都市伝説・・・奇憚・・・blog
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トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い
2018.03.02 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
862名前:⑦⑦⑦ 2018/02/18(Sun)11:55:40
高校生の時、部活の合宿で海の傍の民宿に泊まり込んだことがあった。
怖い顔をしたおっさんが経営する民宿で、安いだけにボロボロで今にも倒れそうな木造だった。
夜、板張りの広い部屋で皆で雑魚寝していると、突然俺は揺り起こされた。
寝ぼけ眼でぼんやりと起こした奴を眺めると、そいつが
「トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い」
と俺に囁くように言った。
俺は眠くてしょうがなかったが、そいつが
「頼むよ お願いだよ」
としつこく頼むので、分かった分かったと言って布団から抜け出して、皆を起こさない様に、そいつと抜き足差し足で部屋を出た。
トイレはどこにあるんだよ、と聞くと、海の家の外にあるんだが、臭いし汚いし、何より明かりが無いから暗くて怖い、とそいつは情けない声を出した。
俺はやれやれと思いながらそいつと廊下を抜け、海の家の玄関までやってきた。
そして玄関の戸に手を掛けようとした時、突然
「何しよんかあぁ!!」
と大声が響いた。
口から心臓が飛び出しそうになった俺が慌てて振り向くと、民宿のおっさんが懐中電灯をこちらに向けながら憤怒の形相をしていた。
863名前:⑦⑦⑦ 2018/02/18(Sun)11:57:47
「いや、こいつがトイレに……」
と言おうとすると、おっさんが
「出て行けぇ!!」
と言いながら何かの粉をこちらにぶつけてきた。
塩だった。
俺は訳も分からず
「はい、はい、すんません」
と言いながら出て行こうと戸に手を掛けると、
「お前じゃない!!そいつだ!!」
とおっさんは叫んだ。
俺が混乱しながら突っ立っていると、突然パチンと音がして辺りが明るくなった。
おっさんが電灯を点けたのだった。
と、隣にいたはずの友人がいなくなっていた。
代わりに、俺とソイツが歩いて来た道筋に、濡れた足跡が点々とこちらまで続いていた。
「危なかったな。沈められるとこだったぞ」
とおっさんは言った。
おっさんに
「もう寝ろ」
と言われ、全身鳥肌を立てながら部屋に戻ると、俺以外の全員の部員が布団で寝ていた。
抜け出していたのは俺だけだった。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
高校生の時、部活の合宿で海の傍の民宿に泊まり込んだことがあった。
怖い顔をしたおっさんが経営する民宿で、安いだけにボロボロで今にも倒れそうな木造だった。
夜、板張りの広い部屋で皆で雑魚寝していると、突然俺は揺り起こされた。
寝ぼけ眼でぼんやりと起こした奴を眺めると、そいつが
「トイレに行きたいけど、一人じゃ怖い」
と俺に囁くように言った。
俺は眠くてしょうがなかったが、そいつが
「頼むよ お願いだよ」
としつこく頼むので、分かった分かったと言って布団から抜け出して、皆を起こさない様に、そいつと抜き足差し足で部屋を出た。
トイレはどこにあるんだよ、と聞くと、海の家の外にあるんだが、臭いし汚いし、何より明かりが無いから暗くて怖い、とそいつは情けない声を出した。
俺はやれやれと思いながらそいつと廊下を抜け、海の家の玄関までやってきた。
そして玄関の戸に手を掛けようとした時、突然
「何しよんかあぁ!!」
と大声が響いた。
口から心臓が飛び出しそうになった俺が慌てて振り向くと、民宿のおっさんが懐中電灯をこちらに向けながら憤怒の形相をしていた。
863名前:⑦⑦⑦ 2018/02/18(Sun)11:57:47
「いや、こいつがトイレに……」
と言おうとすると、おっさんが
「出て行けぇ!!」
と言いながら何かの粉をこちらにぶつけてきた。
塩だった。
俺は訳も分からず
「はい、はい、すんません」
と言いながら出て行こうと戸に手を掛けると、
「お前じゃない!!そいつだ!!」
とおっさんは叫んだ。
俺が混乱しながら突っ立っていると、突然パチンと音がして辺りが明るくなった。
おっさんが電灯を点けたのだった。
と、隣にいたはずの友人がいなくなっていた。
代わりに、俺とソイツが歩いて来た道筋に、濡れた足跡が点々とこちらまで続いていた。
「危なかったな。沈められるとこだったぞ」
とおっさんは言った。
おっさんに
「もう寝ろ」
と言われ、全身鳥肌を立てながら部屋に戻ると、俺以外の全員の部員が布団で寝ていた。
抜け出していたのは俺だけだった。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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起きてるかー?
