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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.01 (Sat) Category : 

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押し入れからの異音

2017.06.20 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

790:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/16(金)22:46:40.19ID:1/i3fRM+0.net
一人暮らしをしていたとき、奇怪な音が頻発する部屋に当たったことがある。
例えば、リビングでくつろいでるときに玄関を開ける「ガチャッ」って音がしたり、いきなり台所から「ジャー」って水が流れる音がしたり。
アパートの一階住まいだったので、生活音系なら隣の住人かな?で済ましていたんだけど、それでは納得できない音が一つだけあった。

それは、真夜中に押し入れからする「コン・コン・コン・コン」という音。
金槌で何かを打ち付けるような音で、上の階の方からする。
始めの頃は
「上の階の住人うるせーな、真夜中に何やってんだよ……」
と思っていたが、それ以外はすごく住みやすい環境だったので、近隣住民と波風を立てたくない一心で黙っていた。

夏のある日、休みだったので夕方にネットしてのんびり過ごしていたんだが、突然玄関の方からフッと冷気が来た。
パソコンに向き合ってる体勢だと、向かって左に玄関と隣接してる簡易キッチンがあり、顔を左に向ければすぐ確認できるので、気になってチラッと視線を送った。
そのときは特に変わったところはなかった。
しばらくして、今度は申し訳程度に玄関のドアが「コンコン」と鳴った。

ビクッとして玄関を確認したが、それっきり無音。
訪問者だったら名乗るだろうし、気にしないでおこうとパソコン画面に向き直ろうとした瞬間、キッチンの床に置いてあるスーパーの袋が「ガサガサッ!」と鳴った。
そのとき、袋の中で何かが動くのが見え、また冷気がフワッときた。

一瞬冷や汗をかいて固まったが、もしかしたら冷蔵庫がよく閉まってなくて、ゴキブリなんかがゴミ袋を漁っているのではないかと思い、立ち上がってキッチンを確認しにいった。



791:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/16(金)22:48:25.40ID:1/i3fRM+0.net
ゴミ箱代わりにおいてある袋なので、口を縛っていない状態でバサッと床に置いていたのだが、二歩半くらい近付いたところで、中身と目が合った。
髪の長い女の頭。
髪の長い女の頭が、ゴミと一緒に「ゴロン」と袋に入っていた。
俺が近付いてくるのを待ち構えていたかのように、こっちを凝視していた。
赤い夕日の差し込む薄暗い部屋で、ゴミ袋に入った生首の女と見つめ合う。

呆然としていると、突然「ピロリロリ!」という着信音が響き渡った。
固まっていた身体がビクッと飛び上がって、夢中で携帯をとった。
近くに住んでる友人からだった。
俺は友人の声を聞いているうちに凄まじい恐怖が襲ってきて、半泣きになりながら今あったことを説明し、家に来て欲しいとお願いした。
友人は半信半疑で笑っていたが、面白そうだと思ったのか嫌がらずに家に来てくれた。

一緒に部屋を確認したが、何度確認してもゴミ袋に女の顔と見間違えるような広告やゴミは入ってなかったし、冷蔵庫も開いてなかった。
しかし、この件で
「このアパート実は事故物件なんじゃないか?」
という疑惑が強くなったので、しばらく友人のところから仕事に通わせてもらうことにした。

友人と二人で手分けして荷造りをしていたんだが、その最中アパートの管理会社からTELが入った。
どうやら、上の階の住人から、金槌の音がうるさいと苦情がきてるらしい。
え?と思い、
「すいません、その音の件は知ってますけど、俺は今使ってないですよ?むしろ毎晩深夜に上から聞こえるので、こちらから苦情を入れようと思ってたくらいです」
と説明すると、
「ちょっとお待ち下さい」
と言った後、折り返し電話するので家にいて欲しいと言われた。

友人と顔を見合わせつつ、なんだ?と思っているとまた電話が来て、確認のために、上の階の人の許可も得て押し入れを点検してもいいですか?と言われた。
どうやら二階に住んでいる女性がだいぶご立腹らしい。



792:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/16(金)22:49:36.40ID:1/i3fRM+0.net
しばらくして管理会社の人が到着し、俺の上の階に住んでいる女性と四人で女性の部屋の押し入れ、俺の部屋の押し入れを確認したが、双方どこにも異常は見つからず、音の原因は分からずじまいだった。
一応最後に、俺の部屋から押し入れの天井の板を剥がしてみて、内部の基礎などに異常がないか調べてみようということになり、管理会社の人が押し入れの板を外し始めた。

