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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.01 (Sat) Category : 

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広場の下水管で

2017.07.10 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

968名前:①2006/08/02(水)13:30:18ID:jFmpf9Nx0
この話はアルバイトを通して親しくなった森脇さんという人が、休憩室で時間を潰していた時に、私に話してくれたお話なんです。
普段はひょうひょうとして、人を笑わせたりおもしろい話をする森脇さんなんですが、この日はやけにマジメな顔をして、私に話をしてくれたんです。

この森脇さんは東京の下町生まれです。
森脇さんがまだ小学校の1年生の時。
季節は夏、そろそろ夏休みが終わる頃でした。
住んでいる場所の近くに、広い空き地があったんです。
夏草が4、50センチも生い茂る、広場だったんです。

その草が生い茂る広場に、いつの間にかコンクリート製の下水管が置いてあったんです。
下水管の大きさは80センチ、長さは3メートルほど。
それが、ふたつ、空き地に置いてあった。

もともと、その空き地は子供の遊び場だったんです。
あらたに下水管があったもんだから、子供には絶好の遊び場になったんです。
その中に入ったり、上に乗ってジャンケンしたり、落としっこして遊んだんですね。

その日の夕方、いつものように森脇君が遊びに行ったんです。
すると、ふたつある下水管の中のひとつに、カッちゃんという森脇君の友達がひとりでいたんです。
その中に丸くなって、膝を抱えて座っている。
森脇君は、
「あっ、カッちゃん来てたんだ」
そう言って自分も一緒に中に入ったんです。
下水管の中は狭いけど、小さな子供ですから、簡単に入れて一緒に座れたんですね。



969名前:②2006/08/02(水)13:30:52ID:jFmpf9Nx0
でも……
なんとなくカッちゃんは元気がない。
いつもはすごく活発で、暴れ回っている元気者のカッちゃんが、なぜだかその日は、やけに暗いムードを漂わせて異様に静かなんです。
森脇君がいくら話しかけても、ほとんど返事もしないで暗い顔をして、膝頭を抱えたままうつむいているんです。

森脇君は、
『なんか今日は変だな?』
そう思って話しかけるのをやめたんです。

下水管の中にいると、かなり暗いんです。
暗い空間から外を見ると、丸い世界が切り取られたように見えるだけです。
外はもう夕日が見えて、次第に暗くなる時刻です。
日が暮れてくるから、森脇君は家に帰りたくなったんですね。
でも、元気のないカッちゃんが気になるから、帰るに帰れない。

そのとき……
無言のまま、うつむいていたカッちゃんが、突然に顔を上げたんです。
ビクッ、と痙攣したのがわかったんです。
そして森脇君のほうを恐ろしそうな顔で見ている。

ギクッ、としたんです。



970名前:③2006/08/02(水)13:31:27ID:jFmpf9Nx0
こんな恐ろしそうな、怯えた顔をしているカッちゃんの顔を見るのは、初めてだったんです。
でもよく見ると、カッちゃんは自分を見ているのではない、って気が付いたんです。
カッちゃんは自分の向こう側を見ていた。

「どうしたの?」
森脇君も反対側のほうを見たんです。
今度は森脇君が、ビクッ、と恐怖の顔になった…。

その丸い下水管の外。
丸く見える空間に、逆さになった女の顔があった。
上から顔を逆さにして、こちらを覗いていた。
顔は暗くてよく見えないが、長い髪の毛を垂らしている。
ふたつの目だけが光って見える。
その長い髪が風にそよいで、ユラユラと動いている。

森脇君は凍りついてしまった。
でも、逃げ出すことも出来ないから、そのまま怯えたまま、逆さになった女を見ていた。
すると下水管の中で、女の声が響き渡った。

「見つけたよ………」

その声に、森脇君の背筋が凍りついた。

今まで身動きもしなかったカッちゃんが、
「ウワーッ!」
突然叫んで、下水管の反対側から逃げ出した。
森脇君も逃げ出したいけど、自分のほうには女の顔がある。
逃げ出したくてもそっちには逃げられない。
カッちゃんが逃げ出したほうへ、森脇君も慌てて四つん這いになって逃げた。
「ギャーッ!」
叫びながら下水管を抜け出して、一目散に逃げ出したんです。