2018.02.28 (Wed) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
858名前:⑦⑦⑦ 2018/02/12(Mon)08:24:32
968本当にあった怖い名無し
短大の時にまた体験した話です。
高校で海外生活の楽しさに味をしめてしまったので、短大も留学プログラムのあるとこを狙い撃ちし、見事入学する事となりました。
2年生になる直前の春休み、私はシンガポールでの留学プログラムに参加する事ができました。
お世話になったのは留学先の学校で教師をしているパパ、他の学校で教師をしているママ、高校生と中学生の妹、住込のインド系お手伝いさんの女性という、堅い感じの家庭でした。
与えられたのは2階の階段脇の部屋。
夜は警報装置が稼働しているので、絶対に1階に降りてはいけないと言われました。
学校へはたまにパパと一緒に行く程度で、いつもは電車とバスを乗り継いで通っていました。
969本当にあった怖い名無し
学校にも慣れ、妹が実はかなりのヤンチャだと知って急速に仲良くなった頃でした。
夜遅くまでバカ話で盛り上がってしまって、自分の部屋でガッツリと惰眠を貪っていました。
コンコン、と部屋のドアをノックされました。
起きてるか?とか言いながら、何度もノックしてきました。
パパの声でした。
こっちは眠くてたまらなかったので、いっそ寝てる事にしてやり過ごそうとか思ってたのだが、そのうちドアノブをガチャガチャやってきた。
その間も、起きてるかー?とかノックとか。
学校は休みのはずなのに、なんとも朝からアグレッシブ。
何か用があるのかなぁ。
つか、さすがに寝たふりは礼に欠くよなぁって思って。
起き上がってドアのトコまで行って、ドア越しに応えた。
すんません。
今起きました。
着替えたら下に降りますね。
って返したら、ノックとかも止んで、下に降りてく気配がした。
とりあえず適当に着替えて、部屋の鍵を開けて1階に降りてった。
859名前:⑦⑦⑦ 2018/02/12(Mon)08:30:14
970本当にあった怖い名無し
1階に降りると、お手伝いさんが掃除をしていた。
あれ?パパは?
と聞くと、すでに出掛けたとの事。
早ぇなぁ。
さっきパパに起こされて、着替えて降りてきたのにって言ったら、お手伝いさんがギョッとした顔でこっちを見た。
「さっき?」
「うん、さっき。起きろー言われてノックされてさ、何か急ぎの用かなって思ったんだけど。」
「…ダンナ様はもう2時間前にお出掛けになりましたよ?」
「…じゃあ、さっき部屋に来たのは?」
「さっきも何も、誰も2階には行ってないですよ?」
1階は、平たく言うとワンフロアぶち抜き型で、玄関から一番奥のリビングの窓まで一直線で見渡せる。
もしもさっき来たのがパパだとしても、掃除中のお手伝いさんが見逃すはずもなく。
じゃあ誰さー!?
嫌ァァァーッ!!