アパートは木造なので、構造上女性の部屋の押し入れ床と俺の部屋の押し入れ天井は30cmくらい空間が空いている。
管理人さん曰く、そこに張り巡らされた基礎部分の木をネズミがかじっている音ではないか、とのこと。
俺は直感的に(あれはネズミがかじって鳴るような音じゃない)と思った。
女性も同じらしく、釈然としない表情をしていた。

ようやく板が外れて、管理会社の人がライトで中を照らしてみたとたん、
「うわっ!」
と悲鳴を上げた。
そこには、見える範囲一面に「お守り」が打ち付けられていた。
基礎の柱に、何重にも折り重なってびっしりと。
それらがライトで照らされた瞬間、あまりのおぞましさに全身に鳥肌が立った。
女性も悲鳴をあげる。
友人も顔色が悪くなり
「なんじゃこりゃ……」
と絶句していた。
管理会社の人も顔が引きつっていて、その場に異様な空気が漂った。

その日はとりあえず解散になり、管理会社からは後日また連絡しますとだけ言われて終わった。
女性は怯えきっていて、管理会社から連絡があるまでホテルに泊まることにしたそう。
俺も当初の予定どおり、必要な荷物だけもって友人宅に非難し、しばらくはそこから職場に通った。



793:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/16(金)22:50:46.52ID:1/i3fRM+0.net
後日、管理会社から連絡があり、業者を呼んで打ち付けられていたブツは全て撤去したとのこと。
管理会社の人には申し訳ないが、当然引っ越しさせてもらった。
あんなおぞましいものを見た後にあそこに住み続ける勇気は絶対にない。
管理会社の人によると、あそこに釘を打ち付けるには、あのときしたように板を外す必要があるらしい。

しかし妙なことに、俺の部屋にも女性の部屋にも、板を剥がして再度張り付けた形跡がないとのこと。
「事故物件とかじゃないんですか?」
と聞いたが、
「いや、誰か亡くなったとかそういうことはないです。だから今回このような結果になるなんて思ってもいなくて驚いています。」
と言っていた。

それ以外の情報は全く分からないし、知りたくもなかったので詮索せずにさっさと引っ越したが、多分管理会社の人の言うことは本当なんだと思う。
過去にあの部屋に住んでいた住人が、あそこにアレを打ち付けて出て行ったのだろう。
きっとその人は黒髪の長い女性で、今は生きていないに違いない。
事故物件以外にもヤバい部屋はあるので、アパートを借りる時は気を付けた方がいい。
ちなみに、管理会社の人曰く、打ち付けられていたお守りは全て「縁結び」のお守りだったらしい。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?346
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495182779/790-793




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呪いの手紙

2017.06.20 (Tue) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

425 名前:⑦⑦⑦ 2017/06/18 (Sun) 20:35:37
中学生の頃、学校で「呪いの手紙」が流行った。

体育の授業から教室に戻り、机から教科書を取り出そうとすると、ちょっと厚みのある茶封筒に手が触れた。

封筒には「一人で見てね」とマジックで書かれていたので、何かラブレターみたいなものを想像して、僕はこっそり家に持ち帰った。

夕飯を終えて、一人部屋で開封すると、中身はとんでもないものだった。

「この写真の生徒はクラスでいじめに遭い、首を吊って自殺しました。」
遺書には自分をいじめた生徒たちと、見てみぬ振りをした担任、そして、死んだら悪霊になって、この連中を呪い殺すと書かれてありました。

「この手紙を見た人は、一本のお線香を供えてください。
そして線香が灰になるまで、○○君ごめんなさい、どうか安らかに成仏してください、と心の中で唱えてください。
それが済んだら、もう一枚の紙に自分の名前を記し、まだ供養していない生徒に、誰にも気づかれないようそっと渡してください。
親や先生に告げ口しても結構ですが、○○君の呪いが治まったかどうかは分かりません。
あなたに不幸が起こるかもしれません。」

