都市伝説・・・奇憚・・・blog
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線香の本来の役割
2017.09.22 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
573名前:⑦⑦⑦ 2017/09/21(Thu)11:29:58
お線香の匂いが漂う。
線香の本来の役割。
それを思い出すと、今でもぞっとする。
私は入学と同時に寮に入った。
入学と言っても予備校だから、正確には入校だ。
有名大学を受けるという名目で地方から上京。
正直、単に地方の大学に行きたくないという小さなプライドがあっただけ。
実際のところ難関を突破する努力や頭があるわけではない。
親はこんな私の邪な願いを額面通り受け取ってくれた。
何にせよ、寮とはいえ初めての一人暮らし。
私は後一年もしない内に再び来る受験という名の戦争を、しばしの間忘れることが出来た。
ドアのチャイムを鳴らす。
ご近所付き合いは気をつけても気をつけ過ぎることはない。
母から耳にタコが出来るほどそう言われて始まった生活。
部屋の片づけが終わり、次にすることはそうだと決めた。
隣の部屋の人、友達になってくれると良いけど。
「は〜い」
中から出てきたのは目を背けたくなるほど露出の高い服を着た人だった。
一月前まで田舎の純情女子高生(笑)だった私には刺激が強すぎる。
「あ、あの! 昨日隣に越してきた者です。つまらない物ですがこれお近づきのシルシに!」
何とか練習してきた言葉を搾り出す。
「あは。新しい人? うふふ。ありがとう。クッキーかな?」
「はい。私が作ったものです。お口に合うかどうか分かりませんけど――」
「ありがとうね。あ、じゃあ丁度いいからお茶しようよ、入って入って」
その人の強引さに負けて私は部屋の中に入った。
どうしよう。
まだもう一部屋の隣に挨拶すんでいないのに。
574名前:⑦⑦⑦ 2017/09/21(Thu)11:34:26
お互いの情報交換とそれに関連する雑談。
比率に直すと、1:9くらいだろうか。
もちろん9が雑談だ。
初顔合わせで何故かリンスとコンディショナーの違いについて詳しく説明してくれた。
私の髪にけちをつけているのではないかと疑った。
しかしながら、いや、恥ずかしながらと言うべきだけど、私はそのときまでリンスとコンディショナーの違いを知らなかった。
彼女の第一印象はエロ下着とリンスの話だ。
流石にエロ下着という名称は避けたいのでリンスと彼女を呼ぶことにする。
今年で二浪目だという。
これから聞くにはあまり幸先のよろしい話じゃない。
「あ、もうこんな時間。ねえご飯食べに行こうよ」
何時間も話し込み、私たちは友達となった。
……勉強の話はほとんど出ていない。
彼女が二度も浪人する理由を垣間見た。
意外にも初めてのお酒は美味しかった。
年齢を考えるのはこの際忘れて欲しい。
彼女と共に行動すると、大人の階段を上っているはずなのだが、何故か人生の階段を下っている気がするのは気のせいであって欲しい。
ドタドタいう音で目が覚める。
またリンスちゃんがダンスの練習をしているのだろう。
最近毎日のように、彼女はダンスの話をする。
やるならせめてそういう教室に通って欲しい。
だが披露するのは私が行くのを頑なに拒む「クラブ」らしい。
「ラ」にアクセントを付けて発音する場所だ。
ダンスだけが目的じゃないことも言っておく、念のため。
ああ、頭が痛い。
二日酔いにシジミ汁が効くということも学んでしまったダメ浪人生の姿がそこにあった。
(続きは『続きを読む』をクリック)
お線香の匂いが漂う。
線香の本来の役割。
それを思い出すと、今でもぞっとする。
私は入学と同時に寮に入った。
入学と言っても予備校だから、正確には入校だ。
有名大学を受けるという名目で地方から上京。
正直、単に地方の大学に行きたくないという小さなプライドがあっただけ。
実際のところ難関を突破する努力や頭があるわけではない。
親はこんな私の邪な願いを額面通り受け取ってくれた。
何にせよ、寮とはいえ初めての一人暮らし。
私は後一年もしない内に再び来る受験という名の戦争を、しばしの間忘れることが出来た。
ドアのチャイムを鳴らす。
ご近所付き合いは気をつけても気をつけ過ぎることはない。
母から耳にタコが出来るほどそう言われて始まった生活。
部屋の片づけが終わり、次にすることはそうだと決めた。
隣の部屋の人、友達になってくれると良いけど。
「は〜い」
中から出てきたのは目を背けたくなるほど露出の高い服を着た人だった。
一月前まで田舎の純情女子高生(笑)だった私には刺激が強すぎる。
「あ、あの! 昨日隣に越してきた者です。つまらない物ですがこれお近づきのシルシに!」
何とか練習してきた言葉を搾り出す。
「あは。新しい人? うふふ。ありがとう。クッキーかな?」
「はい。私が作ったものです。お口に合うかどうか分かりませんけど――」
「ありがとうね。あ、じゃあ丁度いいからお茶しようよ、入って入って」
その人の強引さに負けて私は部屋の中に入った。
どうしよう。
まだもう一部屋の隣に挨拶すんでいないのに。
574名前:⑦⑦⑦ 2017/09/21(Thu)11:34:26
お互いの情報交換とそれに関連する雑談。
比率に直すと、1:9くらいだろうか。
もちろん9が雑談だ。
初顔合わせで何故かリンスとコンディショナーの違いについて詳しく説明してくれた。
私の髪にけちをつけているのではないかと疑った。
しかしながら、いや、恥ずかしながらと言うべきだけど、私はそのときまでリンスとコンディショナーの違いを知らなかった。
