都市伝説・・・奇憚・・・blog
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故障だね
2017.06.25 (Sun) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
319名前:F2006/07/28(金)00:12:11ID:Jfg90hiL0
今うちに、一本のデジカムのテープがあります。
変なものが写っている、というわけではありませんが、撮影中が変だったことは確かです。
「・・・・・いいよね?今は大丈夫だよね?」
車の中でO君が話すところから映像はスタートします。
「今はちゃんと動いてるね?じゃぁさっきのはなんだったんだろう・・・」
僕らはある年の春、男三人で四国八十八ヶ所巡りに行きました。
お寺を順番に回っていくというあれです。
各寺ごとの映像を記録し、数日間でどれだけ周れるか挑戦してみよう、という旅行でした。
それなりに順調に周ってはいたのですが、やはり日数が限られていたし、簡易式の撮影用照明も持ってきていたため、どうせなら暗くなってからも出来るだけ周ってやろう、という事になりました。
そして二日目の夜、円上寺金剛院というお寺の境内で、撮影担当のU君が新しいテープを装填し、撮影を始めたときのことでした。
O君が境内の前に立ち、寺の説明を始めようとしたところで急にカメラから「ピッ・・・ピピピッ・・・」とあまり聞きなれない音が聞こえ、全く動かなくなってしまいました。
320名前:F2006/07/28(金)00:12:57ID:Jfg90hiL0
時間が時間、場所も場所ですから、三人ともあまりいい気分ではなかったのですが、なんとなくお化けだなんだという事を口にするのが嫌で、
「故障かな・・・」
「故障だよね・・・」
と口々につぶやきながら、とりあえず一旦停めてある車に戻って、カメラの確認をしてみることにしました。
車に乗り込んでもういちどカメラの電源を入れると、今度はすんなり動き出しました。
そこで、U君がさっきの映像を確認しようとしばらくカメラをいじっていたのですが、ぽつりと
「っかしーなぁ・・・なんも写って無いわ」
三人とも、暗闇の中に光る撮影中の赤ランプは確認していますし、撮影を始めてしばらくは確かにカメラは動いていたはずなのですが、何も記録されていませんでした。
「故障だね・・・」
「うん、故障だね・・・」
”霊”の一言だけはどうしても言ってはいけない様な気がしていました。
きっと他の二人も同じ気持ちだったと思います。
次に車中でカメラテストを行ってみると、今度は半ば青白い顔をしたO君が
「・・・・・いいよね?今は大丈夫だよね?」
と話すのを撮影することが出来ました。
321名前:F2006/07/28(金)00:13:44ID:Jfg90hiL0
「やっぱ故障だったね」
「そうだね、故障だね」
何故か妙に皆で”故障”という言葉を強調しつつ、今度は境内ではなく、寺の入り口で撮影しよう、という事になりました。
入り口からなら車も見えますし、なにより真っ暗な境内へもう一度入る気になれませんでした。
門の前にO君が立ち、改めて撮影スタート、と思った矢先でした。
パッ
と、突然目の前が真っ暗になりました。
一瞬のパニックの後、何が起こったか理解しました。
O君を照らしていた撮影用照明の電源が、急に落ちたんです。
しばらくの沈黙の後、
「バッ・・・バッテリーかな、切れたかな」
O君が明らかに震えた声で言うと、私も
「そうだね、バッテリーだね・・・今交換するわ・・・」
と同じく震える声で答えつつ、手探りでカバンから予備バッテリーを取り出し、改めて照明のスイッチを入れると、今度は消えることなく点いてくれました。
そうしてなんとか撮影を終え、逃げるように車に戻り、そのまま発進させました。
だんだんと寺を離れ、道が明るくなってくると、やっと緊張から開放され、会話も穏やかになっていました。
322名前:F2006/07/28(金)00:14:19ID:Jfg90hiL0
しかしここでまた妙なことが起こりました。
春先の夜はまだ寒く、車のエアコンは暖房にしていたのですが、なぜか冷風しか出なくなってしまったのです。
「故障だね・・・」
「・・・・そうだね」
もはやそう言い続けるしかありませんでした。
やっとのことで宿に戻り、気が進まないながらも、さっきの映像を確認してみました。
確かにO君が写っています。
こちらを向いて、身振り手振りを入れながらなにかを説明しています。
