)21:13:18.65ID:EtPNYTRD0.net
>>705
それこそナイトスクープとかプラズマおっさとかに検証してほしいな
オカルトが実在する証明がなされる



709:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/04/28(金)00:47:31.79ID:fyYCdwiQO.net
痛風ダンプ、こえーな
運転しなくても痛風になるのかよ
つーか痛風ってなったことないけど、骨折と勘違いするほどの痛みか
絶対なりたくねえ…


 

引用元:ほんのりと怖い話スレ 123
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1486344160/702-709




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