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都市伝説・・・奇憚・・・blog

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2025.02.25 (Tue) Category : 

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金縛りにあってみたい

2018.09.08 (Sat) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

252:1:2006/12/18(月)13:02:58ID:2lPskBxm0
中学生くらいのころの話。
僕は正直、お化けとか霊とかは信じていない。
(もっと言うなら、オカルト全般を信じていないし、占いも嫌い)
けれど、一度だけ、未だに説明がつかない体験をしたことがある。
それは同時に、人生でダントツで怖い体験だった。

僕は中学生になるまで、「金縛り」と言うのを体験したことがなかった。
テレビや人の話でその単語が出るたびに、僕は
「金縛りにあってみたいなぁ」
と思っていた。

時々、父や母に「金縛り」について色々聞いてみたりするのだが、
「脳だけが覚醒しているのに、体にその指令がいかなくて・・・」
などと、原理の説明をしてくれるだけで、大事なところは聞けずじまいだった。
僕が知りたいのは、「金縛りの感覚」そのものだったのだ。

しかし今思えば、誰かに
「クシャミってどんな感じ」
と聞かれても相手に納得させるだけの説明をするのは難しいように、こういう生理現象は言葉では上手く表現できない。
それが余計に「金縛り」についての興味を掻き立てた。
それは本当に純粋な好奇心からくるものだった。

そして、望んでなれるものでもないだけに、
「僕は、もしかしたら金縛りにならない体質なのか」
と、いつしか心のどこかで焦るまでになった。なんだか変な話だけれど。
(僕はその頃、金縛りと同じように、『足がつる』という現象にも同様に憧れた。結局それはしばらくして、高校でクラブ活動中に叶った。)



255:2:2006/12/18(月)13:10:25ID:2lPskBxm0
ある夜、僕は自分が夢の中にいるな、と言うことに気がついた。
直前までの記憶が、あぶり出しみたいに脳に広がってくる一瞬の感覚。
つまり、僕は自分の部屋のベッドで眠り、夢を見ている。
おかしな夢だった。…たいてい夢というものはおかしいものだ。
そして、他人に話すと意外につまらないものだ。

けれど、その日の夢は特に異質だった。
つまり、あまりにも普通すぎたのだ。
僕は自分の部屋のベッドで眠っている。そして、夢の主人公である僕は、
「眠る僕を客観的に見つめていた」
のだった。

ああ、僕が寝ているなと僕は思う。しばらく僕は「眠る僕」を見つめる。
僕は六畳の広さの自分の部屋の真ん中に立っている。
部屋には勉強机があり、本棚があり、ベッドがあり、その上に僕が寝ている。

僕はもう一度考える。
「ああ、僕はぐっすり眠っているんだな」
と。

突然、違和感がする。そして僕は目覚める。
感覚が眠っていた僕に戻る。
しかし、体が動かない。僕は目覚めたはずなのに。
僕は思う。
「これがあの、金縛りなんじゃないか」
と。

しかし、今ならわかるのだけれど、それは絶対に金縛りではなかった。
僕はさっき感じた違和感が、まだ消えていないことに気づいている。
なんだかおかしい。何かがおかしい。
僕はまだ、目覚めていないのではないか?と思う。
しかし僕は確かに呼吸している。その感覚が確かにある。

汗が止まらない。違和感が消えない。消えないどころか、それは大きくなっている。
違和感の正体が、僕にはわからない。頭が上手く働かない。ただ、
「絶対に変わるはずのない事が、変わってしまっている」
という漠然とした感覚だけを感じていた。だから目覚めたのだ。



256:3:2006/12/18(月)13:15:02ID:2lPskBxm0
違和感の正体に僕は気づく。というより、
「変わってしまったものの正体」
に僕は気づいた。つまり、もう引き返せない所まで事態が進んでしまったということだ。
今感じているのは、異変の予感ではなく、異変そのものだったのだ。

僕はゆっくりと、真横に引き寄せられていた。
重力の方向が変わったみたいに、僕は横に落ちていたのだ。
「嫌だ」
と僕は思う。そっちに行きたくない、と思う。

しかし体が動かない。いや、違う。動かしてはいけないのだ、と思った。
ルールで決まっているから、という感じだった。体は動きませんよ、と。
僕は怖かった。僕は気づいてしまった。ああ、クローゼットだ。
僕は部屋の壁にあるクローゼットに向かって落ちていたのだ。

