都市伝説・・・奇憚・・・blog
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此所には泊めさせないさぁー!
2018.03.12 (Mon) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
879名前:⑦⑦⑦ 2018/03/12(Mon)08:45:47
まぁ僕の話を読んで下さい!
あれは1997年の9月の事でした。
僕は放浪癖があって、インドやインドネシア、沖縄が大好きでその時も沖縄の八重山、石垣島に滞在してました。
民宿では歓迎するしないに関わらず、半強制的に『島唄』を唄わされてました。
いい加減嫌なんだけどあれ!
で、民宿のジジ、ババに好かれた俺は離島から帰って来たら最優先で泊めてもらえるとの確約を耳に、離島に行く事にしました。
そこは石垣からボートで3時間、波照間島です。
波照間島は噂に違わず何にもない島でした。
サトウキビ畑と空港と満点の星の島です。
最高です!
しかしそこには『碑』がありました。
礎に書いてある内容は端的にいえばこんなもんでした。
【太平洋戦争の時、波照間から那覇に渡った児童ン十人はマラリアで死にました。
これは那覇の中佐、某の衛生管理が不十分だったからです。
我々は、この島の児童の死を慈しみ、二度とこのような事のない社会を築き上げて行く事を祈り、二度と戦争のない社会を望みます】
波照間にいれば何の問題もなかったのに、那覇に行ったばかりに、死ななければいけなかった子供達・・・
僕は暮れ行く夕日の中で感傷的に泣きました!
でもこれがいけなかった・・・
どうも憑かれたみたいなんです。
880名前:⑦⑦⑦ 2018/03/12(Mon)08:48:08
僕の泊まった民宿はその『碑』から直線で300m、一本道でした。
その夜の事です。
僕は夢を見ました。
夢の中で、その『碑』から僕の部屋まで子供がズラズラっと並んでる。
何百人です。
で、次々に僕の部屋にピョン、ピョン飛び込んで来るのです。
そして耳もとでわけの分からない事をくしゃくしゃと話しながら消えて行くのです。
最初は寛大だった(何故?)私もついに切れて
「うるさあぁぁぁあい!!」
と言って目が覚めました。
部屋を見ると、窓が少し開いてます。
でも、部屋は奮発してエアコン付きにしましたので、窓が開いてるわけがないのです。
不思議に思いながら立ち上がると・・・
起きれない!
頭が痛い!
寒気がする!
もう何をするにも億劫です。
本当に何をするにも全く力が抜けてしまうのです。
全身がけだるく、力が入らない。
これは経験がないながらも
『もしかしてマラリアの症状なのでは?』
と思いました。
僕はふらふらになりながらも、明後日の飛行機に間に合うべく石垣に帰りました。
これは本当に全精力を傾けて石垣行きの船に乗ったといっても過言ではありません。
881名前:⑦⑦⑦ 2018/03/12(Mon)08:49:52
やっとこさ石垣に帰って、『島唄』を唄った民宿に向かいました。
離島に行く前、何時帰って来ても温かく迎えてくれると確約した民宿です。
けど、民宿のジジは僕の顔を見た瞬間、大声で言いました!
「此所には泊めさせないさぁー!」
僕がどんなにお願いしても、ガンとして泊めようとはしません。
「じーさん、俺が帰って来たら泊めてくれるって言ったじゃん!」
って言っても頑なに首を縦には振りません。
しかも、僕の方は全く見ず、僕の肩の後ろを見てます!
俺の後ろに何があるさぁー!!
結局、どんなにお願いしてもその民宿に泊めてもらう事は出来ませんでした。
港に近く、便利だったのですが、僕は虚脱した身体を引きずりながら、リゾートホテルに宿泊しました。
(内心断られるんじゃないかとひやひやしましたよ!)
で、翌日、飛行機で東京に帰りました。
不思議なのは、那覇トランジットまでは悪寒が残ってたのに、本土上空に(鹿児島とかその辺り)に戻ると嘘のように悪寒がなくなって、羽田に降り立つ頃は普通の体でした。
以上です。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
.
まぁ僕の話を読んで下さい!
あれは1997年の9月の事でした。
僕は放浪癖があって、インドやインドネシア、沖縄が大好きでその時も沖縄の八重山、石垣島に滞在してました。
民宿では歓迎するしないに関わらず、半強制的に『島唄』を唄わされてました。
いい加減嫌なんだけどあれ!
