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作った七不思議
2018.01.13 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
551 2006/10/06(金)11:54:08ID:qK3g+dFy0
これは私が小学生のときの話です。
当時は所謂「学校の階段」がブームになった時期で「七不思議」といった怖い話が非常に盛んな時期でした。
子どもだった私達は、
「自分達の学校に七不思議がないのはつまらなから、七不思議を作ろう」
と考え仲の良い友達6人で、休み時間になると校内探検にでかけ、
立て付けの悪いドアを見つけてはいじめで死んだ男の子。
奇妙な染みがあれば幽霊、
行き詰ると「深夜の2時に~」
といった方法で次々とデッチ上げの七不思議を作っていきました。
そんな中で自分たちの傑作が、放課後に体育館から聞こえてくる「トントン トントン」という金槌で何かを叩くような音でした。
これを私達は「体育館の建設中に死んだ作業員」として「実際に確かめられる七不思議」としてスパイスしたったひとつの真実だけであたかも他の全ても正しいというような錯覚に陥らせることができました。
私の作った七不思議の噂は2週間程で学校の大部分に広まりました。
しかし、ある日先生が朝のホームルームで、こんな警告をしました。
「この学校に七不思議なんてものはありません。誰かが作った性質の悪い悪戯です。最近七不思議を確かめようと遅くまで残る生徒も出ているようですが、決してそんなことはしないように。見つけた生徒は厳しく注意します」
しかし私達はそこであることに気がつきました。
私達が実際に確かめることができるような噂は、真っ赤な夕焼けの日に階段を落ちる生首と例の体育館の話。
この二つしかなかったのです。
どちらも他愛のない話でしたし、別に危険な場所でもありません。
今考えてみれば放課後に遅くまで残ることを危惧しただけと考えたのでしょうが、私達はそれを
「きっとどちらかがほんとうのことで、それがばれてしまってはまずいからだ」
と思い込み、むしろ確かめてやろうと思いました。
562 2006/10/06(金)11:55:07ID:qK3g+dFy0
まず私達も実際に聞いている、体育館を調べようと決めました。
音はいつも聞こえるわけでなく、週に1度か2度、全く聞こえないときもままありました。
そこで私達は放課後サッカーやバスケットに興じながら、密かに耳を澄ませその機会を伺いました。
それは以外にも早く、調査開始から4日目。
「トントン トントン」とあの音が聞こえてきます。
私達は興奮しながらも、一度校門から外に出て、裏のフェンスの間からまた学校に忍び込み、体育館に向かいました。
幸いにも鍵はかかっておらず、重い扉を横に押しやり、まんまと中に侵入することができました。
「トントン トントン」
果たしてこの音はどこから聞こえてくるのか?
用具入れ、トイレ、それとない場所を探しますが、どこもはずれです。
「ステージとか、その裏じゃねーの?」
祐介がそう提案します。
「えー、それはまずくないか?」
ステージに一般の生徒が上がることは普段めったになく 先生に見つかったら激しく怒られると思いました。
「俺、放送委員だからよくあそこにいくよ。大丈夫大丈夫、もし見つかったら鉛筆落としたから探しにきた。って言えばいいんだよ」
結局彼に押された形で、私達はステージへと足を運びました。
心なしか、音が近くなっているように感じます。
「ほら、やっぱり。こっちでいいんだよ」
得意げになる彼を見て、少々イラつきながらカテーンの裏や放送室の辺りを探ります。
しかし、なかなか見つかりません。
そんなときでした、1人が上を見つめながら呆然としているのです。
「おい、上になんかあるの・・・・!?」
私達は一斉に上を見つめ、そして戦慄しました。