そんな所には行きたくないと僕は思った。嫌だ、嫌だ、嫌だ。
汗が止まらない。落ちていく感覚。嫌だ、嫌だ、嫌だ。
僕は部屋の真ん中に誰かが立っているような気がした。
確かな悪意を僕は感じた。

嫌だ。そっちには行きたくない、と僕は全身に力を込めた。



258:終:2006/12/18(月)13:25:10ID:2lPskBxm0
僕は落ちる感覚が無くなっても、しばらくの間、動けなかった。
汗が止まらない。怖くて目を開けられない。

20分程そのままでいると、誰かがドアを開けた。弟の声だった。
「おやすみ。もう寝た?」
と彼は言った。
僕は搾り出すようにして声を出した。
待ってくれ、怖かったんだ、と。




それからしばらくして、ちゃんと金縛りにもあった。
なんだ、動けないだけじゃんか、というのがそのときの感想だった。
僕は未だにあれがなんだったのか説明ができない。

ただ、僕は怖くて、その後しばらくは、クローゼットを開けないまま生活した。
もともと物置同然だったので、あんまり開けることもない場所だったのだ。
僕は幽霊やお化けは信じない。けれど、説明できないこともあるのかな、と思うようになった。あまり深く考えたくないから。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話をあつめてみない?153
https://hobby7.5ch.net/test/read.cgi/occult/1166257709/252-258




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何故か開閉する自動ドア

2018.09.07 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

606:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2018/08/16(木)01:09:37.45ID:g7srj/A70.net
いきなりですまないが俺の職場で起こったことを書こうと思う。

俺は某機械メーカーの工場に勤務しているのだが、工場には幽霊が出るという噂が深夜見回りを行う警備員の間で囁かれている。

その噂の中に、深夜x工場の廊下を白い影だけの存在が歩き回っているという噂がある。

ここまでが前置き



607:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2018/08/16(木)01:11:05.95ID:g7srj/A70.net
ここからが体験談

x工場には隣にもう一棟大きな工場が建ってあり、工場同士を繋ぐように通路が繋がっているのだが、その通路の自動扉は故障しているらしく回りに人がいないのに勝手に開閉を繰り返していた。

ある夜のこと、俺は仕事が遅くなり夜中の工場で一人マシンのメンテナンスをしていた。
メンテナンスをしていた機械では定期的に水を入れる必要があったので俺はバケツに水を入れ、台車に乗せて運んでいた。
丁度件の壊れた自動扉を通過した少し先で、俺は通路に置かれていた荷物と台車をぶつけて水を少しこぼしてしまった。

通路を汚したままにすると翌日何を言われるか分からない。
俺はマシンのメンテナンスを終えた後に水を拭き取るウエスを持って自動扉の前に戻って来た。



608:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2018/08/16(木)01:14:22.86ID:g7srj/A70.net
扉の前に来たとき、違和感を感じた。
バケツの水がこぼれてできた水溜まりに自動扉の方向に向かって足跡が付いていたのだ。

x工場では、安全のため作業員は作業用安全靴を履くことを義務付けられているのだが、その足跡は安全靴の裏についているような滑り止めのギザギザ模様がなく、スリッパのような、まるで平たい面で着けたような後だった。

加えて、工場に残っているのは俺一人で他の社員は全員帰宅していることを既に確認していた。
工場内も作業場以外に灯りが付いていることはなく、警備員が見回りに来るような時間でもない。
隣の工場も先程俺がバケツに水を汲んだ際に施錠し、鍵は俺のポケットの中にある。

泥棒かと思いびくびくしながら隣の工場の様子を確認しに向かったが扉には鍵がかかっており、誰かが中にいる様子もない。
何もないのかと安堵して自動扉の前に戻り、水溜まりを拭き取ろうと身を屈めたとき、水たまりの水面に白い影のようなものが扉の方へ横切る様子が写った。
びっくりして立ち上がり周囲を確認するが周りには特に何もなく、水面に映り込むような白いものも見当たらない。



609:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2018/08/16(木)01:17:04.11ID:g7srj/A70.net
気のせいかと思い再び水を拭き取ろうとしたとき、背後の自動扉が突然開閉を繰り返し始めた。
扉の前には当然何もない。だが、扉の目の前に平たい面で付けたような足跡が付いていることにその時始めて気が付いた。