しかし、聞き取れません。
音声が殆ど入っておらず、たまにザッとかジッとかいう妙な雑音が入る程度です。
そして映像の方も、デジカム特有のブロックノイズが大量に載り、とても見れたものではありませんでした。
「あー、もう絶対故障だよ。こりゃ明日からは写真だけになっちゃうな。じゃ、もう遅いから寝よう。」
無理矢理出した大声で促すO君に従い、その日はそのまま寝ることにしました。
そして翌日、予想通り、カメラはすっかり直っていました。
全員が心の中で”やっぱりな”とつぶやいたはずです。
そのまま数日の行程を終え、すべてとは行かないまでもかなりの数のお寺を回って、我々は無事帰宅することが出来ました。
323名前:F2006/07/28(金)00:15:20ID:Jfg90hiL0
それから数ヶ月が経ち、久しぶりに会ったU君と、この時の話になりました。
さすがに時間も経っていたので、笑い話として話していたのですが、途中からU君が急に神妙な顔つきになり、
「実はさ、あんときの事であやまらなきゃいけない事があるんだ」
と切り出してきました。
なんのことかわからず、私が聞いていると、
「あん時さ、カメラ止まったじゃん。それでおかしーな、ってんで、車戻って確認したでしょ」
「うん、なんにも写ってなかったんだよね」
「それがさ・・・ごめん、ホントは写ってたんだわ」
凍りつく私を前に、U君は語りだしました。
「あん時さ、車ん中で確認したら、ちゃんとOが写ってたんだよ。で、なんだ壊れて無いじゃん、て言おうとしたんだけど、よく見ると変なもんが写っててさ」
「・・・・なに?」
「”手”、なんだよ」
「うっそ・・・どんなの?」
「なんかOの足元にさ、白っぽい手だけが、まとわりつくみたいに動いててさ。カメラのモニタだしぼんやりしてるんだけど、明らかに手なんだよ。でさ、俺、これは絶対ヤバい、と思ってさ。すぐその場で消去して、なんも写ってなかった、って言っちゃったの」
私はただ呆然と聞き入るしかありませんでした。
「Oって特にこういうの気にするしさ。せっかく四国まで言ったのに、なんか雰囲気悪くなるのも嫌だったし、今まで黙ってたんだよ。ごめん。あ、あとこの事Oには黙っとこうな。あいつマジでこういうのダメだから」
というわけで、O君はこの事を知りません。
映像を見たのもU君のみで、私に真相を知る方法は無いのですが、私の中の怖い話ランキングでは最上位です。
長文失礼しました。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/319-323
.
今うちに、一本のデジカムのテープがあります。
変なものが写っている、というわけではありませんが、撮影中が変だったことは確かです。
「・・・・・いいよね?今は大丈夫だよね?」
車の中でO君が話すところから映像はスタートします。
「今はちゃんと動いてるね?じゃぁさっきのはなんだったんだろう・・・」
僕らはある年の春、男三人で四国八十八ヶ所巡りに行きました。
お寺を順番に回っていくというあれです。
各寺ごとの映像を記録し、数日間でどれだけ周れるか挑戦してみよう、という旅行でした。
それなりに順調に周ってはいたのですが、やはり日数が限られていたし、簡易式の撮影用照明も持ってきていたため、どうせなら暗くなってからも出来るだけ周ってやろう、という事になりました。
そして二日目の夜、円上寺金剛院というお寺の境内で、撮影担当のU君が新しいテープを装填し、撮影を始めたときのことでした。
O君が境内の前に立ち、寺の説明を始めようとしたところで急にカメラから「ピッ・・・ピピピッ・・・」とあまり聞きなれない音が聞こえ、全く動かなくなってしまいました。
320名前:F2006/07/28(金)00:12:57ID:Jfg90hiL0
時間が時間、場所も場所ですから、三人ともあまりいい気分ではなかったのですが、なんとなくお化けだなんだという事を口にするのが嫌で、
「故障かな・・・」
「故障だよね・・・」
と口々につぶやきながら、とりあえず一旦停めてある車に戻って、カメラの確認をしてみることにしました。
車に乗り込んでもういちどカメラの電源を入れると、今度はすんなり動き出しました。
そこで、U君がさっきの映像を確認しようとしばらくカメラをいじっていたのですが、ぽつりと
「っかしーなぁ・・・なんも写って無いわ」
三人とも、暗闇の中に光る撮影中の赤ランプは確認していますし、撮影を始めてしばらくは確かにカメラは動いていたはずなのですが、何も記録されていませんでした。