って、二人して大絶叫。
お掃除もソコソコに、二人で夕方近くまで外出した。
971本当にあった怖い名無し
晩御飯の時間、みんなが揃ったテーブルで今朝の事を話した。
途端、全員の顔色が変わった。
またか、とパパが呟いた。
実はこの家に越してきてから何度かそういう事があったという。
ただノックをして、起きてるかと聞いてくるだけったから放置していたという。
そして、家族全員がその経験者で、ノッカーが来たとかってたまに話題にしていたらしい。
ここ数年はノッカーも現れなかったのですっかり忘れてたようだった。
去年からここで働き始めたお手伝いさんもそれは初耳だったようで、私と二人でガクブルしながらパパの話を聞いていた。
972本当にあった怖い名無し
でも一つ気になって、聞いてみた。
ドアは開けようとしなかったのか、と。
ノッカーがドアを開けようとしたと私が話すと、みんなの表情が恐怖に歪んだ。
今まで、そんなアグレッシブな事はしてこなかったと。
「鍵、かけててよかったね…」
中学生の妹が呟いた。
全くだ。
それ一度きりで、ノッカーには出会わなかった。
でも帰国後、引っ越しをしたと手紙が来た。
妹がノッカーを見てしまい、これ以上この家には住めないと判断したという。
ノッカーが何だったのかは教えてもらえなかったし、知らない方がいいと言われたので言及もしていない。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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968本当にあった怖い名無し
短大の時にまた体験した話です。
高校で海外生活の楽しさに味をしめてしまったので、短大も留学プログラムのあるとこを狙い撃ちし、見事入学する事となりました。
2年生になる直前の春休み、私はシンガポールでの留学プログラムに参加する事ができました。
お世話になったのは留学先の学校で教師をしているパパ、他の学校で教師をしているママ、高校生と中学生の妹、住込のインド系お手伝いさんの女性という、堅い感じの家庭でした。
与えられたのは2階の階段脇の部屋。
夜は警報装置が稼働しているので、絶対に1階に降りてはいけないと言われました。
学校へはたまにパパと一緒に行く程度で、いつもは電車とバスを乗り継いで通っていました。
969本当にあった怖い名無し
学校にも慣れ、妹が実はかなりのヤンチャだと知って急速に仲良くなった頃でした。
夜遅くまでバカ話で盛り上がってしまって、自分の部屋でガッツリと惰眠を貪っていました。
コンコン、と部屋のドアをノックされました。
起きてるか?とか言いながら、何度もノックしてきました。
パパの声でした。
こっちは眠くてたまらなかったので、いっそ寝てる事にしてやり過ごそうとか思ってたのだが、そのうちドアノブをガチャガチャやってきた。
その間も、起きてるかー?とかノックとか。
学校は休みのはずなのに、なんとも朝からアグレッシブ。
何か用があるのかなぁ。
つか、さすがに寝たふりは礼に欠くよなぁって思って。
起き上がってドアのトコまで行って、ドア越しに応えた。
すんません。
今起きました。
着替えたら下に降りますね。
って返したら、ノックとかも止んで、下に降りてく気配がした。
とりあえず適当に着替えて、部屋の鍵を開けて1階に降りてった。
859名前:⑦⑦⑦ 2018/02/12(Mon)08:30:14
970本当にあった怖い名無し
1階に降りると、お手伝いさんが掃除をしていた。
あれ?パパは?
と聞くと、すでに出掛けたとの事。
早ぇなぁ。
さっきパパに起こされて、着替えて降りてきたのにって言ったら、お手伝いさんがギョッとした顔でこっちを見た。
「さっき?」
「うん、さっき。起きろー言われてノックされてさ、何か急ぎの用かなって思ったんだけど。」
「…ダンナ様はもう2時間前にお出掛けになりましたよ?」
「…じゃあ、さっき部屋に来たのは?」
「さっきも何も、誰も2階には行ってないですよ?」
1階は、平たく言うとワンフロアぶち抜き型で、玄関から一番奥のリビングの窓まで一直線で見渡せる。
もしもさっき来たのがパパだとしても、掃除中のお手伝いさんが見逃すはずもなく。
じゃあ誰さー!?
嫌ァァァーッ!!
