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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.03.01 (Sat) Category : 

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ばあちゃんの人形

2017.07.17 (Mon) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

143名前:本当にあった怖い名無し2006/08/03(木)00:08:14ID:C5KNLqsy0
実話というか、母から聞いた話。
肉親の話だから嘘じゃないとは思う。
母の昔の記憶だから、多少あいまいなとこはあるかもしれないけど。

母がまだ子供の頃なんだけど、遊んで家に帰ってきたら、居間の雰囲気がいつもと違う。
そんときは家に誰もいなくて、母一人。
で、何が違うのかよくよく考えたら、飾ってあった人形の位置が変わってたんだと。

普段はサイドボード?(食器棚みたいなやつ)の中に入れて飾ってるはずが、何故か床にうつぶせの状態で落ちてたらしい。
母の母(俺のばあちゃんな)は几帳面な人だったから、人形を放り出してどっか出かけるなんてあり得ない、母はそう考えて最初は泥棒が入ったんじゃないかと疑ったんだそうだ。

だけど、部屋の中の他のものは全く動かした形跡もないし、何か気持ち悪いなと思いながら母は元の場所に人形を戻しておいた。
そうしてるうちにばあちゃんが家に帰ってきたんで母が聞いたらしい。
「人形床に落ちてたけど、動かした?」
みたいな感じで。

そしたらばあちゃんは血相変えて
「本当か!?」
と慌て出したらしい。
慌て方が尋常じゃないんで、母も怖くなってばあちゃんに何が起きてどうなったのか聞いたらしいんだが、教えられないの一点張り。
とりあえず母の父(俺のじいちゃんだ)が仕事から帰るのを待ってたんだと。



144名前:143 2006/08/03(木)00:09:19ID:C5KNLqsy0
じいちゃんが仕事から帰ってきて、ばあちゃんが早速そのことを報告すると、じいちゃんがいきなりばあちゃんを張り倒して
「だから捨てろと言ったんだ!」
ともうブチ切れ。

その日のうちに、車で1時間以上かかる距離の寺まで行く、といってじじばばは出て行ったんだと。
母は一人残されて心細く思いながらも寝たんだそうだ。そしたら夢の中にその人形が出てきて居間の中を飛び回ってる夢を見たらしい。
普段見慣れてる人形の姿じゃなく、もっと人間ぽい質感になってたと母は言ってたが昔の話だし、夢の中のことだから俺にはわからん。

朝になって母が起きてくると、じじばばが疲れきった顔して朝飯食ってた。昨日はいったい何があってどうしたんだ、と母が聞いても
「あなたは心配しなくても大丈夫」
と取り合ってくれなかったそうで、母はもやもやしながら学校へ行った。

で、学校から帰ってくると、ばあちゃんがその人形を丁寧に拭いている。
特に足の裏を念入りに拭いていて、何をしてるのか聞いてみたがばあちゃんは教えてくれない。
ちらっと見えた人形の足の裏は、泥がついたみたいに真っ黒くなってて、ばあちゃんがそれを拭いてるように見えたらしく、さすがに母も気持ち悪くなりばあちゃんを問い詰めた。



145名前:143 2006/08/03(木)00:10:04ID:C5KNLqsy0
で、ばあちゃんが白状した内容が

・人形は昔からばあちゃんが大事にしていた(ばあちゃんが子供の頃から)
・大事にしすぎて、じいちゃんと結婚するときも捨てるに捨てられず持ってきた
・以前も人形の位置が変わったり汚れたりしたことがあり、寺に相談に行った
・寺の住職の話によると、ばあちゃんが人形を大事にするあまり、人形自体に念のようなものが移り、霊的なものも入り込む受け皿になった

との事

・そのときは住職にお経を唱えてもらって、静まった。住職からは、「このまま家に置いておくとまた良くないものが入るから、寺に預けたほうがいい」と言われたが大事なものなので断った
・昨日もその寺に人形を持って向かったはずが、寺に着いてみると人形がどこにも見当たらず仕方なく帰ってきたら、玄関先に人形が落ちていて足の裏が真っ黒だった。
・箱に入れて持っていったので、出るときに玄関先に落とすということはありえない。