「故障だね・・・」
「うん、故障だね・・・」
”霊”の一言だけはどうしても言ってはいけない様な気がしていました。
きっと他の二人も同じ気持ちだったと思います。
次に車中でカメラテストを行ってみると、今度は半ば青白い顔をしたO君が
「・・・・・いいよね?今は大丈夫だよね?」
と話すのを撮影することが出来ました。
321名前:F2006/07/28(金)00:13:44ID:Jfg90hiL0
「やっぱ故障だったね」
「そうだね、故障だね」
何故か妙に皆で”故障”という言葉を強調しつつ、今度は境内ではなく、寺の入り口で撮影しよう、という事になりました。
入り口からなら車も見えますし、なにより真っ暗な境内へもう一度入る気になれませんでした。
門の前にO君が立ち、改めて撮影スタート、と思った矢先でした。
パッ
と、突然目の前が真っ暗になりました。
一瞬のパニックの後、何が起こったか理解しました。
O君を照らしていた撮影用照明の電源が、急に落ちたんです。
しばらくの沈黙の後、
「バッ・・・バッテリーかな、切れたかな」
O君が明らかに震えた声で言うと、私も
「そうだね、バッテリーだね・・・今交換するわ・・・」
と同じく震える声で答えつつ、手探りでカバンから予備バッテリーを取り出し、改めて照明のスイッチを入れると、今度は消えることなく点いてくれました。
そうしてなんとか撮影を終え、逃げるように車に戻り、そのまま発進させました。
だんだんと寺を離れ、道が明るくなってくると、やっと緊張から開放され、会話も穏やかになっていました。
322名前:F2006/07/28(金)00:14:19ID:Jfg90hiL0
しかしここでまた妙なことが起こりました。
春先の夜はまだ寒く、車のエアコンは暖房にしていたのですが、なぜか冷風しか出なくなってしまったのです。
「故障だね・・・」
「・・・・そうだね」
もはやそう言い続けるしかありませんでした。
やっとのことで宿に戻り、気が進まないながらも、さっきの映像を確認してみました。
確かにO君が写っています。
こちらを向いて、身振り手振りを入れながらなにかを説明しています。
しかし、聞き取れません。
音声が殆ど入っておらず、たまにザッとかジッとかいう妙な雑音が入る程度です。
そして映像の方も、デジカム特有のブロックノイズが大量に載り、とても見れたものではありませんでした。
「あー、もう絶対故障だよ。こりゃ明日からは写真だけになっちゃうな。じゃ、もう遅いから寝よう。」
無理矢理出した大声で促すO君に従い、その日はそのまま寝ることにしました。
そして翌日、予想通り、カメラはすっかり直っていました。
全員が心の中で”やっぱりな”とつぶやいたはずです。
そのまま数日の行程を終え、すべてとは行かないまでもかなりの数のお寺を回って、我々は無事帰宅することが出来ました。
323名前:F2006/07/28(金)00:15:20ID:Jfg90hiL0
それから数ヶ月が経ち、久しぶりに会ったU君と、この時の話になりました。
さすがに時間も経っていたので、笑い話として話していたのですが、途中からU君が急に神妙な顔つきになり、
「実はさ、あんときの事であやまらなきゃいけない事があるんだ」
と切り出してきました。
なんのことかわからず、私が聞いていると、
「あん時さ、カメラ止まったじゃん。それでおかしーな、ってんで、車戻って確認したでしょ」
「うん、なんにも写ってなかったんだよね」
「それがさ・・・ごめん、ホントは写ってたんだわ」
凍りつく私を前に、U君は語りだしました。
「あん時さ、車ん中で確認したら、ちゃんとOが写ってたんだよ。で、なんだ壊れて無いじゃん、て言おうとしたんだけど、よく見ると変なもんが写っててさ」
「・・・・なに?」
「”手”、なんだよ」
「うっそ・・・どんなの?」
「なんかOの足元にさ、白っぽい手だけが、まとわりつくみたいに動いててさ。カメラのモニタだしぼんやりしてるんだけど、明らかに手なんだよ。でさ、俺、これは絶対ヤバい、と思ってさ。すぐその場で消去して、なんも写ってなかった、って言っちゃったの」
私はただ呆然と聞き入るしかありませんでした。
「Oって特にこういうの気にするしさ。せっかく四国まで言ったのに、なんか雰囲気悪くなるのも嫌だったし、今まで黙ってたんだよ。ごめん。あ、あとこの事Oには黙っとこうな。あいつマジでこういうのダメだから」
というわけで、O君はこの事を知りません。