え?俺がさっき隣の工場見に行った時にそんな足跡はあっただろうか?
思い返しても水溜まりは自動扉の方向へ点々と付いていただけで扉の前にはなかったように思う。

そこで俺は先日警備員から聞いた噂を思い出して恐怖を感じ、急いで水溜まりを拭き取って工場から逃げるように帰宅した。
帰り際に工場内を消灯する際、自動扉をちらりと見たが扉はまだ開閉を繰り返していた。



610:本当にあった怖い名無し[]投稿日:2018/08/16(木)01:19:13.36ID:g7srj/A70.net
その後は特に異常はなく、工場で事故があったとか過去に人が亡くなったという話も特に聞かない。

ただ件の自動扉は、何度か修理の業者が来て扉を直そうとしているのを見たが、未だに直っておらず誰もいないのに時々開閉を繰り返している。

何気なく立ち寄ったコンビニで、あるいは職場や病院で、人もいないのに扉が開閉を繰り返しているという様子はよく見るし大抵のことはセンサーの誤作動で説明がつく。
しかし、扉に付けられた赤外線センサーが異常なのではなく、人の目に見えない何かが扉の前にあり、センサーはそれを検出しているのだということを、考えずにはいられない。

目に見えない何かが常にそこにいて、自分達の周りを平然と歩き回っていると考えると恐ろしい。

以上
オカルトな話ではないのかもしれないしオチのない話ですまないが今現在も続いている話。



引用元:死ぬ程洒落にならない怖い話を集めてみない?351
https://www.logsoku.com/r/2ch.sc/occult/1529557486/606-610




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山好きな友人から聞いた体験談

2018.09.07 (Fri) Category : ホラー・怪奇現象・不思議現象

945本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)19:06:00.14ID:NC3XZmNo0
8月15日にNHKBSで放送された、異界百名山という番組を見たか?

山でおこった不思議な体験を話を体験者自身が語るという番組なんだけど、実は似たような話を山好きな友人から聞いたことがあったんだ

NHKの体験者はかいつまんでいうと

その人は山道を補修する仕事をしている人で、ある日仲間数人と山小屋で一泊することになった

山小屋の扉は重かったがやっと開けて中で寝ていると夜も更けてからどすんどすんと地面をたたく音と鈴の音が外から聞こえてきたそうだ
その音はどんどん山小屋に近づいてくる

やがて山小屋の扉の前までその音が来たかと思うとすっと扉が開けられ、山小屋の中をどすんどすんと地面をたたきながら歩き回るのがわかった

怖くて怖くて皆でお経を唱えながら目を閉じてじっとしていたそうだが、しばらくしてそれは山小屋をでていったとか

NHKに出ていた体験者は後から考えればあれは誰かが守ってくれていたんだろうなと美談のように語っていたが・・・

自分が山好きの友人から聞いた話はそこから先があったんだ



948本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)19:38:37.29ID:NC3XZmNo0
友人の話はこうだ

一人で山に登り、夜テントを張り寝ていると、どすっ、どすっと地面をつく音が聞こえてきた
人っ子一人いない夜の山、深い闇と静寂の中その音はどんどんテントに近づいてくる

高い山の中にいると不思議な体験はよくするそうで、すぐにああ人間じゃないなとわかった友人はそのままテントの中でじっとしていたそうだ

どすっ、どすっ、どすっ・・・

音は友人のすぐそばまで来た

地面をつく棒がみえた

次は顔を突かれる!ととっさに友人は身構えたが棒は友人の顔も体も逸れてそのまま遠ざかっていった



949本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)19:43:19.96ID:NC3XZmNo0
雪崩に巻き込まれ遭難した人を探すときは、一列に並んで雪を棒を突き刺しながら進んでいくんだってな

あれってもしかして・・・と友人は思ったそうだ



947本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)19:20:59.87ID:xzs3yuZ+0
>>945
あの番組は田中康弘の山怪がベースになっている
ご友人も山怪を読まれたのでは?



950本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)20:02:49.98ID:YAYzsE9uO
>>949
ゾンデか!
どっかにゾンデで雪に埋まった人を探す手伝いをしたら、その晩に怖い体験をした話も有ったな。



951本当にあった怖い名無し2018/08/26(日)20:08:30.68ID:xzs3yuZ+0
>>949
続きは安曇潤平風味なのね
錫杖とゾンデがどう繋がるのかわからんけど



引用元:【新】海・山にまつわる怖い話・不思議な話 1
http://mao.5ch.net/test/read.cgi/occult/1502541708/945-951




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