って、二人して大絶叫。
お掃除もソコソコに、二人で夕方近くまで外出した。
971本当にあった怖い名無し
晩御飯の時間、みんなが揃ったテーブルで今朝の事を話した。
途端、全員の顔色が変わった。
またか、とパパが呟いた。
実はこの家に越してきてから何度かそういう事があったという。
ただノックをして、起きてるかと聞いてくるだけったから放置していたという。
そして、家族全員がその経験者で、ノッカーが来たとかってたまに話題にしていたらしい。
ここ数年はノッカーも現れなかったのですっかり忘れてたようだった。
去年からここで働き始めたお手伝いさんもそれは初耳だったようで、私と二人でガクブルしながらパパの話を聞いていた。
972本当にあった怖い名無し
でも一つ気になって、聞いてみた。
ドアは開けようとしなかったのか、と。
ノッカーがドアを開けようとしたと私が話すと、みんなの表情が恐怖に歪んだ。
今まで、そんなアグレッシブな事はしてこなかったと。
「鍵、かけててよかったね…」
中学生の妹が呟いた。
全くだ。
それ一度きりで、ノッカーには出会わなかった。
でも帰国後、引っ越しをしたと手紙が来た。
妹がノッカーを見てしまい、これ以上この家には住めないと判断したという。
ノッカーが何だったのかは教えてもらえなかったし、知らない方がいいと言われたので言及もしていない。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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往復するモノ
2018.02.27 (Tue) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
409本当にあった怖い名無し 2006/10/19(木)09:33:19ID:6OG1zU560
さっき(夜中)に体験した自分的に洒落コワ体験。
日頃彼氏の方が先に寝る生活なので、横に寝そべって洒落コワまとめサイトを携帯で熟読するのが日課なんです。
まぁ今日もいつものように彼氏が先に布団に入ったので電気を消して横にねそべって携帯でちまちま・・・
「目悪くなるから電気つけとけよー」
と言われつつ、まぁいいか、とほったらかして読んでたんですが・・・
2時間くらいたったかな?3時半位に、突然彼がなんか呻きだし、
「ん~・・」
とか
「やめろ」
みたいな事をボソボソ言い出して、普段寝言とかはほとんど言わないのでびっくりして声をかけると
「彼:何みとる?」
「私:え?しゃれこわ」
「彼:いらんことすんな!すぐ消せ!」
「私:え??え?なに?」
「彼:いいからはよ消せ!寝れん!」
410本当にあった怖い名無し 2006/10/19(木)09:33:58ID:6OG1zU560
突然の事に少々パニックになり、なんとなく怖くなって携帯を閉じ眠れずに朝まで時間をつぶしていました・・・
普段は彼も洒落コワのまとめを読んでいるし、寝る前は読んでいるのを見ていながらとめる素振りも無かったのに何で?と思いつつ、その後すぐに寝てしまった彼がおきるのを待つことに・・・
先ほど8時半頃、彼がおきて夜中の事を聞くと、どうやら彼の枕元?で、足が(詳しくは教えてくれなかった)ウロウロと往復を繰り返していたそうです。
性別も不明、彼に聞いてみても聞かない方がいい、と教えてくれませんでした・・・彼が仕事に行って取り残された自分は正直ガクブル。
普段彼はこういった冗談も言わないし、霊体験をしたなんていうタイプでもないし、なんだったのかよくわからないまま、間接的心霊体験をしてしまいました。
相変わらず自分だけが怖かった感が否めないままご報告終わり。
ぶっちゃけ今後ろ見るのとかすごいイヤなので記憶から消します。エヘ。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?146
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1160826850/409-410
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さっき(夜中)に体験した自分的に洒落コワ体験。
日頃彼氏の方が先に寝る生活なので、横に寝そべって洒落コワまとめサイトを携帯で熟読するのが日課なんです。
まぁ今日もいつものように彼氏が先に布団に入ったので電気を消して横にねそべって携帯でちまちま・・・
「目悪くなるから電気つけとけよー」
と言われつつ、まぁいいか、とほったらかして読んでたんですが・・・
2時間くらいたったかな?3時半位に、突然彼がなんか呻きだし、
「ん~・・」
とか
「やめろ」
みたいな事をボソボソ言い出して、普段寝言とかはほとんど言わないのでびっくりして声をかけると
「彼:何みとる?」
「私:え?しゃれこわ」
「彼:いらんことすんな!すぐ消せ!」
「私:え??え?なに?」
「彼:いいからはよ消せ!寝れん!」
410本当にあった怖い名無し 2006/10/19(木)09:33:58ID:6OG1zU560
突然の事に少々パニックになり、なんとなく怖くなって携帯を閉じ眠れずに朝まで時間をつぶしていました・・・
普段は彼も洒落コワのまとめを読んでいるし、寝る前は読んでいるのを見ていながらとめる素振りも無かったのに何で?と思いつつ、その後すぐに寝てしまった彼がおきるのを待つことに・・・
先ほど8時半頃、彼がおきて夜中の事を聞くと、どうやら彼の枕元?で、足が(詳しくは教えてくれなかった)ウロウロと往復を繰り返していたそうです。
性別も不明、彼に聞いてみても聞かない方がいい、と教えてくれませんでした・・・彼が仕事に行って取り残された自分は正直ガクブル。
普段彼はこういった冗談も言わないし、霊体験をしたなんていうタイプでもないし、なんだったのかよくわからないまま、間接的心霊体験をしてしまいました。
相変わらず自分だけが怖かった感が否めないままご報告終わり。
ぶっちゃけ今後ろ見るのとかすごいイヤなので記憶から消します。エヘ。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?146
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1160826850/409-410
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