971名前:④2006/08/02(水)13:35:55ID:jFmpf9Nx0
下水管を出たら、カッちゃんは凄い勢いで夏草の生い茂る草むらを
“バサバサッ!”
と、かき分けて逃げて行く。
森脇君も必死でカッちゃんの後を追いかけていったんだけど、とても追いつけない。
「カッちゃーん、待ってぇーっ!」
叫んでもカッちゃんは止まってくれない。

すると自分の後ろから、女が髪の毛を振り乱して凄い勢いで、
“ザザーッ!”
草音を立てて後からドンドンと迫ってくる。
もう、怖くて仕方がない森脇君。

「カッちゃん、助けてーっ!」

泣き叫びながら逃げる。
でも、森脇君の背後には、女が髪を振り乱してドンドン迫ってきている。
泣きながら走っている森脇君は、
『もうだめだぁ』
って思った

幸運にもその時大声にきづいたパトロール中のお回りさんがきてくれて森脇君は泣きじゃくりながら抱きついた

恐る恐る森脇君は後ろを振り返った、でももう何もいなかったそうです………


引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?137
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1153796233/968-971




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やっぱり少し遅くなる。お盆に帰る

2017.07.09 (Sun) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

656:1/4@\(^o^)/[]2017/07/08(土)23:59:20.61ID:qTNxkI3TO.net
大学の夏休みの話

7月中旬、実家に帰省する日取りを家族LINEで話して、7月の終わりごろに帰るという話になった
別の大学に通うつ上の兄も同じ時期に帰るということで、話はまとまった筈だった

でも、その帰る予定の前々日に兄から
「やっぱり少し遅くなる。お盆に帰る」
って連絡が入った
自分は兄と違ってまだ研究室にも配属されていなかったから、兄が帰って来るまで実家でのんびりしてようと思っていた

そして、実家に帰ってからちょっとして、警察から電話が来た
兄のものと思われる遺体が山中から発見されたとのことだった
兄は趣味で自転車に乗っていて、下り坂でカーブを曲がりきれず、そのままガードレールを越え、自転車ごと崖から落下したのが死因らしい

人通りも多いとは言えない山中での事故ということもあり、発見も遅れたようだ
少なくとも死後一週間は経っていると言われた

その時の俺は、身近な家族の死ということもあり、少なからず動揺していた
兄は俺と違って明るく、人を楽しませるのが得意な人だった
喧嘩もよくしたが、何だかんだで兄とふざけて笑いあっている時間の方が多かった
そんな兄が死んだというのが、なぜかとても遠くで起きたような出来事に思えて
「ああ、これが実感がわかないってことなんだな」
ってどこか他人事のように思っていた

兄の葬儀でも驚く事があった
兄の友人がかなり大勢集まって来たからだ
兄と同年代ならばちょうど大学の夏休みだし、親同士の繋がりもあっただろうが、兄の死を聞いてこんなに多くの人が来るとは正直思わなかった

それくらいでようやく、俺自身も兄が死んだということを実感し始めていた



657:2/4@\(^o^)/[]2017/07/09(日)00:01:55.39ID:RNMMneBiO.net
葬儀も終わって、日が過ぎて、少し落ち着いた頃
ふと兄の最後のLINEを見て違和感を感じた
あの時はなんとも思わなかったが、医者の言う死亡時期よりも明らかに後になって送られてきているのだ

死んだ兄が送ったLINE?
まさか
いや、だとしても盆に帰るってなんだ?帰って来られないだろもう……

両親は気づいていないようだし、特に母親は兄の死で少しおかしくなっていたから、自分もあまり深く考えないようにしていた


お盆になって、母は
「兄ちゃんいつ帰ってくんのやろね」
とか言い始めた
俺も親父も、
「兄貴は死んだやろ。もう帰ってこん」
なんて言えなかったから、適当にはぐらかしていた