その話をしてる間中、ばあちゃんは人形の足の裏を拭き続けていて、母は子供心にばあちゃんがよっぽどその人形を大事にしてるんだな、ってことと、その人形にはまだ何かの霊がとりついているんだ、ってことを思って、どうしようどうしようと考えてたらしい。



148名前:143 2006/08/03(木)00:12:07ID:C5KNLqsy0
じいちゃんが仕事から帰ってきて、母はじいちゃんに相談した。
じいちゃんも前回人形がおかしくなったときにひどい目にあったらしく(詳しくは教えてくれなかったそうだが)、今回はどうしても人形を処分したかったらしい。
で、ばあちゃんに言うと渋られるだろうから、ってことで、ばあちゃんが寝てからコッソリ人形を寺に持っていくことにした。母も人形に対する怖さが先に立ってしまってそれに賛成したらしい。

で、その夜、じいちゃんは人形を持って出かけて、そのまま帰ってこなかったらしい。
人形はというと、次の日の朝、玄関先に落ちているのをばあちゃんが発見した。
ばあちゃんはそれっきり人形を誰にも見せなくなったらしい。

ばあちゃんはそれ以来、どこかおかしくなってしまったみたいで(じいちゃんがいなくなったのもあったみたいだが)、結局母は叔父の家で暮らすことが多くなったんだと。

そんな暮らしをしてる間に母も大きくなって結婚して、俺が生まれるちょっと前にばあちゃんは病気で入院した。
母がばあちゃんの部屋を整理していると、押入れから箱に大事に入れられたあの人形が出てきたらしい。
それを見て母は愕然としたそうだ。

人形の顔一面に、何かを浴びたような黒いシミがあり、人形の至るところにお札が貼ってあったり経文が書かれていたりのそれはすごい状態だったらしい。
母は慌てて寺に行き、住職(その頃は前の住職も亡くなってて、次の代だったらしい)に家まで来てもらいお経をあげてから寺に引き取ってもらったんだと。
で、お経をあげ終わって母がありがとうございます、って言って住職をさて送ろうか、ってときに病院から連絡が入って
「ばあちゃんが大変だ」
と。



149名前:143 2006/08/03(木)00:14:17ID:C5KNLqsy0
母が急いで病院にかけつけるとばあちゃんはもう虫の息だったらしく、しばらくしてそのまま亡くなったそうだ。
ばあちゃんのお骨は、母の希望で、寺でしっかり祓ってもらったあとの人形と一緒に埋められたらしい。

人形とばあちゃんの因果関係とかじいちゃんが結局どうなったのかとかはわからんのだが、ついさっき母に聞いた話だ。
母の解釈は、じいちゃんは寺に人形を預けにいく途中に「何か」あって、たぶんもう生きてないだろう(当時捜索願も出したが、胡散臭い目撃情報しかなかったらしい)、人形についてたシミは、返り血じゃないか、ばあちゃんはそれを理解しておかしくなったんじゃないか、ってとこで落ち着いてた。

じいちゃんもばあちゃんも
「病気で死んだ」
としか聞かされてなかったからショックだ・・・
しかも俺、来週ばあちゃんの墓参り行くんだよ・・・



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?138
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1154499352/143-149











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お地蔵さんと石

2017.07.14 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

183:1:2005/08/08(月)22:27:04ID:Q9TlGBtu0
私が友達から聞いた話を紹介します。
とりあえず、A君(学生)としておきます。

私の実家は田舎の方で、田んぼが多い地域を想像していただければわかると思います。
A君の家の近くもそのような感じです。

私とA君が通っていた学校の授業が終わり、A君が学校から帰るとき、いつもと同じ道で帰るのはつまらないと思ったようで、少し違う道を歩いてみたそうです。

いつもとは違う景色を見ながら歩いている時、50センチくらいのお地蔵さんを見つけたそうです。
近寄ってよく見ると、その隣に狐のような、猫のような形をした、なんとも言えない10センチくらいの石が立ててあったそうです。
A君はいたずら心が働き、その石を倒したそうです。
それほど強い力で倒したわけではないのに、その石が真っ二つに割れたそうです。

