都市伝説・・・奇憚・・・blog
都市伝説を中心にホラー、オカルト系の話題をお楽しみください。
メールはyoshizo0@hotmail.co.jpへ
☆☆投稿やまとめて欲しい話題のタレコミなど、情報提供受付中!
☆☆ありがとう5000万ヒット!☆☆
8周目
2017.07.03 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
555:5-1:2006/07/30(日)02:27:02ID:cAGuBicN0
俺には、幼馴染の女の子がいた。
家も近くて親同士の仲も良く、俺とその子も同い年ってこともあって小さいうちから一緒に遊んで(遊ばされて)た。
まぁだいたいそういう関係ってのは、歳をとるにつれて男の側が気恥ずかしくなって疎遠になってくものだけど、例に漏れず俺もそうだった。小学校の高学年ぐらいになると、道ですれ違っても
「よう」
「やあ」
ぐらいのあっさりした関係になってた。
で、中学2年のときの夏休み、その子が突然、うちに来た。
とうもろこし持って。
たぶん、向こうの親に、うちに届けるように頼まれたんだろう。
俺はそう思ったし、向こうもそんな雰囲気だった。
あいにくその時、うちの親は外出してて、俺一人だった。
とうもろこしもらってハイさよなら、ってのもなんだかなー、と子供ながらに気を利かせて
「あがってく?」
と彼女を家に入れた。
麦茶を出して、まぁあたりさわりのない会話をした。担任がどうとか夏休みの宿題がおわんねーとか。
だんだん打ち解けた雰囲気になってきた時、彼女が不意に
「今度○○神社行かない?」
と言い出した。
556:5-2:2006/07/30(日)02:28:29ID:cAGuBicN0
○○神社は、うちから自転車で10分ぐらいのところにあって、周りが木々で囲まれてて昼でも薄暗い、用がなければあんまり入りたくないところだった。
当然俺は
「え、なんで?」
みたいな感じで聞き返した。
そしたら彼女は
「あ、怖いんでしょ。」
と、ちょっと馬鹿にしたような顔で笑いながら俺をみてきた。
そーなると、
「そ、そんなことないやい!」
的なノリになり、まぁ結果的に彼女の術中にはまってしまったわけで。
さすがに夜は怖いんで、何とか理由つけて(夜は家族で外食するから、みたいなバレバレの嘘)、次の日の昼間行くことにした。
で、当日。
現地集合ってことで、俺が神社に着くと、彼女はもう着いてて俺を待ってた。
真っ白いワンピースと真っ白い帽子。
普段絶対しないカッコで、恨めしそうに石段に座ってた。
「おっそーーい」
昨日とはうって変わってフレンドリーな第一声をもらいつつ、神社の前まで二人で歩く。
石段を登る途中、彼女は俺にいきなり
「○○君は、霊って信じる?」
と聞いてきた。
557:5-3:2006/07/30(日)02:29:20ID:cAGuBicN0
普段しないようなカッコで、人気のない神社に誘われ。
多少なりとも別のことを想像してた俺は、安心半分、がっかり半分(幼馴染とはいえ、目がおっきくてちょっと釣り目で、猫みたいな感じのかわいい子だったからちょっとがっかり)ぐらいの気持ちで
「信じるわけないじゃんw」
と即答。
「じゃあ、今日で信じるようになるかもよ?」
ととんでもない事を言い出す彼女。
「私、霊とかそーいうの、好きなんだ」
おいおい電波ですか。
「会いやすいように、白ばっか着てきたんだ」
そーゆーことですか。
唖然としながらとうとう神社に到着。
快晴ならまだしも、ご丁寧に石段を登り出したあたりから曇り出し、嫌ーな暗さの神社一帯。
「じゃあ始めようか?」
大きな目を更に大きく開いて、彼女が笑う。
彼女が言うには、神社の周りを二人が取り囲むように走って回る。
二人の合流地点で、すれ違いざまに霊が見える、といううわさがあるらしく、実験の相手を探してたんだと。
「1周ぐらいだと見えるかどうか微妙らしいんだけど・・・」
けど何ですか。
「8周回ると、二人とも連れて行かれちゃうんだって」
勘弁してくれ。
558:5-4:2006/07/30(日)02:30:08ID:cAGuBicN0
とはいえ、男と女、幼馴染、同い年。断れない条件は揃っている。
引いたら負けだ。という心理には勝てず、結局やることに。
神社の入り口を出発点に、互いに時計、反時計回り。ちょうど神社の裏に松の木が生えていて、そのへんが合流地点となる。
「行くよ・・・よぉーい、どんっ!」
なんでそんなに明るい。
内心半ベソ状態で走り出す。
神社の脇を抜け、松の木へ。
反対側から彼女が走ってくる。
手を振ってるし、笑ってる。
周りには何も見えない。
霊の姿なんてどこにもない。
彼女とすれ違いざま、彼女の