ステージの上には、2階から更に上に、2.5階とも言えるスペースになっています。
そこには体育祭や卒業式などで使う用具など、今では殆ど使わない類のものが置かれています。
そこは丁度いたを張り合わせたような床で、その感覚が広く間に隙間があるため、下から覗くこともできますし逆にあちらから下を覗くとかなり怖い思いをしました。
573 2006/10/06(金)11:56:19ID:qK3g+dFy0
その場所で、何かがいたのです。
人でした。それは間違いありません。白い布を被った誰か。
それは私達をみていました。
人のような、人ではないようなそんな何か。
それが私達をじっと見つめ、そして動き出しました。そう、奥ではなく手前に。
そちらには降りるための階段が・・・
「逃げろ!」
誰かが叫びます。
私達は蜘蛛の子を散らすように
「わー」
と叫びながら、一目散に出口へと走りました。
「追ってきてるよ!!」
後ろから純一の声がしました。
「急げ!」
靴も履かずに、渡り廊下を駆け抜け校舎に入ると私達はすぐさま職員室に駆け込みました。
驚いたのは先生達で、6年生の問題児達がドアを壊しそうな勢いでなだれ込んできて
「体育館に幽霊がいた!」
だの
「やばいよ、先生やばいよ」
などと要領を得ない言葉で騒ぐのですからたまったものではありません。
男の先生達が変質者か何かが紛れ込んだのかと職員室を出てゆき私達は、女の先生達に慰められながら、先生達が帰ってくるのを待っていました。
特に何もなかったのか、先生達が返ってくると、今度は責められる番でした。
なんで体育館に行ったのか?何を見たのか?と質問され、学校の怪談を調べに言ったことがわかり強烈な一撃を喰らって、その日は帰されました。
翌日、放課後になって担任の先生から呼び出しを受け、私達は図書準備室に集められ、そこでこんな話を聞かされました。
体育館から聞こえてくるあの音の原因は、先生達の間でもはっきりとはわかっていないそうです。
しかし、8年ほど前にこんなことがあった、教えてくれました。
584 2006/10/06(金)11:56:59ID:qK3g+dFy0
体育館の壁には、収納式のボックスのようなものがあり、そこには式典などで使うパイプ椅子がしまってあります。
8年前、あるクラスでいじめがあり、その中にいじめらっこ1人を閉じ込めて一晩放置した事件があったそうです。
夜になっても帰ってこない子どもを心配しご両親から電話があった学校側はすぐに校内をくまなく探しました。
しかし、どこにもみつかりません。
生徒達の中で知ってるものはいないかと、緊急連絡網を使って調べたところ
いじめっこの1人が体育館のパイプ椅子入れに閉じ込めたことを白状しました。
体育館は一度調べてあり、いたら助けを呼ぶのではないのか?と思いつつも先生達はもう一度、体育館に行きその場所を調べました。
するとそこにはその少年が、小さく体を丸めて脂汗で背中を濡らしながら、ガクガクと震えていたそうです
その子は酷く何かに怯えていて、何のショックが声が出せなくなっていたそうです。
始めは暗い闇の中に何時間も閉じ込めらていたことが原因だと思ったそうですが、その子の話を聞くと体育館に誰かいて、何かを叩いている。そして笑っていた。もし自分が少しでも声を出したらきっと自分もそうなると思った。
そんなことを筆談で伝えたそうです。
しかし、夜の学校に何者かが侵入したとしたら警備会社に連絡がいくはずです。
ですが、機械の故障もなにもなく、警備会社からの答えはその子の聞き違えかなにか。ということでした。
「きみ達が見たのはそれかもしれない。先生もそんなこというのはばかげているとは思うが先生はきみ達のいうことも信じてる。だからこそこのことも、それから七不思議のことも言わないで欲しい。」
それからというもの、火付け役だった私達が一切七不思議のことを口にしなくなったせいか噂は自然と消えていきました。
体育館に住んでいる、あの霊はいったいなんだったのでしょう?