映像を見たのもU君のみで、私に真相を知る方法は無いのですが、私の中の怖い話ランキングでは最上位です。
長文失礼しました。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/319-323
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廃墟のホテルで肝試し
2017.06.24 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
52:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/16(月)23:03:57.05ID:4crJB6EUi
忘れられないエピソード書く。
友達数人と某心霊スポットに肝試しに行った時の話な、ちなみに実話。
まず登場人物は、
友人A。
こいつはあんまり怖がりじゃない。
何せ家系の霊感が強くしょっちゅう家では何かが起きる。
今回はデジカメ持参で
「今日は写真に収めてやる!」
と意気込む。
友人B。
あまり冗談は言わない奴で、普通にそういうの「見えちゃう」人。
そして俺。
霊感0!見たことがない、だが見てみたい。わくわく。
他友人が数人。
道中は雑談しながらも皆内心ドキドキワクワク、ああいう時って車内での静寂がすげーぞわぞわするよなww
到着した場所は某ホテルで、その中に噂になっている一部屋があるとう事で俺たちは早速そこに向かった。
59:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/16(月)23:51:29.44ID:4crJB6EUi
到着した場所は某ホテルで、その中に噂になっている一部屋があるという事で俺たちは早速そこに向かう事にした。
途中色んな部屋を覗いてみたが、落書きだらけ。
「助けて」「○○参上!」
まぁこんなんはどこにでもあるわな。
んで、そうこうしてるうちに問題の部屋に着いたんだ。
近付いて行けばいく程なんか寒い気がした。気のせいかもww
ドキドキしながら部屋を覗いた。
まず思ったのはね、雰囲気が違う。
というか、決定的な違いがあった。
ここで皆「えっ?」てなる
落書きが一つもないのよ。
壁に掛け軸みたいなのも下がってて、そこだけ割と綺麗なままなんだ。
で、入り口は狭くて、その違和感から皆中に入りにくい状況だった。
だから玄関で縦一列になる状態。
俺は2番目に立った。
前には友人A。先頭で部屋内を撮影しまくる。
度々光るフラッシュで一瞬ハッキリ部屋が見れる感じ。
3番目、俺の後ろに居た友人Bが小声でボソッと、
友人B「あぁー。いた。」
俺「えぇっ?!どこ?!」
友人B「掛け軸の奥の部屋の角あたり」
俺「マジか!wktk!」
友人B「白い服の髪の長い女だ」
俺「マジか!(ありきたりな奴だなぁ、本当かな)」
しかし前にいた友人Aには聞こえてなかったようで、ずっと写真を撮ってる。
丁度Aが前に居て見えなかったから、見たい一心で興奮して
俺「ちょっとA!どけて!」
って言った瞬間!!
60:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/16(月)23:52:42.27ID:4crJB6EUi
友人Aがグルッ!と振り返って、
友人A「うぁぁぁぁああ!」
って皆を押しのけて逃げ出した!
皆それにつられて訳もわからず逃げ出した!www
皆「え?!何何何?!オイA!」
もう必死に追いかける事しか出来ない。
しばらく走ってAが落ち着いたのか、立ち止まり顔面蒼白ながら話を始めた。
友人A「ハァ、ハァ、いや、あの、居たんだよ!」
俺「ハァ、ハァ、何がよ?!」
友人A「フラッシュ…焚いたときに、掛け軸のあたりから、こっちに向かって来たんだよ!」
友人A「白い服の髪の長い女が!」
俺「えっ」
友人Aは俺と友人Bの話が聞こえてなかったはずなので、ゾッとして。
後で問題のフラッシュを焚いた時の写真を確認したら、その瞬間の写真にだけしっかり写ってた。
何だっけ?丸い光。
あれが掛け軸周辺に沢山写ってて、これも見たときゾッとした。
あぁ、だからあの部屋は綺麗なままなんだ。って思いましたとさ。
時間かかった割につまらなくてすまんww
64:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:08:50.01ID:FtUyMtwFi
>>62
怖いがなwww
てかそれってC県にあるホテル廃墟じゃないよね?
66:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:16:38.84ID:CbpIhzMei
>>64
おー!C県!多分合ってるよwwww
もしや行った事ある?
67:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:23:36.11ID:FtUyMtwFi
>>66
いや先輩がこないだ行ってきて怖かったっていうから今度連れてってもらう予定!
しかもその先輩も一部屋だけやばい部屋があって本能的に近寄れなかったとか言ってたんだけど・・・やばい怖い
70:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:32:10.31ID:CbpIhzMei
是非夏にでも行ってみてくれ!本当怖いから!
俺が昔行ってから大分月日が経ったからなー……
もしまだ部屋が綺麗なままなら、奥に掛け軸あるからその周辺には気をつけてww
検討を祈る!お休み!
引用元:おまえらの体験した怖い話
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1334574837/52-70
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忘れられないエピソード書く。
友達数人と某心霊スポットに肝試しに行った時の話な、ちなみに実話。
まず登場人物は、
友人A。
こいつはあんまり怖がりじゃない。
何せ家系の霊感が強くしょっちゅう家では何かが起きる。
今回はデジカメ持参で
「今日は写真に収めてやる!」
と意気込む。
友人B。
あまり冗談は言わない奴で、普通にそういうの「見えちゃう」人。
そして俺。
霊感0!見たことがない、だが見てみたい。わくわく。
他友人が数人。
道中は雑談しながらも皆内心ドキドキワクワク、ああいう時って車内での静寂がすげーぞわぞわするよなww
到着した場所は某ホテルで、その中に噂になっている一部屋があるとう事で俺たちは早速そこに向かった。
59:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/16(月)23:51:29.44ID:4crJB6EUi
到着した場所は某ホテルで、その中に噂になっている一部屋があるという事で俺たちは早速そこに向かう事にした。
途中色んな部屋を覗いてみたが、落書きだらけ。
「助けて」「○○参上!」
まぁこんなんはどこにでもあるわな。
んで、そうこうしてるうちに問題の部屋に着いたんだ。
近付いて行けばいく程なんか寒い気がした。気のせいかもww
ドキドキしながら部屋を覗いた。
まず思ったのはね、雰囲気が違う。
というか、決定的な違いがあった。
ここで皆「えっ?」てなる
落書きが一つもないのよ。
壁に掛け軸みたいなのも下がってて、そこだけ割と綺麗なままなんだ。
で、入り口は狭くて、その違和感から皆中に入りにくい状況だった。
だから玄関で縦一列になる状態。
俺は2番目に立った。
前には友人A。先頭で部屋内を撮影しまくる。
度々光るフラッシュで一瞬ハッキリ部屋が見れる感じ。
3番目、俺の後ろに居た友人Bが小声でボソッと、
友人B「あぁー。いた。」
俺「えぇっ?!どこ?!」
友人B「掛け軸の奥の部屋の角あたり」
俺「マジか!wktk!」
友人B「白い服の髪の長い女だ」
俺「マジか!(ありきたりな奴だなぁ、本当かな)」
しかし前にいた友人Aには聞こえてなかったようで、ずっと写真を撮ってる。
丁度Aが前に居て見えなかったから、見たい一心で興奮して
俺「ちょっとA!どけて!」
って言った瞬間!!
60:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/16(月)23:52:42.27ID:4crJB6EUi
友人Aがグルッ!と振り返って、
友人A「うぁぁぁぁああ!」
って皆を押しのけて逃げ出した!
皆それにつられて訳もわからず逃げ出した!www
皆「え?!何何何?!オイA!」
もう必死に追いかける事しか出来ない。
しばらく走ってAが落ち着いたのか、立ち止まり顔面蒼白ながら話を始めた。
友人A「ハァ、ハァ、いや、あの、居たんだよ!」
俺「ハァ、ハァ、何がよ?!」
友人A「フラッシュ…焚いたときに、掛け軸のあたりから、こっちに向かって来たんだよ!」
友人A「白い服の髪の長い女が!」
俺「えっ」
友人Aは俺と友人Bの話が聞こえてなかったはずなので、ゾッとして。
後で問題のフラッシュを焚いた時の写真を確認したら、その瞬間の写真にだけしっかり写ってた。
何だっけ?丸い光。
あれが掛け軸周辺に沢山写ってて、これも見たときゾッとした。
あぁ、だからあの部屋は綺麗なままなんだ。って思いましたとさ。
時間かかった割につまらなくてすまんww
64:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:08:50.01ID:FtUyMtwFi
>>62
怖いがなwww
てかそれってC県にあるホテル廃墟じゃないよね?
66:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:16:38.84ID:CbpIhzMei
>>64
おー!C県!多分合ってるよwwww
もしや行った事ある?
67:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:23:36.11ID:FtUyMtwFi
>>66
いや先輩がこないだ行ってきて怖かったっていうから今度連れてってもらう予定!
しかもその先輩も一部屋だけやばい部屋があって本能的に近寄れなかったとか言ってたんだけど・・・やばい怖い
70:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)00:32:10.31ID:CbpIhzMei
是非夏にでも行ってみてくれ!本当怖いから!
俺が昔行ってから大分月日が経ったからなー……
もしまだ部屋が綺麗なままなら、奥に掛け軸あるからその周辺には気をつけてww
検討を祈る!お休み!
引用元:おまえらの体験した怖い話
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1334574837/52-70
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実家に嫁と子供をつれて帰省する途中の話です。
2017.06.24 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
290名前:2882006/07/27(木)19:45:16ID:HrCV2Xbn0
それではおじゃまします。
2年前の正月休みの事です。
実家に嫁と子供をつれて帰省する途中の話です。
実家へと向かう途中、地元の風景を懐かしいなーとかいいながら車を運転してた。
その日は雪が降っていてチェーンを巻いての走行だった。
時間的には4時か5時くらい、もうそろそろ暗くなるという時間帯。
実家に近づき見通しの良いカーブを慎重に曲がろうとした時、急にダンプカー?
トラックが前から出て来た。横から飛び出て来た訳じゃなくて前から突然出て来た。
とっさに急ブレーキ&急ハンドルをきったものだから車がスリップし路肩の溝にタイヤがはまってしまい、動こうにも動けなくなった。
私が
「何だよ今のトラック!急に出てきやがって!危ないな!」
というと妻は
「何言ってんの?トラックなんかどこにいんのよ!?寝てたの?」
「はあ?今バッと出て来たじゃん!ぶつかりそうになって避けたんだから!」
「私も前見てたけどトラックなんか出てこなかったわよ!」
291名前:2882006/07/27(木)19:47:23ID:HrCV2Xbn0
トラックが居た居ないの押し問答に、それより子供が怖がって泣くので、なんとか大丈夫だからと言い聞かせ、とりあえず助けを求めて妻がロードサービスに電話。
その間私は車外に出て状態を見に出た、かなりの田舎なので辺りには家が無く50~60メートルくらいはなれた所にポツポツと点在している感じで、雪も積もってるしとても助けにいく気になれなかった。
ロードサービスは30分程かかるという事で、とりあえず外で気分を落ち着ける為にタバコを吸って今の事を振り返ってみた。
何度考えてもトラックはいた。
確かに長距離を走って来た疲労感はあったけど、居眠りはしていない。
急ブレーキを踏む前の道端の自販機は記憶にあった。
距離にして15mくらいか30kmくらいで走った場合の15mって、ほんの一瞬じゃないか。
妻こそ寝てたんじゃないのか?と思いそれを言おうと車に向かった瞬間。
寒さのせいではない悪寒が走った。
運転席にうちの子ではない子供が乗っていた。
292名前:2882006/07/27(木)19:51:39ID:HrCV2Xbn0
えっ!?と思いドアを開けようとした瞬間、子供が誰だか解った。少年だ。体がびんと硬直した。
少年はニヤニヤ笑って私の目をジッと車内から見ている。服装はブルーの半袖Tシャツ、下は見えない。
その少年は私の小学生時代の友人でした。
たしかこの辺りで居眠り運転のダンプに跳ねられ亡くなった。
事故が多い場所でその後で道にはガードレールや居眠り防止のセンターラインの突起などが設置されたのでよく覚えている。
その少年が私に向かってしきりに笑いかけている、こっちは笑う余裕すら無くガクガクと震えていた。
何か焦点が合わなくなって目の前がブレはじめた。視界の端っこには妻の顔が見えた。
眠っているのかうなだれるような感じで、チャイルドシートに覆いかぶさっている。
妻に抱かれた子供は泣いていた。何か言っている、何か叫んでいる。
目の前がぶれて景色が真っ白になっていった。でも少年の顔はしっかりと鮮明に映った。
何でお前がこんな所にいるんだよ。何で出て来たんだよ。と言ったつもりだった。息が苦しい。
少年は何か言おうとしていた、ニヤニヤした顔で。私の腕をひっぱりだした。
なんだか子供が親と手をつないでブランブランさせる時のように、その振りはだんだん大きく激くなっていった。
腕の感覚が無かったが、引きちぎれるからやめてくれ!と思った。声は出ない。辺りはもう真っ白で何も無い。
少年がニヤニヤ笑いながら今度は足に絡み付いて来た。子供特有のあれだ。
もう、私は何も感じなくなっていた。足元の少年はニヤニヤしてまとわりついていた。
293名前:2882006/07/27(木)19:53:13ID:HrCV2Xbn0
突然今よりももっと白い世界に変った。
相変わらず何も感じないが何かが聞こえて来た。
工事現場のようなガガガという音、誰かが怒鳴っているような叫び声、ぬるい感触と、妻の声。
しっかりして!しっかりして!と馬鹿みたいに同じ事を言っている。
何言ってるんだ、しっかり聞こえてる。
それよりこの足元の少年をなんとかしてくれ。小学生時代の友人なんだ。
死んだはずなんだけど何か出て来ちゃって、離れないんだ。幽霊かな?