「全然(見えない)」
という声だけが聞こえた。
1周目はつつがなく終了。
そのまま2周目、3周目に突入。
1周目で何も見えなかったこともあり、俺も心に余裕ができ、向かってくる彼女に手を振ったり、
「いねーじゃん!みえねーじゃん!」
と笑いながら叫んだりしていた。
対照的に彼女は、2周目、3周目と数を重ねるごとに笑顔が消え、すれ違うときも無言になっていた。
「このぶんだと、8周したって全然おk」
そう思いながら迎えた7周目。
彼女が俺とすれ違う瞬間、
強烈なラリアットを俺にかました。
560:5-5:2006/07/30(日)02:33:22ID:cAGuBicN0
不意の急襲に喉をやられ、悶絶する俺。
彼女は苦しむ俺の手を強引に引っ張り、
「早く!」
と神社から逃げるように走り出した。
わけもわからず一緒に走る俺。
石段を下り終え、止めた自転車もそのままにして更に走る。
神社が見えなくなったあたりで、彼女はようやく足を止めた。
喉の痛みと走ったあとの息切れが収まり、ようやく彼女に文句を言った。
「何でラリアット???」
彼女が答える。
「見えてなかったの?」
は、何がですか?別に何も、と答える俺。
彼女は首を振りながら
「○○君の後ろ、2周目あたりから手とか顔とかが追いかけてきてたの。だんだん数が増えてって・・・7周目には○○君に絡みついてた。○○君がそんなだったから、8周目はやめとこうと思って。」
もし8周してたら・・・ と俺がつぶやくと同時に、俺の背後から小さく
「ちくしょう・・・」
呻くような声がはっきり聞こえた。
その声を聞いたかどうだか、彼女は
「私はともかく、○○君はやばかったね。家帰ったら、背中みてみな?」
と、笑った。
彼女に言われるまでもなく、帰ったとたん、母親に
「あんた、どーしたのその背中?」
どーしたもこーしたも、シャツには手形がびっしり。
その一件以来、彼女にはいろいろと協力をさせられている。
561:本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日)02:38:38ID:uvdauawe0
>>555
おもしろかったよ。
続編希望。
563:本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日)02:43:29ID:tgf9ZR7l0
>>560
もう怖すぎ
でも、青春の1ページみたいなさわやかさが怖さを緩和させてくれる
文書もすごく読みやすい
でも、本当の話じゃないですよね?
彼女とのその後も書いて欲しい
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/555-563
.
俺には、幼馴染の女の子がいた。
家も近くて親同士の仲も良く、俺とその子も同い年ってこともあって小さいうちから一緒に遊んで(遊ばされて)た。
まぁだいたいそういう関係ってのは、歳をとるにつれて男の側が気恥ずかしくなって疎遠になってくものだけど、例に漏れず俺もそうだった。小学校の高学年ぐらいになると、道ですれ違っても
「よう」
「やあ」
ぐらいのあっさりした関係になってた。
で、中学2年のときの夏休み、その子が突然、うちに来た。
とうもろこし持って。
たぶん、向こうの親に、うちに届けるように頼まれたんだろう。
俺はそう思ったし、向こうもそんな雰囲気だった。
あいにくその時、うちの親は外出してて、俺一人だった。
とうもろこしもらってハイさよなら、ってのもなんだかなー、と子供ながらに気を利かせて
「あがってく?」
と彼女を家に入れた。
麦茶を出して、まぁあたりさわりのない会話をした。担任がどうとか夏休みの宿題がおわんねーとか。
だんだん打ち解けた雰囲気になってきた時、彼女が不意に
「今度○○神社行かない?」
と言い出した。
556:5-2:2006/07/30(日)02:28:29ID:cAGuBicN0
○○神社は、うちから自転車で10分ぐらいのところにあって、周りが木々で囲まれてて昼でも薄暗い、用がなければあんまり入りたくないところだった。
当然俺は
「え、なんで?」
みたいな感じで聞き返した。
そしたら彼女は
「あ、怖いんでしょ。」
と、ちょっと馬鹿にしたような顔で笑いながら俺をみてきた。
そーなると、
「そ、そんなことないやい!」
的なノリになり、まぁ結果的に彼女の術中にはまってしまったわけで。
さすがに夜は怖いんで、何とか理由つけて(夜は家族で外食するから、みたいなバレバレの嘘)、次の日の昼間行くことにした。
で、当日。
現地集合ってことで、俺が神社に着くと、彼女はもう着いてて俺を待ってた。
真っ白いワンピースと真っ白い帽子。