そして、A君はそのまま帰宅し、石を倒したことなど気に止めず眠ろうとしたそうです。
電気を消し、布団に入った直後、金縛りにあったそうです。

ゆっくりと白い塊がA君の目の前に現れ、A君の耳元で
「・・・戻せ」
「・・・戻せ」
「・・・戻せ」
という声がしていたそうです。

その状態が1分くらい続いた後、白い塊がだんだん白い着物を着た女性の姿に変わったいったそうです。
その女性の顔は凄い形相だったようで、A君がその女性の顔を見た瞬間、さっきまで聞こえていた
「・・・戻せ」
という声は止まり、その女性がゆっくりとA君に近づいて、A君の顔から5cmぐらい手前まで近づいてきたそうです。

そして、ものすごい大きな声で
「戻せ!!!」
と言われたそうです。
A君はそこで気絶してしまったようで、起きたときには女性の姿もなかったそうです。



184:2:2005/08/08(月)22:28:17ID:Q9TlGBtu0
学校へ登校したとき、私に、上記の体験談を話してきました。
私「それは、まずいよ。マジで。その石、どうにかして元に戻さないと...とりあえず、接着剤でも使ってさぁ」
A君「いや、俺は、闘う!」

普通の人間ならば、ここで石を戻そうとするはずなのですが、A君はなんと、闘うと言いはじめたのです。
私はその日、休み時間中説得を続けたのですが、私の説得もむなしく、彼は
「闘う!」
の一点張りでした。
なぜ闘うのか聞いてみると、

A君は「気絶させられたのがむかついた」
と言い放ちました。

ある意味凄い人だとも思いましたが、彼の異様とも思える意思は変えられそうになかったので、私は普通に帰宅しました。

次の日、私はA君を心配しながら登校したのですが、A君は学校へ登校していました。
顔が明らかに青ざめ、目が腫れていて、疲労困憊といった感じだったのをしっかりと覚えています。
「A、昨日どうだった?」
と尋ねました。A君はゆっくりと話してくれました。

A君は昨日、木刀を用意し、サバイバルナイフを腰に身につけ、自分を奮い立たせるため、夜12時くらいから酒を飲みはじめたそうです。
そして、2時くらいになった時、
「・・・戻せ」
の音が聞こえ、白い塊が出現したそうです。
部屋の電気がついているにも関わらず、訳のわからない超常現象が発生したため、かなり怖かったそうです。

A君は恐怖を振り払うため、とにかく、その白い塊に向かって木刀を振り回したそうです。
当たる寸前でその白い塊は消え、消えたと思った瞬間、背後に回っていたそうです。
振り回しても振り回しても当たりそうになく、また、
「・・・戻せ」
という声とともに、ひどい耳鳴りがして、耳の奥がひどく痛かったそうです。
木刀を振り回している最中、自分の部屋にあったステレオを殴ってしまったため、外へ出て闘おうと考えたそうです。



185:3:2005/08/08(月)22:28:51ID:Q9TlGBtu0
裸足のまま玄関を出て、とにかく走りつづけたそうです。
そして、闘いやすそうな草むらに着いて、300メートルくらい離れているA君の家の方へ向かって
A君「かかってこい!」
と大きな声で怒鳴ったそうです。
(ちなみに、田舎の方であるため、周りにはほとんど家もなく、田んぼが広がっているだけです。)

すると、A君の家から白い塊がゆっくりと上空へ浮遊し、30メートルくらいの上空で、フワフワと浮いていたそうです。
あちこちをフラフラと漂った後、まるで鷹が獲物を狩る瞬間のように、急降下でA君のそばに近づいてきたそうです。
A君もさすがに怖くなったのか、とにかく大きな声を叫びながらその白い塊を待ち構えたそうです。
急降下する白い塊が段々と近づくにつれ、その白い塊が昨日の女性になっていたことに気が付いたそうです。
昨日と同じ凄い形相で、A君へと近づいてきたそうです。