彼女の第一印象はエロ下着とリンスの話だ。
流石にエロ下着という名称は避けたいのでリンスと彼女を呼ぶことにする。
今年で二浪目だという。
これから聞くにはあまり幸先のよろしい話じゃない。
「あ、もうこんな時間。ねえご飯食べに行こうよ」
何時間も話し込み、私たちは友達となった。
……勉強の話はほとんど出ていない。
彼女が二度も浪人する理由を垣間見た。
意外にも初めてのお酒は美味しかった。
年齢を考えるのはこの際忘れて欲しい。
彼女と共に行動すると、大人の階段を上っているはずなのだが、何故か人生の階段を下っている気がするのは気のせいであって欲しい。
ドタドタいう音で目が覚める。
またリンスちゃんがダンスの練習をしているのだろう。
最近毎日のように、彼女はダンスの話をする。
やるならせめてそういう教室に通って欲しい。
だが披露するのは私が行くのを頑なに拒む「クラブ」らしい。
「ラ」にアクセントを付けて発音する場所だ。
ダンスだけが目的じゃないことも言っておく、念のため。
ああ、頭が痛い。
二日酔いにシジミ汁が効くということも学んでしまったダメ浪人生の姿がそこにあった。
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もうあの道は通りたくない
2017.09.22 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
591:1:2006/08/26(土)09:36:35ID:JfA6xGF+0
明け方前バイクで帰宅途中、カーブを過ぎたところに事故直後と思われる男性が倒れてた。
車の通りも無いだろうし、停まって近づいたけど動かない
声を掛けても反応ない。
体をむやみに動かさないほうがいいと、フルフェイスの窓を開け覗き込んだ、目をかっと見開いたままで、口からはドロドロした血とともに
「グゴ~~~~ア~~~~~~」
血でうがいをしてるような低い声が途切れず・・・
592:2:2006/08/26(土)09:37:57ID:JfA6xGF+0
肩を揺さ振られ、
「大丈夫ですか?」
と自分が聞かれてた。
朝もやの中、古びたメットを抱え座り込んでたらしい。もちろん自分独りだけ。
もうあの道は通りたくない。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?140
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155910800/591-592
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明け方前バイクで帰宅途中、カーブを過ぎたところに事故直後と思われる男性が倒れてた。
車の通りも無いだろうし、停まって近づいたけど動かない
声を掛けても反応ない。
体をむやみに動かさないほうがいいと、フルフェイスの窓を開け覗き込んだ、目をかっと見開いたままで、口からはドロドロした血とともに
「グゴ~~~~ア~~~~~~」
血でうがいをしてるような低い声が途切れず・・・
592:2:2006/08/26(土)09:37:57ID:JfA6xGF+0
肩を揺さ振られ、
「大丈夫ですか?」
と自分が聞かれてた。
朝もやの中、古びたメットを抱え座り込んでたらしい。もちろん自分独りだけ。
もうあの道は通りたくない。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?140
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155910800/591-592
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天井裏の大皿
2017.09.21 (Thu) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
555名前:マジやばい2006/08/26(土)01:19:49ID:UtzYw7/LO
本当にあった…というか今でもたまにある怖い話
体験者→俺。時期→あの時の夏~今現在
俺は幽霊なんて信じなかった…あの時までは……
俺の部屋は…ってか借家は月3万のボロ屋なんだけど夏でもメチャ涼しいのね。
日当たりもいいのになんでかなぁとかおもってたわけ。
んで話飛ぶけど、ある日天井裏の鼠がうるさかったのよ。
むかついたから天井裏に鼠捕りしかけようと思って天井裏にあがったわけ。
556名前:マジやばい2006/08/26(土)01:20:47ID:UtzYw7/LO
あけてびっくり寒い寒い。
部屋は涼しい程度なのに異常な寒さ。
けど幽霊なんて信じない俺は(というか信じたくない)天井裏って寒いんだなぁ…とか思って終了。
鼠捕り置いて顔を引っ込めようとしたら奥の方に白い丸い物を発見。
なにか確かめるため懐中電灯をもってふたたび見る。
皿。大皿。奉られて(?)いる。真ん中に御札。あせった俺。天井裏から退散。気にしないことに。
次の年の春終夏始。地震が起こった。
それほど大きくなかったが『ガシャン…』とどこからか聞こえてくる皿の割れた音。
台所へ行くも割れ物の気配なし。………!ハッとして天井裏をのぞきに行く。
のぞいたら案の定あの大皿が割れていた。
557名前:マジやばい2006/08/26(土)01:21:39ID:UtzYw7/LO
やはり天井裏は寒かったが春の名残でまだ肌寒い日だったので気にしなかった
…異変は3日後だった。俺が寝ていた時だった。誰かの気配がしてふと目が覚めた。
誰もいない…?