普段絶対しないカッコで、恨めしそうに石段に座ってた。
「おっそーーい」
昨日とはうって変わってフレンドリーな第一声をもらいつつ、神社の前まで二人で歩く。
石段を登る途中、彼女は俺にいきなり
「○○君は、霊って信じる?」
と聞いてきた。
557:5-3:2006/07/30(日)02:29:20ID:cAGuBicN0
普段しないようなカッコで、人気のない神社に誘われ。
多少なりとも別のことを想像してた俺は、安心半分、がっかり半分(幼馴染とはいえ、目がおっきくてちょっと釣り目で、猫みたいな感じのかわいい子だったからちょっとがっかり)ぐらいの気持ちで
「信じるわけないじゃんw」
と即答。
「じゃあ、今日で信じるようになるかもよ?」
ととんでもない事を言い出す彼女。
「私、霊とかそーいうの、好きなんだ」
おいおい電波ですか。
「会いやすいように、白ばっか着てきたんだ」
そーゆーことですか。
唖然としながらとうとう神社に到着。
快晴ならまだしも、ご丁寧に石段を登り出したあたりから曇り出し、嫌ーな暗さの神社一帯。
「じゃあ始めようか?」
大きな目を更に大きく開いて、彼女が笑う。
彼女が言うには、神社の周りを二人が取り囲むように走って回る。
二人の合流地点で、すれ違いざまに霊が見える、といううわさがあるらしく、実験の相手を探してたんだと。
「1周ぐらいだと見えるかどうか微妙らしいんだけど・・・」
けど何ですか。
「8周回ると、二人とも連れて行かれちゃうんだって」
勘弁してくれ。
558:5-4:2006/07/30(日)02:30:08ID:cAGuBicN0
とはいえ、男と女、幼馴染、同い年。断れない条件は揃っている。
引いたら負けだ。という心理には勝てず、結局やることに。
神社の入り口を出発点に、互いに時計、反時計回り。ちょうど神社の裏に松の木が生えていて、そのへんが合流地点となる。
「行くよ・・・よぉーい、どんっ!」
なんでそんなに明るい。
内心半ベソ状態で走り出す。
神社の脇を抜け、松の木へ。
反対側から彼女が走ってくる。
手を振ってるし、笑ってる。
周りには何も見えない。
霊の姿なんてどこにもない。
彼女とすれ違いざま、彼女の
「全然(見えない)」
という声だけが聞こえた。
1周目はつつがなく終了。
そのまま2周目、3周目に突入。
1周目で何も見えなかったこともあり、俺も心に余裕ができ、向かってくる彼女に手を振ったり、
「いねーじゃん!みえねーじゃん!」
と笑いながら叫んだりしていた。
対照的に彼女は、2周目、3周目と数を重ねるごとに笑顔が消え、すれ違うときも無言になっていた。
「このぶんだと、8周したって全然おk」
そう思いながら迎えた7周目。
彼女が俺とすれ違う瞬間、
強烈なラリアットを俺にかました。
560:5-5:2006/07/30(日)02:33:22ID:cAGuBicN0
不意の急襲に喉をやられ、悶絶する俺。
彼女は苦しむ俺の手を強引に引っ張り、
「早く!」
と神社から逃げるように走り出した。
わけもわからず一緒に走る俺。
石段を下り終え、止めた自転車もそのままにして更に走る。
神社が見えなくなったあたりで、彼女はようやく足を止めた。
喉の痛みと走ったあとの息切れが収まり、ようやく彼女に文句を言った。
「何でラリアット???」
彼女が答える。
「見えてなかったの?」
は、何がですか?別に何も、と答える俺。
彼女は首を振りながら
「○○君の後ろ、2周目あたりから手とか顔とかが追いかけてきてたの。だんだん数が増えてって・・・7周目には○○君に絡みついてた。○○君がそんなだったから、8周目はやめとこうと思って。」
もし8周してたら・・・ と俺がつぶやくと同時に、俺の背後から小さく
「ちくしょう・・・」
呻くような声がはっきり聞こえた。
その声を聞いたかどうだか、彼女は
「私はともかく、○○君はやばかったね。家帰ったら、背中みてみな?」
と、笑った。
彼女に言われるまでもなく、帰ったとたん、母親に
「あんた、どーしたのその背中?」
どーしたもこーしたも、シャツには手形がびっしり。
その一件以来、彼女にはいろいろと協力をさせられている。
561:本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日)02:38:38ID:uvdauawe0
>>555
おもしろかったよ。
続編希望。
563:本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日)02:43:29ID:tgf9ZR7l0
>>560
もう怖すぎ
でも、青春の1ページみたいなさわやかさが怖さを緩和させてくれる
文書もすごく読みやすい
でも、本当の話じゃないですよね?