A君との距離が2メートルくらい手前まで近づいたとき、木刀を渾身の力で振ったそうです。
やはり、当たる寸前で女性は背後に回ったそうです。
そして、耳元で、
「戻せ・・・、さもないと・・・」
とささやいてきたそうです。

A君はあまりの恐怖に狂乱状態になり、とにかく、泣きながら木刀を振ったそうです。
振っている最中も、
「戻せ・・・」
という大きな声がし、頭痛が酷かったそうです。

A君も体力が尽きてきたそうで、木刀を振るのはやめて、その女性から距離を保つために走りました。
そして、ゆっくりと近づいてくる女性に向かって、腰にあったサバイバルナイフを投げたつけたそうです。
その瞬間、なんと前へと投げたはずのナイフが自分の方へと向かって飛んできたそうです。
それから記憶がないそうです。



186:4:2005/08/08(月)22:31:21ID:Q9TlGBtu0
A君は目がさめたとき、自分の部屋で寝ていたそうです。
A君の母親が言うには、A君が草むらの上で眠っているのを近所の人が見つけ、A君の家まで運んでくれたそうです。
私は酔って幻覚でも見たんだろう、そんな風に考えながらA君の話を片付けようとしたのですが、次の話を聞いて固まりました。
なんと、彼の両手には、あの時割った石が握られていたそうです。
近所の人が、がっちりと握り締めていたものだから持ってきたと言ったそうです。

A君は疲れ果てていましたが、とにかく石を元に戻さなければいけないと感じ、できる限り慎重に、接着剤でその石をくっつけたそうです。
そして、お地蔵さんのところへその石を戻し、手を合わせ、何度も何度も謝り、高いおまんじゅうをお供え物として出しておき、登校してきたそうです。

お地蔵さんや、その周辺にあるものを粗末に扱うととんでもない目にあうらしいので、みなさん気をつけましょう。



引用元:不可解な体験・謎な話 ~enigma~ PART 27
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1118724954/183-186




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正直、まだ頭が混乱している。

2017.07.14 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

44名前:392006/08/02(水)17:17:52ID:6R95XmmS0
4時過ぎくらいに晩御飯の材料を買出しから帰ってきたのな。
で、俺の住んでいるマンションって8階建てで、2階と3階は普通の会社になっている。
俺の部屋はそんなビルの5階だ。

で、部屋へ行くときにはいつもエレベーターを使っているんだけど、エレベーターの窓ってあるじゃないか。入り口の扉についてるアレ。
普通はそこから外が見えるんだけど、2階と3階は会社のためか、エレベーターの扉の外にもう一枚、鉄の扉があってそれが目隠しになっていた。
この扉はエレベータが開くときにしか開かないようになっていた。

で、今夜はカミさんの誕生日だからご馳走を作ろうと思って、材料を買い込んで両手に買い物袋をぶら下げてエレベーターに乗ったわけだ。
俺の他に乗る人も無く、まぁ何時もの事だからリラックスした状態で乗ったんだ。

で、エレベータが動き出して、直ぐ位に扉をぼーっと見ていると、扉の向こうの風景が上から下へ流れるわけだ。普通だけど。

間もなく、白いワンピを着た髪の長い女の人がこっちをみてるのが分かったんだ。
まぁ、それも普通に上から下へ流れていったわけだ。

と、次の瞬間にエレベータが止まったんだ。大家さんだった。
そのとき、ふとエレベータの表示盤をみると「三階」と表示されていた。


・・・部屋に帰ってから思い出して一気に怖くなった。
女はしっかりと俺を見てた気がするし、何より女の背景が黒かった気がする。建物の壁は白。
とすると、女はエレベータの扉と鉄扉の間にいた?

正直、まだ頭が混乱している。


引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?138
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1154499352/44




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