あそこで何をしていたのか?私にはもう分からないし、知ろうという気もありません。
ただ、あの後教えてもらったのだが、純一がこんな声を聞いたらしい
「あなたも?」
それにどんな意味があるのか。それは私達の誰一人としてわかるものはいませんでした。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/551-584
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真っ白の紙
2018.01.10 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
3 本当にあった怖い名無し 2006/10/05(木)19:20:09ID:4JugQ73x0
メモ帖にカキコしてるうちに新スレ立ってた・・・
かなり長文になるのでスルー推奨。物好きだけみれ。
これは自分が2年くらい前の話なんだが、当時色々親と揉めて一人暮らしをすることになった。
とにかく金がないので家賃が月2万3千で1DK、トイレバス付きってところをうまく見つけたので
そこにもぐりこむように生活を始めた。
自分にはIとKっていう友人がいて、よく三人で遊んでた。
引越しのときもその二人に付き合ってもらったんだけど、Iのほうがなんか気乗りしないというか
妙にピリピリしてる。
「手伝ってもらってマジで悪い、あとでなんか奢るからさ」
というと
「いや、そういうことじゃないんだ。気にしないでよ。」
と返すばかり。
部屋の掃除とかいつもやってもらってるIは、こういうことで怒るような性格ではないと分かっていたので最初は何か向こうのほうでトラブルでもあったのかな?程度にしか考えてなかった。
4 2 2006/10/05(木)19:21:11ID:4JugQ73x0
で引越し作業も終わって、深夜料金覚悟で3人でファミレスに行ったとき、
「本当はこういうこと言いたくないんだけな」
っていきなりIが語り始めた
「おまえらさ、あの部屋で何か感じたりとか、何かみたりしなかった」
「は?」
「いや、別に。」
もう寝耳に水というか、最初は悪い冗談かと思った。その時の自分は幽霊否定派だったし。
「あそこでさ、見たんだよ。手。バスのところから伸びてる手」
「オイ、マジそういう冗談笑えないって」
ぶっちゃけ半ば切れて怒り半分でそういうと。
「いや、ごめん。そういう意味じゃないんだ。Dには悪いと思うけどさ、あとでなんかあったとき後悔したくないから一応注意ってことで、何もないなら別にいいんだ。」
自分としても気味は悪いが、これ以上話して空気が悪くなるのは嫌だったし、そこで打切ってさっさと忘れようと努めた。
でファミレスで解散して戻ったのはいいんだけど、どうにもさっきの言葉が頭から離れなくてこまる。
仕方が無いのでPCの電源をつけて、メッセ始めたんだけどそこからだった。
どういうことか漢字に変換できなくなる。
IMEの故障かと弄ってみたけど変化なし。
引越しの作業でどっか悪くなったのかと思うと、Iに学校が終わったらPC見てくれ。とメールしてその日は寝る事にした
(IはPCが得意で、自分のPCのメンテとかも勝手にやってもらってる)
その日の夜はそれで問題なく終わった。
5 3 2006/10/05(木)19:22:18ID:4JugQ73x0
翌日、Iが来てPCをつけてみると、何の問題もなく変換できる
「別に問題なさそうだけど?」
「えー、いや昨日はマジでつかなかったんだけど。」
「まぁ、治ったから別にいいじゃん」
その後は適当にゲームの話してIは帰って行った。
途中まで見送りにいって、家に帰ると、不思議な光景が待っていた。
何故かテーブルの上にノートサイズの真っ白い紙とボールペンがちょこんと置いてある。
確かにボールペンは自分のものだけど、紙に関しては記憶に無いし、そもそもこの家に来てからペンを握った試しが無い。
IはずっとPCの前にいたのでこんなことするはずないし、と思うとなんだか背筋が寒くなってきた。
気味が悪かったので紙をゴミ箱にいれて、ボールペンも机の引き出しにいれ、布団を頭から被るようにして寝た。
それからなんだけど、毎日のようにバイト先から帰ってくると、机の上に紙とボールペンが置いてある。
本当にただただそれだけなんだけど、日に日にストレスが溜まってしようがなかったので、休日におりをみてKとIに相談した。
Kはただのビビリなのでただ驚くだけだったんだけど、Iのほうは話が終わるとすぐに
「分かった。明日休みだからお前の部屋をウェブカメラで監視してやるよ。もしストーカーとか泥棒の類だったらすぐにおまえに電話するから」
なんでもネット経由でテレビ電話のように監視ができるらしく、3000円もあれば十分だというのでそのまま家電屋に直行。