彼女とのその後も書いて欲しい
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/555-563
.
PR
7月 5日 は もう一度
2017.07.01 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
544:本当にあった怖い名無し:2006/07/30(日)00:44:50ID:77t99JfX0
7月のある日曜日深夜、自室で眠っていた私はふと目が覚めました。
テレビをつけたまま寝てしまっていたようで、消して寝る前に、タバコを一本吸いながらぼーっとしてました。
テレビの画面には某局のカラーバーが流れていました。
日曜日の夜中ですから当然ですね。
「ピー」という信号音が聞こえるだけです。
一瞬灰皿に視線をそらし、その後画面に視線を戻した瞬間でした。
「7月 5日 は もう一度」
という文字が画面上に浮かびあがりました。
ほんの一瞬です。すぐ消えました。
画面上に緑色のようなフォントで、文字間のスペースもこんな感じだったと思います。
深夜のカラーバーに関する類似した話を聞いたことはありますが、これは何なんでしょうか。
割と鮮明に覚えているので夢とも思えない・・。
ちなみに7月5日ってミサイル発射の日なんですよね。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/544
.
7月のある日曜日深夜、自室で眠っていた私はふと目が覚めました。
テレビをつけたまま寝てしまっていたようで、消して寝る前に、タバコを一本吸いながらぼーっとしてました。
テレビの画面には某局のカラーバーが流れていました。
日曜日の夜中ですから当然ですね。
「ピー」という信号音が聞こえるだけです。
一瞬灰皿に視線をそらし、その後画面に視線を戻した瞬間でした。
「7月 5日 は もう一度」
という文字が画面上に浮かびあがりました。
ほんの一瞬です。すぐ消えました。
画面上に緑色のようなフォントで、文字間のスペースもこんな感じだったと思います。
深夜のカラーバーに関する類似した話を聞いたことはありますが、これは何なんでしょうか。
割と鮮明に覚えているので夢とも思えない・・。
ちなみに7月5日ってミサイル発射の日なんですよね。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/544
.
ヘビ(のように這いつくばった)女
2017.06.30 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
303:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)22:56:25.26ID:9FCqioVSa.net
もう10年くらい前の話になるんだけど以前まだ美容師見習いの時、会社の寮に住んでた時の話
そこは横浜の下町感が強い場所で宜保愛子の地元らしいんだけど知ってる人もいるかもしれないね
川沿いにあるマンションの部屋を3つほど会社は借りていて2kの部屋に3~4人で田舎から出てきた若手のスタッフは住んでいた
大体どの部屋もスタッフの一番上の先輩スタッフが一部屋を使って残りの一部屋を使って寝るって感じ
部屋と部屋の間はすりガラス一枚のスライドドアで繋がっていて、仲が悪くなければいつも開きっぱなしで仲良く過ごしていた
オレの部屋もそんな感じだったんだけど同じ部屋のスタッフは彼女の家やら外泊ばかりでほとんど一部屋丸々使っていた
その位ゆるい規則でもあった
あ、先にそんなに怖くないかもしれないけどオレ的に怖かった話
304:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:04:19.82ID:9FCqioVSa.net
部屋の中では一番年下でほぼ毎日一部屋を使い寮の中では一番年上の先輩と同じ部屋で過ごしていたんだけどその先輩はゲームが好きでほぼ毎日夜中までゲームをやっていた
オレはそれを見ながら話して一緒にプレイしたり、職場のグチをいったり、相談に乗って貰ったり、仕事で凹んだことがあったら話さずにそのまま落ち込んで寝てたり…
まぁ、自由に過ごしてた