と思った途端に今まで白かった視界がサッとクリアになった。
雪が降っている。工事現場にいるようだ。
作業員がせわしなく働いている。正月なのに大変だね。
急に妻の顔が目の前に出て来た。あぁ、よかった!よかった!と泣いている。
それからの記憶があまり無い。
294名前:2882006/07/27(木)19:59:53ID:HrCV2Xbn0
私は居眠り運転で事故に遭いました。
次に目が覚めた時は病院のベッドでした。
車はぐちゃぐちゃになりましたが、親子三人無事でした。私も肋骨、鎖骨、足の骨を折りましたが数ヶ月で完治しました。
この話をすると妻は小学生時代の友人があなたを助けてくれたと言っています。
そうだったらものすごく嬉しいのですが、今でもただ一つ気になる事があるのです。
昔のアルバムを見てもその少年は何処にも写っておりません。
遠足や行事の時の写真を見てもどこにも写ってないのです。
父は写真が趣味でしたので、私の友人は全てと言っていい程撮っております。
しかも田舎のそんなに生徒も多くない小学校でしたので、写ってないのはまずあり得ません。
でもあれは絶対に私の友人ですし、放課後良く2人で一緒に遊んでいました。
あのブルーのTシャツはおじいちゃんが買ってくれて、ものすごく思い入れがある事を言っていたのも覚えています。
家とかには行った事は無いけれど、夜遅くに何度か私の家には来た事があります。
でも、今思えば彼と遊んでいたのはいつも2人きりだったようなきがします。
おわりです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/290-294
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それではおじゃまします。
2年前の正月休みの事です。
実家に嫁と子供をつれて帰省する途中の話です。
実家へと向かう途中、地元の風景を懐かしいなーとかいいながら車を運転してた。
その日は雪が降っていてチェーンを巻いての走行だった。
時間的には4時か5時くらい、もうそろそろ暗くなるという時間帯。
実家に近づき見通しの良いカーブを慎重に曲がろうとした時、急にダンプカー?