で、民宿のジジ、ババに好かれた俺は離島から帰って来たら最優先で泊めてもらえるとの確約を耳に、離島に行く事にしました。
そこは石垣からボートで3時間、波照間島です。
波照間島は噂に違わず何にもない島でした。
サトウキビ畑と空港と満点の星の島です。
最高です!
しかしそこには『碑』がありました。
礎に書いてある内容は端的にいえばこんなもんでした。
【太平洋戦争の時、波照間から那覇に渡った児童ン十人はマラリアで死にました。
これは那覇の中佐、某の衛生管理が不十分だったからです。
我々は、この島の児童の死を慈しみ、二度とこのような事のない社会を築き上げて行く事を祈り、二度と戦争のない社会を望みます】
波照間にいれば何の問題もなかったのに、那覇に行ったばかりに、死ななければいけなかった子供達・・・
僕は暮れ行く夕日の中で感傷的に泣きました!
でもこれがいけなかった・・・
どうも憑かれたみたいなんです。
880名前:⑦⑦⑦ 2018/03/12(Mon)08:48:08
僕の泊まった民宿はその『碑』から直線で300m、一本道でした。
その夜の事です。
僕は夢を見ました。
夢の中で、その『碑』から僕の部屋まで子供がズラズラっと並んでる。
何百人です。
で、次々に僕の部屋にピョン、ピョン飛び込んで来るのです。
そして耳もとでわけの分からない事をくしゃくしゃと話しながら消えて行くのです。
最初は寛大だった(何故?)私もついに切れて
「うるさあぁぁぁあい!!」
と言って目が覚めました。
部屋を見ると、窓が少し開いてます。
でも、部屋は奮発してエアコン付きにしましたので、窓が開いてるわけがないのです。
不思議に思いながら立ち上がると・・・
起きれない!
頭が痛い!
寒気がする!
もう何をするにも億劫です。
本当に何をするにも全く力が抜けてしまうのです。
全身がけだるく、力が入らない。
これは経験がないながらも
『もしかしてマラリアの症状なのでは?』
と思いました。
僕はふらふらになりながらも、明後日の飛行機に間に合うべく石垣に帰りました。
これは本当に全精力を傾けて石垣行きの船に乗ったといっても過言ではありません。
881名前:⑦⑦⑦ 2018/03/12(Mon)08:49:52
やっとこさ石垣に帰って、『島唄』を唄った民宿に向かいました。
離島に行く前、何時帰って来ても温かく迎えてくれると確約した民宿です。
けど、民宿のジジは僕の顔を見た瞬間、大声で言いました!
「此所には泊めさせないさぁー!」
僕がどんなにお願いしても、ガンとして泊めようとはしません。
「じーさん、俺が帰って来たら泊めてくれるって言ったじゃん!」
って言っても頑なに首を縦には振りません。
しかも、僕の方は全く見ず、僕の肩の後ろを見てます!
俺の後ろに何があるさぁー!!
結局、どんなにお願いしてもその民宿に泊めてもらう事は出来ませんでした。
港に近く、便利だったのですが、僕は虚脱した身体を引きずりながら、リゾートホテルに宿泊しました。
(内心断られるんじゃないかとひやひやしましたよ!)