その頃にはもう兄を失った喪失感よりも、母親の心配の方が大きくなっていた
そのうち、俺も親父も知らないところで兄の後を追うんじゃないかという漠然とした不安があった

そんなある日の深夜
そう、深夜だ
突然家のチャイムが鳴った

こんな時間にいったい誰だと顔を見合せる俺と親父
少し間があって

「ただいまー」

と、間の抜けた「兄の声」が聞こえた



658:3/4@\(^o^)/[]2017/07/09(日)00:03:16.20ID:RNMMneBiO.net
 聞き間違えではなかった
俺も親父もびっくりして固まっていた
ただ母親だけ
「兄ちゃん帰ってきたん?」
とか言いながら玄関に向かおうとした
親父が慌てて止めて、俺も母親を抑えるのに荷担する

母親は
「○○(兄の名前)が帰って来たやん!帰って来た!!」
とか泣き叫びながら暴れるものだから大変だった
正直、今外にいるのは何なのかを考えるのは忘れていた

そのうち親父が
「○○!お前は死んだだろ!何しに来た!!」
と大声で怒鳴った
母親も暴れるのをやめて、廊下に座り込んでただ泣いていた
暫く、母親のすすり泣く声だけが聞こえて、少し間が空いたあと

「いや……お盆だから……」

と何とも兄らしい、すっとぼけた答えが返ってきた
母親も泣き止み、俺も親父もぽかーんとしてそしたら
「ごめんな」
って声を最後に、もう兄は何も言わなくなった



659:4/4@\(^o^)/[]2017/07/09(日)00:04:45.35ID:RNMMneBiO.net 
そのあと親父が玄関から外を確認したけど、誰もいなかった
部屋に戻ったら、母親だけじゃなくて親父も泣き出した
死んだあともわざわざ実家に顔を出しに来るとは、あいつらしいとか言いながら泣いていた

その日の夜、夢に兄が出てきた
細かい内容はもう覚えてないが、何故か実家でなく俺の部屋で話をしていたこと、茄子(多分精霊牛?)の話をしたことは覚えている
翌朝両親にその話をしたら笑われた

それからは母親も元の調子に戻り、俺も安心して大学に戻ることができた

やっぱりあのLINEは「死んだから盆に帰ることにするわwww」という意味だったのだろうか
ともかく、今年のお盆は兄貴ように精霊牛でも作ってやろうと思う



660:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/07/09(日)00:07:03.66ID:RNMMneBiO.net
以上
怖くはないかもしれん
ただあの時は兄貴なんかより母親の方が怖かった
盆と一周忌が近かったんで書きますた



663:本当にあった怖い名無し@\(^o^)/[]2017/07/09(日)00:33:43.68ID:gKIcPc7B0.net
途中のくだりは猿の手ばりに怖かったけど、お母さん落ち着いてよかったね



引用元:ほんのりと怖い話スレ 124
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1495421706/656-663




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中年男性のうめき声

2017.07.08 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

131:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/17(火)22:15:35.11ID:ZKZCNu9n0
これは大学生の時に体験した不気味な体験

今は観てないけど、当時はめちゃイケを毎週欠かさず観てた
飲食のアルバイトで放送時間と重なってしまうから帰宅して録画したのを観てたんだよ

あるゴルフの企画でメンバーが1人1打ずつ打っていき、最後加藤がパターでカップに沈められなかったシーンがあったんだよね
よゐこの有野が
「パターの音せえへんかったよ?」
ってセリフを加藤に言った後に、当然メンバーと編集で入れた笑い声しか入ってないと思うんだよ

だけど、笑い声の中に
「うわぁ・・・・うっ・・うっ・・うっ・・」
という中年男性のうめき声が混じってたんだよね・・・
直ぐにおかしいと気づいて巻き戻しして見直しても、やっぱり声は入ってるんだよ
念のため3回目見直してみたら、その呻き声がきれいさっぱりなくなってた・・・

余りの出来事に、ちょっと茫然してた



132:名も無き被検体774号+[]投稿日:2012/04/18(水)00:28:12.06ID:tbo4lSmdi
>>131
怖いな
録音系はけっこう聞くな



引用元:おまえらの体験した怖い話
https://www.logsoku.com/r/2ch.net/news4viptasu/1334574837/131-132





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