その日はIやKも泊まっていった。
6 4 2006/10/05(木)19:23:39ID:4JugQ73x0
そこには確かに自分の部屋が写っていた。
そして冗談でもなんでもなく、自分の部屋にいた女の姿も・・・
いわゆるブ女。見れたもんじゃない体型に、ビチビチのジーパンとTシャツ。
そして、何故かぼやけて良く見えない顔。
Iが無言で次々と画像を送っていく。
廊下から出てきたそれが、自分の部屋をぐるぐると、何かを探すように回り、そして引き出しからボールペンを取り出して置いたあと、満足そうにさっていく様子が。
「分かったろ?まじでいたんだよ。とにかくおまえはもう家に帰るな。今までは平気だったけど、これからも何もないって保証はどこにもないぞ?」
恐怖で泣いたのはこれが生まれて始めてだった。
体がガクガク震えて、顔が熱くて溜まらない。
失禁寸前のところでIに支えながらトイレに連れて行ってもらい、そこで喚き散らした。
一暴れして落ち着くと、Iはこういった。
「まぁ、あれだよ。こういうのはマレにいるんだ。そういうことにしとけ。これはこの家から出てくることはないはずだから、おまえはもう家に戻るな。で新しい家を探せ。その間くらいはこっちで面倒みれる。新しい家見つかったら、俺とKで引越し作業するから。それでいいだろ?」
翌日のバイトは休みをとって、自分は不動産屋を駆け巡った。
もう怖くてしょうがなく、一秒でも早くあの家から縁を切りたかった。
幸いにも午前中には契約が取れて、午後には向こうの家の解約手続きに踏み切ることができた。
何か問題でもあったのか?とやたらとしつこく聞かれた辺り、こういうことは始めてだったのかもしれない。
とにかく今よりいい条件の家を紹介されたから、先着だから時間がなくて思わずそっちに申し込んだ。
といって何とか切り抜け、2日後には引っ越すことができた。
その間何の問題もなく、突然引越しの手伝い(しかも当の本人が不在)で一日をフイにしたKも
多少モンクはいいつつも特に問い詰められることはなく、無事にあの家から離れることができた。
新しい家に変わってから、しばらくはビクビク怯えていたけど、何事も1週間も過ぎるとようやく調子を取り戻してきた。
7 5 2006/10/05(木)19:25:32ID:4JugQ73x0
それから少し経って、再びファミレスで集まることになり、Kにようやく今まで起こったことを説明した。
Kは学校で怖い話(SFC)を本当にあった話だと信じてしまうような人間なので、むしろ
「それヤバクね?」
「次は俺らがのろわれるんじゃねーの?」
とかいちいちこちらを不安にさせるようなことをいう。
そんなときにIが一枚の紙をテーブルの上に置いた。
「この紙、なんだかKは分かるよな?」
「ああ、引越しのとき机の上においてあった奴でしょ?」
「これさ、真っ白い紙に見えるけどよくみると文字が書いてあるんだよ」
Iはもう一枚似たような紙を取り出すと、さっきの紙の上に重ねて、バッグから取り出した鉛筆でガリガリ擦り始めた。
そうして出来上がったものは
『さびしい、いたい、さびしい、いたい』
そんしばらく続いてたが単語がノートの半分を過ぎたあたりで
『さびしい、いない、さびしい、いない』
に変わり、最後のほうになると
『しね、しぬ、しね、しぬ、しね、しぬ』
見ていて頭が痛くなるような文に変わっていた
最初のほうは薄くて全部は読めないものも多かったが、最後のころにはしっかりと文字が浮かび上がっていた。
「一応調べてみたんだけどさ、あのアパートで死んだとか自殺した。って奴は新聞とかネットではいなかったよ。あいつが何だったのか?って聞かれると困るけど、多分Dと馬が合ったっていうのかな?多分そんな感じだと思う。事故みたいなもんなんだよ。きっと。」
それから誰が言ったわけでもなく、三人ともその話を止めてカラオケに行き、3人でまた一晩泊まって終わった。
あれから今まで、何の問題もおきてない。
Iが一度だけ、詳しくその手に関する話しをしてくれたけど、これ以上長文はうざいと思うのでここで終わり。
最後まで付き合ってくれてありがとう。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/3-7
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メモ帖にカキコしてるうちに新スレ立ってた・・・
かなり長文になるのでスルー推奨。物好きだけみれ。
これは自分が2年くらい前の話なんだが、当時色々親と揉めて一人暮らしをすることになった。
とにかく金がないので家賃が月2万3千で1DK、トイレバス付きってところをうまく見つけたので