ちなみにオレの部屋はもう1人の先輩も一応住んでいる事にはなっているので二段ベッドがあって夜中にフラッと帰って来ることもよくあったのでちゃんと二段ベッドの上で寝ていた
305:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:10:30.26ID:9FCqioVSa.net
ある日、帰ってきても先輩は誰もいなくてオレも仕事で疲れてたから風呂に入って先に寝た
しばらくしたら隣の部屋の先輩が帰ってきた
『帰ってきたなぁ』と思いながらももう挨拶も面倒でそのまま寝たふりをして気づかないフリをしていたら先輩も荷物を置いて早速ゲームを始めた
\ウィニングイレブン/
306:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:18:25.53ID:9FCqioVSa.net
ゲームから聞こえる歓声、実況
コントローラーのカチャカチャ
先輩の呟き
寝ようと思っていても脳が冴えていく…
それでも起きるのも面倒だしその内寝るはずと思いそのままベッドで寝ていると
突然入り口の扉の開く音が聞こえた
『今日は(もう1人の部屋の)先輩も帰って来たんだ』
と思ってたんだけど
ただいまーの声も無いし、入り口から入ってくる音も聞こえない
音だけの情報だと入り口でずっと立ってる感じ
307:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:33:01.18ID:9FCqioVSa.net
どうしたんだろ?
と思ってると突然
ズリッズリッ
と這いずった音でゆっくりこっちに向かってきた
一瞬で先輩ではないと感じ、誰だと思い頭を上げた
だけど頭は動かない。目だけが動く
その代わりに足元から金切り音が首に向かって上がってくる
隣の部屋でゲームをしている先輩はまだゲームに熱中している
気付かないのか?
そう思い先輩を呼んだ
○○さん!
唇が動かない
その間も金切り音は三回ほど足元から首に向かってゆっくりと上がってきた
呼吸も苦しくてヒューヒューしてるのに先輩は気づかない…
また金切り音は足元から首に向かって上がってくる
だけど今度は首を抜けゆっくり耳元を通過し、頭頂部まできた
這いずる音は止まっていた
二段ベッドの上から見た部屋の端っこでヘビのように這いつくばった女がいた
309:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:47:32.61ID:9FCqioVSa.net
這いつくばっているくせに長い髪ごしに地面に顔を乗せてこっちをじーっと視ている
キーーーーンという音がゆっくり大きくなっていくと同時にまたこっちに向かって這いずり始めた
ゆっくりゆっくり
オレは必死に先輩を呼ぶけどヒューヒューとしか出ない
二段ベッドのハシゴに女は手を掛けて登って来た
足元からゆっくりと這い上ってきてゆっくりゆっくりとオレのお腹に顔を乗せてきた
無表情で口元だけははっきりと口角を引っ張ってじーっとこっちを視ている
そしてオレの顔に向かって手を伸ばそうとした時
\クッソ!!!/
先輩はウイニングイレブンで負けたらしい
声を飛ばした
310:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/)[]2017/06/28(水)23:55:35.95ID:9FCqioVSa.net
と、同時にオレも
「○○さん!」
と叫んだ!
叫べた
女も同時に消えていた
先輩はオレが叫んだ事にびっくりしていたが何が起きたかを話して2人で隣の寮部屋に移動して寝た
しばらくして寮を出たんだけどちょくちょくその部屋にはいたらしい
その時は疲れから金縛りで夢を見た事にしてたんだけどきっと今でもあの女はいるのだと思う
314:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/29(木)07:10:38.99ID:irZImYwid.net
蛇女こええよ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?347
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1497932776/303-314
.