色あせた便箋にそう書いてあり、もう一枚のメモ用紙には、クラスの半分くらいの名前が書いてあった。

最後に書いてあった名前はほとんど口をきいたこともない女子のものだったが、どうやら男から女へ順番があるようだった。

これだけなら無視できたかもしれない。
ただ、一緒に同封されていた写真を見て、全身に鳥肌がたった。



426 名前:777 2017/06/18 (Sun) 20:38:52
古いポラロイド写真には、土気色をして、鼻の穴に白いワタを詰めた少年の顔が映っていた。

なぜか瞼が開かれ、薄く混濁した瞳が何かを見ていた。この少年は既に死んでいる。
でも何だろう、何かを見ている感じがする。

思わず見入ってしまい、これは供養するしかないと感じた。
すぐに、客間の仏壇から線香を取ってきて、家族に見られないよう僕はこの少年を弔った。

それから数日後、女子の机に手紙をそっとしのばせた。

やっと肩の荷が下りて一安心した僕は、クラスの友人に手紙のことを話した。
メモ用紙に本人の名前があったから、多分話しても祟りはないだろうと思った。

「あの写真見たら、やっぱり供養しないわけにいかないよなあ」

僕が友人にそう話すと

「写真?そんなものあったっけ?」

と返された。一月後、他のクラスへ手紙が渡った頃、生徒の間で話題になった。
半分以上の人間が、写真は同封されていなかったといい、何人かが確かに見たと言った。

そして、さらに不思議なのは、写真を見た二人の女子が写真には女子生徒が写っていた、と言ったことだった。
結局、○○君の話が本当かどうかも分からなかった。
それでも、誰も確認しようとは言い出さなかった。

なぜだか、確認するとき、その写真に自分の顔が写っているような気がしたからだ。

(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)




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森に捨てられた金庫

2017.06.19 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

757:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/15(木)23:50:28.87ID:wfr+rJhd0.net
4月に体験した事です。
実話なのであまり怖くないかもしれませんが、個人的には怖かったので書き込ませていただきます。

やや田舎の方に住んでいるのですが免許も無いので、最寄りのコンビニに行くのは常に徒歩。
コンビニに行くためには30mくらいの森のトンネルみたいな所を抜けなくてはなりません。
実際のトンネルではなく、木々が生い茂って出来たトンネルのようなものです。

週に3日ほど通る道なので見慣れたものでしたが、ある日トンネルの中間あたりの原っぱに金庫が転がっていました。
金庫は鍵がかかっているのか開いていませんでした。
その日は普通に通り過ぎましたが、2週間ほどたってもまだそこに置き去りにされていました。

家族にその事を話すと金庫なんて本当にあるのかと言われたので、証拠に写真を撮ってくると言い、翌日写真を撮りました。
駅とコンビニは逆方向の道で家族は通らない道なので金庫の存在を知らなかったのでしょう。



758:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[sage]2017/06/15(木)23:52:01.21ID:wfr+rJhd0.net
撮った写真を家族に見せて、不気味だよねなどと話した次の日、私と画像を見た家族は原因不明の熱を出しました。
4人家族で唯一画像を見ていない家族は熱もなく元気でした。
私はすぐに熱が42℃になって病院に行きましたが、特に病気は見つかりませんでした。
画像を見た家族は2人とも38℃前後の熱が出ていました。

3日もすれば治ると思っていましたが、7日経っても熱は40℃前後を行ったり来たり。
血液検査も問題なく、インフルエンザでもありませんでした。
時折首を締められるような感覚に襲われましたが、扁桃腺の腫れのせいかなと思っていました。
今思えば髪で首をギリギリ締めている感覚でした。
首には無意識に自分で引っ掻いた無数の引っかき傷が出来てしまいました。

熱でふわふわとした意識の中にふと浮かんできたのは例の金庫の画像でした。
そういえばあの写真を撮った次の日から熱が出たなぁと思い、画像を消したその瞬間、四六時中感じていた悪寒が少しだけ楽になったのです。

画像を消した次の日、嘘のように熱が下がり残ったのは寝たきりで弱った身体の節々の痛みだけでした。
あの金庫は、やばいものだったのだろうか。
消してからすぐに具合が良くなるなんて都合が良くないだろうか。

それからしばらく別の遠いコンビニに通っていましたがふと3日前に通ってしまったんです。
金庫は、まだそこにありました。

以前と違うのは、金庫がこじ開けられていたこと。

写真だけでも被害にあったのに、こじ開けた人がどうなったかなんて考えるのも怖いです。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?346
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495182779/757-758




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