見渡す限りではだれもいない…一応部屋の中を確かめるべく起きてスイッチを入れようと一歩踏み出した瞬間…
『そっちじゃねぇよ』…
という声が後ろから聞こえる…聞き覚えのない太いかすれ声。
さらに一歩…
『こっちにこい…』
…声が真後ろに来ている…あと一歩くらいでスイッチに手が届くのに………!!
手を前にやりながら一歩踏み出した…スイッチとは違う感触…生暖かいのに氷のような…気持ち悪くなる温度…
558名前:マジやばい2006/08/26(土)01:23:02ID:UtzYw7/LO
『こっちじゃないといったろう!!』…
俺の手が触っていたのは…生首だった……気がついたら回りに人、人、人…救急車まで来ていた…
(となりの大学生が俺の叫び声を聞いて部屋に突入して来たらしい。)
あたり一面血だらけで俺は救急車へ…だが外傷はなし……けれど血糊が凄かったのでシャワーを借りて全部流した…
数か所落ちなかったが明日には落ちるだろうと思い部屋へ……部屋に帰ると目を疑った。
大量の血は消え失せて、血糊どころかシミさえできていなかっただ…
しかも体の数か所残していた血も消えていた…
559名前:マジやばい2006/08/26(土)01:25:28ID:UtzYw7/LO
ただ…生首を触っていた右手部分の血糊だけは数年たった今も落ちる気配が無い……
今もたまに『こっちだ』って聞こえるけどいったいなんなんでしょうか…てか皿奉ったのに意味なかった…
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?140
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155910800/555-559
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本当にあった…というか今でもたまにある怖い話
体験者→俺。時期→あの時の夏~今現在
俺は幽霊なんて信じなかった…あの時までは……
俺の部屋は…ってか借家は月3万のボロ屋なんだけど夏でもメチャ涼しいのね。
日当たりもいいのになんでかなぁとかおもってたわけ。
んで話飛ぶけど、ある日天井裏の鼠がうるさかったのよ。
むかついたから天井裏に鼠捕りしかけようと思って天井裏にあがったわけ。
556名前:マジやばい2006/08/26(土)01:20:47ID:UtzYw7/LO
あけてびっくり寒い寒い。
部屋は涼しい程度なのに異常な寒さ。
けど幽霊なんて信じない俺は(というか信じたくない)天井裏って寒いんだなぁ…とか思って終了。
鼠捕り置いて顔を引っ込めようとしたら奥の方に白い丸い物を発見。
なにか確かめるため懐中電灯をもってふたたび見る。
皿。大皿。奉られて(?)いる。真ん中に御札。あせった俺。天井裏から退散。気にしないことに。
次の年の春終夏始。地震が起こった。
それほど大きくなかったが『ガシャン…』とどこからか聞こえてくる皿の割れた音。
台所へ行くも割れ物の気配なし。………!ハッとして天井裏をのぞきに行く。
のぞいたら案の定あの大皿が割れていた。
557名前:マジやばい2006/08/26(土)01:21:39ID:UtzYw7/LO
やはり天井裏は寒かったが春の名残でまだ肌寒い日だったので気にしなかった
…異変は3日後だった。俺が寝ていた時だった。誰かの気配がしてふと目が覚めた。
誰もいない…?
見渡す限りではだれもいない…一応部屋の中を確かめるべく起きてスイッチを入れようと一歩踏み出した瞬間…
『そっちじゃねぇよ』…
という声が後ろから聞こえる…聞き覚えのない太いかすれ声。
さらに一歩…
『こっちにこい…』
…声が真後ろに来ている…あと一歩くらいでスイッチに手が届くのに………!!
手を前にやりながら一歩踏み出した…スイッチとは違う感触…生暖かいのに氷のような…気持ち悪くなる温度…
558名前:マジやばい2006/08/26(土)01:23:02ID:UtzYw7/LO
『こっちじゃないといったろう!!』…
俺の手が触っていたのは…生首だった……気がついたら回りに人、人、人…救急車まで来ていた…
(となりの大学生が俺の叫び声を聞いて部屋に突入して来たらしい。)
あたり一面血だらけで俺は救急車へ…だが外傷はなし……けれど血糊が凄かったのでシャワーを借りて全部流した…
数か所落ちなかったが明日には落ちるだろうと思い部屋へ……部屋に帰ると目を疑った。
大量の血は消え失せて、血糊どころかシミさえできていなかっただ…
しかも体の数か所残していた血も消えていた…
559名前:マジやばい2006/08/26(土)01:25:28ID:UtzYw7/LO
ただ…生首を触っていた右手部分の血糊だけは数年たった今も落ちる気配が無い……
今もたまに『こっちだ』って聞こえるけどいったいなんなんでしょうか…てか皿奉ったのに意味なかった…
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?140
http://mimizun.com/log/2ch/occult/1155910800/555-559
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