で、翌日、飛行機で東京に帰りました。
不思議なのは、那覇トランジットまでは悪寒が残ってたのに、本土上空に(鹿児島とかその辺り)に戻ると嘘のように悪寒がなくなって、羽田に降り立つ頃は普通の体でした。
以上です。
(※⑦⑦⑦さんからの投稿です。ありがとうございました)
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心霊スポットから拾ってきたもの
2018.03.10 (Sat) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
548:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:54:42ID:AGtS0ebU0
その時の状況をリアルに表現するために各人の会話を盛り込んでますので、少し小説っぽいかもしれませんがご了承ください。
オレが高校2年生の時のことです。掲示板である心霊スポットを発見しました。
そこの場所でさらに検索してみるとなんと地元だったんです。
Yahooで地図をプリントし、クラスの友達4人(A、B、C、D)を誘って計5人で心霊スポットに行ってみることにしました。
そこへは自転車で1時間くらいで、着いた時は少々疲れましたが、その心霊スポットの不気味さのせいか疲れなんてまったく感じませんでした。
そこは木造の古い旅館(?)でかなりボロボロでした。
しかしいざ入ってみると大したことなく何も出ないし聞こえなかったです。
全くつまらなくて写真を撮ったり、落ちているビデオテープやCDを拾ったり、カセットを録音したりして帰路につきました。
帰りは
「つまらなかった!!」
とオレはみんなからバッシングをうけながら帰ることになりました。
549:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:56:00ID:AGtS0ebU0
そして次の週、Aの家に、撮った写真やビデオを見たり、カセットやCDを聴いた
りするために集まりました。
写真は普通でしたし、CDも傷つきまくりで全然再生できません、録ったテープもオレたちの話し声ばかり。
本当につまらなかったです。
最後はビデオテープ。
みんな心霊スポットに落ちていたテープということでかなり期待しています。
Aがビデオデッキの再生ボタンを押します。
「………………………」
真っ暗な画面からは何も聞こえません。
そしていきなりマンションが映しだされました。
D「んっ!?」
オレ「どっかで見たなぁ」
A「オレのマンションやないか!!」
C「お前馬鹿か!(笑)似たマンションなんていくらでもあるやろ。」
画面ではビデオカメラを持った人物がマンションの玄関に入り、呼び出しインターホンの号室番号を押します。
3…0……2…………
A「オレの号室やないかぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
Aが叫んだその時。
ピ━ンポ━━━━ン。
インターホンが鳴ります。
みんなは脅えた顔で見合わせました。
B「お前出ろよ」
A「お前が出ろよ!」
D「ジャンケンで……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
550:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:56:50ID:AGtS0ebU0
そんなこと言っていると、画面の中の人物の前の自動ドアが開きます。
誰かがマンション内から出てきたのです。管理人でした。
しかし管理人は人物のほうを見ることなくマンション外にいきます。
C「………マンションの中に入ってきたぞ………」
B「ヤバイって……」
D「A!!鍵しめろ!」
画面の中の人物はエレベータで3階にやってきます。
その時Cが言いました
C「こ…これビデオだろ?今の出来事が放送されてるわけねぇぢゃん(笑)」
しかしオレはあることに気付きました。
オレ「でも…日付が…」
オレが言うとみんなの視線が画面右下の日付のところを向きます。
みんなはいっせいに自分の携帯を開き時刻を確認します……
・・・・・・・今日です。しかも今現在のことです。
A「ギャアァぁぁぁぁぁぁあ!」
B「ワァァ!」
C「なんだよこれ先週拾ったやつだろォ!」
D「警察呼べよ!」
オレ「夢だよなぁ……」
オレたちは泣きながら抱き合っていました。
本当にあの時は怖かったです。
そんなオレたちのことにはお構い無しに画面の中の人物は3階でエレベータから降り302号室に向かって歩いてきます。
そして302号室の前で止まります……
551:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:58:18ID:AGtS0ebU0
ピ━ンポ━━━━━ン、ピ━ンポ━━━ン、2回鳴ります。
ここまで確実にきていました。
D「…来ちゃったよ…………」
Dが言うと、みんなどうする?と言わんばかりに顔を見合わせます。
C「とりあえず、偶然かもしんないし、玄関まで言って確認しようぜ」
そう言うとみんな立ち上がり玄関まで行きます。
……………1分くらい何も出来ずに玄関の前で立ち尽くす時間が過ぎました。