そこにもぐりこむように生活を始めた。
自分にはIとKっていう友人がいて、よく三人で遊んでた。
引越しのときもその二人に付き合ってもらったんだけど、Iのほうがなんか気乗りしないというか
妙にピリピリしてる。
「手伝ってもらってマジで悪い、あとでなんか奢るからさ」
というと
「いや、そういうことじゃないんだ。気にしないでよ。」
と返すばかり。
部屋の掃除とかいつもやってもらってるIは、こういうことで怒るような性格ではないと分かっていたので最初は何か向こうのほうでトラブルでもあったのかな?程度にしか考えてなかった。
4 2 2006/10/05(木)19:21:11ID:4JugQ73x0
で引越し作業も終わって、深夜料金覚悟で3人でファミレスに行ったとき、
「本当はこういうこと言いたくないんだけな」
っていきなりIが語り始めた
「おまえらさ、あの部屋で何か感じたりとか、何かみたりしなかった」
「は?」
「いや、別に。」
もう寝耳に水というか、最初は悪い冗談かと思った。その時の自分は幽霊否定派だったし。
「あそこでさ、見たんだよ。手。バスのところから伸びてる手」
「オイ、マジそういう冗談笑えないって」
ぶっちゃけ半ば切れて怒り半分でそういうと。
「いや、ごめん。そういう意味じゃないんだ。Dには悪いと思うけどさ、あとでなんかあったとき後悔したくないから一応注意ってことで、何もないなら別にいいんだ。」
自分としても気味は悪いが、これ以上話して空気が悪くなるのは嫌だったし、そこで打切ってさっさと忘れようと努めた。
でファミレスで解散して戻ったのはいいんだけど、どうにもさっきの言葉が頭から離れなくてこまる。
仕方が無いのでPCの電源をつけて、メッセ始めたんだけどそこからだった。
どういうことか漢字に変換できなくなる。
IMEの故障かと弄ってみたけど変化なし。
引越しの作業でどっか悪くなったのかと思うと、Iに学校が終わったらPC見てくれ。とメールしてその日は寝る事にした
(IはPCが得意で、自分のPCのメンテとかも勝手にやってもらってる)
その日の夜はそれで問題なく終わった。
5 3 2006/10/05(木)19:22:18ID:4JugQ73x0
翌日、Iが来てPCをつけてみると、何の問題もなく変換できる
「別に問題なさそうだけど?」
「えー、いや昨日はマジでつかなかったんだけど。」
「まぁ、治ったから別にいいじゃん」
その後は適当にゲームの話してIは帰って行った。
途中まで見送りにいって、家に帰ると、不思議な光景が待っていた。
何故かテーブルの上にノートサイズの真っ白い紙とボールペンがちょこんと置いてある。
確かにボールペンは自分のものだけど、紙に関しては記憶に無いし、そもそもこの家に来てからペンを握った試しが無い。
IはずっとPCの前にいたのでこんなことするはずないし、と思うとなんだか背筋が寒くなってきた。
気味が悪かったので紙をゴミ箱にいれて、ボールペンも机の引き出しにいれ、布団を頭から被るようにして寝た。
それからなんだけど、毎日のようにバイト先から帰ってくると、机の上に紙とボールペンが置いてある。
本当にただただそれだけなんだけど、日に日にストレスが溜まってしようがなかったので、休日におりをみてKとIに相談した。
Kはただのビビリなのでただ驚くだけだったんだけど、Iのほうは話が終わるとすぐに
「分かった。明日休みだからお前の部屋をウェブカメラで監視してやるよ。もしストーカーとか泥棒の類だったらすぐにおまえに電話するから」
なんでもネット経由でテレビ電話のように監視ができるらしく、3000円もあれば十分だというのでそのまま家電屋に直行。
その日はIやKも泊まっていった。
6 4 2006/10/05(木)19:23:39ID:4JugQ73x0
そこには確かに自分の部屋が写っていた。
そして冗談でもなんでもなく、自分の部屋にいた女の姿も・・・
いわゆるブ女。見れたもんじゃない体型に、ビチビチのジーパンとTシャツ。
そして、何故かぼやけて良く見えない顔。
Iが無言で次々と画像を送っていく。
廊下から出てきたそれが、自分の部屋をぐるぐると、何かを探すように回り、そして引き出しからボールペンを取り出して置いたあと、満足そうにさっていく様子が。
「分かったろ?まじでいたんだよ。とにかくおまえはもう家に帰るな。今までは平気だったけど、これからも何もないって保証はどこにもないぞ?」
恐怖で泣いたのはこれが生まれて始めてだった。
体がガクガク震えて、顔が熱くて溜まらない。
失禁寸前のところでIに支えながらトイレに連れて行ってもらい、そこで喚き散らした。
一暴れして落ち着くと、Iはこういった。