もう10年くらい前の話になるんだけど以前まだ美容師見習いの時、会社の寮に住んでた時の話
そこは横浜の下町感が強い場所で宜保愛子の地元らしいんだけど知ってる人もいるかもしれないね
川沿いにあるマンションの部屋を3つほど会社は借りていて2kの部屋に3~4人で田舎から出てきた若手のスタッフは住んでいた
大体どの部屋もスタッフの一番上の先輩スタッフが一部屋を使って残りの一部屋を使って寝るって感じ
部屋と部屋の間はすりガラス一枚のスライドドアで繋がっていて、仲が悪くなければいつも開きっぱなしで仲良く過ごしていた
オレの部屋もそんな感じだったんだけど同じ部屋のスタッフは彼女の家やら外泊ばかりでほとんど一部屋丸々使っていた
その位ゆるい規則でもあった
あ、先にそんなに怖くないかもしれないけどオレ的に怖かった話
304:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:04:19.82ID:9FCqioVSa.net
部屋の中では一番年下でほぼ毎日一部屋を使い寮の中では一番年上の先輩と同じ部屋で過ごしていたんだけどその先輩はゲームが好きでほぼ毎日夜中までゲームをやっていた
オレはそれを見ながら話して一緒にプレイしたり、職場のグチをいったり、相談に乗って貰ったり、仕事で凹んだことがあったら話さずにそのまま落ち込んで寝てたり…
まぁ、自由に過ごしてた
ちなみにオレの部屋はもう1人の先輩も一応住んでいる事にはなっているので二段ベッドがあって夜中にフラッと帰って来ることもよくあったのでちゃんと二段ベッドの上で寝ていた
305:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:10:30.26ID:9FCqioVSa.net
ある日、帰ってきても先輩は誰もいなくてオレも仕事で疲れてたから風呂に入って先に寝た
しばらくしたら隣の部屋の先輩が帰ってきた
『帰ってきたなぁ』と思いながらももう挨拶も面倒でそのまま寝たふりをして気づかないフリをしていたら先輩も荷物を置いて早速ゲームを始めた
\ウィニングイレブン/
306:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:18:25.53ID:9FCqioVSa.net
ゲームから聞こえる歓声、実況
コントローラーのカチャカチャ
先輩の呟き
寝ようと思っていても脳が冴えていく…
それでも起きるのも面倒だしその内寝るはずと思いそのままベッドで寝ていると
突然入り口の扉の開く音が聞こえた
『今日は(もう1人の部屋の)先輩も帰って来たんだ』
と思ってたんだけど
ただいまーの声も無いし、入り口から入ってくる音も聞こえない
音だけの情報だと入り口でずっと立ってる感じ
307:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:33:01.18ID:9FCqioVSa.net
どうしたんだろ?
と思ってると突然
ズリッズリッ
と這いずった音でゆっくりこっちに向かってきた
一瞬で先輩ではないと感じ、誰だと思い頭を上げた
だけど頭は動かない。目だけが動く
その代わりに足元から金切り音が首に向かって上がってくる
隣の部屋でゲームをしている先輩はまだゲームに熱中している
気付かないのか?
そう思い先輩を呼んだ
○○さん!
唇が動かない
その間も金切り音は三回ほど足元から首に向かってゆっくりと上がってきた
呼吸も苦しくてヒューヒューしてるのに先輩は気づかない…
また金切り音は足元から首に向かって上がってくる
だけど今度は首を抜けゆっくり耳元を通過し、頭頂部まできた
這いずる音は止まっていた
二段ベッドの上から見た部屋の端っこでヘビのように這いつくばった女がいた
309:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/28(水)23:47:32.61ID:9FCqioVSa.net
這いつくばっているくせに長い髪ごしに地面に顔を乗せてこっちをじーっと視ている
キーーーーンという音がゆっくり大きくなっていくと同時にまたこっちに向かって這いずり始めた
ゆっくりゆっくり
オレは必死に先輩を呼ぶけどヒューヒューとしか出ない
二段ベッドのハシゴに女は手を掛けて登って来た
足元からゆっくりと這い上ってきてゆっくりゆっくりとオレのお腹に顔を乗せてきた
無表情で口元だけははっきりと口角を引っ張ってじーっとこっちを視ている
そしてオレの顔に向かって手を伸ばそうとした時
\クッソ!!!/
先輩はウイニングイレブンで負けたらしい
声を飛ばした
310:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/)[]2017/06/28(水)23:55:35.95ID:9FCqioVSa.net
と、同時にオレも
「○○さん!」
と叫んだ!
叫べた
女も同時に消えていた
先輩はオレが叫んだ事にびっくりしていたが何が起きたかを話して2人で隣の寮部屋に移動して寝た
しばらくして寮を出たんだけどちょくちょくその部屋にはいたらしい
その時は疲れから金縛りで夢を見た事にしてたんだけどきっと今でもあの女はいるのだと思う
314:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/06/29(木)07:10:38.99ID:irZImYwid.net
蛇女こええよ
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?347
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1497932776/303-314
.
スポンサードリンク
ブログ内検索
カテゴリー
アーカイブ
過去50ヶ月分を表示しています
アクセス解析
カウンター