その間はテレビ画面は見れていません。
そしてまたピ━ンポ━━━━━ン、ピ━ンポ━━━━━ン。
みんなもう泣くだけで何も言いません。
また沈黙が10秒くらい続きます。
A「っふ(笑)意外と親かもしんない。」
脅えて泣いている自分を無理矢理抑え込んで作ったAの笑顔が印象的でした。
そしてAが一歩踏み出しドアスコープを覗きます。
…………………………また沈黙が10秒くらい流れます。
Aの表情はかわりません。ただドアスコープを無表情で覗きこんでいます。
そしていきなり表情が凍りつきました。
横から見ていたオレが感じるにかなりの恐怖の表情でした。
「…そっ…そういうわけだったんね」
552:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:58:52ID:AGtS0ebU0
そういうとAは部屋に戻りました。
他のみんなは唖然としています。
C「なっ何がだよ!」
B「えっ誰やったん?」
D「親なん?」
みんなが聞いてもAは無視でした。
Aは再び玄関に戻って来ました。
手にはビデオテープがあります。
どうやら停止して取り出したようです。
A「みんな帰ってよ。」
みんな状況が未だにのみこめません。
そんなオレらを無理矢理押してAは帰らせようとさせました。
Aがドアを開けると誰もいません。
C「誰だったんだよ!」
A「知らないほうがえぇ。」
オレは『くねくね』のワンフレーズ思い出しましたのを覚えています。
Aはそう言うとまるで邪魔と言わんばかりに俺たちを家から追い出しました。
オレらは無理矢理追い出されると、沈黙しエレベータに乗り、帰りました。
B「・・・なんだんだよ・・」
C「いみわかんね・・」
みんな家に帰ってAにメールや電話はしましたが全く連絡がつきませんでした。
Aはずっと学校に来ませんでした。
Aの家に行ったりしましたが、母親が出てきて
「体調は悪いので今日は帰ってちょうだい」
の一点張りでした。
そしてAは3週間くらいしてどこかへ転校しました。
担任に聞くと
「家庭の事情だから・・・」
としか答えてくれませんでした。
553:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:59:24ID:AGtS0ebU0
それから1ヶ月くらいしてBが学校に例の件の写真とカセットを持ってきました。
C「なんにもなかったやんか」
D「正直もう思い出したくないねんけど」
オレもDと同意見でした。
もうあんなことは思い出したくありません。
B「変なこと気付いたんよ…オレだけじゃ理解できんわ…」
そういうとBはカセットテープをカセットテープウォークマンで再生しました。
しばらく聞いていると……
C「普通のテープやんけ」
B「気づかんの!?この声誰よ!」
テープにはオレたち5人とは別に全く知らない人の話声が入っています。
みんな気付かないわけです。全然幽霊やお化けって感じじゃないんです。
普通の人間の声でした。
それに極々普通にオレたちの会話の輪に入っています。
まるで6人で行って一人存在を忘れているかのようでした。
しかし男か女かは判別できない声でした。
オレ「……誰だよコイツ」
D「誰かの声が裏返っているんじゃね?」
B「でも明らかにオレたちの声じゃないヤツがいるだろ」
C「怖いこと言うなよ!」
554:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)22:00:30ID:AGtS0ebU0
B「まぁテープはいいから写真見て。」
そう言うとBはあの日撮った20数枚の写真のうちの7枚くらいを出しました。
その7枚は5人が脅えた顔で写ってる写真でした。
D「普通のみんなの写真じゃねぇかよ。何も変な手や変なモヤ、顔何て写ってねぇぞ(笑)」
C「なんかおかしいのか?」
B「その"みんなの写真"ってのがおかしいんだよ!なんで5人みんな写ってるんだよ!」
オレは正直かなりビビりました。
その写真はオレ、A、D、B、Cの順で廊下を歩いている写真です。
AとCの脅えた横顔が伺えます。……………………………………
それから3分くらい4人は写真を凝視したまま固まっていました。
D「あっ…あれだろ?タイマーで写真とるやつだろォ?ビビらせんなよ!」
B「これインスタントだからそんな機能ねぇよ!」
C「だっ誰だよ!写真撮ったやつ!AとBだろ!?」
B「あぁオレとAだよ。でもオレはこんなアングルの写真撮ってねぇ。だいたいオレもAもこの写真に写ってんじゃねぇか。誰かオレら5人以外誰かがシャッター切ったとしか思えねえよ!」
D「あれじゃね?輪ゴムでインスタントカメラにタイマー機能みたいのつけるのあったじゃん!」
B「あるけど、それ何処にどうやって仕掛けるんだよ!みんな動いてたんたぞ。タイマー機能でぴったりみんな収めて撮れるわけないだろ。だいたいこんなアングル撮れるような高い位置のカメラ置ける場所なんてあったか?カメラが宙に浮いていたとでも言うのか?明らかに誰かが撮っただろ。」
……………それから誰も何も言わずでした。
学校の帰りに空き地で写真とテープを燃やし、それからオレらは遊んでもいませんし、話してもいません。
彼らがどういう進路にしたかもわかりません。