「まぁ、あれだよ。こういうのはマレにいるんだ。そういうことにしとけ。これはこの家から出てくることはないはずだから、おまえはもう家に戻るな。で新しい家を探せ。その間くらいはこっちで面倒みれる。新しい家見つかったら、俺とKで引越し作業するから。それでいいだろ?」
翌日のバイトは休みをとって、自分は不動産屋を駆け巡った。
もう怖くてしょうがなく、一秒でも早くあの家から縁を切りたかった。
幸いにも午前中には契約が取れて、午後には向こうの家の解約手続きに踏み切ることができた。
何か問題でもあったのか?とやたらとしつこく聞かれた辺り、こういうことは始めてだったのかもしれない。
とにかく今よりいい条件の家を紹介されたから、先着だから時間がなくて思わずそっちに申し込んだ。
といって何とか切り抜け、2日後には引っ越すことができた。
その間何の問題もなく、突然引越しの手伝い(しかも当の本人が不在)で一日をフイにしたKも
多少モンクはいいつつも特に問い詰められることはなく、無事にあの家から離れることができた。
新しい家に変わってから、しばらくはビクビク怯えていたけど、何事も1週間も過ぎるとようやく調子を取り戻してきた。
7 5 2006/10/05(木)19:25:32ID:4JugQ73x0
それから少し経って、再びファミレスで集まることになり、Kにようやく今まで起こったことを説明した。
Kは学校で怖い話(SFC)を本当にあった話だと信じてしまうような人間なので、むしろ
「それヤバクね?」
「次は俺らがのろわれるんじゃねーの?」
とかいちいちこちらを不安にさせるようなことをいう。
そんなときにIが一枚の紙をテーブルの上に置いた。
「この紙、なんだかKは分かるよな?」
「ああ、引越しのとき机の上においてあった奴でしょ?」
「これさ、真っ白い紙に見えるけどよくみると文字が書いてあるんだよ」
Iはもう一枚似たような紙を取り出すと、さっきの紙の上に重ねて、バッグから取り出した鉛筆でガリガリ擦り始めた。
そうして出来上がったものは
『さびしい、いたい、さびしい、いたい』
そんしばらく続いてたが単語がノートの半分を過ぎたあたりで
『さびしい、いない、さびしい、いない』
に変わり、最後のほうになると
『しね、しぬ、しね、しぬ、しね、しぬ』
見ていて頭が痛くなるような文に変わっていた
最初のほうは薄くて全部は読めないものも多かったが、最後のころにはしっかりと文字が浮かび上がっていた。
「一応調べてみたんだけどさ、あのアパートで死んだとか自殺した。って奴は新聞とかネットではいなかったよ。あいつが何だったのか?って聞かれると困るけど、多分Dと馬が合ったっていうのかな?多分そんな感じだと思う。事故みたいなもんなんだよ。きっと。」
それから誰が言ったわけでもなく、三人ともその話を止めてカラオケに行き、3人でまた一晩泊まって終わった。
あれから今まで、何の問題もおきてない。
Iが一度だけ、詳しくその手に関する話しをしてくれたけど、これ以上長文はうざいと思うのでここで終わり。
最後まで付き合ってくれてありがとう。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/3-7
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つぶやきが聞こえる
2018.01.09 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
967 1/2 2006/10/05(木)01:09:30ID:TjN4sYwc0
中学生の頃の話。
俺は授業中にいつも机にうつぶせになって寝ているのだが、時折その状態の時に「周囲の風景が360度見渡せる状態」になることがある。
体中が目になっているようなもので、まあそれも夢だろうと言われればそれまでなのだが。
ところがその状態の時はどうも霊に対して弱いらしくて、この日はタチの悪いのに背後にくっつかれてしまった。
そいつは俺の中学の制服を着た女子で、背後に多いかぶさり、どういうわけか俺のうなじに何かを呟き続けている。
それをされると全身が総毛立ち、何ともいえない嫌な気分になるのだ。しかも動けない。
だが丁度その時、教師が近くに歩いてきたのを切欠にして無理やり金縛りを解くことに成功した。
そこまではよかったんだ。
それで終わったと思ったんだけど、その後の休み時間に背後から
「○○さん」
と苗字で呼ばれたんだ。
「ん?」
と振り返ったら、そこにはロッカーがあるだけ…誰も居ない。
それは、
「きいたこともない知らない子の声」
だった。
969 2/2 2006/10/05(木)01:19:34ID:TjN4sYwc0
その日の放課後、友達が
「また明日ー」
と言いながら下の階へ降りていくのを見送った。