トラックが前から出て来た。横から飛び出て来た訳じゃなくて前から突然出て来た。
とっさに急ブレーキ&急ハンドルをきったものだから車がスリップし路肩の溝にタイヤがはまってしまい、動こうにも動けなくなった。
私が
「何だよ今のトラック!急に出てきやがって!危ないな!」
というと妻は
「何言ってんの?トラックなんかどこにいんのよ!?寝てたの?」
「はあ?今バッと出て来たじゃん!ぶつかりそうになって避けたんだから!」
「私も前見てたけどトラックなんか出てこなかったわよ!」
291名前:2882006/07/27(木)19:47:23ID:HrCV2Xbn0
トラックが居た居ないの押し問答に、それより子供が怖がって泣くので、なんとか大丈夫だからと言い聞かせ、とりあえず助けを求めて妻がロードサービスに電話。
その間私は車外に出て状態を見に出た、かなりの田舎なので辺りには家が無く50~60メートルくらいはなれた所にポツポツと点在している感じで、雪も積もってるしとても助けにいく気になれなかった。
ロードサービスは30分程かかるという事で、とりあえず外で気分を落ち着ける為にタバコを吸って今の事を振り返ってみた。
何度考えてもトラックはいた。
確かに長距離を走って来た疲労感はあったけど、居眠りはしていない。
急ブレーキを踏む前の道端の自販機は記憶にあった。
距離にして15mくらいか30kmくらいで走った場合の15mって、ほんの一瞬じゃないか。
妻こそ寝てたんじゃないのか?と思いそれを言おうと車に向かった瞬間。
寒さのせいではない悪寒が走った。
運転席にうちの子ではない子供が乗っていた。
292名前:2882006/07/27(木)19:51:39ID:HrCV2Xbn0
えっ!?と思いドアを開けようとした瞬間、子供が誰だか解った。少年だ。体がびんと硬直した。
少年はニヤニヤ笑って私の目をジッと車内から見ている。服装はブルーの半袖Tシャツ、下は見えない。
その少年は私の小学生時代の友人でした。
たしかこの辺りで居眠り運転のダンプに跳ねられ亡くなった。
事故が多い場所でその後で道にはガードレールや居眠り防止のセンターラインの突起などが設置されたのでよく覚えている。
その少年が私に向かってしきりに笑いかけている、こっちは笑う余裕すら無くガクガクと震えていた。
何か焦点が合わなくなって目の前がブレはじめた。視界の端っこには妻の顔が見えた。
眠っているのかうなだれるような感じで、チャイルドシートに覆いかぶさっている。
妻に抱かれた子供は泣いていた。何か言っている、何か叫んでいる。
目の前がぶれて景色が真っ白になっていった。でも少年の顔はしっかりと鮮明に映った。
何でお前がこんな所にいるんだよ。何で出て来たんだよ。と言ったつもりだった。息が苦しい。
少年は何か言おうとしていた、ニヤニヤした顔で。私の腕をひっぱりだした。
なんだか子供が親と手をつないでブランブランさせる時のように、その振りはだんだん大きく激くなっていった。
腕の感覚が無かったが、引きちぎれるからやめてくれ!と思った。声は出ない。辺りはもう真っ白で何も無い。
少年がニヤニヤ笑いながら今度は足に絡み付いて来た。子供特有のあれだ。
もう、私は何も感じなくなっていた。足元の少年はニヤニヤしてまとわりついていた。
293名前:2882006/07/27(木)19:53:13ID:HrCV2Xbn0
突然今よりももっと白い世界に変った。
相変わらず何も感じないが何かが聞こえて来た。
工事現場のようなガガガという音、誰かが怒鳴っているような叫び声、ぬるい感触と、妻の声。
しっかりして!しっかりして!と馬鹿みたいに同じ事を言っている。
何言ってるんだ、しっかり聞こえてる。
それよりこの足元の少年をなんとかしてくれ。小学生時代の友人なんだ。
死んだはずなんだけど何か出て来ちゃって、離れないんだ。幽霊かな?
と思った途端に今まで白かった視界がサッとクリアになった。
雪が降っている。工事現場にいるようだ。
作業員がせわしなく働いている。正月なのに大変だね。
急に妻の顔が目の前に出て来た。あぁ、よかった!よかった!と泣いている。
それからの記憶があまり無い。
294名前:2882006/07/27(木)19:59:53ID:HrCV2Xbn0
私は居眠り運転で事故に遭いました。
次に目が覚めた時は病院のベッドでした。
車はぐちゃぐちゃになりましたが、親子三人無事でした。私も肋骨、鎖骨、足の骨を折りましたが数ヶ月で完治しました。
この話をすると妻は小学生時代の友人があなたを助けてくれたと言っています。
そうだったらものすごく嬉しいのですが、今でもただ一つ気になる事があるのです。
昔のアルバムを見てもその少年は何処にも写っておりません。
遠足や行事の時の写真を見てもどこにも写ってないのです。
父は写真が趣味でしたので、私の友人は全てと言っていい程撮っております。
しかも田舎のそんなに生徒も多くない小学校でしたので、写ってないのはまずあり得ません。
でもあれは絶対に私の友人ですし、放課後良く2人で一緒に遊んでいました。
あのブルーのTシャツはおじいちゃんが買ってくれて、ものすごく思い入れがある事を言っていたのも覚えています。
家とかには行った事は無いけれど、夜遅くに何度か私の家には来た事があります。
でも、今思えば彼と遊んでいたのはいつも2人きりだったようなきがします。
おわりです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/290-294
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