あとあのビデオとCDはAが持っていましたので行方はわかりません。
オチがないつまらない話でしたが、最後まで読んでいただければ幸いです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?146
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1160826850/548-554
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その時の状況をリアルに表現するために各人の会話を盛り込んでますので、少し小説っぽいかもしれませんがご了承ください。
オレが高校2年生の時のことです。掲示板である心霊スポットを発見しました。
そこの場所でさらに検索してみるとなんと地元だったんです。
Yahooで地図をプリントし、クラスの友達4人(A、B、C、D)を誘って計5人で心霊スポットに行ってみることにしました。
そこへは自転車で1時間くらいで、着いた時は少々疲れましたが、その心霊スポットの不気味さのせいか疲れなんてまったく感じませんでした。
そこは木造の古い旅館(?)でかなりボロボロでした。
しかしいざ入ってみると大したことなく何も出ないし聞こえなかったです。
全くつまらなくて写真を撮ったり、落ちているビデオテープやCDを拾ったり、カセットを録音したりして帰路につきました。
帰りは
「つまらなかった!!」
とオレはみんなからバッシングをうけながら帰ることになりました。
549:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:56:00ID:AGtS0ebU0
そして次の週、Aの家に、撮った写真やビデオを見たり、カセットやCDを聴いた
りするために集まりました。
写真は普通でしたし、CDも傷つきまくりで全然再生できません、録ったテープもオレたちの話し声ばかり。
本当につまらなかったです。
最後はビデオテープ。
みんな心霊スポットに落ちていたテープということでかなり期待しています。
Aがビデオデッキの再生ボタンを押します。
「………………………」
真っ暗な画面からは何も聞こえません。
そしていきなりマンションが映しだされました。
D「んっ!?」
オレ「どっかで見たなぁ」
A「オレのマンションやないか!!」
C「お前馬鹿か!(笑)似たマンションなんていくらでもあるやろ。」
画面ではビデオカメラを持った人物がマンションの玄関に入り、呼び出しインターホンの号室番号を押します。
3…0……2…………
A「オレの号室やないかぁぁぁぁぁぁぁあ!!」
Aが叫んだその時。
ピ━ンポ━━━━ン。
インターホンが鳴ります。
みんなは脅えた顔で見合わせました。
B「お前出ろよ」
A「お前が出ろよ!」
D「ジャンケンで……」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
550:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:56:50ID:AGtS0ebU0
そんなこと言っていると、画面の中の人物の前の自動ドアが開きます。
誰かがマンション内から出てきたのです。管理人でした。
しかし管理人は人物のほうを見ることなくマンション外にいきます。
C「………マンションの中に入ってきたぞ………」
B「ヤバイって……」
D「A!!鍵しめろ!」
画面の中の人物はエレベータで3階にやってきます。
その時Cが言いました
C「こ…これビデオだろ?今の出来事が放送されてるわけねぇぢゃん(笑)」
しかしオレはあることに気付きました。
オレ「でも…日付が…」
オレが言うとみんなの視線が画面右下の日付のところを向きます。
みんなはいっせいに自分の携帯を開き時刻を確認します……
・・・・・・・今日です。しかも今現在のことです。
A「ギャアァぁぁぁぁぁぁあ!」
B「ワァァ!」
C「なんだよこれ先週拾ったやつだろォ!」
D「警察呼べよ!」
オレ「夢だよなぁ……」
オレたちは泣きながら抱き合っていました。
本当にあの時は怖かったです。
そんなオレたちのことにはお構い無しに画面の中の人物は3階でエレベータから降り302号室に向かって歩いてきます。
そして302号室の前で止まります……
551:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:58:18ID:AGtS0ebU0
ピ━ンポ━━━━━ン、ピ━ンポ━━━ン、2回鳴ります。
ここまで確実にきていました。
D「…来ちゃったよ…………」
Dが言うと、みんなどうする?と言わんばかりに顔を見合わせます。
C「とりあえず、偶然かもしんないし、玄関まで言って確認しようぜ」
そう言うとみんな立ち上がり玄関まで行きます。
……………1分くらい何も出来ずに玄関の前で立ち尽くす時間が過ぎました。
その間はテレビ画面は見れていません。
そしてまたピ━ンポ━━━━━ン、ピ━ンポ━━━━━ン。
みんなもう泣くだけで何も言いません。
また沈黙が10秒くらい続きます。
A「っふ(笑)意外と親かもしんない。」
脅えて泣いている自分を無理矢理抑え込んで作ったAの笑顔が印象的でした。