その直後だった。
「ねえ、○○」
…友達の声だ。あだ名で呼ばれた。
そいつが戻ってきたんだと思い
「どうした?」
と声をかけたのだが、そいつは下の階できょとんとして
「何が?」
…二度目は「友達の声」だった。
なんだか嫌な感じがした。
不気味な話なんだが、段々と近しい存在になってきているみたいでさ。
コレ最終段階になるとどうなるんだろう、って思ってたら、数週間後の日曜にそれは来た。
部屋で布団も敷かずにゴロ寝してたら、来たんだ…あの「360度見える状態」が。
そして、ヤツもそれを狙っていたように現れた。
ゾッとしたよ。
だって、俺と背後の押入れの間の、凄い細い隙間に密着して挟まってるんだよ。
そいつの顔が見えた時はもっとゾッとしたけど。
そいつ、俺の母親の顔になってたんだ。
しかも水死体みたいに青くブクブクに膨れてて、唇がカサカサにめくれ上がってる。
自分の母親のそんな顔を想像してみろよ。
…で、そいつは、最初の時と同じように俺のうなじに唇を押し付け、前よりも聞き取れないぐらいの高速で喋っていた。
なんかの呪文っぽいのを。
これまでにない強さで息が出来ないくらい金縛られてたんだけど、その呪文が続くにつれて俺の方がなんか耐え切れなくなってきたんだ。
それで決死の覚悟で跳ね起きたら、嘘みたいに居なくなってた。
あいつ、何しようとしてたんだろう。俺なりにこれが一番怖い話ですた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/967-969
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中学生の頃の話。
俺は授業中にいつも机にうつぶせになって寝ているのだが、時折その状態の時に「周囲の風景が360度見渡せる状態」になることがある。
体中が目になっているようなもので、まあそれも夢だろうと言われればそれまでなのだが。
ところがその状態の時はどうも霊に対して弱いらしくて、この日はタチの悪いのに背後にくっつかれてしまった。
そいつは俺の中学の制服を着た女子で、背後に多いかぶさり、どういうわけか俺のうなじに何かを呟き続けている。
それをされると全身が総毛立ち、何ともいえない嫌な気分になるのだ。しかも動けない。
だが丁度その時、教師が近くに歩いてきたのを切欠にして無理やり金縛りを解くことに成功した。
そこまではよかったんだ。
それで終わったと思ったんだけど、その後の休み時間に背後から
「○○さん」
と苗字で呼ばれたんだ。
「ん?」
と振り返ったら、そこにはロッカーがあるだけ…誰も居ない。
それは、
「きいたこともない知らない子の声」
だった。
969 2/2 2006/10/05(木)01:19:34ID:TjN4sYwc0
その日の放課後、友達が
「また明日ー」
と言いながら下の階へ降りていくのを見送った。
その直後だった。
「ねえ、○○」
…友達の声だ。あだ名で呼ばれた。
そいつが戻ってきたんだと思い
「どうした?」
と声をかけたのだが、そいつは下の階できょとんとして
「何が?」
…二度目は「友達の声」だった。
なんだか嫌な感じがした。
不気味な話なんだが、段々と近しい存在になってきているみたいでさ。
コレ最終段階になるとどうなるんだろう、って思ってたら、数週間後の日曜にそれは来た。
部屋で布団も敷かずにゴロ寝してたら、来たんだ…あの「360度見える状態」が。
そして、ヤツもそれを狙っていたように現れた。
ゾッとしたよ。
だって、俺と背後の押入れの間の、凄い細い隙間に密着して挟まってるんだよ。
そいつの顔が見えた時はもっとゾッとしたけど。
そいつ、俺の母親の顔になってたんだ。
しかも水死体みたいに青くブクブクに膨れてて、唇がカサカサにめくれ上がってる。
自分の母親のそんな顔を想像してみろよ。
…で、そいつは、最初の時と同じように俺のうなじに唇を押し付け、前よりも聞き取れないぐらいの高速で喋っていた。
なんかの呪文っぽいのを。
これまでにない強さで息が出来ないくらい金縛られてたんだけど、その呪文が続くにつれて俺の方がなんか耐え切れなくなってきたんだ。
それで決死の覚悟で跳ね起きたら、嘘みたいに居なくなってた。
あいつ、何しようとしてたんだろう。俺なりにこれが一番怖い話ですた。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?144
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1159108400/967-969
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