そしてAが一歩踏み出しドアスコープを覗きます。
…………………………また沈黙が10秒くらい流れます。
Aの表情はかわりません。ただドアスコープを無表情で覗きこんでいます。
そしていきなり表情が凍りつきました。
横から見ていたオレが感じるにかなりの恐怖の表情でした。
「…そっ…そういうわけだったんね」
552:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:58:52ID:AGtS0ebU0
そういうとAは部屋に戻りました。
他のみんなは唖然としています。
C「なっ何がだよ!」
B「えっ誰やったん?」
D「親なん?」
みんなが聞いてもAは無視でした。
Aは再び玄関に戻って来ました。
手にはビデオテープがあります。
どうやら停止して取り出したようです。
A「みんな帰ってよ。」
みんな状況が未だにのみこめません。
そんなオレらを無理矢理押してAは帰らせようとさせました。
Aがドアを開けると誰もいません。
C「誰だったんだよ!」
A「知らないほうがえぇ。」
オレは『くねくね』のワンフレーズ思い出しましたのを覚えています。
Aはそう言うとまるで邪魔と言わんばかりに俺たちを家から追い出しました。
オレらは無理矢理追い出されると、沈黙しエレベータに乗り、帰りました。
B「・・・なんだんだよ・・」
C「いみわかんね・・」
みんな家に帰ってAにメールや電話はしましたが全く連絡がつきませんでした。
Aはずっと学校に来ませんでした。
Aの家に行ったりしましたが、母親が出てきて
「体調は悪いので今日は帰ってちょうだい」
の一点張りでした。
そしてAは3週間くらいしてどこかへ転校しました。
担任に聞くと
「家庭の事情だから・・・」
としか答えてくれませんでした。
553:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)21:59:24ID:AGtS0ebU0
それから1ヶ月くらいしてBが学校に例の件の写真とカセットを持ってきました。
C「なんにもなかったやんか」
D「正直もう思い出したくないねんけど」
オレもDと同意見でした。
もうあんなことは思い出したくありません。
B「変なこと気付いたんよ…オレだけじゃ理解できんわ…」
そういうとBはカセットテープをカセットテープウォークマンで再生しました。
しばらく聞いていると……
C「普通のテープやんけ」
B「気づかんの!?この声誰よ!」
テープにはオレたち5人とは別に全く知らない人の話声が入っています。
みんな気付かないわけです。全然幽霊やお化けって感じじゃないんです。
普通の人間の声でした。
それに極々普通にオレたちの会話の輪に入っています。
まるで6人で行って一人存在を忘れているかのようでした。
しかし男か女かは判別できない声でした。
オレ「……誰だよコイツ」
D「誰かの声が裏返っているんじゃね?」
B「でも明らかにオレたちの声じゃないヤツがいるだろ」
C「怖いこと言うなよ!」
554:本当にあった怖い名無し:2006/10/20(金)22:00:30ID:AGtS0ebU0
B「まぁテープはいいから写真見て。」
そう言うとBはあの日撮った20数枚の写真のうちの7枚くらいを出しました。
その7枚は5人が脅えた顔で写ってる写真でした。
D「普通のみんなの写真じゃねぇかよ。何も変な手や変なモヤ、顔何て写ってねぇぞ(笑)」
C「なんかおかしいのか?」
B「その"みんなの写真"ってのがおかしいんだよ!なんで5人みんな写ってるんだよ!」
オレは正直かなりビビりました。
その写真はオレ、A、D、B、Cの順で廊下を歩いている写真です。
AとCの脅えた横顔が伺えます。……………………………………
それから3分くらい4人は写真を凝視したまま固まっていました。
D「あっ…あれだろ?タイマーで写真とるやつだろォ?ビビらせんなよ!」
B「これインスタントだからそんな機能ねぇよ!」
C「だっ誰だよ!写真撮ったやつ!AとBだろ!?」
B「あぁオレとAだよ。でもオレはこんなアングルの写真撮ってねぇ。だいたいオレもAもこの写真に写ってんじゃねぇか。誰かオレら5人以外誰かがシャッター切ったとしか思えねえよ!」
D「あれじゃね?輪ゴムでインスタントカメラにタイマー機能みたいのつけるのあったじゃん!」
B「あるけど、それ何処にどうやって仕掛けるんだよ!みんな動いてたんたぞ。タイマー機能でぴったりみんな収めて撮れるわけないだろ。だいたいこんなアングル撮れるような高い位置のカメラ置ける場所なんてあったか?カメラが宙に浮いていたとでも言うのか?明らかに誰かが撮っただろ。」
……………それから誰も何も言わずでした。
学校の帰りに空き地で写真とテープを燃やし、それからオレらは遊んでもいませんし、話してもいません。
彼らがどういう進路にしたかもわかりません。
あとあのビデオとCDはAが持っていましたので行方はわかりません。
オチがないつまらない話でしたが、最後まで読んでいただければ幸いです。
引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?146
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1160826850/548-554
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真冬に半袖半ズボン姿でいるのが好きな子供が公園で遊んでいるのを見守ってる母親
2018.03.09 (Fri) | Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象
85:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)21:12:58.82ID:XGBuA9Gc0.net
高校生の頃の体験なんだけど、、
友達と夜中3人集まって、その日はたまたま普段あまり行かない公園で雑談しながらグダグダしてたんだ。
結構広い公園なんだけど遊具がブランコしかなくて俺と友達Aがブランコに座って、友達Bがブランコを囲んでる柵に腰掛けて前からこちらに話かけている状況をまず想像してもらいたい。
しばらくして右隣に座ってるAの方を何気なく見たとき右目の視界の隅で何か動いた気配がしたから視線を後ろにやると真冬なのに半袖半ズボンの少年が後ろの柵の中をグルグル走ってた。
一瞬わけわかんなくてドッキリかとか心の中でいろいろ考えた。
「そうだ!Bはこちらを向いてるから後ろの状況見てるはず」
と思ってBを見ると普通にAと会話してる。。
86:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)21:22:39.60ID:XGBuA9Gc0.net
いよいよコレはやべーやつだと悟って2人には自然な流れで
「寒いから場所変えね?」
と言ってもう振り返ることなく公園をあとにした。
少し歩くと明るい駅前に出たので、その話をするとAが
「…後ろでしょ?ずーっと砂を擦るような音がしてた…俺気づいてた…」
Bは
「マジ?俺の方向からは公園の外から俺らの方見てる女の人見えてたんだけど…住宅の人で通報されたのかと思ってたわw」
とそれぞれあの公園で妙な体験をしていた。
因みに3人ともビビりだからその日は一番近いBの家に泊めてもらい一睡もせずに恋愛話や下ネタ話で紛らわせましたとさw
87:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)21:26:10.64ID:C3Z+o7Mh0.net
男三人で下ネタ話か夢がある
90:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)22:00:42.13ID:a3X5KIpl0.net
真冬に半袖半ズボン姿でいるのが好きな子供が公園で遊んでいるのを見守ってる母親。
引用元:ほんのりと怖い話スレ 128
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1517886776/85-90
.
高校生の頃の体験なんだけど、、
友達と夜中3人集まって、その日はたまたま普段あまり行かない公園で雑談しながらグダグダしてたんだ。
結構広い公園なんだけど遊具がブランコしかなくて俺と友達Aがブランコに座って、友達Bがブランコを囲んでる柵に腰掛けて前からこちらに話かけている状況をまず想像してもらいたい。
しばらくして右隣に座ってるAの方を何気なく見たとき右目の視界の隅で何か動いた気配がしたから視線を後ろにやると真冬なのに半袖半ズボンの少年が後ろの柵の中をグルグル走ってた。
一瞬わけわかんなくてドッキリかとか心の中でいろいろ考えた。
「そうだ!Bはこちらを向いてるから後ろの状況見てるはず」
と思ってBを見ると普通にAと会話してる。。
86:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)21:22:39.60ID:XGBuA9Gc0.net
いよいよコレはやべーやつだと悟って2人には自然な流れで
「寒いから場所変えね?」
と言ってもう振り返ることなく公園をあとにした。
少し歩くと明るい駅前に出たので、その話をするとAが
「…後ろでしょ?ずーっと砂を擦るような音がしてた…俺気づいてた…」
Bは
「マジ?俺の方向からは公園の外から俺らの方見てる女の人見えてたんだけど…住宅の人で通報されたのかと思ってたわw」
とそれぞれあの公園で妙な体験をしていた。
因みに3人ともビビりだからその日は一番近いBの家に泊めてもらい一睡もせずに恋愛話や下ネタ話で紛らわせましたとさw
87:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)21:26:10.64ID:C3Z+o7Mh0.net
男三人で下ネタ話か夢がある
90:本当にあった怖い名無し[]2018/02/08(木)22:00:42.13ID:a3X5KIpl0.net
真冬に半袖半ズボン姿でいるのが好きな子供が公園で遊んでいるのを見守ってる母親。
引用元:ほんのりと怖い話スレ 128
http://toro.2ch.sc/test/read.cgi/occult/1517886776/85-90
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